イラクのアンバール県の国境警備隊司令部報道官のアンワル・フマイド・ナーイフ大佐は、ダーイシュ(イスラーム国)の支配から解放されたシリアとの国境地帯に有刺鉄線や監視所を設置していることを明らかにした。
ナーイフ大佐は「工事は10日前に開始された…。第1段階(の工事)は20キロにわたって行われ、テロ攻撃を抑えるための監視所を1キロ毎に設置した…。作業はカーイム地区から北に向かって開始された」と述べた。
同大佐によると、監視所と有刺鉄線に加えて、幅6キロ、深さ3キロの堀の掘削と無人航空機による監視活動も行われるという。
ドゥラル・シャーミーヤ(7月1日付)が伝えた。
AFP, July 1, 2018、ANHA, July 1, 2018、AP, July 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 1, 2018、al-Hayat, July 2, 2018、Reuters, July 1, 2018、SANA, July 1, 2018、UPI, July 1, 2018などをもとに作成。
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