ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ドナルド・トランプ米政権が昨年12月のシリア駐留米軍の完全撤退決定を撤回し、部隊約200人の残留を決定したことに関して、「クレムリンはシリア駐留米軍撤退に関する米国の姿勢の変化に引き続き関心を寄せている」と述べた。
ペスコフ報道官は「我々はどのような話が行われたのか今のところ把握していない。米国が当初から多くの発表を行い、今新たな修正を加えてきていることは承知しているだろう。さまざまな機関から相矛盾する発表を耳にすることもある。だから、我々は、この問題に対する米国の姿勢がどう変化しているのかを注視している。我々はこれらの発表を分析することになる」と述べた。
RT(2月22日付)が伝えた。
AFP, February 22, 2019、ANHA, February 22, 2019、AP, February 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Reuters, February 22, 2019、SANA, February 22, 2019、UPI, February 22, 2019などをもとに作成。
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