アムネスティ・インターナショナルはアサド前大統領らへの死刑判決を非難

アムネスティ・インターナショナルはXを通じて以下の通り発表した。

シリアの裁判所は本日、バッシャール・アサド前大統領、弟のマーヒル・アサド、両者の従兄弟で元治安責任者のアーティフ・ナジーブに対し、紛争中に行われた犯罪で有罪とし、欠席で死刑判決を言い渡した。これはシリアの移行政権が出したこの種の初の判決である。
しかし、政府が過去の惨禍に真に区切りをつけるためには、欠席裁判を廃止し、死刑の使用をやめ、国際法が対象とする中核犯罪を国内法で犯罪化し、あらゆる司法手続きが公正な裁判の保障、国際法、国際基準を完全に尊重するよう、包括的な司法改革を行わなければならない。
アサド時代に行われた残虐犯罪の責任者を訴追することは、数万人の被害者にとって、正義、真実の解明、損害回復を実現するための重要な一歩となるべきである。こうした訴追は、通常の民事裁判所で、被害者の参加を得て、死刑に頼ることなく行われ、真実の解明、正義、損害回復を保障する、被害者中心で全国規模の包括的戦略の一部として実施されるべきである。

(C)青山弘之 All rights reserved.