アレッポ県、イドリブ県で活動するアル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」が、シャーム・ファトフ戦線指導者のジャウラーニー氏の指揮のもと「シリア・イスラーム委員会」として近く統合か(2016年12月18日)

アラビー21(12月17日付)は、複数の匿名消息筋の話として、アレッポ県、そしてイドリブ県で活動するアル=カーイダ系組織を含むジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」と目される武装集団が、統一組織を結成することで合意したと発表した。

新たに結成される統一組織は、「シリア・イスラーム委員会」を名乗り、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、非アル=カーイダ系のイスラーム軍、シャーム軍団、「穏健な反体制派」と目されるヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム戦線、「命じられるまま正しく進め」連合、アンサールッディーン戦線などからなるという。

同消息筋によると、最高司令官には、シャーム・ファトフ戦線の指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が、また意思決定機関である諮問評議会の議長にはヌールッディーン・ザンキー運動の司令官のタウフィーク・シハーブッディーン氏が就任する見込みだという。

また、ファトフ軍のカーディー(法官)であるアブドゥッラッザーク・マフディー氏はアラビー21に対し、反体制派は近く統一を宣言する声明を発表すると述べた。

Kull-na Shuraka’, December 18, 2016
Kull-na Shuraka’, December 18, 2016

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月18日付)は、シリア・イスラーム委員会結成をめぐる動きに関して、ファトフ軍所属組織と「穏健な反体制派」合わせて14組織が統合をめざしているとしたうえで、シャーム・ファトフ戦線が、ジャウラーニーを最高司令官に任命するよう主張していることが、それ以外の武装集団と軋轢を深めている、と伝えた。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Arabi 21, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部タドムル市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年12月18日)

ヒムス県では、SANA(12月18日付)によると、シリア軍がタドムル市一帯(アブー・カッラ・ダム一帯など)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまた、ダブール村、バーリダ地区一帯などでダーイシュと交戦した。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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クナイトラ県でシリア革命家戦線に所属するイスラームの剣旅団の司令官暗殺(2016年12月18日)

クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(12月18日付)によると、シリア革命家戦線に所属するイスラームの剣旅団の司令官が乗った車がイッシャ村で武装集団の襲撃を受け、乗っていた司令官が暗殺された。

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ヒムス県では、ARA News(12月18日付)によると、シリア軍はハウラ地方を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(12月18日付)によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村でシャーム・ファトフ戦線と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(12月18日付)によると、シリア軍はダルアー市バジャービジャ地区、ダム街道地区、難民キャンプ地区でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。


AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去作業が3日ぶりに再開か(2016年12月18日)

アレッポ県では、SANA(12月18日付)によると、アレッポ市東部に留まっている反体制武装集団戦闘員とその家族をアレッポ県西部・イドリブ県方面に搬送するための旅客バス約100輌が、シリア赤新月社および赤十字国際委員会の監視のもと、アレッポ市西部のラームーサ通行所を経由して、同市東部のザバディーヤ地区、サラーフッディーン地区、マシュハド地区、アンサーリー地区に入った。

複数の消息筋によると、アレッポ市東部からの戦闘員・家族の退去作業は、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの負傷者・重篤患者およびその家族数千人の移送の完了を待って再開されるという。

SANA, December 18, 2016
SANA, December 18, 2016

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その後、ARA News(12月19日付)によると、18日深夜にアレッポ市東部からの戦闘員とその家族の退去作業は3日ぶりに再開されたという。

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一方、ARA News(12月18日付)によると、アレッポ市南部郊外のアッザーン山一帯に展開するシリア軍、イラク人・イラン人民兵は、アレッポ市南西部一帯のファトフ軍支配地域に対して砲撃を行った。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、December 19, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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「タウヒード中隊のムジャーヒディーン」を名乗る無名の集団がフーア市・カファルヤー町近郊でのバス焼き討ちの犯行を認める声明を発表(2016年12月18日)

イドリブ県フーア市、カファルヤー町近郊で、負傷者・重篤患者とその家族を移送するために派遣されたシリア政府側の旅客バスを、シャーム・ファトフ戦線と思われる反体制武装集団が焼き討ちにした事件に関して、「タウヒード中隊のムジャーヒディーン」を名乗る無名の集団が声明を出し、犯行を認めた。

「タウヒード中隊のムジャーヒディーン」を名乗る集団が声明を出すのは今回が初めて。

「タウヒード中隊のムジャーヒディーン」は声明のなかで、アレッポ市東部からの戦闘員およびその家族の退去に応じた反体制武装集団を「地域の諸派による裏切りであり政権への譲歩」と非難し、「仲裁と停戦によって退去するすべてのラーフィディーン(シーア派)を標的とする」と脅迫した。

ARA News, December 18, 2016
ARA News, December 18, 2016

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会もフーア市・カファルヤー町近郊でのバス焼き討ちを「ハラーム」と厳しく非難(2016年12月18日)

シリア・イスラーム評議会は声明を出し、イドリブ県フーア市、カファルヤー町近郊で、負傷者・重篤患者とその家族を移送するために派遣されたシリア政府側の旅客バスを、シャーム・ファトフ戦線と思われる反体制武装集団が焼き討ちにした事件に関して、イランの蛮行を非難したうえで、アレッポ市東部に留め置かれている数万の人々を飢えと寒さに晒す行為で「ハラーム」にあたる、と厳しく非難した。

Kull-na Shuraka', December 18, 2016
Kull-na Shuraka’, December 18, 2016

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部で敗北したアレッポ・ファトフ軍作戦司令室所属組織はフーア市・カファルヤー町近郊でのバス焼き討ちを「革命に対する犯罪行為」と厳しく非難(2016年12月18日)

アレッポ市東部での戦闘に敗北したアレッポ・ファトフ軍作戦司令室所属組織(シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム戦線など)を中心とする反体制武装集団は共同声明を出し、イドリブ県フーア市、カファルヤー町近郊で、負傷者・重篤患者とその家族を移送するために派遣されたシリア政府側の旅客バスを、シャーム・ファトフ戦線と思われる反体制武装集団が焼き討ちにした事件に関して、「シリア革命に対する犯罪行為」と厳しく非難し、「こうした行為を止めさせ、必要な措置を講じるよう関係当局に要請」した。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ県で包囲を受けるシリア政府支配地域(フーア市、カファルヤー町)から負傷者・重篤患者およびその家族を移送するため現地に向かっていたバスがシャーム・ファトフ戦線と思われる武装集団の焼き討ちに遭う(2016年12月18日)

イドリブ県では、『ハヤート』(12月19日付)、SANA(12月18日付)などによると、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の包囲を受けているフーア市、カファルヤー町(住民のほとんどはシーア派)に、負傷者・重篤患者とその家族を移送するために向かっていた旅客バスの車列が何者かの襲撃を受け、バス5輌が焼き討ちに遭った。

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これに関して、SANA(12月17日付)は、反体制武装集団(アレッポ軍、ファトフ軍)を主導するシャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動が車列を攻撃し、バスを焼き討ちにしたと報じた(https://youtu.be/260brra8V-4)。

SANA, December 18, 2016
SANA, December 18, 2016

SANA(12月17日付)によると、反体制武装集団は16日にも、フーア市、カファルヤー町に向かうバスを襲撃、これによって運転手1人が死亡しているという。

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一方、シリア人権監視団は、襲撃がシャーム・ファトフ戦線によるものだとしたうえで、アレッポ市東部、フーア市、カファルヤー町からの戦闘員・負傷者・重篤患者および家族の移送に関して、シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動が対立していると発表した。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部、イドリブ県フーア市・カラフヤー町、ダマスカス郊外県ザバダーニー市・マダーヤー町からの戦闘員・負傷者・重篤患者・家族の移送に関するロシア、イラン、反体制派の合意内容(2016年12月18日)

クッルナー・シュラカー(12月18日付)などは、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の幹部筋の話として、アレッポ市東部、イドリブ県フーア市・カラフヤー町、ダマスカス郊外県ザバダーニー市・マダーヤー町からの戦闘員・負傷者・重篤患者・家族の移送に関するロシア、イラン、反体制派の合意内容について明らかにした。

それによると、合意は、①フーア市から1,250人の負傷者・重篤患者および家族を移送したうえで、アレッポ市東部で留まっている退去希望者(戦闘員とその家族)の半数を退去させる、②カファルヤー町から1,250人を移送させたうえで、アレッポ市東部から残りの半数を退去させる、 ③フーア市、カファルヤー町から1,500人を移送したうえで、シリア軍とヒズブッラーが包囲するダマスカス郊外県マダーヤー町、ザバダーニー市から反体制武装集団戦闘員およびその家族1,500人を退去させる、という3段階からなっているという。

AFP, December 18, 2016、AP, December 18, 2016、ARA News, December 18, 2016、Champress, December 18, 2016、al-Hayat, December 19, 2016、Iraqi News, December 18, 2016、Kull-na Shuraka’, December 18, 2016、al-Mada Press, December 18, 2016、Naharnet, December 18, 2016、NNA, December 18, 2016、Reuters, December 18, 2016、SANA, December 18, 2016、UPI, December 18, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領「蛮行の一方的な責任はアサド政権、ロシア、イランにある」(2016年12月17日)

2017年1月20日に任期が終了するバラク・オバマ米大統領は年末の記者会見の場で、シリア情勢について言及し、アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去を監視するための「中立的な監視団」派遣を求める安保理決議案(フランスが提出)を支持すると表明した。

オバマ米大統領はまた、アレッポ市での攻防線に関して「蛮行の一方的な責任は、アサド政権とその同盟国であるロシアとイランにある…。アサドは虐殺が起きているなかで正統性を勝ち取ることなどできない」と述べた。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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ロシア・イラン・トルコ外相が電話会談、ロシア・シリア・イラン外相とトルコMIT長官が電話会談(2016年12月17日)

ロシア外務省は、セルゲイ・ラブロフ外務大臣が今月27日に予定されているロシア・イラン・トルコの三カ国外相会談に先立って、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、トルコのトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と電話会談を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月17日付)などによると、三者電話会談では、アレッポ市東部の状況、とりわけ反体制武装集団戦闘員とその家族の退去状況などについて意見が交わされ、シリアの人道支援拡充と政治的解決に向けた国際社会の取り組みが重要であることなどを確認したという。

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RT(12月17日付)によると、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、シリアのファフド・フライジュ国防大臣、イランのホセイン・ホセイン・ダフカーン国防大臣、トルコ国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン長官と電話会談を行い、「アレッポ市の治安人道状況」、「シリア国内での停戦」への対応について協議した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、RIA Novosti, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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ヨルダン国内のシリア人難民キャンプで「部族軍」を狙った爆破事件が発生し、5人が死亡(2016年12月17日)

ARA News(12月17日付)によると、ヨルダン北東部のシリア国境に面するルクバーン地区に設営されたシリア人避難民キャンプ内にある人道支援配給センター近くで、爆弾が爆発し、5人が死亡、複数が負傷した。

ヒムス県東部で活動するというアムル・フサインを名乗る活動家によると、爆発は、部族軍のメンバーを狙ったもので、ダーイシュ(イスラーム国)による犯行の可能性が高いという。

ARA News, December 17, 2016
ARA News, December 17, 2016

 

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県バーブ市で反転攻勢、トルコ軍兵士1人が死亡(2016年12月17日)

アナトリア通信(12月17日付)は、「ユーフラテスの盾」作戦を続行するハワール・キリス作戦司令室を支援するトルコ軍の兵士が16日、アレッポ県におけるダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市一帯での戦闘で重傷を負い、搬送先のガジアンテップの病院で死亡した、と伝えた。

なお、これに先立ちアアマーク通信(12月16日付)は、バーブ市西部でトルコ軍戦車、装甲車を攻撃、破壊する映像(https://youtu.be/AnMvfdw0a9A)を公開していた。

Youtube, December 17, 2016
Youtube, December 17, 2016

 

AFP, December 17, 2016、Anadolu Ajansı, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北西部でダーイシュから5カ村を奪取(2016年12月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市北西部郊外で米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ARA News(12月17日付)によると、シリア民主軍はこの戦闘で、北ブルーサンジャール村、南ブルーサンジャール村、サブハー村、アブー・ジャッラート村、ハーッジー・スライマーン村をダーイシュより奪取した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は、シリア・ロシア軍を支援するかたちでタドムル市東部のスフナ市一帯でダーイシュ拠点を爆撃、アミールを殺害(2016年12月17日)

ヒムス県では、ARA News(12月17日付)によると、米主導の有志連合は、シリア軍、ロシア軍を支援するかたちで県東部のスフナ市一帯を空爆し、ダーイシュの司令官(アミール)を殺害した。

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)によって再制圧されたタドムル市一帯および農園地帯を空爆し、またシリア軍、親政権武装勢力が同地一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(12月17日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のタイフール航空基地(T4)一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員30人を殲滅した。

ARA News(12月17日付)によると、シリア軍はダーイシュとの戦闘の末、シャリーファ村、タイフール航空基地南部の検問所を奪還したという。

他方、ARA News(12月17日付)は、タドムル市内の消息筋から得た情報にとして、ダーイシュによる再制圧後、タドムル市で市民約250人が失踪したと伝えた。

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ダルアー県では、ARA News(12月17日付)によると、南部戦線を構成する複数の反体制武装集団がヤルムーク川流域でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍に対する掃討作戦を開始した。

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ハサカ県では、ARA News(12月17日付)によると、カーミシュリー氏アンタリーヤ地区でビニール袋に入れられた爆弾が爆発し、子供1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県で元反体制武装集団戦闘員250人を含む600人以上が恩赦され放免に(2016年12月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月17日付)によると、各地で推進されている地元和解の一環として、ザーキヤ町、ダイルハビーヤ村出身の元反体制武装集団戦闘員250人を含む600人以上が、2016年立法第15号に従い、恩赦となり、放免となり、祝典がシリア軍第7師団司令官、地元名士らが参列するなかで執り行われた。

SANA, December 17, 2016
SANA, December 17, 2016

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ラタキア県では、SANA(12月17日付)によると、殉教者バースィル・アサド国際空港が旅客便の受け入れを再開、午前6時にUAEアブダビ便、午前9時にクウェート便が就航した。

SANA, December 17, 2016
SANA, December 17, 2016

 

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、イドリブ県で反体制武装集団拠点への攻撃を続ける(2016年12月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サウジアラビアの支援を受けるイスラーム軍の拠点都市であるドゥーマー市一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆、またマイダアーニー村一帯、ムハンマディーヤ町一帯では、シリア軍、親政権武装勢力が反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるジスル・シュグール市一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆、シリア軍が砲撃を加えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラフジャーン村一帯を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(12月17日付)によると、シリア軍がジャッブーリーン村一帯、キースィーン村、でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県タルマーニーン村のアル=カーイダ系シャーム・ファトフ戦線など4組織が完全統合(2016年12月17日)

イドリブ県では、タルマーニーン村で活動する反体制武装集団が共同声明を出し、完全統合したと発表した。

共同声明を出したのは、アル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、そしてシャーム革命家で、アブー・ハムザ・タルマーニーンを名乗る司令官のもとに統合したという。

Kull-na Shuraka', December 17, 2016
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AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部からの戦闘員とその家族の退去が一時再開するが、イドリブ県の親政権民兵が回廊を閉鎖(2016年12月17日)

アレッポ県では、『ハヤート』(12月18日付)によると、16日に一時中断していたアレッポ市東部からの反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、アレッポ軍)戦闘員とその家族の退去作業は17日に再開され、旅客バス9輌が、戦闘員3,000人を含む8,500人(うち負傷者、病人は約500人)を新たにファトフ軍支配地域のアレッポ市西部郊外地域に搬送した。

しかし、シリア人権監視団によると、退去作業の経路となっているアレッポ市西部のアーミリーヤ地区・ラームーサ地区の回廊は数時間後、イドリブ県フーア市、カファルヤー町出身の親政権武装勢力とヒズブッラー戦闘員などによって閉鎖され、退去作業は再び中断された。

なお、国連の推計によると、戦闘員1,500人を含む4万人が退去できずに、アレッポ市南東部(アーミリーヤ地区)の街区に留め置かれたままだという。

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アル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍支配下のイドリブ県フーア市、カファルヤー町の親政権民兵・住民の退去のため、アレッポ市東部から旅客バスが向かう(2016年12月17日)

シリア人権監視団は、アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族を退去させるために用意されている旅客バス126輌のうち、29輌が、イドリブ県のフーア市、カファルヤー町に向かったと発表した。

同監視団によると、派遣された旅客バスにより、フーア市、カファルヤー町にとどまる重篤患者、負傷者、住民の移送が行われるとした。

なお、これに関して、シリア人権監視団は、アレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去の一環として、イランがファトフ軍側に対して、フーア市、カファルヤー町から4,000人を避難させることを要求したが、ファトフ軍側は400人の退去しか認めていないと指摘する一方、両者が妥協したとの情報も錯綜している。

『ハヤート』(12月18日付)によると、フーア市、カファルヤー町には2万人がとどまっており、うち4,500人が戦闘員(ヒズブッラー戦闘員を含む)だという。

なお、『ハヤート』(12月18日付)によると、アレッポ市東部からの退去作業は、フーア市、カファルヤー町からの避難が完了した後に再開される見込みだという。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部の戦闘員・家族の退去の一環として、反体制派、ロシア、イランはダマスカス郊外県の反体制派とイドリブ県の親政権派の避難を合意か(2016年12月17日)

アレッポ県では、『ハヤート』(12月18日付)などが、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、アレッポ軍、ファトフ軍)が、ロシア、イランとの間で戦闘員およびその家族の退去をめぐる交渉を再開し、新たな合意に達したと報じた。

反体制武装集団側の交渉訳を務めるシャーム自由人イスラーム運動のファールーク・アブー・バクルを名乗る幹部によると、「アレッポをめぐって革命家、ロシア、イランは合意に達し、今日(17日)に退去作業を再開するために行動する」と述べた。

合意内容に関して、この幹部は「アレッポの住民と戦闘員全員」がアレッポ市東部の反体制武装集団支配地域から退去する一方、イドリブ県のフーア市、カファルヤー町、ダマスカス郊外県のマダーヤー町、ザバダーニー市からも退去が行われると付言した。

しかし、イドリブ県、ダマスカス郊外県からの退去者の数については明言しなかった。

これに関して、シリア軍消息筋はAFP(12月17日付)に対して、イドリブ県フーア市、カファルヤー町からの戦闘員・住民の避難に関して、「前向きな動き」があるとしつつも、「問題はまだ決着していない」と述べた。

イドリブ県のフーア市、カファルヤー町は、イドリブ県のほぼ全域が、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍に掌握されているなかで、シリア政府の支配下にとどまっており、ファトフ軍の包囲を受けている。

また、ダマスカス郊外県のザバダーニー市、マダーヤー町は、シャーム自由人イスラーム運動をはじめとする反体制武装集団が籠城を続けるなか、シリア軍やヒズブッラーの包囲を受けている。

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ロシア国防省は声明を出し、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターによるアレッポ市東部からの反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が、アレッポ県以外の地域でのアサド政権による戦闘停止発表を促す新たな機会を与えるとともに、「穏健な反体制派」の過激派からの離反をもたらそうとしていると発表した。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合によるダイル・ザウル県、ラッカ県爆撃でダーイシュ幹部2人を含む7人が死亡(2016年12月16日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月16日付)が、米主導の有志連合によるタナク油田一帯に対する空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)のリビア人幹部で「石油大臣」と目されてきたアブー・ウマル・ズバイディー氏ら6人が死亡したと伝えた。

またラッカ県でも、ラッカ市に対する有志連合の空爆で、ハイル州の広報副責任者のヤフヤー・ダヒール氏が死亡したという。

AFP, December 17, 2016、AP, December 17, 2016、ARA News, December 17, 2016、Champress, December 17, 2016、Euphrates Post, December 17, 2016、al-Hayat, December 18, 2016、Iraqi News, December 17, 2016、Kull-na Shuraka’, December 17, 2016、al-Mada Press, December 17, 2016、Naharnet, December 17, 2016、NNA, December 17, 2016、Reuters, December 17, 2016、SANA, December 17, 2016、UPI, December 17, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月15日にダーイシュがシリア軍から奪取したタドムル市などに対して15回の爆撃を実施(2016年12月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月15日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、アイン・イーサー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、タドムル市近郊(10回)に対して攻撃が行われた。

タドムル市近郊での空爆では、同市制圧に際してシリア軍からダーイシュが捕獲した戦車15輌などを破壊したという。

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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トランプ米次期大統領はシリア政策について初めて言及「シリア領内に安全保障地帯を設置し、人々に機会を与えたい」(2016年12月16日)

ドナルド・トランプ米次期大統領は、ペンシルベニア州で開いた支持者への感謝を伝えるための集会でシリア情勢に触れ、そのなかでシリア国内に「安全保障地帯」を設置すると述べた。

トランプ氏は「シリアで起きていることに目を向けると、とても悲しくなる…。それは大変に悲しい事態で、我々は人々を支援しなければならない。我々は、シリア領内に安全保障地帯を設置し、人々に機会を与えたい…」。

『ハヤート』(12月17日付)は、トランプ氏の政策立案チームとコンタクトのある複数の消息筋の話として、トランプ氏が対シリア政策に関して、シリア国内の南部に安全地帯を設置し、ヨルダンを支援することなどを検討しているという。

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ロシアのプーチン大統領はシリア内戦終結に向けた和平合意をカザフスタンで開催することでトルコと合意(2016年12月16日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は東京での記者会見でシリア情勢に言及、そのなかで反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室、ないしはアレッポ軍)が支配してきたアレッポ市東部をシリア軍が解放したことに関して、「アレッポ市解放は重要な進展で、新たな訂正をもたらし得るものだ」と述べた。

プーチン大統領は、トルコの仲介によるロシア軍とアレッポ市の反体制武装集団の停戦合意(戦闘員とその家族の退去)に関して、9月のサンクトペテルブルク市でのトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との会談で合意に達していたことを明らかにし、「今起こっているのは、そのときの我々の合意が実施されているものだ」と述べた。

また、プーチン大統領は、シリア内戦終結に向けた和平協議に関して「カザフスタンに当時者を招くことを提案する旨、トルコ大統領と合意した。我々はシリア政府、トルコ、反体制派各派に通知することになる」と述べる一方、新たな和平協議が、米国・ロシア、国連主導のもとに行われてきたジュネーブ会議にとってかわるものではなく、これを補完することになると付言した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)が最近になって、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するヒムス県タドムル市一帯を奪還したことに関して、その原因が米主導の有志連合とシリア軍の連携不足にあるとしたうえで、「(タドムル市喪失は)重要性の高いアレッポ市での進展に比して純粋に象徴的な問題でしかない」と述べた。

『ハヤート』(12月17日付)などが伝えた。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北西部でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年12月16日)

ラッカ県では、ARA News(12月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市北西部のアブー・ハウヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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北の太陽大隊は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が遂行する「ユーフラテスの怒り」作戦に参加すると発表した。

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はロジャヴァの拠点都市アイン・アラブ市郊外、アフリーン市を攻撃(2016年12月16日)

アレッポ県では、ARA News(12月16日付)によると、トルコ軍がアイン・アラブ市西部郊外にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を砲撃した。

また、反体制武装集団が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市を反体制武装集団が砲撃した。

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アレッポ県では、ARA News(12月16日付)によると、トルコ軍航空部隊がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市各所を空爆した。

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官がアレッポ城などを視察(2016年12月16日)

ARA News(12月16日付)などは、イラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官が、シリア軍によって解放されたアレッポ市東部のアレッポ城一帯を視察、その写真がSNSなどを通じて拡散された。

ARA News, December 16, 2016
ARA News, December 16, 2016

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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活動休止中の「穏健な反体制派」4組織がシャーム・ファトフ戦線との対立を解消し、活動再開を宣言(2016年12月16日)

シャーム・ファトフ戦線との闘争に破れ活動を停止していた「穏健な反体制派」(自由シリア軍)4組織が共同声明を出し、反体制派内での「すべての対立を中断」し、戦列に復帰すると発表した。

共同声明を出したのは、シリア革命家戦線(ジャマール・マアルーフ)、ハズム運動(アブドゥッラー・アウダ・アブー・ザイド)、アンサール旅団(ミスカール・アブドゥッラー)、真理戦闘戦線(ユースフ・ハサン)。

Kull-na Shuraka', December 16, 2016
Kull-na Shuraka’, December 16, 2016

AFP, December 16, 2016、AP, December 16, 2016、ARA News, December 16, 2016、Champress, December 16, 2016、al-Hayat, December 17, 2016、Iraqi News, December 16, 2016、Kull-na Shuraka’, December 16, 2016、al-Mada Press, December 16, 2016、Naharnet, December 16, 2016、NNA, December 16, 2016、Reuters, December 16, 2016、SANA, December 16, 2016、UPI, December 16, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュに忠誠を誓う市民革命家のサールート氏がアル=カーイダ系のファトフ軍の拠点イドリブ市でアレッポ市救済のデモを主導(2016年12月16日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(12月16日付)によると、イドリブ市でアレッポ市救済と反体制武装集団の統合を求めるデモが発生し、数千人が参加した。

デモには、アブドゥッルバースィト・サールート氏が参加者を主導した。

サールート氏は、2011年に「アラブの春」がシリアに波及した当初、ヒムス市でのデモを主導し、「シリア革命におけるもっとも著名な活動家の一人」と目されていたが、その後、バイヤーダ殉教者大隊を率いて武装闘争を展開、2014年12月にダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線や同戦線と共闘する「反体制派」への抵抗を呼びかけていた。

ARA News, December 16, 2016
ARA News, December 16, 2016

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シリア人権監視団は、反体制武装集団の支配下にあるダルアー県サフム・ジャウラーン村、タファス市、ウンム・マヤーズィン町、ヤードゥーダ村、ジャースィム市、ヒムス市ラスタン市でデモが発生し、反体制武装集団の統合、アレッポ市救済が主唱された。

また、クッルナー・シュラカー(12月16日付)によると、デモはダルアー県のダルアー市、東ガーリヤ村、ムサイフラ町、ジーザ町、フラーク市、サフワ村、サイダー町、ダーイル町、サナマイン市、ハーッラ市、ナワー市、タスィール町、ムザイリーブ町、イドリブ県サールートでも発生したという。

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