トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室はアレッポ県バーブ市北部で進軍を続ける(2016年12月24日)

アレッポ県では、ARA News(12月24日付)によると、トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市北部で進軍を続け、ダーイシュの拠点複数カ所を制圧した。

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「シリア領内に新たな国家が建設されることを許さない」(2016年12月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア領内に「新たな国家が建設されることを許さない」と述べ、ロシア・トルコ・イラン外相会議で審議された「モスクワ宣言」への支持を表明しつつも、連邦制の樹立を強調する西クルディスタン移行期民政局を暗に牽制した。

エルドアン大統領は「もし安全保障地帯が実現しなければ…、トルコのガジアンテップ、キリス、シャンウルファは脅威に曝されている…。彼らは何を欲しているのか? 彼らはシリア北部に新国家を樹立従っている。我々はこうしたことを許さないと皆に知って欲しい」と述べt。

ARA News(12月24日付)が伝えた。


AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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YPGが「シリア革命旗」を掲揚したラッカ革命家旅団の拠点・陣地を攻撃し、10人以上を捕捉(2016年12月24日)

ラッカ県では、ハラブ・ヤウム(12月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アイン・イーサー市一帯のラッカ革命家旅団の拠点や陣地を攻撃し、戦闘員10人以上を捕捉した。

カシオン(12月24日付)によると、戦闘員の捕捉は、ラッカ革命家旅団が自らの拠点や陣地に「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を掲揚したことがきっかけだったという。

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ラッカ県では、ARA News(12月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市西部のタッル・ターリク村、ジュムア村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に奪取した。

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、Halab al-Yawm, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Qasiyun, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県東部でシリア軍がダーイシュと交戦を続ける(2016年12月24日)

ヒムス県では、ARA News(12月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との戦闘の末、ジュッブ・ジャッラーフ町に近いハッターブ村、タッル・ハディード村などの拠点から撤退した。

一方、SANA(12月24日付)によると、シリア軍がタドムル市南西部のスード丘、シャリーファ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

SANA, December 24, 2016
SANA, December 24, 2016

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アレッポ県では、SANA(12月24日付)によると、シリア軍航空士官学校守備隊が(アレッポ市東部校外の士官学校に近いマシュファラト・アブー・ジャッバール村、ビージャーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月24日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、ラシュディーヤ地区、ムワッザフィーン地区、墓地地区、ダイル・ザウル航空基地一帯、ルーワード丘、パノラマ交差点一帯、ウンム・アッブード丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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シリア政府支配下のアレッポ市、ロジャヴァ支配下のハサカ市でクリスマス・イブの深夜ミサが行われる(2016年12月24日)

SANA(12月24日付)によると、アレッポ市内にあるマール・イリヤース教会でクリスマス・イブで、ギリシャ正教アンタキア総主教区のヨハネ10世ヤーズジーがキリスト教各派の司祭と合同で深夜ミサを行い、多くのキリスト教徒が参加した。

SANA, December 24, 2016
SANA, December 24, 2016

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月24日付)によると、ハサカ市のシリア・カトリック教会がハサカ市ナースィラ地区にあるシリア正教の聖マリア教会でクリスマス・イブの深夜ミサを行い、多くの住民が参加した。

ARA News, December 24, 2016
ARA News, December 24, 2016

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このほか、SANA(12月24日付)によると、深夜ミサは、ダマスカス県などシリア各地で行われた。

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市西部郊外のアターリブ市での爆撃で6人死亡、イドリブ県でアレッポ市東部からの避難民7人が凍死(2016年12月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西部郊外のアターリブ市を戦闘機(所属不明)が空爆し、民間人が少なくとも6人死亡した。

ARA News(12月24日付)は、この空爆がロシア軍によるものだと伝えた。

また、ARA News(12月24日付)によると、(ロシア軍の)空爆はカフルナーハー村などに対しても行われた。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(12月24日付)などによると、アレッポ市東部から反体制武装集団戦闘員とともに退去した民間人7人が、ハーリム市の避難民キャンプで凍死した。

凍死した7人のうち、3人は子供、2人は女性だという。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(12月24日付)によると、ナワー市で地雷が爆発し、住民2人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(12月24日付)によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村の農場一帯でファトフ軍の拠点を攻撃した。

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍は反体制武装集団が汚染物質を流し込んだとされるアイン・フィージャ町(ダマスカス郊外県)の水道施設一帯への攻撃を激化(2016年12月24日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月25日付)などが複数の消息筋の話として伝えたところによる、アイン・フィージャ町一帯で活動する反体制武装集団が23日、同地にある水道施設で燃料(灯油)などの汚染物質を水道に流し込み、当局が首都ダマスカスの水源である同施設の稼働を停止した。

断水は、上水と水道施設の洗浄のためだという。

ARA News, December 24, 2016
ARA News, December 24, 2016

しかし、クッルナー・シュラカー(12月24日付)は、シリア軍ヘリコプターによる「樽爆弾」での空爆や地上部隊による砲撃でアイン・フィージャ町の水道施設に灯油が流れ込み、稼働が停止されたと伝えた。

また、シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、汚染物質を流し込んだとの情報を否定し、シリア軍による同地一帯への軍事作戦を正当化するための口実として当局がデマを発信していると主張しているという。

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シリア人権監視団によると、シリア軍が24日、「樽爆弾」、迫撃砲などでアイン・フィージャ町一帯を激しく攻撃、ジハード主義武装集団を含む反体制武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(12月24日付)によると、攻撃を行ったのは、共和国護衛隊とヒズブッラー戦闘員。

戦闘は、アイン・フィージャ町、バスィーマ町、カフィール・ザイト村、ダイル・ムクリン町などバラダー渓谷一帯で行われ、女性1人を含む9人が死亡したという。

ARA News(12月24日付)によると、反体制武装集団はこの戦闘でシリア軍ヘリコプター1機を撃墜したと発表した。

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一方、クッルナー・シュラカー(12月24日付)によると、ダマスカス郊外県マイダアーニー村一帯でも反体制武装集団がシリア軍と交戦した。

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団が退去したアレッポ市東部に住民が帰宅を開始するなか、爆発物処理作業中の爆発で2人が死亡、33人が負傷(2016年12月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、親政権武装勢力が、アレッポ市東部のアンサーリー地区、マシュハド地区、ザバディーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区、スッカリー地区などで地雷・爆発物の撤去作業を続行した。

同地では、シリア軍がアレッポ市完全解放を発表した22日から地雷・爆発物の撤去作業を続けられており、住民が徐々に帰宅を開始しているという。

帰宅を開始した住民のなかには、2012年にアレッポ市東部が反体制武装集団戦闘員に制圧された直後に避難していた人々も含まれているという。

こうしたなか、SANA(12月24日付)によると、反体制武装集団が退去したアレッポ市スッカリー地区で、反体制武装集団の武器爆薬庫が爆発し、2人が死亡、33人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、スッカリー地区にある武器弾薬庫の爆発物処理作業中に爆発が発生し、3人が死亡したと発表した。

SANA, December 24, 2016
SANA, December 24, 2016

AFP, December 24, 2016、AP, December 24, 2016、ARA News, December 24, 2016、Champress, December 24, 2016、al-Hayat, December 25, 2016、Iraqi News, December 24, 2016、Kull-na Shuraka’, December 24, 2016、al-Mada Press, December 24, 2016、Naharnet, December 24, 2016、NNA, December 24, 2016、Reuters, December 24, 2016、SANA, December 24, 2016、UPI, December 24, 2016などをもとに作成。

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