国連安保理はシリアのすべての紛争当事者にヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの人道支援物資搬入・配給を認めるよう求める(2015年4月20日)

国連安保理は、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線によるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへの侵攻・占拠を受けプレス向け声明(SC/11865-PAL/2187、http://www.un.org/press/en/2015/sc11865.doc.htm)を採択し、シリアにおけるすべての紛争当事者に同キャンプへの人道支援物資搬入・配給を認めるよう求めるとともに、UNRWAによる支援活動への支援とキャンプ内の民間人保護の必要を強調した。

プレス向け声明(SC/11865-PAL/2187)の内容は以下の通り:

The Members of the Security Council expressed their deep concern regarding the grave humanitarian situation in Yarmouk Refugee Camp in Syria.

The Members of the Security Council called for unhindered humanitarian access to the Yarmouk Camp and for the protection of civilians inside the Camp. They welcomed United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East’s (UNRWA) and the Deputy Special Envoy’s recent efforts in Syria and stressed the need to support the emergency relief effort for civilians in Yarmouk including through funding the $30 million emergency appeal and to provide the diplomatic and political support for UNRWA.

The Members of the Security Council underscored support for United Nations efforts to assist trapped Palestinian refugees in Yarmouk through a three-point plan that includes: 1) Providing assistance for civilians who are unwilling or unable to leave Yarmouk; 2) Assisting those who want to "temporarily relocate" from the camp to do so in accordance with international humanitarian law and with appropriate safeguards that they will be allowed to do so safely and freely; and 3) Assisting Yarmouk residents who have already fled.

The Members of the Security Council called on all parties to support the United Nations framework and to comply with their obligations under international humanitarian law, international human rights and refugee laws, and demanded that all parties cease all attacks against civilians, including shelling and aerial bombardment.

The Members of the Security Council condemned all acts of terrorism perpetrated and demanded that ISIL [Islamic State in Iraq and the Levant/Sham] and Al-Nusra Front, United Nations Security Council-designated terrorist organizations, withdraw from Yarmouk Camp immediately.

The Members of the Security Council called on all parties to immediately implement the relevant Security Council resolutions including Security Council resolutions 2139 (2014), 2165 (2014) and 2191 (2014) and in line with the international humanitarian law.

The Members of the Security Council stressed that the Council has to remain seized on this matter.

AFP, April 21, 2015、AP, April 21, 2015、ARA News, April 21, 2015、Champress, April 21, 2015、al-Hayat, April 22, 2015、Iraqi News, April 21, 2015、Kull-na Shuraka’, April 21, 2015、al-Mada Press, April 21, 2015、Naharnet, April 21, 2015、NNA, April 21, 2015、Reuters, April 21, 2015、SANA, April 21, 2015、UPI, April 21, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局アサーイシュがジャズィーラ地区国防大臣や270人を強盗・略奪容疑で逮捕(2015年4月20日)

クッルナー・シュラカー(4月20日付)は、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区のアサーイシュが、アブドゥルカリーム・サールーハーン防衛自衛委員長(国防大臣)、同副委員会、人民防衛隊隊員約270人を強盗、車輌盗難、商店略奪容疑で逮捕し、ダイリーク刑務所(ハサカ県)に拘留した、と報じた。

AFP, April 20, 2015、AP, April 20, 2015、ARA News, April 20, 2015、Champress, April 20, 2015、al-Hayat, April 21, 2015、Iraqi News, April 20, 2015、Kull-na Shuraka’, April 20, 2015、al-Mada Press, April 20, 2015、Naharnet, April 20, 2015、NNA, April 20, 2015、Reuters, April 20, 2015、SANA, April 20, 2015、UPI, April 20, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がフランス2のインタビューに応じる:「責任がないというのは正確な言い方ではない。なぜならみなに責任があるからだ。政府にも責任はあり、我々一人一人に責任がある」(2015年4月20日)

アサド大統領はフランス2の単独インタビューに応じた(http://www.francetvinfo.fr/monde/revolte-en-syrie/video-regardez-l-entretien-integral-de-bachar-al-assad_882167.html#xtatc=INT-5)。

インタビューは主に英語によって行われ、全文(http://www.sana.sy/en/?p=37034)およびアラビア語全訳(http://www.sana.sy/%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d9%8a%d8%b3-%d8%a7%d9%84%d8%a3%d8%b3%d8%af-%d9%84%d9%82%d9%86%d8%a7%d8%a9-%d9%81%d8%b1%d8%a7%d9%86%d8%b32-%d9%81%d8%b1%d9%86%d8%b3%d8%a7-%d9%83%d8%a7%d9%86%d8%aa-%d8%b1.html)はSANA(4月20日付)に掲載された。

SANA, April 20, 2015
SANA, April 20, 2015

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

「紛争の最初の数週間に、テロリストは欧米諸国や地域諸国の支援を受けてシリア情勢に浸透した…。政府である我々の役割は社会と市民を守ることにある。もしあなたが言ったこと(アサド大統領は弾圧という蛮行などを行ったがゆえ、混乱の責任があるとのインタビューアーの発言)が正しいと言うのなら、国民に対して野蛮な振る舞いをし、彼らを殺し、対立する当事者が大国の支援を受けているなかで、政府、あるいは大統領が…どうして4年間も持ちこたえることができたというのか?」

「紛争の6日目に最初の警官が殺害された。どのように? 平和的デモによってか?… 彼はテロリストに殺害されたのだ。銃を持ち、警官を撃つような者はテロリストだ。ジハード主義者であろうがなかろうが問題ではない。なぜなら警官を殺したからだ」。

「すべての政府は自由を支持すべきだ。だがそれは憲法のもとにおいてだ。自由は市民を殺すことを意味するのか? 警官を殺し、学校、病院、電力、インフラを破壊することか? これらは政府ではなくシリア国民のものだ」。

「ISIS(ダーイシュ(イスラーム国)は2006年にイラクで米国の監督のもとに作られたようなものだ。私はイラクにいたことはないし、イラクを支配もしていない。米国がイラクを支配していた。ISISがイラクからシリアに来たのは、混乱が波及したためだ…。シリアに混乱が生じたため、ISISはシリアに来た。ISISが来る前は、ヌスラ戦線、すなわちアル=カーイダが来たし、その前はムスリム同胞団が来た。彼らはいずれも同じ根を持っている」。

「(シリアでの混乱発生・激化の)責任がないというのは正確な言い方ではない。なぜならみなに責任があるからだ…。政府にも責任はあり、我々一人一人に責任がある。すべてのシリア人に責任がある。しかしここにISISをもたらしたのかが何かについて私は話したい。それは混乱、あなたがたの政府…、フランス政府だ」。

「欧米諸国の武器を持ち、その支援を受けている者たちがISISになった。彼らはあなたの国、欧米諸国の支援を受けていた…。あなた方が「穏健」だという者たちは、ISISが台頭したり、欧米諸国が…ヌスラ戦線の存在を認める以前の2012年には、シリア軍兵士の心臓を食べるビデオを公開していた」。

(樽爆弾に関して)「我々の軍が無差別殺戮兵器を使用しているなどということは聞いたことがない。我々の軍を含めて、標的を定めないで兵器を使用する軍などない…。また無差別殺戮という場合…それは使い方が問題になる。その証拠に、米国の無人戦闘機はパキスタンやアフガニスタンで、テロリストよりも多くの民間人を殺している。世界でもっとも精巧な兵器なのにだ。爆弾の種類が問題なのではない。我々が保有しているのは通常の爆弾、兵器だ」。

(シリア軍ヘリコプターが樽爆弾を投下するビデオ、写真などの証拠に関して)「こうしたものは証拠ではない…。あなたが言及している写真とは何ですか? 我々の軍において、そのようなものは見たことがない…。(写真は)検証されなければならない。しかし我々の軍が使用しているのは通常兵器だけだ…。無差別に投下されるような武器は持っていない。それだけだ…。シリア軍ヘリコプターは…テロリストを標的としている…。シリアでの戦争は人々の心を獲得しようとするもので、人々を殺すものではない。人々を殺せば、政府、大統領としての地位を保つことなどできない」。

(化学兵器使用疑惑に関して)「欧米諸国政府の作り話だ…。シリアには二つの塩素工場がある。一つは数年前に閉鎖され、操業していない。もう一つはシリア北部…、トルコ国境にあり、2年前にテロリストによって制圧された…。つまりシリアの塩素は反乱分子が掌握している…。また塩素は大量破壊兵器ではない…。我々が使用している通常兵器は塩素よりも効果的だ。我々はそのようなものを使用する必要がない」。

「我々の兵士は2年前にサリン・ガスの攻撃に曝され、我々は国連の調査を招き入れた。我々がこうした兵器を使用していて、なぜ彼らを招き入れるというのか?」

(有志連合の空爆に関して)「真摯なものでなければ、我々の助けにはならない…。60カ国からなる有志連合と…小国(シリア)の空爆回数を比較すると、我々は10倍の空爆を行っている…。しかもISISはシリア、イラク、リビア、そして地域全体に拡散している。どうして空爆の効果が上がっているなどと言えるのか?」

「テロに対する有志連合が、テロリストを同時に支援する国によって構成されることなどあり得ない…。彼らがテロリストを支援する限り、彼らがシリア、イラクを…攻撃するかどうかは問題ではない。彼らは、テロリストが穏健な反体制派だと言って武器を供与している…。これは矛盾している。うまく行くわけがない」。

(フランスとの関係について)「接触はあるが、協力は行われていない…。我々はあなたの国の治安当局高官の何人かと会ったが、協力は行われていない…。情報交換もない…。フランス側から接触を求めてきた」。

(シリアを訪問したフランス人議員らに関して)「彼らは私に、自分たちがテロリストを支援しておらず、シリアでの流血に与していないことを明確に述べねばならない。彼らはシリアをめぐって間違いを犯した」。

「我々は常に対話に関心を払ってきた…。しかし我々の国でテロリストを支援している政権と対話できるだろうか…? 彼ら(欧米諸国)が政策を変更すれば、我々は対話を行う用意がある」。

(イランやヒズブッラーに関して)「介入と招待の間には大きな違いがある…。世界のすべての政府が、外国、あるいは外国の組織を招いて、何らかの領域において助けを求める権利がある。しかし招待なしに介入する権利を持つ国などない。我々はヒズブッラーを招いている。しかしイラン人を招いてはいない。彼らはここにはいない。彼らは軍隊を派遣していない…。イランとは過去30年以降にわたり通常の関係があるだけだ。両国の合意に基づき…(イランの)士官、司令官が駐在しているだけだ」。

「フランスは米国の中東政策の衛星国家のようなものだ。独立していない。重要性もない。信頼もない」。

(自身の進退に関して)「気にしていない。私はシリア国民が欲するものを気にしている。彼らがバッシャール・アサドを欲すれば、彼はとどまるだろう。彼らが望まなければ、すぐにでも彼は去らねばならない」。

「我々は民主主義の途上にある。これはプロセスであり、長い道のりだ…。西欧、フランスと私を比較すると…、あなたがたは我々よりもずっと前を進んでいる…。あなた方がもっとも親密にしている友好国であるサウジアラビアと私を比べると、もちろん我々は民主的だ」。

AFP, April 20, 2015、AP, April 20, 2015、ARA News, April 20, 2015、Champress, April 20, 2015、al-Hayat, April 21, 2015、Iraqi News, April 20, 2015、Kull-na Shuraka’, April 20, 2015、al-Mada Press, April 20, 2015、Naharnet, April 20, 2015、NNA, April 20, 2015、Reuters, April 20, 2015、SANA, April 20, 2015、UPI, April 20, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県、アレッポ県などでシリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年4月20日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ジャーミア村一帯でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とシリア軍が交戦し、ダーイシュ戦闘員4人が死亡、シリア軍側も多数の死傷者が出た。

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アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、スィリーン村北東部のジュール・ベク村、マトラース村、アルカーナ村、クールカーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

また19クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するマンビジュ市で、ダーイシュの拘置所から「自由シリア軍」やクルド人の脱獄を手助けしていたとされるアーディル・ムハンマド・マームー氏ら2人を処刑した。

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有志連合合同司令部は声明を出し、19日、20日の2日間でシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を36回にわたって空爆したと発表した。

うち10回はシリア領内のダーイシュ拠点(ハサカ県、アイン・アラブ市一帯)に対して行われたという。

AFP, April 20, 2015、AP, April 20, 2015、ARA News, April 20, 2015、Champress, April 20, 2015、al-Hayat, April 21, 2015、Iraqi News, April 20, 2015、Kull-na Shuraka’, April 20, 2015、al-Mada Press, April 20, 2015、Naharnet, April 20, 2015、NNA, April 20, 2015、Reuters, April 20, 2015、SANA, April 20, 2015、UPI, April 20, 2015などをもとに作成。

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ダルアー県北東部に対するシリア軍の攻勢を受け、自由シリア軍南部戦線と同戦線に「絶縁」されていたヌスラ戦線が共闘(2015年4月20日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がブスル・ハリール市一帯でジハード主義武装集団と交戦、同地一帯に36回にわたって空爆を行った。

攻撃はシリア軍が、ダルアー市とラジャート高地、およびダルアー市とタドムル砂漠方面を結ぶ反体制武装集団の兵站路を遮断したことを受け激化、戦闘の末にシリア軍はブスル・ハリール周辺村々を制圧した。

戦闘ではシリア軍兵士13人、ジハード主義武装集団8人(うち司令官1人)が死亡した。

また『ハヤート』(4月21日付)によると、ブスル・ハリール市一帯のシリア軍の攻勢を受け、自由シリア軍南部戦線各派から「絶縁」を言い渡されていたシャームの民のヌスラ戦線が南部戦線各派とともに応戦した。

これに関して、SANA(4月20日付)は、シリア軍が県北東部の東マスィーカ村、西マスィーカ村、ラスム・ハワービー村、アシュナーン村、ダラーファ村に「特殊軍事作戦」を行い、同地を完全制圧した。

また軍武装部隊総司令部も同地を完全制圧したと発表した。

これにより、シリア軍はムライハト・アトシュ村、ブスル・ハリール市を完全に包囲し、同地とイスラエルを結ぶシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の兵站路を遮断したという。

シリア軍はこのほかにも、カフルシャムス町一帯、ナーフタ町、ムライハト・アトシュ村、ヌアイマ村、フラーク市、東カラク村、ダーイル、ダルアー市各所を空爆・砲撃した。

ダルアー県各所での戦闘による死者は全体で21人におよび、うち8人が民間人(子供4人、女性1人)だという。

SANAによると、シリア軍はまたサカーカー村、ナーフタト村、東カラク村、ムザイリーブ町、アルマー町、サイダー町、ヌアイマ村、カフルシャムス町、アクラバー村、ラクマ村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、自由シリア軍南部戦線第1軍総務局は声明を出し、ナスィーブ国境通行所など対ヨルダン国境の管理・警備を目的とした「国境警部旅団」を結成したと発表した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月20日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、フサイニーヤ郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区をシリア軍が砲撃した。

一方、SANA(4月20日付)によると、ヒブラ村、ラジャム・アーリー村、ラジャム・カスル村、ウンム・リーシュ村、マスアダ、アーミリーヤ村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ムクビラ村一帯、煉瓦工場一帯で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、クーリーン村、カフルナブル市などを空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ファフナルク森、ナブア・ムッル村、サナーン丘一帯に侵攻した反体制武装集団に対して12回にわたり空爆を行った。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、スルターン・ムラード旅団(自由シリア軍)がアレッポ市旧市街(マイダーン地区)にある聖ワールターン修道院周辺でシリア軍と激しく交戦し、同修道院を制圧した。

一方、SANA(4月20日付)によると、アレッポ市西部各所(住宅地)、マンスーラ村、ハーン・アサル村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がハマー市南東部入り口にあるサリーヒーン検問所を襲撃し、シリア軍兵士兵士7人を殺害した。

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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、自由シリア軍南部戦線第1軍が、バアス市郊外で捕捉したゴラン連隊(国防隊)のファーディー・ハーッジ司令官、ラビーア・ハッビー氏、アリー・ハーッジ氏の3人を処刑したと発表した。

ゴラン連隊はクナイトラ県で活動する最大規模の国防隊で、1,000人以上の義勇兵を擁しているとされる。

一方、SANA(4月20日付)によると、ハミーディーヤ村、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 20, 2015、AP, April 20, 2015、ARA News, April 20, 2015、Champress, April 20, 2015、al-Hayat, April 21, 2015、Iraqi News, April 20, 2015、Kull-na Shuraka’, April 20, 2015、al-Mada Press, April 20, 2015、Naharnet, April 20, 2015、NNA, April 20, 2015、Reuters, April 20, 2015、SANA, April 20, 2015、UPI, April 20, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団:過去6ヶ月間のシリア軍による爆撃は1万3,084回におよび、戦闘員704人を含む2,312人が死亡(2015年4月20日)

シリア人権監視団は、2014年11月から2015年4月にかけての6ヶ月間でのシリア軍による空爆回数が1万3,084回に及んでいると発表した。

空爆は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ハマー県、スワイダー県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラタキア県、アレッポ県、クナイトラ県、ハサカ県など全国で行われ、このうち「樽爆弾」による空爆は7,188回におよぶという。

またこの間の空爆による犠牲者数は2,312人、うち子供が529人、女性が376人で、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などを含む武装集団戦闘員の死者も704人におよぶという。

AFP, April 20, 2015、AP, April 20, 2015、ARA News, April 20, 2015、Champress, April 20, 2015、al-Hayat, April 21, 2015、Iraqi News, April 20, 2015、Kull-na Shuraka’, April 20, 2015、al-Mada Press, April 20, 2015、Naharnet, April 20, 2015、NNA, April 20, 2015、Reuters, April 20, 2015、SANA, April 20, 2015、UPI, April 20, 2015などをもとに作成。

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