米軍主導の有志連合がハサカ県、ラッカ県でのダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃で民間人40人以上を殺傷(2015年12月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がフール町近郊のハーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、戦闘員20人が死亡、25人が負傷した。

しかし、これに関して、クッルナー・シュラカー(12月7日付)、ARA News(12月7日付)などは、ハーン村での空爆で民間人30人以上が死傷したと伝えた(『ハヤート』(12月9日付)によると民間人の死者数は26人)。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるカルヤタイン市で激しい爆発があった。

またタドムル市一帯では、シリア軍とダーイシュが交戦した。

一方、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、タドムル市西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がラッカ市のファヒーハ地区、カラーマ地区を空爆し、子供8人、女性5人の合わせて13人が死亡した。

また、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・イーサー市郊外のタッル・ルール村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

**

アレッポ県では、SANA(12月7日付)によると、シリア軍がシュワイリフ村、ジャルーフ村、ラスム・マシュラファ村、ティージャーン村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」内に位置するハルバル村・カフル・ナースィフ村間でダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷が爆発し、子供4人、女性1人を含む7人が死亡した。

また、ARA News(12月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市郊外のブーララーズ村、ウワイナ村などを砲撃した。

AFP, December 7, 2015、AP, December 7, 2015、ARA News, December 7, 2015、Champress, December 7, 2015、al-Hayat, December 8, 2015、December 9, 2015、Iraqi News, December 7, 2015、Kull-na Shuraka’, December 7, 2015、al-Mada Press, December 7, 2015、Naharnet, December 7, 2015、NNA, December 7, 2015、Reuters, December 7, 2015、SANA, December 7, 2015、UPI, December 7, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク