有志連合の支援を受けるYPG主体のシリア民主軍はアサド湖畔(ラッカ県)の遺跡ジャアバル城を制圧(2017年1月6日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官がロイター通信(1月6日付)に述べたところによると、有志連合の航空支援を受けたシリア民主軍は、アサド湖畔に位置する遺跡ジャアバル城一帯からダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を制圧した。

サッルー報道官によると、シリア民主軍は「ユーフラテスの怒り」作戦を継続し、ジャアバル城東部に位置するタブカ・ダム方面への進軍を続ける予定だという。

ARA News(1月6日付)によると、シリア民主軍はまた、ナースィリーヤ村、ウンム・ヒジュラ村、ビール・アルダーリー村、タッラージュ村を新たに制圧した。

ARA News, January 6, 2017

ARA News, January 6, 2017

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シリア民主軍によるジャアバル城制圧に関して、マアムーン・アブドゥルカリーム遺跡局長はロイター通信に対して「シリア国民の勝利だ。なぜなら、ダーイシュからのジャアバル城の解放は、シリア国民への救済とみなしえるからだ」と述べた。


AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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