ロイター通信は、関係者2人の話として、米国がシリア経由でのイラク産燃料油の輸入を開始したと伝えた。
シリア経由での石油の輸送は、2月に始まった米・イスラエル・イランの武力衝突を受けてホルムズ海峡経由での海上輸送ルートの混乱が続くのを受けたもの。
船舶分析会社ケプラーのデータによると、6月から7月にかけて、アフラマックス型タンカー3隻がシリアの地中海沿岸にあるバーニヤース港で燃料油を積み込み、メキシコ湾向けに出港した。
シリア側ターミナルでの作業を直接知る関係者らによると、この燃料油はイラク産。
最初にメキシコ湾に向かったタンカーであるオン・パッションは、6月17日に約71万6600バレルの燃料油を積載してバーニヤースを出港、このうち約48万7600バレルは7月中旬にバハマで荷揚げされ、残りは今月後半に米テキサス州で荷揚げされる予定。
2隻目のニソス・クリスティナ約28万8500バレルを積み込んで7月8日までに出港し、8月初旬に米国メキシコ湾岸で荷揚げされる予定。
3隻目のグリーン・ウォリアーは7月中旬から下旬にかけて約41万4400バレルの燃料油を積み込み、8月第3週に米国へ到着する予定。
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