ラッカ県でダーイシュのメンバーだったシリア民主軍「自衛部隊」隊員が同僚3人を殺害(2020年10月6日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるカラーマ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下の「自衛部隊」の隊員1人が、同僚の隊員3人を殺害した。

3人を殺害したこの隊員は、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだったという。

AFP, October 7, 2020、ANHA, October 7, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 7, 2020、Reuters, October 7, 2020、SANA, October 7, 2020、SOHR, October 7, 2020などをもとに作成。

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ハマー県のトルコ軍監視所前でバアス党員とその支持者が抗議デモ:トルコ国旗を引きずり下ろし、シリア国旗を掲げる(2020年10月6日)

ハマー県では、シリア人権監視団、ザイトゥーン(10月6日付)、バラディー・ニュース(10月6日付)などによると、ムーリク市に設置されているトルコ軍の監視所の前で、バアス党ハマー支部の呼びかけを受けて、バアス党員、学生、公務員らが抗議デモを行い、トルコ軍の撤退を求めた。

大型バスやトラックで現場入りしたデモ参加者数十人は、ムーリク町の監視所の門に掲げられているトルコ国旗を引きずり下ろし、シリア国旗を掲げた。

デモ参加者はまた、トルコ軍兵士ともみ合いになり、監視所に向けて投石を行った。

これに対して、トルコ軍は催涙弾で応戦した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(10月6日付)によると、同様のデモはイドリブ県のマアッル・ハッタートに設置されているトルコ軍の拠点の前でも行われた。

https://www.youtube.com/watch?v=buLySEWu1Ok

https://youtube.com/watch?v=kp_pCOzQ5dY

 

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、Baladi News, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020、Zaitonmag, October 6, 2020などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「NATOにイドリブ県での支援を要請したが、拒否された」(2020年10月6日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アンカラでのNATOのヤンス・ストルテンベルグ事務総長との会談後の共同記者会見で、イドリブ県でトルコを支援するよう要請したことを明らかにした。

しかし、チャヴシュオール外務大臣は「しかし、遺憾ながら、我が国の同盟諸国はさまざまな理由でこうした支援を行うことを差し控えた」と述べ、事務局長がこれを拒否したと付言した。

そのうえで「NATOの一部同盟国は、国際法に明らかに違反し、人民防衛隊(YPG)、クルディスタン労働者党(PKK)への支援を行っている…。我が国のテロ・ブラックリストに記載されている組織に一部同盟国が関わっていることは受け入れらない」と指摘、米国を非難した。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「アサド政権、イスラエル、キプロスを抹殺しなければ人類は平和と安定を享受できない」(2020年10月6日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はテレビ演説を行い「人類は、この世界から一部の不正な国家や政府を抹殺することなく、平和と安定を享受できない」と述べ、アサド政権、イスラエル、キプロスが、世界の安定を揺るがし、不正を働いていると非難した。

エルドアン大統領はそのうえで「トルコ政府はその能力をもって、こうした国々による血塗られた不義を阻止する…。世界の強国の庇護のもとにこうした国や体制が身を隠している時代は早晩終わることになる」と強調した。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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シリアの首都ダマスカスにアブハジア大使館開設(2020年10月6日)

シリアの首都ダマスカスにアブハジア大使館の開設式が行われ、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)と、シリアを訪問中のアブハジアのアルカス・クヴィトスィニア(Alkas Kvitsinia)大統領府局長とダウル・ヴァヂモヴィッチ(Daur Vadimovich)外務大臣や公式使節団が出席した。

SANA(10月6日付)が伝えた。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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ハマー県、ヒムス県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でシリア軍とダーイシュが交戦、ロシア軍が爆撃を実施(2020年10月6日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のファースィダ村一帯、タナーフジュ山地、トゥーティヤーン丘にあるシリア軍拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機が同地一帯を爆撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の拠点複数カ所を襲撃した。

これに対して、ロシア軍戦闘機が同地一帯を爆撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機3機が、ハマー県とアレッポ県の県境に位置するラサーファ砂漠にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を爆撃した。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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米軍がハサカ県ルマイラーン町・カフターニーヤ市間でパトロールを実施(2020年10月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍部隊が、ルマイラーン町に設置している基地からトルコ国境に近いカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市にいたる地域でパトロールを実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で内務治安部隊(アサーイシュ)の元隊員を含む2人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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シリア政府支配下のダイル・ザウル県で部族どうしが農地の所有権をめぐって交戦し、10人あまりが死傷(2020年10月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県西部のジャズラート村近郊のマタッブ・マタッブ・ブーラーシド村の住民であるジュブール部族と、カスィーバ村の住民であるバッカーラ部族が農地の所有権をめぐって激しく交戦し、双方合わせて10人あまりが死傷した。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市での爆発で住民17人死亡、40人以上負傷(2020年10月6日)

アレッポ県では、SANA(10月6日付)やANHA(10月6日付)によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のバーブ市で、貨物トラックに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民17人が死亡、40人以上が負傷した。

ANHA(10月6日付)によると、トルコの占領下にあるいわゆる「オリーブの枝」地域のアフリーン市でも、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍に所属する北の鷹旅団がアフリーン市北のオリーブ畑で住民に無差別発砲し、女性1人と子供1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(10月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊にあるシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるクール・ハサン村を砲撃する。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で46人、北・東シリア自治局支配地域で80人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で85人(2020年10月6日)

保健省は政府支配地域で新たに46人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、10月6日現在の同地での感染者数は計4,457人、うち死亡したのは209人、回復したのは1,183人となった。

SANA(10月6日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、10月6日現在の同地での感染者数は計1,998人、うち死亡したのは71人、回復したのは503人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市32人、カーミシュリー市26人、マーリキーヤ(ダイリーク)市17人、マアバダ(カルキールキー)町7人、アームーダー市2人、ダルバースィーヤ市2人、ルマイラーン町1人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、タッル・タムル町1人。

ANHA(10月6日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月6日に新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、44人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計1,379人、うち回復したのは751人、死亡したのは14人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1405016546369899/

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者85人が確認されたと発表した。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計1,379人、うち死亡したのは12人、完治したのは751人となった。

AFP, October 6, 2020、ACU, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県などでシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2020年10月6日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから213日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のクークフィーン村、ルワイハ村、バイニーン村森林地帯、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるサラーキブ市を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約35輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県北東部でシリア軍兵士1人を殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市で爆弾が爆発し、元反体制メディア活動家で、シリア政府との和解後に総合情報部に勤務していた男性1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県19件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, October 6, 2020、ANHA, October 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 6, 2020、Reuters, October 6, 2020、SANA, October 6, 2020、SOHR, October 6, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民424人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は609,467人に(2020年10月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月6日付)を公開し、10月5日に難民424人(うち女性127人、子供217人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民424人(うち女性127人、子供217人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は609,467人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者214,219人(うち女性64,409人、子ども108,981人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は7,017,175人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は838,747人(うち女性251,685人、子供427,472人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 6, 2020をもとに作成。

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