シリア軍はアレッポ市南東部のシャイフ・サイード地区内の複数カ所を新たに制圧(2016年12月8日)

アレッポ県では、SANA(12月8日付)によると、シリア軍がアレッポ市南東部のシャイフ・サイード地区で反体制武装集団と交戦、同地区内の複数の建物群と農場を制圧した。

シリア軍はまた、シャイフ・ルトフィー地区、バッルーラ地区一帯への進軍を続けた。

Twitter, December 8, 2016
Twitter, December 8, 2016

一方、シリア人権監視団によると、反体制武装集団の支配下にとどまっているアレッポ市南東部のサラーフッディーン地区、ブスターン・カスル地区で、シリア軍と反体制武装集団が交戦、反体制武装集団はシリア政府支配下のアレッポ市西部各所を砲撃した。

AFP, December 8, 2016、AP, December 8, 2016、ARA News, December 8, 2016、Champress, December 8, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 8, 2016、Kull-na Shuraka’, December 8, 2016、al-Mada Press, December 8, 2016、Naharnet, December 8, 2016、NNA, December 8, 2016、Reuters, December 8, 2016、SANA, December 8, 2016、UPI, December 8, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領「アレッポ解放は戦争の終わりを意味しない…。テロリストを殲滅するまで戦争を続ける」(2016年12月8日)

アサド大統領はシリアの民間日刊紙『ワタン』(12月8日付)のインタビューに応じた。

大統領が国内メディアのインタビューに応じるのは異例で、インタビューは全文掲載ではなく、発言の要旨を解説するかたち(http://alwatan.sy/archives/82034)で掲載された。

インタビュー記事の要旨は以下の通り:

al-Watan, December 8, 2016
al-Watan, December 8, 2016

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アサド大統領は、国家の最優先課題が「テロとの戦い」と市民生活の充実にあるとする一方、これまでの政治プロセスが、愛国的なシリア人どうしの対話だけでなく、愛国的なシリア人と外国の手先となっているシリア人の対話で、初めから死産の状態にあったと指摘、シリアがこうしたプロセスに参加してきたのが「政治的解決について発言する国、とりわけ西側諸国が信用できないということをみなに知らしめるため」だったと述べた。

アサド大統領は「すべての反体制派が(外国の)手先ではない」と強調した。だが、大統領は「シリアとの対話に応じるよう指示された反体制派とは(外国の)手先であり。我々としては、これに関して議論の余地などない」と述べた。そのうえで、「シリア人どうしのあらゆる対話…、外国のアジェンダに与さず、テロリストを支援していないシリア人どうしの対話」であれば、ダマスカスで行われようと、それ以外の場所で行われようと支持すると明言した。

アサド大統領は、湾岸諸国、とりわけサウジアラビアとカタールがシリアに対する敵対的な姿勢をとっており、歴史を通じてイスラエル存続と中東地域における同国の優位の主因をなしているとの見方を示した。しかし、このことは、サウジアラビア、カタールといった国々の国民が敵国民であることを意味しないと念を押した。

また、アサド大統領は、ロシアが約1年半前からシリアとサウジアラビアの関係改善の仲介を行ってきたが、「サウジアラビアには、シリアをイランと敵対させようと目的しかない」ゆえにこの仲介は失敗したことを明らかにしたうえで、「なぜ我々がサウジアラビアを満足させるため、あるいはサウジアラビアの遅れた知能を満足させるためにイランと敵対しなければならないのかが分からない」と述べた。

エジプトとの関係について、「ゆっくりではあるが改善している。しかし、両国関係は依然として安全保障分野に限定されている」と述べたとした。アサド大統領は、両国関係がムスリム同胞団のムハンマド・ムルスィー前政権の間に低迷したにもかかわらず、国交が断絶しなかったのは「ムルスィー、同胞団が望まなかったからではなく、軍治安機関が望んでいなかったからだ」と述べた。

アレッポ市東部の解放作戦に関して、アサド大統領はそれが政治的枠組みではなく、軍事的な行動の一環として実現したと強調、「我々がリアリストであるなら、これ(アレッポ市解放)はシリアをめぐる戦争の終わりを意味するのではなく、終わりに向けた大いなる足がかりとなる…。テロリストを完全の殲滅しなければ戦争は終わらない…。我々は彼らへの戦争を続行する」と述べた。

アサド大統領は、国民和解プロセスについて、ジュネーブ・プロセスとは異なった道筋を辿るだろうとしたうえで、「テロリストの打倒と平行して」進められるべきとの見方を示した。

アサド大統領は、シリア経済を支えるものとして、「シリア国民の生活を営もうとする意志」、「契約に基づく経済制度」、「国家による長期戦への構え」、「イラン、ロシアといった友好国の支援」の四つをあげた。

復興をめぐって、アサド大統領は「安全が確保されたときに…着工されるだろう…。友好国がこの分野における第一の貢献者となるだろう」としたうえで、「敵対的姿勢をとってきた国の企業が復興に携わることをシリア国民は許さないと思う」と述べた。

一方、汚職問題をめぐっては「汚職が処罰なしには続けられてはならない」と強調した。

最後に、シリア軍を支援する「人民防衛諸部隊」については「国家が採用した選択肢ではなく、愛国主義に基づくすべての戦争のなかで生じる経験だ…。こうした経験には良い面と悪い面がある。我々の場合、領内で多くの戦果を挙げるという良い面があった。だが、悪い面は、汚職がそうであるように、つねに個人が置かれた状況と結びついて発生する…。私はすでに検挙された事案を詳しく承知している。また検挙されていない事案もある」と述べた。

AFP, December 8, 2016、AP, December 8, 2016、ARA News, December 8, 2016、Champress, December 8, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 8, 2016、Kull-na Shuraka’, December 8, 2016、al-Mada Press, December 8, 2016、Naharnet, December 8, 2016、NNA, December 8, 2016、Reuters, December 8, 2016、SANA, December 8, 2016、UPI, December 8, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月6日にシリア領内で13回の爆撃を実施(2016年12月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月6日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、マンビジュ市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。


AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍は占領下ゴラン高原から首都ダマスカス郊外のマッザ航空基地をミサイル攻撃(2016年12月7日)

ダマスカス県では、SANA(12月7日付)がシリア軍消息筋の話として、イスラエル軍が7日午前3時、占領下のゴラン高原(アブー・ナダー丘西部)から地対地ミサイル複数発を発射し、マッザ航空基地一帯を攻撃したと伝えた。

クッルナー・シュラカー(12月7日付)によると、この攻撃で、マッザ航空基地内で爆発が起こり、火災が発生した。

ARA News, December 7, 2016
ARA News, December 7, 2016

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合によるラッカ市北部郊外の爆撃で民間人18人死亡(2016年12月7日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(12月7日付)によると、米主導の有志連合がラッカ市北部郊外のムシャイリファ村を空爆し、民間人18人が死亡した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Raqqa-sl, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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英米仏独伊ノルウェーはアレッポ市東部での即時戦闘停止を求める一方、イラン国防相は停戦を「テロリスト再生のためのトリック」と批判(2016年12月7日)

フランス大統領府は、フランス、米国、英国、ドイツ、イタリア、ノルウェーの5カ国共同声明を発表し、アレッポ市での即時停戦と、同市東部への人道支援物資の搬入を要求、またシリア政府、そしてロシアなどの同盟国による攻撃継続や支援物資搬入妨害を非難した。

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イランのホセイン・ホセイン・ダフカーン国防大臣は、アレッポ市東部での停戦に関して「テロ組織の態勢立て直し、再武装のためのトリック」と批判、否定的な姿勢を示した。

『ハヤート』(12月8日付)が伝えた。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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ロシア大統領府「アレッポ市東部の街区に残る戦闘員はいずれもテロリストで、その中軸にいるのがヌスラ戦線だ」(2016年12月7日)

『ハヤート』(12月8日付)によると、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、トルコの首都アンカラでのロシア軍と反体制武装集団との停戦交渉に関して、「ロシアは彼らに退去を求め、現在この問題について議論がなされている最中だ…。アレッポ市東部の街区に残る戦闘員は…いずれもテロリストで、その中軸にいるのがテロ組織のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)だ」と述べた。

ペスコフ報道官はまた、「シリア軍は日々アレッポ市内各所でテロリストの浄化を行っているが…、アレッポ市東部から退去した戦闘員の数は片手(5,000人)にも満たない。ほとんどの戦闘員はいまだにとどまっている」と付言した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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ハワール・キリス作戦司令室を全面支援するトルコ軍がバーブ市北部のダーイシュ拠点を爆撃する一方、兵士1人が死亡(2016年12月7日)

アレッポ県では、トルコ軍の発表によると、バーブ市北部郊外一帯で「ユーフラテスの盾」作戦を続行するハワール・キリス作戦司令室を支援するトルコ軍航空部隊が、同地でダーイシュ(イスラーム国)の拠点(建物、車輌など)12カ所に対して空爆を実施し、戦闘員23人を殺害した。

しかし、トルコ軍は別の声明で、バーブ市北部郊外一帯でのダーイシュとの戦闘で、トルコ軍兵士1人が死亡、6人が負傷したと発表した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県ルマイラーン油田の労働者6人が即席爆弾の爆発に巻き込まれて死亡(2016年12月7日)

ハサカ県では、SANA(12月7日付)によると、ルマイラーン油田の労働者が乗ったバスが即席爆弾の爆発に巻き込まれ、6人(クッルナー・シュラカー(12月7日付)のよると、5人)が死亡した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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ダイル・ザウル航空基地一帯でシリア軍とダーイシュが交戦(2016年12月7日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(12月7日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍のヘリコプター部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)包囲下にあるダイル・ザウル市に国連世界食糧機関(WFP)の支援物資を移送した。

SANA, December 7, 2016
SANA, December 7, 2016

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はラタキア県北部、ヒムス県北部、ダルアー市一帯で反体制武装集団と交戦(2016年12月7日)

ラタキア県では、ARA News(12月7日付)によると、シリア軍がカッバーナ村に突入を試み、反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(12月7日付)によると、シリア軍がガントゥー市一帯を砲撃・空爆した。

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ダルアー県では、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がダルアー市避難民キャンプ一帯などでシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県はアレッポ国際空港への幹線道路の復旧工事を開始(2016年12月7日)

アレッポ県では、SANA(12月7日付)によると、アレッポ市南東部郊外に位置するアレッポ国際空港に至る街道一帯をシリア軍が制圧、治安と安定を回復したことを受け、アレッポ県の技術チームが幹線道路の復旧工事を開始した。

SANA, December 7, 2016
SANA, December 7, 2016

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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反体制派はトルコでのロシア軍との停戦協議で、アレッポ市東部からの負傷者、住民退去のための5日間の戦闘停止を骨子とするロシア側の「人道イニシアチブ」を受諾(2016年12月7日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月8日付)は、トルコの首都アンカラで、ロシア軍とアレッポ市南東部での停戦について協議を続けている反体制武装集団の代表が、ロシア側の示した「人道イニシアチブ」に応じたと伝えた。

al-Hayat, December 7, 2016
al-Hayat, December 7, 2016

この「人道イニシアチブ」は、5日間の停戦を実施し、アレッポ市南東部で籠城する負傷者(400人から700人とされる)の治療のための緊急搬送するとともに、市外への脱出を望む民間人をシリア政府支配地域ではなく、ハワール・キリス作戦司令室とトルコ軍の支配下にあるジャラーブルス市に退去させることを骨子とするという。

民間人の退去先として、ファトフ軍支配下のイドリブ県が避けられたのは、同地に対するシリア・ロシア両軍の空爆で安全を確保できないと判断したためだという。

これに関して、アレッポ指導評議会は声明を出し、アレッポ市東部で抗戦を続ける革命武装勢力が「人道イニシアチブ」を提示したと発表した。

声明によると、この「人道イニシアチブ」は、①5日間の人道停戦の実施、②緊急治療が必要な約500人を治療のために国連監視の下で搬出、③退去を希望する市民のアレッポ県北部への移送、④人道状況が緩和した段階で、当事者が同市の今後を協議、という4点からなっているという。

Kull-na Shuraka', December 7, 2016
Kull-na Shuraka’, December 7, 2016
Kull-na Shuraka', December 7, 2016
Kull-na Shuraka’, December 7, 2016

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制武装集団支配下のアレッポ市旧市街を完全制圧(2016年12月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南東部で籠城を続ける反体制武装集団がアレッポ城南部に拡がる旧市街から撤退し、シリア軍が同地を制圧した。

シリア軍と親政権武装勢力はアレッポ城南西部に位置するバーブ・ナイラブ地区一帯、サーリヒーン地区一帯、マルジャ地区一帯、マアーディー地区一帯で反体制武装集団と激しく交戦し、バーブ・ナイラブ地区、マアーディー地区のほとんどを制圧した。

SANA(12月7日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに新たに制圧したのは、バーブ・ナイラブ地、ジュッブ・クッバ地区、ジャディーダ地区、ファラーフィラ地区、アクユール地区、カスタル・ハラーミー地区、バイト・カンナース地区、サーリヒーン地区、バーブ・ハディード地区、ジャーッダト・ハダンク地区、ハミーディーヤ地区、カーディー・アスカル地区、マシャーティーヤ地区、カルム・ジャバル地区、ヌールッディーン・ザンキー通り、バーブ・ナスル通り、裁判所一帯。

Southfront.org, December 7, 2016
Southfront.org, December 7, 2016

またSANA(12月7日付)によると、アレッポ市南東部で籠城を続ける反体制武装集団が、シリア政府支配下のアレッポ市マイサルーン地区、マシャーリカ地区、マールティーニー地区、アアザミーヤ地区、イザーア地区を砲撃し、12人が死亡、数十人が負傷したという。

SANA, December 7, 2016
SANA, December 7, 2016

シリア人権監視団によると、シリア軍はこのほかにも、アレッポ市南東部の北側のブスターン・カスル地区、ザバディーヤ地区に進軍し、反体制武装集団と交戦を続けた。

またARA News(12月7日付)によると、反体制武装集団支配下のアレッポ市南東部のカッラーサ地区、マアーディー地区、ザバディーヤ地区、マシュハド地区、カフル・カルミーン村に対して、シリア・ロシア軍が空爆・砲撃を加えた。

さらに、SANA(12月7日付)によると、シリア軍は、フィルドゥース地区、シャイフ・サイード地区に進軍を続け、反体制武装集団と交戦、同地一帯での戦闘を受け、反体制武装集団の支配地域にとどまっていた住民多数が避難し、シリア軍がこれを保護した。

なお、同監視団によると、11月半ばにシリア軍がアレッポ市東部への攻勢を強めて以降、反体制武装集団の支配地域にとどまっていた民間人(推計25万人)のうち8万人がシリア政府支配下に脱出したという。

SANA, December 7, 2016
SANA, December 7, 2016

またこの間の戦闘で、子供45人を含む369人がアレッポ市東部に対する空爆・砲撃で死亡、子供34人を含む92人がシリア政府支配下のアレッポ市西部で死亡したという。

一方、ロシア国防省は、反体制武装集団による数日前の砲撃で重傷を負っていたロシア軍士官(大佐)が死亡したと発表した。

AFP, December 7, 2016、AP, December 7, 2016、ARA News, December 7, 2016、Champress, December 7, 2016、al-Hayat, December 8, 2016、Iraqi News, December 7, 2016、Kull-na Shuraka’, December 7, 2016、al-Mada Press, December 7, 2016、Naharnet, December 7, 2016、NNA, December 7, 2016、Reuters, December 7, 2016、SANA, December 7, 2016、UPI, December 7, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月5日にシリア領内で5回の爆撃を実施(2016年12月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月5日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して11回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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所属不明の戦闘機が、トルコの支援を受けるハワール・キリス作戦司令室のアレッポ県北部の拠点を爆撃(2016年12月6日)

アレッポ県では、ARA News(12月6日付)によると、所属不明の戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市北部郊外のアフタリーン市に展開するハワール・キリス作戦司令室の拠点を空爆した。

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同じく、アレッポ県では、ARA News(12月6日付)によると、トルコ軍の支援を受け「ユーフラテスの盾」作戦を遂行するハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市北西部のワイラーン村で、米国が支援する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

ハワール・キリス作戦司令室に所属し、「ユーフラテスの盾」作戦に参加するイスラーム覚醒師団は声明を出し、ジャラーブルス市でフサイン・ハミード・アブー・アリー司令官が乗った車に仕掛けられていた爆弾が爆発したが、同司令官は無事だったと発表した。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍と思われる戦闘機がダマスカス郊外県のヒズブッラーの検問所を爆撃(2016年12月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がマダーヤー町、ザバダーニー市上空に飛来し、シリア軍やヒズブッラー戦闘員が拠点を配置しているザバダーニー市西方の山岳地帯を空爆した。

空爆では、ヒズブッラー戦闘員が終結していた2カ所の検問所が標的となったが、死傷者が出たかは不明だという。
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これに関して、ARA News(12月6日付)は、イスラエル空軍が同地を空爆したと伝えた。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外相「アレッポ市東部から退去しない戦闘員は根絶されるだろう」(2016年12月6日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ロシア訪問中の欧州評議会のトールビョルン・ヤーグラン事務局長と会談後の記者会見で、アレッポ市東部での攻防戦について「スイスのジュネーブでの米国・ロシアの専門官の協議において、戦闘員退去は、両国が依然として合意に達していないので、現時点では提案されていない」としつつ、同地からの退去を拒否する戦闘員は根絶されるだろうと強調した。

SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア訪問中のトルコのビンアリ・ユルドゥルム首相とモスクワのクレムリンで会談した。

会談は非公開で行われた。

ARA News(12月6日付)が伝えた。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュの司令官5人がイドリブ県に避難するなか、シャーム自由人イスラーム運動はダーイシュ戦闘員のアレッポ県北部での戦闘への参加を拒否(2016年12月6日)

イナブ・バラディー(12月6日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)を離反した司令官5人が、ラッカ市を脱出、イドリブ県に到着したと伝えた。

離反した司令官は、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム・ファトフ戦線)の元司令官だったチュニジア人のアブー・ダッル・トゥーニースィー氏、ビラール・シャウワーシュ氏ら。

Kull-na Shuraka', December 6, 2016
Kull-na Shuraka’, December 6, 2016

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一方、ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属する一方で、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアレッポ県北部で続行している「ユーフラテスの盾」作戦に参加しているシャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の離反者を「ユーフラテスの盾」作戦に参加させることを拒否すると表明した。

ARA News, December 6, 2016
ARA News, December 6, 2016

 

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、‘Inab Baladi, December 6, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部の戦況を堪能な英語でツイートしていた7歳の少女バナーちゃんが自宅を引き払い、家族とともにより安全な場所へ(2016年12月6日)

反体制武装集団支配下のアレッポ市東部の戦況についてフェイスブックのアカウント(https://twitter.com/alabedbana)を通じてコメントを発信し続けてきた7歳の少女バナー・アブドちゃんの父親ガッサーン・アブド氏はAFP(12月6日付)の取材に応じ、一家がシリア軍の攻撃を避けるため、アレッポ市東部にある自宅を引き払い、より安全な場所に避難したことを明らかにした。

ガッサーン氏は、AFPに対して電話で「我々の家は空爆で被害を受けた…。軍が私たちの住む街区に近づいてきたので、別の場所への避難を余儀なくされた。我々は元気です」と述べた。

Twitter
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バナーちゃんは母親のファーティマさんとともに2016年9月23日に英語でツイートを開始し、彼女らのツイートを21万人がフォローしている。

しかし、4日にアカウントのアクセスができなくなり、その安否が心配されていた。

アカウントは6日に再開され、バナーちゃんは「Hello my friends, how are you? I am fine. I am getting better without medicine with too much bombing. I miss you. – Bana」とのメッセージを発信した。

バナーちゃんに関しては、流ちょうな英語でツイートをしていることから「ねつ造」だとの指摘がなされているほか、彼女とその家族がアレッポ市東部で居住していること、さらには彼女の実在そのものに疑いの目が向けられている。


AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県でダーイシュの拠点を攻撃(2016年12月6日)

スワイダー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がファトフ軍支配下のイドリブ県各所を爆撃し、15人以上が死亡(2016年12月6日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ロシア軍戦闘機がサルミーン市、カフルサジュナ村を空爆し、女性、子供を含む15人以上が死亡した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がタマーニア町、サルミーン市、ハーン・シャイフーン市、ビンニシュ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市でファトフ軍の拠点を攻撃した。

Kull-na Shuraka', December 6, 2016
Kull-na Shuraka’, December 6, 2016

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(12月6日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーライヤー市を空爆し、20人以上が負傷した。

また、シリア軍はドゥーマー市など東グータ地方各所に対して夜間爆撃を行った。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、フーシュ・ザワーヒラ村で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン氏一帯を空爆した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がタイバ村、ガントゥー市、キースィーン村、サムアリール村、ウンム・シャルシューフ村、ラスタン市一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、ヌアイマ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(12月6日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ハラファーヤー市、タイバト・イマーム市、スーラーン市北部で反体制武装集団の拠点を空爆した。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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反体制派はアレッポ市郊外のナイラブ・パレスチナ難民キャンプにあるUNRWAの倉庫を砲撃(2016年12月6日)

アレッポ県では、SANA(12月6日付)によると、アレッポ市南東部で籠城を続ける反体制武装集団がナイラブ・パレスチナ難民キャンプにあるUNRWAのセンターを砲撃、6人を負傷させ、食糧救援物資用の倉庫を破壊した。

反体制武装集団はまた、アレッポ市西部のフルカーン地区を砲撃、4人を殺害、20人を負傷させた。

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制派支配下のアレッポ市南東部の中心に位置するシャッアール地区を制圧か?(2016年12月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南東部の中心に位置するシャッアール地区でシリア軍、親政権武装勢力がシャッアール地区で激しく交戦した。

シリア軍はまた、アグユール地区、フィルドゥース地区、スッカリー地区、マアーディー地区、カーディー・アスカル地区、ジュルーム地区などに対して空爆・砲撃を加え、子供1人を含む10人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団は、ザフラー協会地区で爆弾を仕掛けた車輌複数台を特攻させるなどして、攻撃を激化、シリア軍が応戦し、これを撃退、同地郊外の丘陵地帯(警察署一帯)を制圧したという。

Kull-na Shuraka', December 6, 2016
Kull-na Shuraka’, December 6, 2016

反体制武装集団はまた、ザフラー協会地区に加えて、アアザミーヤト地区、フルカーン地区を砲撃した。

このほか、ロシア軍と思われる戦闘機が、アレッポ市郊外のアターリブ市一帯を空爆した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市南東部への進軍を続け、カラム・ダーダー地区、カラム・カーティルジー、シャッアール地区、マルジャ地区、シャイフ・ルトフィー地区、警察署のある丘陵地帯を制圧、同地の地雷・爆発物を撤去し、治安と安定を回復した。

シリア軍はまた、ザフラー協会地区一帯で反体制武装集団を迎撃した。

Youtube, December 6, 2016
Youtube, December 6, 2016

このほか、シリア軍は、アレッポ市東部のマサーキン・ハナーヌー地区の学校内で、反体制武装集団が化学兵器を製造するために使用していた施設、倉庫を発見した。

SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016
SANA, December 6, 2016

AFP, December 6, 2016、AP, December 6, 2016、ARA News, December 6, 2016、Champress, December 6, 2016、al-Hayat, December 7, 2016、Iraqi News, December 6, 2016、Kull-na Shuraka’, December 6, 2016、al-Mada Press, December 6, 2016、Naharnet, December 6, 2016、NNA, December 6, 2016、Reuters, December 6, 2016、SANA, December 6, 2016、UPI, December 6, 2016などをもとに作成。

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ロシア・イランの外務副大臣が会談(2016年12月5日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣はイランを訪問し、首都テヘランでホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣と会談、シリア情勢への対応について意見を交わした。

『ハヤート』(12月6日付)が伝えた。

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市の停戦を求める国連安保理決議案がロシア、中国の拒否権発動で廃案に(2016年12月5日)

国連安保理は、シリア情勢への対応を協議するための会合を開催した。

会合では、スペイン、エジプト、ニュージーランドが、アレッポ市での停戦を求める安保理決議案を提出したが、採決ではヴェネズエラが反対、アンゴラが棄権、またロシアと中国が拒否権を発動し、廃案となった。

SANA, December 5, 2016
SANA, December 5, 2016

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表大使は、米国、フランス、英国を「シリアのテロ組織を擁護する三銃士」と批判、これらの国に屈することなく、シリア人を守る義務を憲法に則って続行すると表明、決議案に反対の意思を示した。

ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は決議案に関して、米国とロシアの専門家がスイスのジュネーブで協議を予定しているアレッポ市南東部からの反体制武装集団の退去計画に反しかねないとして、米・ロシアの協議が決着するまで賛成できないと述べた。

また、中国の劉結一国連大使は、米国とロシアがシリアの紛争解決に向けた外交努力を継続し、国連はこれを支援すべきだと主張、決議案についてはシリア国内の人道状況を政治化するものだと述べた。

SANA(12月5日付)などが伝えた。

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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ロシア海軍航空母艦アドミラル・クズネツォフ艦載機が着陸に失敗し墜落(2016年12月5日)

ロシア国防省は声明を出し、ロシア軍戦闘機(Su-33)1機が4日、地中海のシリア沖に展開している航空母艦アドミラル・クズネツォフへの着艦に失敗し、墜落したと発表した。

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県の行楽列車が5年ぶりに運行を再開(2016年12月5日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(12月5日付)によると、2011年以来運休となっていたラブワ地区・ハーマ町間の行楽列車が復旧し、運行を再開した。

SANA, December 5, 2016
SANA, December 5, 2016

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュは新報道官を任命(2016年12月5日)

ダーイシュ(イスラーム国)は、フルカーン広報制作機構を通じて、アブー・ハサン・ムハージル氏を報道官に新たに任命したと発表した。

Youtube, December 5, 2016
Youtube, December 5, 2016

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ダイル・ザウル県では、ARA News(12月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が無人航空機を使って、ダイル・ザウル市ジャウラ地区のシリア軍拠点(郵便局)を攻撃した。

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アレッポ県では、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外のアブー・ジャッバール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がバーリダ地区、マクサル・ヒサーン村、ジュッブ・ジャッラーフ町一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市、ビンニシュ市が爆撃を受け、8人が死亡、医療センターが利用不能に(2016年12月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がイドリブ市各所を空爆し、女性1人、子供4人を含む8人が死亡した。

また、ARA News(12月5日付)によると、シリア軍がビンニシュ市を空爆し、市内の中央医療センターが利用不能となった。

Youtube, December 5, 2016
Youtube, December 5, 2016

一方、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市一帯、カフルサジュナ村、タマーニア町、ハーン・シャイフーン市、ヒーシュ村でファトフ軍と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマイダアーニー村一帯でイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ムハンマディーヤ町一帯でラフマーン軍団などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(12月5日付)によると、シリア軍がガントゥー市を空爆し、子供3人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がアトシャーン村、タイバト・イマーム市、ラターミナ町、スカイク村、カフルズィーター市、ラトミーン村、サイヤード村、ムーリク市、ズラーキーヤート村、ザカート村、ラハーヤー村、ヒルバト・ナークース村、一帯、タッル・ワースィト村でファトフ軍の交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月5日付)によると、シリア軍がヌアイマ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、ARA News(12月5日付)によると、シリア軍がガントゥー市を空爆し、子供3人が死亡した。

AFP, December 5, 2016、AP, December 5, 2016、ARA News, December 5, 2016、Champress, December 5, 2016、al-Hayat, December 6, 2016、Iraqi News, December 5, 2016、Kull-na Shuraka’, December 5, 2016、al-Mada Press, December 5, 2016、Naharnet, December 5, 2016、NNA, December 5, 2016、Reuters, December 5, 2016、SANA, December 5, 2016、UPI, December 5, 2016などをもとに作成。

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