東部獅子軍がロシアとタンフ国境通行所一帯地域の処遇、戦闘員の退去、ルクバーン・キャンプの難民の処遇をめぐり協議(2019年1月5日)

バーディヤ24(1月5日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動を続ける東部獅子軍とロシア軍が、シリア駐留米軍の撤退への対応を協議するための交渉を行っていると伝えた。

複数の消息筋によると、交渉では、東部獅子軍の戦闘員や装備を、トルコの同意を得たうえで、シリア北部に移送することが話し合われているという。

東部獅子軍は55キロ地帯で活動するほかの武装集団をも代表して交渉に望んでおり、ヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに収容されているシリア難民の移送についても協議がなされているという。

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これに関して、北・東シリア自治局の顧問を務めるバドラーン・ジャヤークルド氏は、ロイター通信(1月9日付)に対して、同自治区側がロシアを仲介国として、シリア政府との政治合意にいたるための工程表を提示し、シリア政府側からの回答を待っていることを明らかにした。

AFP, January 5, 2019、ANHA, January 5, 2019、AP, January 5, 2019、al-Badiya 24, January 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 5, 2019、al-Hayat, January 5, 2019、Reuters, January 5, 2019、SANA, January 5, 2019、UPI, January 5, 2019などをもとに作成。

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