シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルバースィーヤ市でPKKとペシュメルガ・ロジャヴァが交戦、同市内にあるクルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受ける(2020年12月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市で、民主統一党(PYD)の姉妹組織であるトルコのクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーと、シリア・クルド国民評議会の民兵組織であるペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員が交戦、PKKメンバー1人、ペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員1人が死亡した。

ペシュメルガ・ロジャヴァは、イラク・クルディスタン自治政府憲兵隊(ゼルヴァーニ)の傘下に置かれている。

その数時間後、同市内にあるシリア・クルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受けた。

クルド国民評議会はイラク・クルディスタン自治政府と良好な関係にある。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこでビジネスマンのマフルーフ氏:大統領に戦争成金の排除を求める(2020年12月14日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、自身のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)に「僕たちに奉仕する者からこの国の大統領へ」と題した新たなメッセージを投稿し、アサド大統領に「戦争成金」の排除を懇願した。

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/3091137517655148

書き込みの内容は以下の通り:

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「僕たちに奉仕する者からこの国の大統領へ:

シリアが経済的繁栄を遂げてきた30年にわたって、国は多数の投資家、商人、製造業者に奉仕してきた。我々全員がこの復興において中核的、そして顕著な役割を担ってきた。我々はそのなかで、もっとも重要なプロジェクトを立ち上げ、数十万という労働者、社員を雇用し、この国に特筆すべき経済バランスをもたらし、市民に尊厳ある暮らしをもたらした…。戦争が起こり、この国が引き裂かれると、我々の多くが祖国の側に立ち、これを守り、その市民に奉仕し続けるため、もっとも高価な財産を捧げた。それによって、すべての必需品、基本サービスが確保された。我々は幾多の商社、工業施設、そこで働く労働者を守った。もっとも深刻な戦況、包囲下にあってさえも、我々は、この国の基本物資が途絶えることを許さなかった…。しかし突如として、戦争商人たちが現れ、権威主義的、威圧的、そして破壊的なやり方をし始めた。シリア経済を完全に牛耳り、これらすべての商人と製造業者を一部の人間、我々が言うところの戦争成金にとって代えるためだ。彼らは恐るべき治安当局に匿われ、その支援を受けている。破壊の手がこれらの人々に及んだ。連中のメッセージは誰にとっても明白だった。ことは戦争初期の反体制派の放逐に限られず、親体制派の番が来た。ほんの一握りのビジネスマン以外は残らなかった。我々はそのなかに含まれたが、我々が残ったことの結末は承知していた。我々は挑戦を受けた。なぜなら、我々はアッラーの信徒で、自分たちに理があると確信しているからだ。我々の任務は住民に奉仕し、母親に抱きつくかのように自分たちの国にしがみつくことだからだ。真理の道は、それを進むわずかな者たちのために困難なものとなっていることを皆が知っている。

2019年1月、我々は戦争成金がこの国に対して行っている振る舞いがいかに危険なもので、それを直ちに食い止めねばならず、さもなければ、この国に悲惨な影響が及ぶとあなた方に伝えた。我々は、彼らの計画に公然と異を唱え、我らの前に立ちはだかり、この国が崩壊する恐れがあり、悲惨な経済状況に至り、市民が大きな苦しみに苛まれると訴えた。犯罪者が処罰を受ける代わりに、戦争は徐々に我々にも及ぶようになった。我々に対する彼らのメッセージは明白だった。彼らを支援し、我々の財産、慈善寄付金を彼らのために譲渡するか、国家の枝葉末節に至るまで我々を弾圧してくるか、というものだ…。もちろん、我々は従うことを拒否した。なぜなら、我々の宗教的、そして愛国的な価値観に反していたからだ。しかし、彼らは今度は、我々が契約違反者だと呼ぶようになった。彼らは、自らの影響力のすべてを駆使して、我々の事業を停止させ、社員を逮捕し、我々の眼前で我々の財産を没収し、我々の会社の財産を盗み、司法の決定を利用して、自らの行為を隠蔽し、近隣諸国の判例を利用して、シリアの法律には不備があると主張した。

こうした破壊行為が行われている間、我々はあなた方に何度もメッセージを発信し、こうした措置がもたらす結末について警鐘を鳴らした。そうしたことが続けられれば、社会を脅かし、この国の信頼が失われ、経済が破綻すると、述べてきた。しかし、我々は何の答えも得ず、我々に対する圧力はさらに増すだけだった。経済への影響が出始め、数千の企業が操業を停止し、「すべて」が破綻していった。もちろん、これを受けて、社員や労働者数万人が一時解雇され、この国には商人も製造業者もいなくなった。これによって、シリアとの取引を避けるという悪影響が生じた。シリアの市民は、食糧品、そしてガス、灯油、ガソリンの大幅な不足に苦しむようになった。これらはいずれも経済の中枢を担うものだ。さらに、市民にとって主要な栄養源であるパンも不足した。こうした状況のなかで、長時間にわたる停電も発生し、深刻なダメージが生じた。

だから、我々は自分たちの国に対して、真理の言葉を言う必要があると考えた。現状を改革し、今起きている崩壊を止めるには、戦争商人に従属するすべての装置を停止し、共同作業を復活させ、戦争成金と彼らを支援するすべての連中を処罰し、市民の日々の生活への治安機関の介入を阻止し、その役割を(戦争商人の)手先、破壊分子の摘発、テロと密輸業者の撲滅に限定し、戦争初期および戦争のさなかにシリアを去ったすべての人に祖国に帰国するよう呼びかけ、真の参加に向けた扉を開き、彼らが必要としている保護やケアを充実させ、違法に没収されたすべての財産を彼らに返還し、過去を清算し、「すべてのシリア人のためのシリア」という旗のもとに新たな1ページを開く以外にない、と。

これが、すべてを正常に戻し、とくに市民が尊厳のある暮らしを送ることを保障する唯一の措置だ。

我々はこれまでにも、我々の組織を標的とすることで、経済に大きな影響が及ぶと明言してきた。しかし、誰もこの言葉を気に留めなかった。これまでに起きたことを度外視して、戦争成金たちは、我々に残された財産、とくに慈善寄付金を奪おうと、我々に取引を求めてきている。彼らの最新のメッセージは以下のようなものだ。彼らの要求に応じるか、残された財産を没収するための司法の決定を我々に対して発するか。彼らは我々が身を寄せる家一軒さえも残そうとはしないだろう…。彼らに言いたい。私は、自分の家や周辺地域が戦闘員で溢れていたもっとも困難な戦時下においても、恐れなかったし、立ち去ることはなかった。なぜなら、我々は、自分たちに理があると確信していたからだ。私は今日、同じ言葉を言いたい。私は今も、真理の道の途上にあり、引き返すことはない、私は自分の家に止まり、そこに立って立ち去ることはない、と。

この国の主よ。戦争成金たちが、治安当局に匿われるかたちで、我々に行わっている法律、そして憲法からの違反は明白で、恥ずべきものだ。それはもはや受け入れられないものとなっている。我々は、彼らの違反のすべてを、必要な文書によって裏づけをもとに詳細に伝えた。我々はこれ以外にも文書を送るつもりだ。

戦争成金たちの振る舞いに終止符を打ち、抑圧的で不正に満ちたその行動とやり口を食い止め、権利を実現し、この権利をその担い手に回復させる時が来た。

民を公平に扱い、彼らに対する不正を食い止めることが為政者の任務だ。我々を公平に扱い、破壊されたものを改めたいと考える者は、主の報酬に値する。その僕からの感謝に値する。あなたがそうしないのであれば、崇高にして偉大なるアッラーの他に全能なる力はない。我が主は、その僕たちに対する不正は受け入れない。崇高なる者はこうおっしゃっている。「アッラーはその僕たちに対し、決して不正をなされない」。これこそ、彼らを守るものだ。崇高なる者はこうおっしゃっている。「本当にアッラーは、信仰する者を守護なされる」。さらに自らが行うべきことも定められた。崇高なる者はこうおっしゃっている。「だが信仰する者を助けるのは、われの務めである」。我々は、万有の主の命に対して、嘘偽りなく、堪え忍び、誠実で、勤勉な信徒だった。我々は、勝利をもたらされる者たちの裁定に従い、今後数日中に、我々の言葉は崇高なる者の力によってその是非が確定するだろう。

我々にはヴィジョンがあり、次のように宣言することになるだろう。

時は短く、事態は深刻で、不正は厳しい。人々の財産強奪は心をかき乱し、貧者への怠慢は大罪だ。君主は率先して、視界を失ったこの国を改革し、傷つけられた手に対処し、この国の問題を解決して欲しい。彼が容易にそうしないのなら、彼は幸運を逃し、全能の主がことを行うことになる。」

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県北東部でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、ロシア軍の爆撃続く(2020年12月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県、ラッカ県との県境に位置するバシャリー山一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

また、ロシア軍戦闘機がバシャリー山一帯から、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に至る砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して激しい爆撃を継続した。

爆撃回数は13日と合わせて40回以上に達しているという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるムサッラブ村で国防隊を要撃し、兵士2人を殺害した。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍、国民軍がシリア民主軍と激しく交戦(2020年12月14日)

ラッカ県では、ANHA(12月14日付)とシリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線に侵入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、激しい戦闘となった。

これを受けて、トルコ軍と国民軍がマアラク村、M4高速道路沿線、サイダー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前では、北・東シリア自治局の支持者や住民がデモを行い、同市一帯へのトルコ軍の攻撃に対するロシア軍の沈黙に抗議し、介入を求めた。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159631038203115

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、国民軍に所属するシャーム戦線とハムザ師団が13日に双方のメンバーを拘束し、緊張が高まったことを受けて、国民軍の憲兵隊が介入し、兵力の引き離しを行った。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が北・東シリア自治局の支配地域下のハサカ県からイラク領内に移動(2020年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)がヤアルビーヤ町一帯の住民の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配地域から、原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が、違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村一帯で、シリア民主軍の車列が、武装集団の襲撃を受け、兵士3人が死亡した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるルワイシド村は、住民が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪行為と米軍による石油盗掘に抗議するデモを行い、ダイル・ザウル県とハサカ市を結ぶハラーフィー街道でタイヤを燃やすなどして封鎖し、抗議の意思を示した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市内で、武装集団が、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員の自宅を襲撃し、隊員を殺害、妻に暴行を受けて、重傷を負わせた。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で136人、北・東シリア自治局支配地域で支配地域で85人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で139人、政府は公共の場所でのマスク着用を義務化、北・東シリア自治局支配地域で85人(2020年12月14日)

フサイン・アルヌース内閣の新型コロナウィルス感染症対策チームの会合が開催され、国営機関、公共交通機関、屋内の市場、ショッピング・センター、店舗、パン販売所でのマスク着用を義務づけることを決定、各県の県知事に対して本決定を実施するために必要な措置を関係機関と協力して講じるよう指示した。

また、保健省は政府支配地域で新たに136人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者56人が完治し、12人が死亡したと発表した。

なお、前日(12月13日)の新型コロナウイルス感染者数は152人、感知者数は57人、死亡数は14人だった。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計9,302人、うち死亡したのは530人、回復したのは4,432人となった。

SANA(12月14日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計7,533人、うち死亡したのは234人、回復したのは1,078人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性46人、女性39人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、ダルバースィーヤ市5人、ルマイラーン町2人、アームーダー市1人、ラッカ県のラッカ市11人、タブカ市22人、アレッポ県のマンビジュ市4人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)17人。

ANHA(12月14日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月14日に新たに139人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、267人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡25人、ハーリム郡43人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡18人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡9人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡15人。

これにより、同地での感染者数は計18,774人、うち回復したのは9,330人、死亡したのは257人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468118183393068/

AFP, December 14, 2020、ACU, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年12月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、後者の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯で交戦、シリア軍がスフーフン村、バーラ村、ファッティーラ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市にある空軍情報部の施設と徴兵センターの近くに仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県23件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は35件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民417人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は633,361人に(2020年12月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月14日付)を公開し、12月13日に難民417人(うち女性125人、子供213人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は633,361人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者238,113人(うち女性71,581人、子ども121,169人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は862,641人(うち女性258,8857人、子供439,660人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2020をもとに作成。

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