ロシア日刊紙『イズベスチア』(9月25日付)は、シリアへのS-300防空システム供与発表を受けて、ロシア国防省が、シリア領内への今後の攻撃を回避するため、レーダー危機および通信機器を妨害するためのサイバー戦争関連の設備を増強したと伝えた。
RT(9月24日付)によると、シリア軍へのS-300防空システムの供与と合わせて、ロシアは、①ロシア軍のみに装備されていた官制システムをシリア空軍中央司令部に供与し、ロシア軍機の領空での行動を動きを把握できるようにするとともに、③シリア沖の地中海で電磁妨害を行い、シリアに対する攻撃を阻止するため、レーダー、衛星通信、航空機の飛行を妨害する、ことを決定している。
AFP, September 25, 2018、ANHA, September 25, 2018、AP, September 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 25, 2018、al-Hayat, September 26, 2018、Izvestia, September 25, 2018、Reuters, September 25, 2018、RT, September 24, 2018、SANA, September 25, 2018、UPI, September 25, 2018などをもとに作成。
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