ロシア難民受入移送居住センター:難民87人と国内避難民(IDPs)485人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は649,008人、2019年以降帰還したIDPsは73,915人に(2021年2月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月21日付)を公開し、2月20日に難民87人(うち女性27人、子供45人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民87人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,008人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,760人(うち女性76,278人、子ども129,144人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,736,110人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,288人(うち女性263,554人、子供447,635人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は73,915人(うち女性26,329人、子供29,063人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,342,511人(うち女性409,047人、子供673,062人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2021をもとに作成。

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