シリア人民抵抗とシリア・イスラーム抵抗戦線(ウーリー・バアス)がヒズブッラーのナスルッラー書記長殺害1年に合わせて声明を発表(2025年9月27日)

シリア人民抵抗は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の殺害から1年が経ったのに合わせて、テレブラムを通じて以下の通り発表した。

あの方(ナスルッラー書記長)は、ウンマとガザやレバノンで流された尊い血を守るために殉じられた。パレスチナを見捨てず、またイエメンやシリアをも見捨てることなく、長年にわたり貴重なものを惜しみなく捧げ続けた。

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シリア・イスラーム抵抗戦線(ウーリー・バアス)の政治局もテレグラムを通じて声明を出した。

声明の内容は以下の通り。

殉教者ハサン・ナスルッラー師の命日を迎えるにあたり、シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスは、シオニストの敵と対峙した指導者たちの逝去は決して歩みの終わりではなく、地域における力の均衡の一部となった路線を確立するものであると強調する。
ナスルッラー師の殉教は、占領との闘争の歴史における重要な節目となり、抵抗運動の存在を回避も無視もできない現実として定着させた。
彼が示した、敵との対決における指導の経験、その演説、そして人々の集合的意識に刻まれたイメージは、抵抗を単なる反応から抑止・消耗・均衡のプロジェクトへと転換させる要素となった。
彼は、意志が武器と信念に結びついたとき、敗北から主体的行動へ、受け身から影響力行使へと、国家の位置を変えることができると証明した。
この記念日にあたり、同戦線は、現場指導者の不在が抵抗の歩みを止めたり存在を消したりするものではなく、むしろ行動の範囲を拡大させ、殉じた者たちの血から新たな正統性を与えられるものだと捉えている。
闘争のために戦われた大義は、担い手が去ったからといって終わるものではなく、その後を継いだ者たちによって確実に継続される。
戦線は改めて、いかなる戦線であれシオニストの敵と対峙したすべての者を称賛し、指導者たちを標的とすることは彼らの存在の終焉ではなく、新たな章の始まりであり、その中で応答が再構築され、情勢が整理され、占領が終焉を迎えるまで闘争が続くことを保証するものだと強調する。

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北・東シリア地域民主自治局のアフマド渉外関係委員会共同委員長:シリア民主軍と新生シリア軍との将来の関係、北・東シリア地域民主自治局の処遇、中央集権と地方分権のありようが移行期政権との交渉の争点(2025年9月27日)


マジャッラは、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会(外務省に相当)共同委員長に対するインタビューを行った。

インタビューのなかでアフマド共同委員長は、アフマド・シャルア移行期政権との交渉について、シリア民主軍と新生シリア軍との将来の関係、北・東シリア地域民主自治局の処遇、中央集権と地方分権のありようが争点になっていることを明らかにした。

アフマド共同委員長はまた、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、あるいは同軍幹部が国防大臣や参謀総長に就任する案が提示されていることを明かした。
IS対策

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は人民議会選挙の選挙人団メンバーの立候補を思いとどまらせるよう呼び掛ける(2025年9月27日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、全国、とりわけ中部および西部の住民に対して、人民議会選挙の選挙人団メンバーの立候補を思いとどまらせるよう呼び掛けた。

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ハサカ県ハッラーブ・ジール村の米主導の有志連合の基地で、軍用ヘリによる離着陸・飛行活動が数時間にわたり集中的に確認される(2025年9月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハッラーブ・ジール村の米主導の有志連合の基地で、軍用ヘリによる離着陸・飛行活動が数時間にわたり集中的に確認された。

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スワイダー市、シャフバー町で自決権を求めるデモ(2025年9月27日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、シャフバー町では大規模なデモが行わ、参加者は自決権の要求、誘拐された全員の解放を訴えるとともに、アフマド・シャルア移行期政権による「虐殺」を糾弾した。

シリア人権監視団スワイダー24によると、スワイダー市のカラーマ広場でも同様のデモが行われた。

 

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シリア人権監視団によると、小麦粉約200トンを積んだ人道支援車列が、シリア・シリア赤新月社と国連世界食糧計画(WFP)の監督下で、ダマスカス・スワイダー街道を通じてスワイダー県内に到着した。

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無人航空機がスワイダー県マジュダル町を爆撃し、民間人1人とシリア人民抵抗のメンバー1が負傷(2025年9月27日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、無人航空機がマジュダル町を爆撃し、2人の若い男性が負傷した。

シリア人権監視団によると、負傷したのは民間人1人とシリア人民抵抗のメンバー1人。

また、カナーキル村でも無人航空機による同様の爆撃があったが、同機は撃墜されたという。

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ダイル・ザウル県各所でダーイシュがシリア民主軍、アサーイシュを襲撃、4人を殺害(2025年9月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍の発表によると、アブリーハ村で、シリア民主軍の部隊がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受けて、4人が死亡した。

シリア民主軍部隊側も戦闘でダーイシュのメンバー1名を殺害した。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルは、ムハイミーダ村で北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の車輛を機関銃で襲撃し、要員3人を負傷させた。

さらに、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルは、スール町近郊で、シリア民主軍の兵士1人を襲撃し、負傷させた。

一方、シリア人権監視団によると、アサーイシュはムハイミーダ町でのパトロール中、ダーイシュのメンバー2人を交戦の末に拘束した。

このほか、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ村で、正体不明の武装グループが美容サロンに押し入り、経営者の美容師女性と、店にいた1人を銃撃し、殺害した。

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は28日に声明を出し、27日午後、ダイル・ザウル県のムハイミーダ村近郊で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの2人組がアサーイシュの車輛を襲撃、これと交戦、1人を負傷させたと発表した。
我々、北・東シリアの治安部隊は、引き続きテロとの戦いと国民の保護に尽力し、テロ組織の巣窟をためらうことなく攻撃することを誓う。同時に住民に対し、怪しい動きがあれば通報するよう呼びかける。

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ヒムス県でムルシド派殺害、アラウィー派のモスク襲撃(2025年9月27日)

ヒムス県では、ANHAによると、21日にアフマド・シャルア移行期政権の部隊によって拘束されていたカブー町出身の45歳の男性が獄中で死亡した。

また、シリア人権監視団によると、20代のムルシド派の大学生がタスニーン村で車内に射殺された状態で発見された。

さらに、シリア人権監視団によると、覆面をした武装グループが、ヒムス市ヌズハ地区にあるアラウィー派のイマーム・ジャアファル・サーディク・モスクを襲撃し、ムアッズィンに暴行を加えた。

一方、内務省(フェイスブック)によると、クサイル郡で内務治安部隊がレバノンへの密輸品を輸送しようとしていた車輛内で武器を発見、これを押収した。

また、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は同郡にある倉庫で、約200発のグラード型ロケット弾を押収した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナイラブ難民キャンプに住むパレスチナ人2人が27日夜にアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の銃撃を受け、うち1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジュダイダト・アルトゥーズ町のフィルドース建物前に停車していた車輛内で爆発が発生した。

内務省(フェイスブック)によると、車輛の下に仕掛けられた爆発物があるとの住民からの通報を受け、工兵部隊が現場へ直行、処理作業を開始したところ、爆発物が爆発し、工兵部隊の1人が負傷、病院へ搬送された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のカーズー地区郊外で、武装グループが民家に押し入り、50代の男性を銃で撃ち殺害、同居していた子どもも重傷を負った。

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シャルア移行期政権はアレッポ・ラッカ街道をダイル・ハーフィル市付近で閉鎖し、交通および輸送を遮断、「通行料」を要求(2025年9月27日)


アレッポ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権が26日夜、アレッポ市と北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市を結ぶ街道を同自治局の支配下にあるダイル・ハーフィル市付近で閉鎖し、交通および輸送を遮断した。

またANHAは、移行期政権の部隊に属する要員が、ダイル・ハーフィル市近くのアレッポ・ラッカ街道沿線で民間の輸送車輛の所有者に対して恐喝を行い、通行を許可する見返りとして100ドルの「通行料」を要求していると伝えた。

シリア人権監視団によると、街道の封鎖と並行して、トルコ軍の車輛部隊がクワイリス航空基地に入った。

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シャルア移行期政権を支持するドゥルーズ派の武装勢力の指導者2人がイドリブ県スンマーク山(ハーリム山)を訪れる(2025年9月27日)

イドリブ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権を支持するドゥルーズ派の尊厳のシャイフ軍団の指導者であるライス・バルウース氏とアラブ自由人連合を率いるスライマーン・アブドゥルバーキー氏がスンマーク山(ハーリム山)を訪れ、地域の有力者たちと会談した。

両氏は、前日に開催された「イドリブへの忠誠」の開会式に出席していた。

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国連総会に出席するために米ニューヨークを訪れているアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣はサウジ、エジプトの閣僚らと会談(2025年9月27日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、国連総会に出席するために米ニューヨークを訪れているアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務担当国務大臣と会談した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、外務在外居住者大臣シャイバーニー外務在外居住者大臣は、国連本部で国連人道問題調整事務所(OCHA)、世界食糧計画(WFP)、国連児童基金(UNICEF)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界保健機関(WHO)の代表者たちと会合を行った。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、エジプトのバドル・アブドゥルアーティー外務大臣と会談した。

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SANAによると、国連総会に出席するために米ニューヨークを訪れているヒンド・カバワート社会問題労働大臣は、国連女性機関のシーマ・バホース事務局長と会談し、シリア農村部の女性エンパワーメント事業の支援方法について協議した。

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シャルア暫定大統領はアレッポ市を訪問し、ガリーブ県知事らと会談:アレッポ城の開幕式に出席せず帰路に(2025年9月27日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領大統領はアレッポ市にある県庁舎を訪問し、アッザーム・ガリーブ県知事や県当局者らと会談を行い、公共サービスやインフラの現状、県内で進められている開発プロジェクトについて協議した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は県庁舎で第60師団および第72師団の司令官らと会談し、地域の治安・軍事情勢の最新の進展について報告を受けた。

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SANAによると、シャルア暫定大統領はさらに、県庁舎で第76師団および第80師団の司令官らと会談を行い、地域における治安および軍事情勢の最新動向について協議した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は県庁舎で、上水道公社および電力公社の職員と会合を行い、県内の水道・電力の現状や、両部門が直面する問題の解決方法について説明を受けた。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は県庁舎で複数の工業関係者や商人と会談し、県内の産業の現状、直面している課題、その解決に必要な方策について協議した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は県庁舎で宗教、保健、社会問題各局の職員と拡大会合を開き、宗教施設と医療機関の活動やその必要性、人道的に困難な状況にある避難民の暮らしと、彼らが故郷や町へ尊厳ある形で帰還するための方策について説明を受けた。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は県庁舎でアレッポ大学の執行部および教育局の職員と会談し、教育と学術研究の発展や、教育プロセスが直面する課題とその解決策について協議した。

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アレッポ県では、SANAによると、アレッポ城の開幕式が観光省と文化省、アレッポ県の共催で開催された。

イフバーリーヤ・チャンネルによると、アッザーム・ガリーブ県知事は、県庁舎を訪れていたアフマド・シャルア暫定大統領が、アレッポ城の開幕式において「シャルア暫定大統領閣下から、アレッポとその住民に温かいご挨拶を預かってきた。大統領は近いうちにアレッポを訪問されるとの約束を得た」と述べ、参列せずに帰路についたことを明らかにした。

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人民議会選挙高等委員会:選挙人団の最終名簿に記載されなかったメンバーは候補者の削除の理由は個人の地位や評判、あるいは異議申立によるものではなく、人口分布、文化的多様性、学術的専門分野といった技術的な要因によるもの(2025年9月27日)

人民議会選挙高等委員会はフェイスブックを通じて、各県の支部委員会に対し、立候補申請書の様式および候補者行動規範を回付したと発表した。

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人民議会選挙高等委員会はフェイスブックを通じて、各県の支部委員会が、立候補申請の受付を開始したと発表した。

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人民議会選挙高等委員会は、フェイスブックを通じて、選挙人団の最終名簿に記載されなかったメンバー候補者について、削除の理由が個人の地位や評判、あるいは異議申立によるものではなく、人口分布、文化的多様性、学術的専門分野といった技術的な要因によるものであると説明した。

一方、ナウワール・ナジュマ報道官は、SANAに対して、この件に関して、提出された異議申し立てや抗議を精査した結果であると述べる一方、地理的・職業的・社会的代表性の公平性を確保することを目的としたもので、除外された人物の能力や国家的忠誠心を否定するものではないと強調した。

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シャルア移行期政権の兄であるマーヒル・シャルア大大統領事務局長のもとで閣議が開催され、食料安全保障強化、干ばつ対策が協議(2025年9月27日)

SANAによると、大統領府は、アフマド・シャルア移行期政権の兄であるマーヒル・シャルア事務局長のもとで閣議を開催し、食料安全保障を強化し、干ばつに対処するため、農業・農業改革省の冬作に向けた準備や、生産継続を確保するための農家支援の方法について協議した。

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ダマスカス第7予審判事は2011年にダルアー県で発生した事件に関連する罪で、アサド前大統領に対して欠席逮捕状を発行(2025年9月27日)

SANAによると、ダマスカス第7予審判事のタウフィーク・アリー氏は、2011年にダルアー県で発生した事件(住民の殺害)に関連する罪で、アサド前大統領に対して欠席逮捕状が発行されたと発表した。

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アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣が国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長と会談(2025年9月27日)

SANAによると、ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣が、国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長と会談し、今後の協力強化の方策や、双方間の協力マトリックスの実施を継続していく方法について協議した。

会談は首都ダマスカスの省庁舎で行われ、UN-Habitatの技術支援を受けて作成された「住宅状況報告書案」が検討された。

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