米主導の有志連合は4月20日、ダイル・ザウル県、ラッカ県で21回の爆撃を実施(2017年4月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月20日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(5回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(5回)、タブカ市近郊(8回)で実施された。

AFP, April 21, 2017、AP, April 21, 2017、ARA News, April 21, 2017、Champress, April 21, 2017、al-Hayat, April 22, 2017、Iraqi News, April 21, 2017、Kull-na Shuraka’, April 21, 2017、al-Mada Press, April 21, 2017、Naharnet, April 21, 2017、NNA, April 21, 2017、Reuters, April 21, 2017、SANA, April 21, 2017、UPI, April 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア海軍歩兵の少佐がシリアでの戦闘で死亡(2017年4月20日)

ロイター通信(4月20日付)は、ロシア海軍歩兵部隊の元士官からの話として、シリア国内での戦闘で同部隊所属の少佐1人が戦死したと伝えた。

同少佐は17日に砲撃(場所は不明)を受けて死亡したという。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別大統領はロシア外務次官と24日に会談、米国は会談への参加を拒否(2017年4月20日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府と反体制派の代表による和平協議「ジュネーブ会議」再開に向け、4月24日にロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談すると発表した。

デミストゥラ氏は記者団に対して、会談が米国、ロシアの代表との三者会談として用意されていたが、米国が参加を見合わせたことでガティロフ外務次官との二者会談になったを明らかにした。

『ハヤート』(4月21日付)が伝えた。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍高官はシリア軍が現在も化学兵器数トンを保有していると述べる一方、ロシア国防省報道官はOPCWによるハーン・シャイフーン市で採取されたサンプル検査に疑義(2017年4月20日)

イスラエル軍の匿名上級士官は、ロイター通信(4月20日付)に対し、シリア軍が現在もなお化学兵器数トンを保有していると述べた。

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ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、化学兵器禁止機関(OPCW)のアフメト・ウズムジュ事務局長が、4日のイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器疑惑に関して、サリン・ガスないしはそれに類する有毒ガスが使用された」と述べたことに関して、採取されたとされるサンプルの信憑性に疑義を呈するとともに、「どのようにしたらこれほど早く分析することができるのか」と疑問を呈した。

『ハヤート』(4月21日付)などが伝えた。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける武装集団がアレッポ県北部のロジャヴァ支配地域を砲撃、また所属不明の戦闘機がYPG主体のシリア民主軍の拠点などを爆撃(2017年4月20日)

アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある県北部のバッルーニーヤ村、タッル・リフアト・ダム一帯、シャフバー・ダム一帯に対して激しい砲撃を加えた。

ARA News, April 20, 2017

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、西クルディスタン移行期民政局の支配地域と、トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室の占領・支配地域が接する前線一帯を空爆した。

SNN(4月20日付)によると、戦闘機の所属は不明で、アアザーズ市西方のバルサーヤー山一帯にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点、アフリーン市とカフルジャンナ村を結ぶ街道、カフルジャンナ村とズィヤーラト・ハナーン村を結ぶ街道に対して空爆を行ったという。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、SNN, April 20, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍占領支配下のアレッポ県北部からロジャヴァ支配下のアフリーン市に避難民1,360人が流入(2017年4月20日)

アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にある県北部(いわゆる「安全地帯」)から過去2日間で住民1,360人が、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市に避難民として流入した。

ARA News, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦(2017年4月20日)

ヒムス県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、イブン・アルサーン山一帯、サワーナ山一帯、マハッサ地区一帯、カルヤタイン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、第137連隊基地、ダイル・ザウル市南部の墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室はダーイシュとの戦闘の末、ダマスカス郊外県砂漠地帯(アルヤーニーヤ地区)を制圧(2017年4月20日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室が、県南東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、アルヤーニーヤ地区を制圧した。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北部の3カ村をダーイシュから奪取(2017年4月20日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)、ARA News(4月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ラッカ市北部の公営農場、西カバシュ(大カバシュ)村、ルーヤール村を制圧した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス県ザバダーニー市の反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せた車列がアレッポ市南部に到着(2017年4月20日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、カタールの仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意に基づき、ダマスカス郊外県ザバダーニー市を退去した反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せた車列がアレッポ市南部のラームーサ地区に到着した。

車列は、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民のアレッポ市ラーシディーン地区への退去を待って、イドリブ県方面に移動する予定。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構などとの戦闘の末、ハマー県北部のタイバト・イマーム市の大部分を制圧(2017年4月20日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、シリア軍が県北部のタイバト・イマーム市、ハラファーヤー市一帯の奪還に向けて攻撃を激化させ、シャーム解放機構とともに同地に進攻していたイッザ軍の司令官サーヒル・アドナーン・サーリフ氏、ムハンマド・ジャッラード氏が戦死した。

ARA News(4月20日付)によると、シリア軍はタイバト・イマーム市に突入、シリア人権監視団によると、シリア軍は、シャーム自由人イスラーム運動、中部師団、イッザ軍、シャーム自由人イスラーム運動などとの戦闘の末、タイバト・イマーム市の大部分を制圧した。

これに関して、ヒズブッラーの戦争広報局は、「シリア軍とその同盟者がタイバト・イマーム市を制圧した」と発表した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動のウマル・ハッターブ報道官は、ドゥラル・シャーミーヤ(4月20日付)に対して、「戦闘はまだ続いている…。我々は大規模増援部隊を派遣した」と述べ、タイバツ・イマーム町制圧を否定した。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017
Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、タイバト・イマーム市、マサースィナ村、ブワイダ村、マアルカバ村、ラハーヤー村、ムーリク市、サルバー村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はムハルダ市を砲撃し、4人が負傷したという。

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ダマスカス県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍が、カーブーン区を砲撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがダルアー市ダルアー・バラド地区各所を「樽爆弾」で爆撃、また戦闘機が同地を4度にわたって空爆した。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区、カラク地区、バジャービジャ地区、アルバイーン地区、バハール地区、バドウ地区、ダム街道地区、ブスラー広場一帯、マハッタ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月19日、ダイル・ザウル県、ラッカ県で17回の爆撃を実施(2017年4月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、イラク領カーイム市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)、ラッカ市近郊(3回)、タブカ市近郊(7回)で実施された。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

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「アラブの春」の中心地の一つダマスカス郊外県ザバダーニー市から反体制武装集団が完全退去し、シリア政府支配下に復帰(2017年4月19日)

SANA(4月19日付)がシリア赤新月社の複数の消息筋の話として伝えたによると、カタールの仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意に従い、フーア市およびカファルヤー町で包囲を受けてきた住民約3,000人を載せた旅客バス45台が、同地を出発し、シリア政府支配下のアレッポ市ラーシディーン地区に到着した。

停戦合意に基づくフーア市、カファルヤー町からの住民の退去はこれが2回目。

シリア人権監視団によると、この3,000人のなかには親政権武装集団の戦闘員約700人も含まれていたという(ドゥラル・シャーミーヤ(4月19日付)によると、700人はヒズブッラー・メンバー、国防隊隊員だという)。

SANA, April 19, 2017

また、SANAによると、14日にフーア市、カファルヤー町の住民を乗せていた旅客バスの車列を狙って行われた自爆テロによって、シリア政府支配下のアレッポ市内に退去できずにいた住民131人(うち負傷者37人)の移送作業も完了、アレッポ市ラーシディーン地区に到着した。

SANA, April 19, 2017

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フーア市、カファルヤー町の住民移送作業と並行して、ダマスカス郊外県ザバダーニー市で籠城を続けてきた反体制武装集団は旅客バス11台に分乗し、イドリブ県に向かった。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月19日付)によると、ザバダーニー市から退去したのは約700人。

これに関して、シリア人権監視団は、移送されたのはザバダーニー市出身者158人、ザバダーニー市東部の山岳地帯出身者60人、スィルガーヤー町出身者100人の約300人で、このうちザバダーニー市出身者はほとんどが民間人だと発表した。

しかし、クッルナー・シュラカー(4月19日付)は、ザバダーニー市出身者のうち約100人が戦闘員、家族は約60人だと伝えた。

またザバダーニー市で籠城を続けてきた戦闘員はまた、同地から退去するにあたって、拠点や武器庫として利用していた施設に火を放ち、破壊した。

なお、ザバダーニー市からの戦闘員およびその家族の退去に先だって、マダーヤー町の戦闘員のうち退去希望者は14日、停戦合意に従って家族とともに同地を退去し、アレッポ市方面に移動、退去を希望しない戦闘員は武器を棄て当局に投降している。

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ザバダーニー市からの戦闘員およびその家族の退去を受け、シリア軍が市内に進駐した。

Kull-na Shuraka’, April 19, 2017
Kull-na Shuraka’, April 19, 2017
Kull-na Shuraka’, April 19, 2017

また、ダマスカス郊外県のアラー・イブラーヒーム県知事はマダーヤー町、ブカイン市、ブルダーン村を視察訪問した。

SANA, April 19, 2017

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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OPCW英国代表によると、ウズムジュ事務局長がイドリブ県ハーン・シャイフーン市でサリン・ガスないしはそれに類する有毒ガスが使用されたと発言(2017年4月19日)

化学兵器禁止機関(OPCW)の英国代表は、アフメト・ウズムジュ事務局長が、4月4日にイドリブ県ハーン・シャイフーン市で発生した化学兵器使用疑惑事件に関して、「サリン・ガスないしはそれに類する有毒ガスが使用された」と述べたことを明らかにした。

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末ラッカ市北部の4カ村を制圧(2017年4月19日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月19日付)、ARA News(4月19日付)によると、ラッカ市孤立化に向けた「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を遂行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県北部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ウンム・タナク村、ジャルワー村、ビール・ジャルブー村、ハッターシュ村を制圧した。

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のウマル油田で米主導の有志連合によると思われる爆撃による火災発生(2017年4月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が18日深夜に実施した空爆により、ウマル油田で火災が発生した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外のタール山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(4月19日付)によると、タドムル市郊外のカッタール山一帯の丘陵地帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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アレッポ市東部サラーフッディーン地区でアブー・アマーラ特殊任務中隊が爆弾テロを敢行、30人以上が死傷(2017年4月19日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月19日付)によると、アレッポ市東部サラーフッディーン地区にある国防隊拠点で爆弾が爆発し、6人が死亡、25人以上が負傷した(シリア人権監視団によると、32人が死傷)。

これに関して、アブー・アマーラ特殊任務中隊はテレグラムを通じて声明を出し、「シャッビーハ」を狙ったと発表、犯行を認めた。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月19日付)によると、シャーム解放機構などからなる「堅固な建造物」作戦司令室がダルアー市サジュナ地区に進攻し、シリア軍と交戦した。

これに対して、ロシア・シリア軍はダルアー市各所を「樽爆弾」などで空爆した。

Kull-na Shuraka’, April 19, 2017

また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が進攻を続けるダルアー市ダルアー・バラド地区に対して、地対地ミサイルと思われる砲弾で砲撃する一方、「樽爆弾」で激しい空爆を行った。

一方、SANA(4月19日付)によると、ダルアー市サジュナ地区、サハーリー地区にシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市とラタキア市を結ぶ街道でトルキスタン人戦闘員2人が何者かによって殺害された。

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ハマー県では、SANA(4月19日付)によると、シリア軍が県北部にあるザーラ火力発電所一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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米CENTCOMは4月17日の戦果を発表しないまま、18日の戦果を公表(2017年4月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月18日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して33回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(5回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、ラッカ市近郊(8回)、タブカ市近郊(3回)で実施された。

その一方、17日に関しては戦果を発表しなかった。

AFP, April 19, 2017、AP, April 19, 2017、ARA News, April 19, 2017、Champress, April 19, 2017、al-Hayat, April 20, 2017、Iraqi News, April 19, 2017、Kull-na Shuraka’, April 19, 2017、al-Mada Press, April 19, 2017、Naharnet, April 19, 2017、NNA, April 19, 2017、Reuters, April 19, 2017、SANA, April 19, 2017、UPI, April 19, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの中心都市ラッカ市解放を見据えて、その自治を担う「ラッカ民政評議会」準備委員会会合を開催(2017年4月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・スィッルー報道官は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市解放後を見据え、同市の自治を担う「ラッカ民政評議会」を設置すると発表、設置に向けた準備委員会がラッカ市の住民、部族の名士らと会談し、ラッカ市自治の方法に関する意見を聴取した」ことを明らかにした。

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ラッカ県では、ARA News(4月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市北西部一帯、大アーイド村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、米主導の有志連合が同地一帯を空爆した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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中部師団(自由シリア軍)はハマー県での戦闘でロシア軍士官2人を殺害したと発表(2017年4月18日)

「穏健な反体制派」と目される中部師団(自由シリア軍)は声明を出し、ハマー県北部での戦闘でロシア軍士官2人を殺害したと発表した。

声明によると、中部師団はハッターブ村郊外の平原に展開していたシリア軍の拠点を米国製TOW対戦車ミサイルで攻撃し、仲にいたシリア軍兵士とともにロシア軍士官2人を殺害したという。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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AKIは実証困難としながらも、6年におよぶ戦闘でアラウィー派の若者15万人が死亡したと報じる(2017年4月18日)

AKI(4月18日付)は、ロシア高官筋からの情報に基づいて著名な反体制活動家が明らかにしたの話として、6年におよぶシリア国内での戦闘によって、アラウィー派の若者約15万人が死亡したと伝えた。

死亡したアラウィー派の若者らは、正規軍に所属しない民兵の戦闘員、治安機関要員だという。

なおこの数値に関して、AKIは実証は困難とする一方、国内外の関連機関は犠牲者総数を最大で75万人と推計していると付言している。

AFP, April 18, 2017、AKI, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県マアッラト・ハルマ村を爆撃し、民間人10人を殺害(2017年4月18日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ハルマ村を4回にわたって空爆し、民間人10人が死亡、数十人が負傷した。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、ダマスカス県東部でシリア軍が反体制武装集団に対して爆撃・砲撃を続ける(2017年4月18日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、東グータ地方のドゥーマー市、アルバイン市、ハッザ町がシリア軍の砲撃を受け、子供1人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がサアサア町、マガル・ミール村、ダフル・アスワド丘を結ぶ回廊地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、県東部のカーブーン地区一帯でシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続き、後者の戦闘員3人が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がカーブーン区、バルザ区郊外一帯に対して空爆・砲撃を実施しているさなか、反体制武装集団の第1旅団の拘置施設(バルザ区)に拘留されていた捕虜34人が脱走し、シリア政府支配地域に逃走した。

脱走した34人はシリア軍兵士と親政権民兵戦闘員。

Kull-na Shuraka’, April 19, 2017

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アレッポ県では、ARA News(4月18日付)によると、アレッポ市西部の科学研究センター一帯、アターリブ市でシリア軍、クドス旅団が、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、カラク地区、ミスリー交差点東部などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市を砲撃し、子供1人と女性1人を殺害(2017年4月18日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供1人、女性1人が死亡、26人が負傷した。

これに対し、シリア軍はダイル・ザウル市西部のサルダ山、ティーム油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のT4(タイフール航空基地)北西部に位置するアブー・キッラ・ダムをダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

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ハマー県では、SANA(4月18日付)によると、シリア軍がワーディー・アズィーブで爆弾を積んだ車でシリア軍の拠点に対して攻撃を行おうとしたダーイシュ(イスラーム国)を迎撃、車を破壊した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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国連安保理は報道声明でアレッポ市西部のラーシディーン地区で発生したイドリブ県フーア市・カファルヤー町からの避難民を乗せた車列に対する自爆テロを非難(2017年4月18日)

国連安保理は報道声明(SC/12796)を採択、15日にアレッポ市西部のラーシディーン地区で発生したイドリブ県フーア市・カファルヤー町からの避難民を乗せた車列に対する自爆テロをもっとも厳しい表現で非難した。

声明全文(英語)は以下の通り:

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The members of the Security Council condemned in the strongest terms the barbaric and cowardly terrorist attack which took place in Rasheedin, Syria, on 15 April, during which at least 126 people were killed, many of them children, and dozens injured.

The members of the Security Council expressed their deep sympathy and condolences to the families of the victims as well as to the people of Syria.

The members of the Security Council expressed outrage at all attacks against civilians.

The members of the Security Council reaffirmed that terrorism in all its forms and manifestations constitutes one of the most serious threats to international peace and security.

The members of the Security Council reiterated that any acts of terrorism are criminal and unjustifiable, regardless of their motivation, wherever, whenever and by whomsoever committed.  They reaffirmed the need for all States to combat by all means, in accordance with the Charter of the United Nations and other obligations under international law, including international human rights law, international refugee law and international humanitarian law, threats to international peace and security caused by terrorist acts.

The members of the Security Council underlined the need to bring the perpetrators, organizers, financiers and sponsors of these reprehensible acts of terrorism to justice and stressed that those responsible for these terrorist attacks should be held accountable.

SANA, April 15, 2017

 

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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テヘランでアスタナ会議再開に向けロシア・イラン・トルコの技術会合が開幕(2017年4月18日)

イランの首都テヘランで、シリア政府と反体制武装集団の停戦・和平協議(アスタナ会議)再開に向けたロシア、イラン、トルコの三カ国の技術者会合が開幕した。

技術者会合は2日の予定。

ファルス通信(4月18日付)が伝えた。

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カザフスタンのカイラット・アブドラフマノフ外務大臣は、テヘランでのロシア・イラン・トルコによる技術者会合に合わせて声明を出し、5月3~4日に開催予定のシリア政府と反体制武装集団の停戦・和平協議「アスタナ4会議」に参加する当時国の拡大をめざすと述べ、サウジアラビア、カタール、EUの代表に参加を求めた。

『ハヤート』(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、FARS , April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区から反体制武装集団戦闘員519人とその家族数百人がアレッポ県ジャラーブルス市方面に向けて退去(2017年4月18日)

ヒムス県では、SANA(4月18日付)によると、ロシアの仲介で成立した停戦合意に従い、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員519人とその家族数百人が、シリア政府によって用意された旅客バスで、アレッポ県ジャラーブルス市方面に向かった。

退去作業は今回が6回目。

SANA, April 18, 2017

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月14日~4月16日の3日間でラッカ県、ダイル・ザウル県各所を爆撃(2017年4月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月14日~4月16日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

4月14日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)、タブカ市近郊(1回)に対して行われた。

4月15日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ブーカマール市近郊(3回)、ラッカ市近郊(6回)、タブカ市近郊(11回)に対して攻撃が行われた。

4月16日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して33回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(5回)、ダイル・ザウル市近郊(9回)、タブカ市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合によるダイル・ザウル県各所を爆撃し、イラクからの避難民とシリア人市民合わせて20人を殺害(2017年4月17日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)、ARA News(4月18日付)によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機が17日夜、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のブーカマール市を空爆し、イラクのモスル市からの避難民が身を寄せていた屋敷を破壊、13人以上が死亡した。

死者のほとんどはイラク人避難民だという。

有志連合と思われる戦闘機はまた、フサイニーヤ町に対しても空爆を行い、住民7人が死亡した。

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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スワイダー県、ダマスカス郊外県内のシリア政府支配地域で、独立記念日に合わせて、体制打倒、ロシア・イランの撤退を求めるデモが発生(2017年4月17日)

スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(4月17日付)によると、シリア政府支配下のマズラア町で独立記念日を祝う集会が行われ、住民数十人が参加し、体制打倒を改めて訴えた。

マズラア町は、2011年3月に反体制デモが最初に起きた町の一つ。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

これに対して、当局は、スルターン・バーシャー・アトラシュの生地であるクライヤー町で独立記念日の祝典を開催した。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月18日付)によると、シリア政府支配下のヤルダー市で独立記念日を祝うデモ行進が行われた。

デモ参加者はヤルダー市から、バービッラー市、バイト・サフム市に向けて行進し、「ロシアおよびイランの占領者の退去」「体制打倒」を訴えた。

Kull-na Shuraka’, April 18, 2017
Kull-na Shuraka’, April 18, 2017
Kull-na Shuraka’, April 18, 2017
Kull-na Shuraka’, April 18, 2017
Kull-na Shuraka’, April 18, 2017

 

AFP, April 18, 2017、AP, April 18, 2017、ARA News, April 18, 2017、Champress, April 18, 2017、al-Hayat, April 19, 2017、Iraqi News, April 18, 2017、Kull-na Shuraka’, April 17, 2017、April 18, 2017、al-Mada Press, April 18, 2017、Naharnet, April 18, 2017、NNA, April 18, 2017、Reuters, April 18, 2017、SANA, April 18, 2017、UPI, April 18, 2017などをもとに作成。

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