アイン・アラブ市でのダーイシュ(イスラーム国)とYPGの戦闘で民間人120人を含む146人が死亡(2015年6月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、25日にトルコ領内からアイン・アラブ市に侵入したとされるダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が同市およびその周辺で交戦し、住民120人を含む146人が死亡した。

アイン・アラブ市の地元医療筋や住民によると、住民120人のなかには、自宅でダーイシュによって処刑された者、ダーイシュの砲撃に巻き込まれた者、そして射殺された者が含まれているという。

ダーイシュは25日にもアイン・アラブ市内で住民26人を処刑している。

ダーイシュは、アイン・アラブ市南東部と南西部の入り口のビル群一帯に展開し、四方に発砲、攻撃を行っているという。

また、有志連合は、ダーイシュの奇襲を受けるかたちで、シュユーフ(・タフターニー)町など、ユーフラテス川左岸(東部)一帯でダーイシュと戦う人民防衛隊を援護するため、空爆を行った。

AFP, June 26, 2015、AP, June 26, 2015、ARA News, June 26, 2015、Champress, June 26, 2015、al-Hayat, June 27, 2015、Iraqi News, June 26, 2015、Kull-na Shuraka’, June 26, 2015、al-Mada Press, June 26, 2015、Naharnet, June 26, 2015、NNA, June 26, 2015、Reuters, June 26, 2015、SANA, June 26, 2015、UPI, June 26, 2015などをもとに作成。

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