米主導の有志連合司令官はダーイシュの中心拠点ラッカ市孤立化に向けた作戦にYPG主体のシリア民主軍が参加すると述べる(2016年10月26日)

アシュトン・カーター米国防長官はベルギーの首都ブリュッセルで英国のマイケル・ファロン国防大臣と会談、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)との「テロとの戦い」に関して、「数週間以内にラッカ市奪還作戦を開始する」だろうと述べた。

また米軍主導の有志連合を指揮するステファン・タウンゼント司令官(中将)は、ラッカ市孤立化に向けた作戦に、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍も参加するだろう、と述べた。

『ハヤート』(10月27日付)が伝えた。

AFP, October 26, 2016、AP, October 26, 2016、ARA News, October 26, 2016、Champress, October 26, 2016、al-Hayat, October 27, 2016、Iraqi News, October 26, 2016、Kull-na Shuraka’, October 26, 2016、al-Mada Press, October 26, 2016、Naharnet, October 26, 2016、NNA, October 26, 2016、Reuters, October 26, 2016、SANA, October 26, 2016、UPI, October 26, 2016などをもとに作成。

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