
アレッポ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)は、シリア民主軍が無人航空機の発射地点を特定、県東部のダイル・ハーフィル市一帯の同地に対する攻撃を開始した。
シリア軍による攻撃は、ダイル・ハーフィル市近郊に対するシリア民主軍の無人航空機による攻撃で住民や憲兵隊員6人以上が負傷したのを受けたもの。
また、SANAによると、これに先立ち、シリア民主軍の無人航空機は、ダイル・ハーフィル市近郊の憲兵隊の検問所を無人航空機で攻撃、し兵士3人が負傷し、車両2台が損傷した。

一方、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り反論した。
シリア民主軍は、国防省内のいわゆる広報連絡局が発表した声明に含まれる、アレッポ東部ダイル・ハーフィル市近郊で憲兵隊の検問所が攻撃されたとする主張を、断固として否定する。
我々の部隊は、本日、この地域においていかなる活動、移動、軍事行動も一切行っていないことを確認しており、これらの主張は完全に捏造された疑わしいもので、根拠のないエスカレーションを正当化し、口実を作り出すことを目的としている。我々は、この声明を発表した側に対し、その結果として生ダイルすべての責任を負わせるものである。
シリア民主軍は、自制を守り、現在存在する枠組みとプロセスを順守することに引き続きコミットしている。
シリア民主軍はまた、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。
追跡および精査の結果、先の声明で言及した、いわゆる我々の部隊が国防省の車両を標的にしたと同省が非難する事件は、いかなる軍事行動とも無関係であることが判明した。
当該事案は、ダマスカス諸派に属する憲兵隊の車両と民間車両との間で発生した交通事故であり、これが意図的に誇張され、誤解を招く形で描写されたもので、根拠のない治安上の物語を捏造しようとする露骨な試みである。
シリア民主軍は、自制の維持、既存の枠組みの順守、そして人為的に作り出されたエスカレーションの試みに巻き込まれない姿勢を改めて強調する。
シリア民主軍はさらに、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。
我々の部隊は、現在、国際制裁リストに掲載されているダマスカス政府配下の「アムシャート」および「ハムザート」諸派がダイル・ハーフィル市に対し無差別砲撃を継続している状況のもとで、戦闘員および自らの人民を防衛する完全かつ正当な権利を有していることを改めて確認する。
これらの砲撃は、民間人の住宅を直接標的とし、住民の生命を重大な危険にさらしている。我々の部隊においては、いかなる人的・物的損害も発生していないが、我々は、これらの犯罪行為および侵害、その結果として生じるすべての影響について、攻撃を行った側に全面的な責任を負わせる。
シリア人権監視団も、シリア民主軍による攻撃は確認されていないと発表した。
**
ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市において北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が6人からなるセルを摘発した。
6人は、ヌスラ戦線の旗(イスラーム過激派を象徴する旗)の掲揚、公共サービス施設や軍事拠点の壁に挑発的な落書、空中発砲などといった行為を行い、それらを撮影した映像をイスラーム国が使用するジハード主義的な歌に載せてSNSで拡散し、住民の恐怖を煽ろうとしていた
(C)青山弘之 All rights reserved.
