ラタキア県の内務治安部隊は抗議デモに関連して前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕(2026年1月4日)

内務省(フェイスブック)によると、ラタキア県の内務治安部隊は、12月27日にラタキア県などで発生した抗議デモに関連して、宗派的扇動、社会平和への脅威、ならびに内務治安部隊への攻撃に関与した者に対する治安作戦の一環として、ジャブラ郡出身で前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区でオートバイに乗った武装した2人組が住民に発砲し、アラウィー派2人(若者1人、女性1人)が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、タッルカルフ市近郊のウンム・ジャーミウ村で、県の内務治安部隊と国境警備隊が激しく交戦した。

交戦は両者の連携部族によるもので、前者の隊員1人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市の建設・建築部門において、約400人の職員を解雇する決定がアフマド・シャルア移行期政権当局によって下された。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア大統領府事務局長はギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区を訪れ、ヨハンナ10世ヤズジー総主教と会談(2026年1月4日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄で大統領府事務局長を務めるマーヒル・シャルア氏は代表団を率いて、首都ダマスカスにあるギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区を訪れ、ヨハンナ10世ヤズジー総主教と会談した。

シャルア事務局長は、弟であるシャルア暫定大統領からの降誕祭および新年の祝意を伝え、これに対し、ヨハンナ10世ヤズジー総主教は、シャルア暫定大統領に謝意を表明するとともに、新年がシリアに善と安寧をもたらすよう祈念した。

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シリア人権ネットワーク:2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数は1,108件(2026年1月3日)

シリア人権ネットワークは、公式サイトで、2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数が1,108件に上ったと明らかにした。
同ネットワークによると、1,108件の逮捕の中には子ども73人、女性26人が含まれている。

内訳は、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊によるものが252件(子ども1人、女性5人)、シリア民主軍によるものが768件(子ども72人、女性14人)、旧シリア国民軍諸派などの武装組織によるものが88件(女性7人)**であった。
県別では、ダイル・ザウル県が恣意的逮捕・拘束が最多で、アレッポ県、ラッカ県、ヒムス県と続いている。
だが、シリア人権ネットワークによると、シャルア移行期政権の軍部隊が刑務所・拘禁施設からの釈放件数は、同軍による恣意的拘束件数を上回っている。

これは、前政権との関係を理由に拘束されていた数百人がヒムス中央刑務所から釈放されたことによるものである。

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ラタキア市に装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が展開(2026年1月3日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市内にアフマド・シャルア移行期政権の所属の装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が市展開した。

一方、シリア人権監視団によると、抗議デモを主導したとして12月30日に拘束されていた活動家のアクサム・ディーブの父親が深い悲しみと強い精神的衝撃の影響で死去した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団が5日に発表したところによると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力が、1月3日、アフリーン市を訪れていた青年を拉致した。

この青年はシャイフ・ハディード郡出身で、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に居住しており、所持していた携帯電話内からクルド民族主義の象徴を示す画像が見つかったことが理由で拘束されたという。

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シャルア移行期政権の部隊がラッカ県サウラ油田近く設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃(2026年1月3日)

ラッカ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に所属する諸派がサウラ油田近くに設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃した。

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スワイダー県で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の部隊が激しく戦闘し、7人負傷(2026年1月3日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、2日深夜から3日未明にかけて、国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊との間で激しい戦闘が勃発した。

戦闘は、ラサース村、カナーキル村(ダマスカス郊外県)、マジュダル村ぽよびマズラア町の戦線で激しく行われ、リーマト・ハーズィム村とマジュダル街を結ぶ戦線、運輸検問所一帯、マンスーラ村に及んだ。
シリア人権監視団によると、この戦闘で、国民防衛部隊の戦闘員4人を含む計7人が負傷した。

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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャルア移行期政権の部隊がスワイダー市西に向けて重機関銃による射撃や砲撃を行い、同部隊がこれに応戦したと発表した。

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アレッポ県でトルコから内務省に新たに供与された車輛の引き渡し式典が開催(2026年1月3日)

アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、トルコから内務省に新たに供与された車輛の引き渡し式典が開催され、アナス・ハッターブ内務大臣、アッザーム・ガリーブ・アレッポ県知事らが出席した。

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イドリブ県でシャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)に所属するアブー・アシュバールと呼ばれるチュニジア人が銃撃を受け死亡(2026年1月2日)(2026年1月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルタハーリーム町とアルマナーズ市を結ぶ道路上で、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)に所属するアブー・アシュバールと呼ばれるチュニジア人が何者かの銃撃を受けて殺害された。

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スワイダー県シュアーブ村にシャルア移行期政権の内務治安部隊の増援部隊が到着(2026年1月2日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の増援部隊が住民の要請を受けてシャアーブ村およびその周辺に到着した。

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イドリブ市で沿岸部でのアラウィー派住民らに対する殺戮、略奪に関与したとして逮捕された「ムジャーヒディーン」の釈放を求めるデモ(2026年1月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市で住民ら数十人が、昨年3月の沿岸部でのアラウィー派住民らに対する殺戮、略奪などに関与したとして逮捕されている被拘束者への恩赦を求める抗議デモを行った。

参加者らは「ヌサイリー派(アラウィー派)やドゥルーズ派を恩赦したのであれば、恩赦すべきだ。彼らは、最優先で恩赦の対象となるべき被拘束者である。なぜなら彼らは「ムジャーヒディーン」だからだ」などと主唱して釈放を求めた。

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ラタキア県で内務治安部隊が抗議デモに参加したとして障害者を逮捕(2026年1月2日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権内務省の内務治安部隊が、生まれつきの障害を抱え、杖を使わなければ立ち上がり移動できない民間人職員のバッサーム・マフラズ氏が12月28日の抗議デモに参加していたとして逮捕した。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、サーフィーター郡で内務治安部隊が精密治安作戦を実施し、旧シリア軍第25特殊任務師団とつながりがあった民兵組織「タラーミーフ」傘下の武装グループのリーダーであるシュジャーウ・イブラーヒーム容疑者を逮捕した。

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アレッポ県では、ANHAによると、タッル・ハースィル村で、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装グループが弁護士のアラーッディーン・カールー氏を拘束した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアッル・シュフール村で、60代の男性が、自宅に侵入した武装グループに銃撃され死亡した。

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シャルア移行期政権の部隊が装甲車4両と軍用車輛約15台を投入してラタキア県フィドユー村で大規模な治安作戦を実施、少なくとも10人を逮捕(2026年1月1日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、12月26日にヒムス市ワーディー・ザハブ地区のイマーム・アリー・ブン・アビー・ターリブ・モスクで発生した爆破テロ事件で重傷を負っていた負傷者1人が死亡した。

これにより、同テロ爆破事件の犠牲者数は9人となった。

また、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワリード地区で正体不明の武装グループによる銃撃により、シーア派の男性1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ディーマース町で、旧シリア軍に所属していたアラウィー派の准将の自宅に正体不明の武装グループが侵入、この元准将を銃で撃ち殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が装甲車4両と軍用車輛約15台を投入してフィドユー村で大規模な治安作戦を実施、少なくとも10人を逮捕した。

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内務省はダーイシュが年末年始の祝賀行事を標的とした自爆作戦や攻撃を、複数の県、とりわけにアレッポ市で実行する意図を有しているとの情報を把握(2026年1月1日)

SANAによると、内務省は、ダーイシュ(イスラーム国)が年末年始の祝賀行事を標的とした自爆作戦や攻撃を、複数の県、とりわけにアレッポ市で実行する意図を有しているとの情報を把握したと発表した。

これを受け、内務省は教会周辺の警備やパトロールの配置、市内各地での検問所設置など、厳重な治安措置を講じた。

また、アレッポ市バーブファラジュ地区での不審者の自爆は、ダーイシュのメンバーによるもので、こうした厳戒態勢のなかで発生したものだという。

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スワイダー県マジュダル村一帯でシャルア移行期政権の部隊が爆薬を搭載した無人航空機と迫撃砲で国民防衛部隊の拠点を攻撃(2026年1月1日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村において停戦違反が発生、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が爆薬を搭載した無人航空機と迫撃砲で国民防衛部隊の拠点を攻撃した。

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シリア人権監視団:2025年を通じて9,272人が死亡、うち7,087人は民間人(子ども504人を含む)(2025年12月31日)

シリア人権監視団は、2025年を通じて9,272人が死亡、そのうち7,087人は民間人(子ども504人を含む)だったと発表した。

内訳は以下の通り:

• 無差別銃撃・衝突:426人(子ども86人、女性30人)
• 軍事作戦管理機関による銃撃:922人
• 戦争残存物:599人
• 現場処刑:2,939人
• 殺人事件:629人
• 車輛爆弾:55人
• イスラエルの砲撃・銃撃:27人
• トルコ軍の砲撃:87人
• 不明主体による銃撃:690人
• 「SDF」による拘束・殺害:26人
• ほか多数

一方、非民間人死者は2,185人にのぼる。

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シリア人権監視団は、2025年を通じて民間人61人が、アフマド・シャルア移行期政権の刑務所での拷問によって死亡したと発表した。

月別の内訳は以下の通り:

• 1月:8人
• 2月:13人
• 3月:4人
• 4月:6人
• 5月:民間人2人
• 6月:3人
• 7月:民間人9人
• 8月:10人
• 9月:3人
• 10月:3人

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シリア人権監視団は、2025年に1,201人(うち子ども23人、女性41人)が宗派的・政治的帰属を理由として殺害されたと発表した。

1,201人のうち宗派的帰属を理由とする殺害は623件におよび、宗派別の内訳は以下の通りだった。

• アラウィー派:554人
• シーア派:50人
• ドゥルーズ派:19人

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シャルア移行期政権の内務省の内務治安部隊が遊牧系部族に属する住民からの度重なる要請を受けスワイダー県シュアーブ村に展開(2025年12月31日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省の内務治安部隊が遊牧系部族に属する住民からの度重なる要請を受け、シュアーブ村に展開した。

同地は、麻薬密売・製造の拠点となっており、最近になってヨルダン軍ば爆撃を実施している。

一方、国民防衛部隊(フェイスブック)スワイダー24によると、スワイダー市のトルシャーン広場である男性が所持していた爆発物が誤って爆発し、女性1人が負傷した。

同事件はテロではなく、あくまでも事故だという。

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スワイダー24によると、ドゥルーズ派の未成年の2人がダマスカス郊外県アドラー中央刑務所から釈放され、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市に到着した。

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アレッポ市バーブ・ファラジュ地区で不審者が自爆し、警察官1人が死亡、2人が負傷(2025年12月31日)

アレッポ県では、内務省(フェイスブック)シリア人権監視団によると、アレッポ市バーブ・ファラジュ地区の警察の検問所で身元確認および所持品検査を受けていた不審者が自爆し、部隊の隊員1人が死亡、2人が負傷した。

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ラタキア市ダマスラフー地区出身の人権活動家ら若者4人が抗議デモへの関与を理由に内務治安部隊に拘束(2025年12月31日)

内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊はラタキア県タルトゥース県で対テロ部門と連携し、複数の治安作戦を実施し、社会平和を深刻に脅かした戦争犯罪や扇動行為に関与した複数の人物を拘束することに成功した。

シリア人権監視団によると、ラタキア市のダマスラフー地区出身の人権活動家のヤザン・カンジャラーウィー氏ら若者4人が、抗議デモへの関与を理由に内務治安部隊に拘束された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダルクーシュ町で、オーストラリア国籍の移民で、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)に所属していた男性が正体不明の武装グループの銃撃を受け、殺害された。

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シャルア暫定大統領は2025年政令第293号を公布し、新シリア通貨の発行を決定(2025年12月31日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、2025年政令第293号を公布し、新シリア通貨の発行を決定した。

政令では、2026年1月1日から旧通貨の回収、新通貨への交換を開始すること、旧通貨100リラは新通貨1リラに相当することなどが定められている。

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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、2025年大統領令第297号を発布し、ウマル・ヒシャーム・ハスリー氏を民間航空航空輸送総局長(閣僚級)に任命した。

SANAによると、シャルア暫定大統領はまた、2025年政令第298号を発令し、サーミフ・ムハンマド・ハーリド・アラービーを民間航空・航空輸送総局長官補佐に任命した。

 

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シャルア暫定大統領はXを通じて年末のメッセージを発表(2025年12月31日)

アフマド・シャルア暫定大統領は、Xを通じて、以下の通り年末のメッセージを発表した。

新たな年の始まりにあたり、我々は希望と楽観をもって、明るい未来を見据える。そこでは、シリアが統一され、強く、安定した国として存続し、シリアの人々が建設と発展において手を取り合って参加し、国のすべての地に善と平和、調和が行き渡るのである。諸君ら、そしてシリアにとって、良き一年となるように。

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シャルア移行期政権所属の旧シリア国民軍諸派がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯を無人航空機で攻撃、シリア民主軍と交戦(2025年12月30日)

アレッポ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省に統合された旧シリア国民軍所属のスルターン・ムラード師団、スルターン・スライマーン・シャー師団、ハムザ師団がティシュリーン・ダム周辺の居住区域を自爆型無人航空機2機で攻撃した。

シリア人権監視団によると、これを受けてシリア民主軍とこれらの武装組織の間で戦闘が発生した。

また、ANHAによると、シャルア移行期政権所属の自爆型無人航空機がアレッポ市シュカイフ地区(シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に隣接)で民間車両を標的に攻撃を行った。

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ラタキア市で外出禁止令が発出:内務治安部隊はカルダーハ市で28日のデモ参加者10人を拘束(2025年12月30日)

ラタキア県では、SANAによると、県の内務治安司令部が30日午後5時から31日午前6時までラタキア市において外出禁止令を実施すると発表した。

また、SANAによると、内務治安司令部は、28日の抗議デモに関連して、旧体制の残党に属し、犯罪行為、宗派的扇動、ならびに内務治安部隊を標的とした活動に関与したとして21人を逮捕したと発表した。

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一方、シリア人権監視団によると、内務治安部隊がカルダーハ市で大規模な捜査活動を実施し、27日の抗議デモに参加した若者らを拘束した。

また、シリア人権監視団によると、内務治安部隊は、作家で政治活動家のアクサム・ディーブ氏(通称アブー・ラムク)をジャブラ市近郊のバアブダ村の自宅で拘束した。

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アブー・カスラ国防大臣は国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のグーシャ少将と会談(2025年12月30日)

国防省(フェイスブック)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)のパトリック・グーシャ少将と会談した。

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国防省(フェイスブック)によると、アリー・ナアサーン参謀総長(准将)を団長とする代表団がトルコを訪れ、首都アンカラでヤシャル・ギュレル国防大臣と会談した。

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ダマスカス郊外県クドスィーヤー市で、アラウィー派の少年がシャルア移行期政権の支持者らいわゆる「新シャッビーハ」によって殴打・侮辱を受ける(2025年12月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、クドスィーヤー市で、アラウィー派の少年ハムザ・タマーム・ハサンくんがアフマド・シャルア移行期政権の支持者らいわゆる「新シャッビーハ」によって殴打・侮辱を受ける様子を映した動画が拡散された。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安部隊の対テロ対策部門が治安作戦を実施し、前政権の軍事情報部第220支部(通称サアサア支部)の支部長を務めていたアディーブ・アリー・スライマーン容疑者を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で殺害事件が3件発生し、3人が死亡した。

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大統領府事務総局は1月1日にすべての公的機関を休業とする旨の通達を発出(2025年12月30日)

SANAによると、大統領府事務総局は、2025年政令第188号の規定に基づき、西暦の新年(元日)を記念して、1月1日にすべての公的機関を休業とする旨の通達を発出した。

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シャルア移行期政権の部隊がティシュリーン・ダムの居住区域周辺を砲撃し、シリア民主軍の兵士3人が負傷(2025年12月29日)

アレッポ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が午後4時、ティシュリーン・ダムの居住区域周辺を砲撃し、シリア民主軍の兵士3人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権に所属する自爆型無人航空機2機がアレッポ市のシュカイイフ地区(シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に隣接)を通行中の民間トラックを攻撃した。

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国民防衛部隊がシャルア移行期政権の無人航空機を撃墜(2025年12月29日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、17時30分、マジュダル村に展開する同部隊が、リーマト・ハースィム村からアフマド・シャルア移行期政権の部隊が発射した無人航空機を、目標地点に到達する前に撃墜した。

一方、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権がイラー村一帯を砲撃した。

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ラタキア市の通りに内務治安部隊が展開:シャルア移行期政権支持者「新シャッビーハ」が住民を殺害(2025年12月29日)

SANAは、27日の抗議デモに関して、「平和的集会」を装う形で、旧体制残党が内務治安部隊に対する攻撃を行っていると伝えた。

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ラタキア県では、SANAによると、市民の安全を確保するとともに、公的および私的財産を保護するとして、ラタキア市の通りに内務治安部隊が展開した。

シリア人権監視団によると、ラタキア市のズィラーア交差点近くで、アフマド・シャルア移行期政権の支持者と見られる複数の人物が、宗派扇動的スローガンを叫びながら、アラウィー派が所有する財産を破壊した。

また、シリア人権監視団が30日に発表したところによると、ラタキア市のズィラーア地区で、アフマド・シャルア移行期政権の支持者らいわゆる「新シャッビーハ」がスポーツシューズの店舗の経営者とトラブルを起こし、この経営者を尾行、サウラ高速道路上で銃撃し殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安部隊が県西部の複数の村で28日に抗議デモに参加したとして6人を逮捕した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はハルハル師とすべての被拘束者の釈放を呼び掛ける(2025年12月29日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、(フェイスブック)を通じて、28日に拘束されたアリー・ハルハル師とすべての被拘束者の釈放を呼び掛けた。

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はまた、フェイスブックを通じて28日の抗議デモでの犠牲者3人の氏名を公開した。

3人の氏名は以下の通り:

ハイダル・マアッラ
ザイン・アービディーン・フサイン
ヌール・バリー

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シリア人権監視団によると、このうち1人は、ラタキア市のアズハリー交差点を通過中に負傷し、29日に死亡した。

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、このほかにも治安部隊による暴行の映像を公開した。

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ハマー県ミスヤーフ市郊外でアラウィー派の若者2人が武装グループの襲撃を受け、1人が死亡、1人が重傷(2025年12月29日)

ラタキア県では、内務省(フェイスブック)によると、県の内務治安部隊がジャブラ市郊外のバアブダ村で特別治安作戦を実施、旧体制残党の1人であるズー・フィカール・マフムード・ディーブ容疑者を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の当局がアフリーン軍事刑務所で拘束していた37人を釈放した。

彼らは、ほとんどがタルトゥース県バーニヤース市一帯の出身者で、前政権崩壊後、旧シリア軍との関与を疑われ逮捕されていた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で正体不明の武装グループが市中心部で市民1人に向けて直接発砲し、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マフルーサ村東のウカイリバ村で、アラウィー派の若者が、正体不明の武装グループの銃撃で殺害された。

また、シリア人権監視団が30日に発表したところによると、ミスヤーフ市郊外(ティール・ジャムラ村・バクラーカ村間)で29日深夜、アラウィー派の若者2人が武装グループの襲撃を受け、1人が死亡、1人が重傷を負った。

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