トルコのユルドゥルム首相:「オリーブの枝」作戦の一環として、ロシアとの合意のもとにアフリーン市一帯に幅30キロからなる「安全地帯」を設置する(2018年1月21日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、アレッポ県アフリーン市一帯に対してトルコ軍が行っている「オリーブの枝」作戦に関して、TRT Turk(1月21日付)に対して、4段階からなっていることを明らかにしたうで、その一環としてアフリーン市一帯の国境地帯に幅30キロからなる「安全地帯」が設置されるだろう、と述べた。

ユルドゥルム首相はまた、作戦のすべての段階においてロシアの承諾を得ていることを明らかにした。

一方、ユルドゥルム首相は、トルコのメディア関係者との会合で、「我々はロシアとイランを通じて、(「オリーブの枝」)作戦についてシリア政府に告知した。我々はあらゆる問題においてロシアと一致している」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018

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TRT Turkは、複数の消息筋の話として、「オリーブの枝」作戦が9段階からなっていると伝え、その内容を明らかにした。

それによると、「オリーブの枝」作戦の9の段階とは以下の通り:

1. アフリーン市一帯の住民に武力で圧力をかけている西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の殲滅。
2. テロ組織の圧力からのアフリーン市一帯の救済。
3. アフリーン市住民の民主的自治を保障するための基地建設。
4. アレッポ県バーブ市、アアサーズ市、ジャラーブルス市での経験の活用。
5. 経済・社会分野のインフラ整備。
6. アレッポ県マンビジュ市でのテロ掃討と生活復旧。
7. アフリーン市一帯住民による「オリーブの枝」作戦の支援確立。
8. マンビジュ市のテロ圧力からの解放と民主的な自治機関の樹立。
9. アフリーン市とマンビジュ市におけるインフラ整備と生活復旧。

AFP, January 21, 2018、ANHA, January 21, 2018、AP, January 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2018、al-Hayat, January 22, 2018、Reuters, January 21, 2018、SANA, January 21, 2018、TRT Turk, January 21, 2018、UPI, January 21, 2018などをもとに作成。

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