ロシア海軍歩兵の少佐がシリアでの戦闘で死亡(2017年4月20日)

ロイター通信(4月20日付)は、ロシア海軍歩兵部隊の元士官からの話として、シリア国内での戦闘で同部隊所属の少佐1人が戦死したと伝えた。

同少佐は17日に砲撃(場所は不明)を受けて死亡したという。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.


デミストゥラ・シリア問題担当国連特別大統領はロシア外務次官と24日に会談、米国は会談への参加を拒否(2017年4月20日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府と反体制派の代表による和平協議「ジュネーブ会議」再開に向け、4月24日にロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談すると発表した。

デミストゥラ氏は記者団に対して、会談が米国、ロシアの代表との三者会談として用意されていたが、米国が参加を見合わせたことでガティロフ外務次官との二者会談になったを明らかにした。

『ハヤート』(4月21日付)が伝えた。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍高官はシリア軍が現在も化学兵器数トンを保有していると述べる一方、ロシア国防省報道官はOPCWによるハーン・シャイフーン市で採取されたサンプル検査に疑義(2017年4月20日)

イスラエル軍の匿名上級士官は、ロイター通信(4月20日付)に対し、シリア軍が現在もなお化学兵器数トンを保有していると述べた。

**

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、化学兵器禁止機関(OPCW)のアフメト・ウズムジュ事務局長が、4日のイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器疑惑に関して、サリン・ガスないしはそれに類する有毒ガスが使用された」と述べたことに関して、採取されたとされるサンプルの信憑性に疑義を呈するとともに、「どのようにしたらこれほど早く分析することができるのか」と疑問を呈した。

『ハヤート』(4月21日付)などが伝えた。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.


トルコ軍とその支援を受ける武装集団がアレッポ県北部のロジャヴァ支配地域を砲撃、また所属不明の戦闘機がYPG主体のシリア民主軍の拠点などを爆撃(2017年4月20日)

アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある県北部のバッルーニーヤ村、タッル・リフアト・ダム一帯、シャフバー・ダム一帯に対して激しい砲撃を加えた。

ARA News, April 20, 2017

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、西クルディスタン移行期民政局の支配地域と、トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室の占領・支配地域が接する前線一帯を空爆した。

SNN(4月20日付)によると、戦闘機の所属は不明で、アアザーズ市西方のバルサーヤー山一帯にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点、アフリーン市とカフルジャンナ村を結ぶ街道、カフルジャンナ村とズィヤーラト・ハナーン村を結ぶ街道に対して空爆を行ったという。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、SNN, April 20, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍占領支配下のアレッポ県北部からロジャヴァ支配下のアフリーン市に避難民1,360人が流入(2017年4月20日)

アレッポ県では、ARA News(4月20日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にある県北部(いわゆる「安全地帯」)から過去2日間で住民1,360人が、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市に避難民として流入した。

ARA News, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦(2017年4月20日)

ヒムス県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、イブン・アルサーン山一帯、サワーナ山一帯、マハッサ地区一帯、カルヤタイン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、第137連隊基地、ダイル・ザウル市南部の墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室はダーイシュとの戦闘の末、ダマスカス郊外県砂漠地帯(アルヤーニーヤ地区)を制圧(2017年4月20日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、「ハマード浄化のため我らは馬具を備えし」作戦司令室が、県南東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、アルヤーニーヤ地区を制圧した。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.


YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北部の3カ村をダーイシュから奪取(2017年4月20日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)、ARA News(4月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、ラッカ市北部の公営農場、西カバシュ(大カバシュ)村、ルーヤール村を制圧した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県ザバダーニー市の反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せた車列がアレッポ市南部に到着(2017年4月20日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、カタールの仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意に基づき、ダマスカス郊外県ザバダーニー市を退去した反体制武装集団戦闘員とその家族を乗せた車列がアレッポ市南部のラームーサ地区に到着した。

車列は、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民のアレッポ市ラーシディーン地区への退去を待って、イドリブ県方面に移動する予定。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はシャーム解放機構などとの戦闘の末、ハマー県北部のタイバト・イマーム市の大部分を制圧(2017年4月20日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、シリア軍が県北部のタイバト・イマーム市、ハラファーヤー市一帯の奪還に向けて攻撃を激化させ、シャーム解放機構とともに同地に進攻していたイッザ軍の司令官サーヒル・アドナーン・サーリフ氏、ムハンマド・ジャッラード氏が戦死した。

ARA News(4月20日付)によると、シリア軍はタイバト・イマーム市に突入、シリア人権監視団によると、シリア軍は、シャーム自由人イスラーム運動、中部師団、イッザ軍、シャーム自由人イスラーム運動などとの戦闘の末、タイバト・イマーム市の大部分を制圧した。

これに関して、ヒズブッラーの戦争広報局は、「シリア軍とその同盟者がタイバト・イマーム市を制圧した」と発表した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動のウマル・ハッターブ報道官は、ドゥラル・シャーミーヤ(4月20日付)に対して、「戦闘はまだ続いている…。我々は大規模増援部隊を派遣した」と述べ、タイバツ・イマーム町制圧を否定した。

Kull-na Shuraka’, April 20, 2017
Kull-na Shuraka’, April 20, 2017

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、タイバト・イマーム市、マサースィナ村、ブワイダ村、マアルカバ村、ラハーヤー村、ムーリク市、サルバー村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はムハルダ市を砲撃し、4人が負傷したという。

**

ダマスカス県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍が、カーブーン区を砲撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがダルアー市ダルアー・バラド地区各所を「樽爆弾」で爆撃、また戦闘機が同地を4度にわたって空爆した。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダルアー市スィーバ地区、カラク地区、バジャービジャ地区、アルバイーン地区、バハール地区、バドウ地区、ダム街道地区、ブスラー広場一帯、マハッタ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は4月19日、ダイル・ザウル県、ラッカ県で17回の爆撃を実施(2017年4月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、イラク領カーイム市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)、ラッカ市近郊(3回)、タブカ市近郊(7回)で実施された。

AFP, April 20, 2017、AP, April 20, 2017、ARA News, April 20, 2017、Champress, April 20, 2017、al-Hayat, April 21, 2017、Iraqi News, April 20, 2017、Kull-na Shuraka’, April 20, 2017、al-Mada Press, April 20, 2017、Naharnet, April 20, 2017、NNA, April 20, 2017、Reuters, April 20, 2017、SANA, April 20, 2017、UPI, April 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.