シリア人権監視団が21日に発表したところによると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる正体不明の武装グループがズィーバーン町ににあるシリア民主軍の拠点をRPG砲弾で攻撃した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スワイダー高等法務委員会広報局は、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部のヒクマト・ヒジュリー師と、ブスラー・ハウラーン地方およびジャバル・アラブを管轄するギリシャ正教会府主教のアントニオス・サアド大主教が、国連のシリアに関する独立国際調査委員会のパウロ・ピネイロ委員長に対し、スワイダー県を訪問するよう公式招待を行ったと発表した。
この招待においては、7月の事件で発生した重大な人権侵害を記録し、証拠が失われる前に真実を世界に届けるため、公正かつ透明な調査を行うために必要なすべての便宜を提供するという約束が記されていたが、アフマド・シャルア移行期政権は根拠のない口実のもとで訪問を拒否しているという。
声明は、そのうえで、国際社会に対して、以下4点を要請した。
1. 独立国際委員会のスワイダー県入りを迅速に実現し、現場調査を全面的かつ即時に行う権限を与え、証人や証拠への完全かつ無条件のアクセスを保障すること。
2. 民間人の保護、人道・医療支援の円滑な流入、住民の安全を脅かす軍事行動の停止を保証すること。
3. 強制拉致された人々の行方を、国際的な調査メカニズムに基づき明らかにし、責任追及と人間の尊厳の保護を徹底すること。
4. 強制的に追放された人々を県西・北部の村へ帰還させ、被った損害の補償を行うこと。
5. 国際社会における少数派の権利保障の理念に基づき、スワイダー県住民が自らの地域を自主的に管理する自決権を支持すること。
ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のジャラー地区で前政権の軍事情報局と関係があるとされる住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス中央刑務所の麻薬対策部門で受刑者の暴動が発生した。
一方、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊のパトロール部隊が前日夜、内務治安部隊のパトロール部隊が夜間、タッル・シュール村での巡回中に銃撃を受け、隊員1人が死亡、2人が負傷した。
内務治安部隊は翌20日、銃撃を行った2人を逮捕した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイル市東部の平野で、首を切断された男性の遺体が発見された。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がマアリーヤ村に侵入し、村の東側に臨時の検問所を設置し、通行人を停止させて検査を行った
また、別の部隊がクーヤー村、アービディーン村方面に展開した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、軍用車輛5台からなるイスラエル軍のパトロール部隊が東サムダーニヤに侵入し、通行人を検査する検問所を設置した。
また同地周囲にイスラエル軍兵が展開し、上空には無人航空機は飛来、旋回を繰り返した。
さらに、シリア人権監視団によると、軍用車輛3台からなるイスラエル軍のパトロール部隊が、アフマル丘の前哨基地から同丘東方に向かい、ハーン・アルナバ市とウーファーニヤー村を結ぶ街道で、住民1人を一時拘束した。
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ムラースィルーンは、SNSで公開された、シリア領内に駐留するイスラエル軍兵士らの映像を掲載(転載)した。
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民主連合党(PYD)幹部のアルダール・ハリール氏は、シリア・ナウの映像インタビューに応じ、その中で次のように述べた:
・トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使には、シリアの危機を管理する十分な経験がない。
・バッラク大使が採用している手法は解決に資するものではなく、むしろ事態をさらに複雑にしている。
・バッラク大使は毎週異なる発言をしており、我々は彼との直接会談から何も理解できない。
ألدار خليل القيادي في “حزب الاتحاد الديمقراطي” خلال لقاء مصور:
• توم باراك ليست لديه الخبرة الكافية لإدارة الأزمات في سوريا.
• الأسلوب الذي يعتمده باراك لا يساعد على الحل بل يعقد الأمور أكثر.
• كل أسبوع لدى باراك تصريحات مختلفة ولا نفهم شيئا من لقاءاتنا المباشرة معه. pic.twitter.com/7nVsI534hJ
— سوريا الآن – أخبار (@AJSyriaNowN) September 20, 2025
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シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を出し、今日午後、アフマド・シャルア移行期政権に属する武装勢力の無人航空機が、アレッポ県ダイル・ハーフィル郡にあるシリア民主軍の軍事拠点の一つを攻撃したと発表した。
この攻撃による人的・物的被害は発生しなかったが、シリア民主軍の部隊は直ちに攻撃を行った武装勢力に対して反撃し、撤退に追い込んだという。
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シリア民主軍はまた、HPを通じて声明を出し、夕方、トルコの支援を受けるシャルア移行期政権所属の諸派がダイル・ハーフィル郡のウンン・ティーナ村で民間人に対する「虐殺」を行ったと発表した。
攻撃は無人航空機による爆撃をもって始まり、午後7時には激しい砲撃が加えられ、民家が直接標的となり、7人の民間人(女性5人と子ども2人)が死亡、4人(うち女性3人)が負傷した。
死傷者は以下の通り。
死者:
・アミーナ・ムハンマド・アッザーウィー(75歳)
・ファーティマ・ハイヤ・ウバイド(65歳)
・アミーナ・ムハンマド・ハムザ(22歳)
・アイーシャ・ハムザ・ウバイド(18歳)
・ハムザ・ウバイド・ラッザーク(4歳)
・アブドゥルガニー・ラフマーン・ウバイド(1歳)
・ラハフ・フサイン・アッザーウィー(23歳)
負傷者:
・ジュムア・ハンムード・ムハイスィン(60歳)
・マリヤム・ハンムード・ムハイスィン(55歳)
・ハリーマ・マフムード・ムハイスィン(65歳)
・アミーナ・ハムード・アムーラ(20歳)
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これに対して、SANAは、シリア民主軍がアレッポ県東部のタッル・マーイズ村一帯を迫撃砲で攻撃したと伝えた。
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人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックを通じて、2025年決定第43号を発出し、選挙人団メンバーに対する異議申し立ての提出期間を、明日9月21日(日)の公務時間終了まで延長することを決定した。
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デジタル・クリエーターのムウタッズ・ハッターブ氏はフェイスブックを通じて以下の通り投稿した。
先ほど、アレッポ県の人民議会選挙の選挙人団を辞退した。親族同士の競合があったため、この権利を人生の伴侶である妻に譲ることを選んた。彼女の成功を神に祈るとともに、到達するにふさわしいすべての人々の幸運を願う。
これを受けて、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、Xで以下の通り投稿した。
これがシリアの文明的な顔である。女性を信じ、守り、その建設的な役割を誇りに思う祖国、より良い明日へ向けて。
هذا هو وجه سوريا الحضاري، وطن يؤمن بالمرأة ويصونها ويفخر بدورها البناء نحو غد أفضل 🇸🇾 pic.twitter.com/vWPnSLMFkQ
— أسعد حسن الشيباني (@AsaadHShaibani) September 20, 2025
ハッターブ氏もこの投稿に対して、フェイスブックで以下の通り返礼した。
アスサド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者閣下は、常に新生シリアの建設における女性の役割を支持し、シリア女性の能力を信じている。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスサド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、訪問中の米ワシントンDCで米国国際宗教自由委員会と会談し、諸民族・諸文化間の対話と理解を強化する方策について協議した。
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