ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月23日付)を公開し、3月22日に難民996人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは237人(うち女性33人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは759人(うち女性236人、子供401人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は166,496人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者60,826人(うち女性18,209人、子ども30,641人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者105,670人(うち女性31,725人、子ども53,383人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 395,776人(うち女性118,771人、子供201,748人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民103人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性10人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは29人(うち女性12人、子供11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは46人(うち女性13人、子ども22人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は13,560人(うち女性4,383人、子供5,478人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,282,156人(うち女性386,338人、子供648,448人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 23, 2019をもとに作成。
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