ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官「アサド政権が化学兵器を使用すれば、極めて強い報復を受けることになるだろう」(2019年1月5日)

ジョン・ボルトン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は、ドナルド・トランプ米大統領によるシリア駐留米軍撤退決定に関して、「米国の姿勢に何の変化もない…。アサド政権が化学兵器を使用すれば、これまで我々が2度にわたって行ったように、極めて強い報復を受けることになるだろう。だからアサド政権はこのことについていかなる幻想も抱かない方がよい」と述べた。

ボルトン補佐官はまた「我々が撤退方法の詳細に立ち入らないことに関して、我々が行っていることが大量破壊兵器使用に対抗するという我々の姿勢が弱まっているとアサド政権が考えないよう、我々は望んでいる」と付言した。

ロイター通信(1月5日付)が伝えた。

AFP, January 5, 2019、ANHA, January 5, 2019、AP, January 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2019、al-Hayat, January 5, 2019、Reuters, January 5, 2019、SANA, January 5, 2019、UPI, January 5, 2019などをもとに作成。

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