シリア政府と和解したダマスカス郊外県バラダー渓谷出身の元反体制武装集団メンバー約200人が帰還を認められず(2019年3月29日)

サウト・アースィマ(3月29日付)は、国民安全保障会議(アリー・マムルーク議長)がダマスカス郊外県のバラダー渓谷の村長らに対して、帰還が認められない同地出身者のリストを開示したと伝えた。

リストは3部あり、それぞれ115人、68人、23人の氏名が記載されているという。

そのほとんどが、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバーだが、「治安上の理由」で帰還が認められないという。

AFP, March 29, 2019、ANHA, March 29, 2019、AP, March 29, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2019、al-Hayat, March 30, 2019、Reuters, March 29, 2019、SANA, March 29, 2019、Sawt al-‘Asima, March 29, 2019、UPI, March 29, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.