新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構は「密輸業者」の仲介でダルアー県のシリア政府支配地域に潜入するも、裏切られて殺害される(2018年12月28日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月28日付)によると、新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構のアブー・ジュライビーブ・トゥーバースィー司令官、幹部のアブー・タルハ・ムハンディス氏、サルマーン・トゥーニスィー氏(チュニジア人)が、潜入していた県東部のシリア政府支配地域で殺害された。

フッラース・ディーン機構は同地で、シリア政府関係者を狙った特殊作戦を行うため、「密輸業者」に金を支払い、潜入したが、彼らに裏切られ、殺害されたという。

AFP, December 28, 2018、ANHA, December 28, 2018、AP, December 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2018、al-Hayat, December 29, 2018、Reuters, December 28, 2018、SANA, December 28, 2018、UPI, December 28, 2018などをもとに作成。

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