諸外国の動き:UAEがシリアの反体制武装集団24組織をテロ組織に認定(2014年11月15日)

UAE政府は、シリアで活動する反体制武装集団24組織を含む中東、欧米諸国などで活動するイスラーム主義組織など83団体をテロ組織に認定した。

テロ組織に認定されたシリアの反体制武装集団は以下の通り:

1. ダーイシュ(イスラーム国)
2. アブー・ザッル・ガッッファーリー大隊
3. タウヒード旅団
4. タウヒード・ワ・ガイマーン大隊
5. ハドラー大隊
6. アブー・バクル・スィッディーク中隊
7. タルハ・ブン・ウバイドッッラー中隊
8. サーリム・バッタール中隊
9. アブドゥッラー・ブン・ムバーラク大隊
10. 殉教者戦隊大隊
11. アブー・ウマル大隊
12. シャーム自由人大隊
13. サーリヤト・ジャバル大隊
14. アブー・ファドル・アッバース旅団
15. シャフバー大隊
16. カアカーア大隊
17. アンマール・ブン・ヤースィル旅団
18. サイファーン革命大隊
19. イバード・ラフマーン大隊
20. シャームの民のヌスラ戦線
21. ウマル・ブン・ハッターブ大隊
22. シャーム自由人イスラーム運動
23. シーマー大隊
24. ハック大隊

なおシリア以外のジハード主義武装集団のなかでテロ組織に認定された主な組織としては、ムスリム同胞団、アル=カーイダなどがある。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:EU控訴裁判所は親政権ビジネスマン3人への制裁は不当と判決(2014年11月15日)

EU控訴裁判所(ルクセンブルグ)は、シリア人ビジネスマン3人に対してEUが課してきた制裁を不当とみなし、解除を求める判決を下した。

制裁解除の判決が下されたのはムハンマド・ハムシュー氏、アイマン・ジャービル氏、ハーリド・カッドゥール氏で、いずれもアサド政権による反体制派弾圧を口実に制裁対象となっていた。

控訴裁判所は、3人を制裁対象とした欧州連合理事会がいかなる証拠にも基づいておらず、また新たな証拠を提示しなかったため、制裁を解除するとの判決を下した。

クッルナー・シュラカー(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:米・トルコが「穏健な反体制派」教練で合意(2014年11月15日)

『ヒュッリイェト・デイリー・ニュース』(11月15日付)は、米・トルコ両政府は、シリアの「穏健な反体制派」の教練の具体的な方法に関して合意に達したと報じた。

同報道によると、教練は12月末に開始予定で、対シリア国境から遠いトルコ中部のクルシェヒル市の教練キャンプで米軍、トルコ軍が教練を行い、費用は米軍が全額負担するという。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Hurriyet Daily News, November 15, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年11月15日)

NNA(11月15日付)によると、ベカーア県バアルベック市でレバノン軍と武装集団が交戦し、1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、November 16, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き(2014年11月15日)

ハサカ県では、ARA News(11月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が声明を出し、ラアス・アイン市一帯でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、5村、13農場を奪還したと発表した。

奪還したのは、ウマイル村、ナウフラ村、トゥーラーン村、ヌーフ村、ヒルバト・アブー・バクル村など。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市内の市庁舎一帯、東部一帯などで、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル油田一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、シャーイル油田一帯などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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『ハヤート』(11月16日付)は、シリアのダイル・ザウル県での戦闘に参加していたダーイシュ(イスラーム国)メンバーのパレスチナ人青年3人がシリア軍との戦闘で戦死したと報じた。

またクッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、クーリーヤ市でイシュラーム国(ダーイシュ)が住民3人を背教およびダーイシュへの敵対行為の罪で処刑した。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年11月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイム・マスキーン町およびその一帯で、シリア軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦し、後者の戦闘員10人が死亡した。

ダイル・アダス村近郊、ジーザ町、フラーク市などでも交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、ブルカ村、ダーリー村、シャイフ・マスキーン市一帯、ダイル・アダス村、タッル・サキーア、タッル・マスィーフ、ヌアイマ村、マルイー丘、ダルアー市アバーズィード地区、マンシヤ地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市でシリア軍がイスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、ナースィリーヤ東部、バトラー山地周辺、マシュラファ村無人地帯、ウンム・ルンマーン村、ドゥマイル市東部郊外、フーシュ・ナスリー村、ドゥーマー市、アーリヤ農場、バーラー村農場で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウカイリバート町を空爆した。

一方、SANA(11月15日付)によると、ウカイリバート町、ジャニー・アルバーウィー村、ワーディー・アッザーム村、マスウード村、ラターミナ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市カースティールー街道地区、カフルハムラ村を「樽爆弾」で空爆する一方、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員とともに、ハンダラート・キャンプ一帯、サイファート村一帯でアンサール・ディーン戦線と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、アナダーン市、ナイラブ村西部、クナイトラート村、バンーン・フッス村、サフィーラ市郊外、アブティーン村、カフルハムラ村、サミーリーヤ村、ミンタール村、アレッポ市ライラムーン地区、ハズアリーヤ地区、アシュラフィアーヤ地区、ラームーサ地区、アーミリーヤ地区、ザフラー協会地区、旧市街、カルム・タッラーブ地区、バニー・ザイド地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区でシリア軍が発砲、砲撃を行ったという。

一方、SANA(11月15日付)によると、ジルジス村、アブー・アラーヤー村、カフルラーハー市、フーシュ・ターリブ村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月15日付)によると、マアッラト・ヌウマーン市、マガーラト・ミールザー村、タッル・トゥーカーン村、アブー・ズフール町一帯、アイン・バーリダ村、ダルクーシュ町、ズアイキー村、クーリーン村、ナフラ村、フバート村、タッル・ディーニート村、カフルナジュド村、ナリラヤー村、カルア・ガザール村、ラカーヤー・サジュナ村、アービディーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:シリア軍参謀長がシャーイル油田地帯を視察(2014年11月15日)

SANA(11月15日付)は、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ参謀長が、ダーイシュ(イスラーム国)との散発的戦闘が続くヒムス県シャーイル山(ハマー県)西部(シャーイル油田一帯)のシリア軍前線基地を視察した。

SANA, November 15, 2014
SANA, November 15, 2014

AFP, November 15, 2014、AP, November 15, 2014、ARA News, November 15, 2014、Champress, November 15, 2014、al-Hayat, November 16, 2014、Kull-na Shuraka’, November 15, 2014、al-Mada Press, November 15, 2014、Naharnet, November 15, 2014、NNA, November 15, 2014、Reuters, November 15, 2014、SANA, November 15, 2014、UPI, November 15, 2014などをもとに作成。

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