米主導の有志連合は12月26日にラッカ市近郊などで12回の爆撃を実施(2016年12月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月26日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(9回)、アイン・イーサー市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市シャイフ・マクスード地区からYPG隊員50人が撤退、これに代わるかたちでロシア軍憲兵隊が同地に検問所を設置、巡回活動を開始(2016年12月27日)

アレッポ県では、ARA News(12月27日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、ロシア軍憲兵隊が巡回活動を開始、また同地区内および同地区入口に監視ポストや検問所を設置した。

なお、ARA News(12月27日付)によると、これに先立ち、26日、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の隊員約50人がシャイフ・マクスード地区を撤退し、アフリーン市方面に向かったという。

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ハサカ県では、ARA News(12月27日付)によると、ルマイラーン町で第2回「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立評議会会合が開催され、165人のメンバーが参加した。 

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはラッカ県タブカ市の治安、情報部門のシリア人局長を解任し、モロッコ人、エジプト人を新局長に任命(2016年12月27日)

ラッカ県では、ARA News(12月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が最近になってタブカ市の治安部門のシリア人局長を解任し、アブー・サラーキブ・マグリビーの名で知られるモロッコ人を新たに局長に任命した。

また情報部門のシリア人局長も解任され、アブー・ジャンダル・ミスリーの名で知られるエジプト人が新局長に任命されたという。

タブカ市は、米軍主導の有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が「ユーフラテスの怒り」作戦において制圧をめざしている。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「ハワール・キリス作戦司令室はバーブ市を四方から包囲している」(2016年12月27日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は記者会見で、アレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点都市バーブ市をめぐる戦況について、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が同市を四方から包囲したと述べた。

ARA News(12月27日付)などが伝えた。

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アレッポ県では、ARA News(12月27日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市北西部から同市内に突入を試み、ダーイシュ(イスラーム国)がこれに激しく応戦した。

なお、ハワール・キリス作戦司令室を航空支援するトルコ軍航空部隊は、バーブ市内各所への空爆を続け、過去24時間で130の標的を破壊、ダーイシュ戦闘員15人以上を殲滅したという。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官「反体制派への地対空ミサイル供与を認可したオバマ政権のNNDA承認は敵対行為」(2016年12月27日)

ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は、米バラク・オバマ政権がシリアの反体制武装集団への地対空ミサイル供与を認可した2017年国防権限法(NNDA)を承認(12月23日)したことに関して「シリアにおけるロシアの航空機、軍部隊、大使館を脅かす敵対行為」と非難した。

ザハロワ報道官は「オバマ政権は、輸出される武器が、穏健な反体制派と長らく協力関係にあるジハード主義者たちの手に渡るということを理解しなければならない…。こうした措置はテロリストに支援を行っていると評することができる」と述べた。

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ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、国防相での会合で「シリア国内での軍事作戦において、最新型近未来兵器160種類以上の試験が行われ、概ね高いレベルの価値と信頼が得られた」と述べた。

『ハヤート』(12月28日付)などが伝えた。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はカタール訪問中のトルコのチャヴシュオール外務大臣と電話会談し、和平協議(アスタナ会議)について協議(2016年12月27日)

ロシア外務省は、セルゲイ・ラブロフ外務大臣がカタールを訪問中のトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話会談を行い、シリア情勢、とりわけ2017年1月にカザフスタンの首都アスタナで予定されているシリア政府と反体制派の和平協議について意見を交わし、停戦にかかわる基準の合意、テロ組織と「穏健な反体制派」の峻別を早急に行う必要がある点で一致した。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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リヤド最高交渉委員会とシリア国民連合を主導するシリア・ムスリム同胞団は、武装集団にロシア、イランとの交渉を拒否し、和平協議(アスタナ会議)に参加しないよう呼びかける(2016年12月27日)

リヤド最高交渉委員会とシリア革命反体制勢力国民連立の双方を主導するシリア・ムスリム同胞団は声明を出し、ロシアとイランを「占領国」とみなし、両国とのあらゆる交渉も打ち切るよう呼びかけ、ロシア、イラン、トルコが2017年1月の開催に向けて協議を続けているアスタナ会議(シリア政府と反体制派の和平協議)への参加をめざす反体制派を牽制した。

トルコで活動するシリア・ムスリム同胞団は「占領者ロシアとの交渉に参加しているすべての(武装)組織の司令官へ、6年目を迎えようとしている革命は単なる武装革命ではなく、人民革命、子供、老人、女性、男たちの革命だった…。敵との交渉には、革命をめざす政治勢力と現地の軍事勢力の密接な協力が必要で、武装組織だけで交渉がなされれば、革命的姿勢が弱体化する…。敵対勢力、占領者とのいかなる直接・間接交渉にも関与してはならず…、すべての組織を解体し、愛国的な統合体に統一すなければならない」と訴えた。

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リヤド最高交渉委員会の幹部の一人でシリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー元代表は、ロシア、イラン、トルコが2017年1月の開催に向けて協議を続けているアスタナ会議(シリア政府と反体制派の和平協議)に関して「反体制派とシリア政府との間で連絡が行われているということは承知しない。我々はこの問題とはまったくの無関係だ」と述べた。

『ハヤート』(12月27日付)が伝えた。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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トルコ・カタール外相はリヤド最高交渉委員会代表同席のもと、和平協議への対応などについて協議(2016年12月27日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はカタールの首都ドーハを訪問し、ムハンマド・ブン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣と会談し、シリア情勢への対応などについて協議した。

会談には、リヤド最高交渉委員会のリヤード・ヒジャーブ代表(元首相)も同席した。

カタール通信(12月27日付)によると、会談では、シリア軍によるアレッポ市東部解放、ロシア・イラン・トルコ外相会談、孤立する反体制派支配地域への人道支援、ジュネーブ合意(2012年)に基づいたシリア紛争の政治的解決への取り組みなどについて意見が交わされた。

ARA News, December 27, 2016
ARA News, December 27, 2016

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、QNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ヨルダン国境警備隊はシリア領内から麻薬を密輸しようとした2人を射殺(2016年12月27日)

ヨルダン軍は声明を出し、国境警備隊が26日にシリア領内から麻薬を密輸しようとした男性2人を射殺したと発表した。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部、アレッポ県東部郊外などでダーイシュとの戦闘を続ける(2016年12月27日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月27日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区に侵攻しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

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アレッポ県では、SANA(12月27日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市近郊のナスルッラー村に侵攻しようとしたダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

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ヒムス県では、SANA(12月27日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のタイフール航空基地(T4)一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が同地一帯を空爆した。

一方、ARA News(12月27日付)によると、ダーイシュはスード丘を制圧したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、イスリヤー村とハナースィル市(アレッポ県)を結ぶ街道でシリア軍の車輌が爆発し、乗っていた兵士全員が死亡した。

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スワイダー県では、SANA(12月27日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛諸組織がサアド村・カスル村街道東部からバナート・バイール丘方面に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市北西部郊外への砲撃を再開(2016年12月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市北西部郊外および西部のライラムーン地区、ダーヒヤト・ラーシディーン地区一帯への砲撃を再開した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タルビーサ市近郊のムルーク検問所一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

またシリア軍がラスタン市一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マダーヤー村で武装集団が同地のウラマー連盟のシャイフの一人を誘拐しようとして、別の武装集団と交戦し、2人が死亡した。

またカフルナブル市で首を切り落とされた男性の遺体2体が発見された。

このほか、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍支配下のジスル・シュグール市を空爆、シリア軍も同地を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(12月27日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、トゥッラービーヤ広場一帯、難民キャンプ地区一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県マダーヤー町の市民団体がシリア政府との停戦(降伏)を呼びかける(2016年12月27日)

ダマスカス郊外県では、シリア軍とヒズブッラー戦闘員の包囲に晒されているマダーヤー町で活動する複数の市民団体が、同地およびザバダーニー市、ブカイン市一帯での停戦(シリア政府への降伏)を呼びかけた。
http://www.all4syria.info/wp-content/uploads/2016/12/15698049_1859490264264996_5050981188144095601_n444.jpg
それによると、停戦合意は、シリア軍側と反体制武装集団側双方の戦闘および作戦の停止、マダーヤー町とザバダーニー市からの重篤患者の搬送、国際機関監視下でのシリア政府当局による反体制武装集団、離反兵、指名手配者(兵役忌避者)の免罪、ヒズブッラー戦闘員、人民諸委員会による包囲の解除、シリア軍第4師団の撤退などを骨子とするという。

なお、マダーヤー町とザバダーニー市からの反体制武装集団(シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動など)のイドリブ県への退去については、アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの負傷者・重篤患者らの移送と合わせて、トルコ仲介によるロシア、イラン、反体制武装集団との合意のなかに盛り込まれていた。

クッルナー・シュラカー(12月27日付)などが伝えた。

Kull-na Shuraka', December 27, 2016
Kull-na Shuraka’, December 27, 2016
Kull-na Shuraka', December 27, 2016
Kull-na Shuraka’, December 27, 2016

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(12月27日付)によると、軍事情報局ダルアー支部長のワフィーク・ナースィル准将がマハッジャ町の住民および武装集団に対して、12月28日正午までに、シリア政府との「国民和解」を受諾するよう通達した。

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県アイン・フィージャ町の水道施設をめぐるアル=カーイダ系組織シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団とシリア軍、ヒズブッラー戦闘員の攻防戦続く(2016年12月27日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月28日付)によると、首都ダマスカスの水道供給源である水道施設を要するアイン・フィージャ町および同地一帯のバラダー渓谷で、シリア軍と、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘が続き、シリア軍の空爆・砲撃により、女性2人と子供2人を含む民間人15人が死亡した。

戦闘はアイン・フィージャ町、バスィーマ町、カフィール・ザイト村、ダイル・カーヌーン村、ダイル・ムクリン町一帯で行われ、クッルナー・シュラカー(12月27日付)によると、反体制武装集団は、フサイニーヤ村周囲の丘陵地帯の一部を制圧したという。

シリア人権監視団によると、シリア政府当局は、アイン・フィージャ市の水道施設に反体制武装集団が流し込んだという汚染物質(灯油など)の除去のため、同施設の稼働を現在も停止しているという。

こうしたなか、ダマスカス県カーブーン区、バラダー渓谷一帯、東カラムーン地方で活動するという武装集団が共同声明を出し、「合同防衛同盟」の盟約を結び、統合司令部を設置したと発表し、シリア軍による包囲解除、住民の強制移住の停止をめざして活動すると表明した。

Kull-na Shuraka', December 27, 2016
Kull-na Shuraka’, December 27, 2016

AFP, December 27, 2016、AP, December 27, 2016、ARA News, December 27, 2016、Champress, December 27, 2016、al-Hayat, December 28, 2016、Iraqi News, December 27, 2016、Kull-na Shuraka’, December 27, 2016、al-Mada Press, December 27, 2016、Naharnet, December 27, 2016、NNA, December 27, 2016、Reuters, December 27, 2016、SANA, December 27, 2016、UPI, December 27, 2016などをもとに作成。

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