米主導の有志連合は9月1~6日までのシリア国内での爆撃実績を発表、ラッカ市一帯の爆撃を重点化していることを明らかに(2016年9月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月1日および4~6日までの4日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

9月1日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ラッカ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

9月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ラッカ市近郊(6回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

9月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ラッカ市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

9月6日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

なお、9月2~3日の空爆実施回数は公表されなかった。

AFP, September 7, 2016、AP, September 7, 2016、ARA News, September 7, 2016、Champress, September 7, 2016、al-Hayat, September 8, 2016、Iraqi News, September 7, 2016、Kull-na Shuraka’, September 7, 2016、al-Mada Press, September 7, 2016、Naharnet, September 7, 2016、NNA, September 7, 2016、Reuters, September 7, 2016、SANA, September 7, 2016、UPI, September 7, 2016などをもとに作成。

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