アサド大統領がAFPのインタビューに応じる「ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑はねつ造、ミサイル攻撃を行う米国は紛争の政治的解決に対して真剣ではない」(2017年4月13日)

アサド大統領はAFP(4月13日付)の取材に応じ、イドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑に関して「ねつ造」だと指摘、また米国によるシリアへのミサイル攻撃についてはシリア紛争の政治的解決に対して真剣ではない、と非難した。

インタビューは英語で行われ、SANAが映像をYoutube(https://youtu.be/SIqQ4mHyJU0)で配信、また英語全文(http://sana.sy/en/?p=104255)とアラビア語全訳(http://www.sana.sy/?p=538180)をインターネットで公開した。

アサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, April 13, 2017

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「ご存知かと思うが、ハーン・シャイフーン市はアル=カーイダの分派であるヌスラ戦線(シャーム解放機構)の支配下にある。つまり現時点で世界が手にしている唯一の情報は、アル=カーイダの分派が発信したものだけだ。誰もそれ以外の情報を持っていない。我々が目にするすべての写真やビデオが真実なのかねつ造されたものなのかは分からない。だから、我々はハーン・シャイフーンで何が起きたのかを調査することを求めている。これがまず一つ目。二つ目は、アル=カーイダによると、攻撃は朝6時半に起こったという。しかし、シリア軍の同地に対する攻撃は11時半から12時に行われた。彼らはまったく別の事件について話している…。我々は化学兵器を保有していない。数年前に放棄した。たとえ持っていたとしても、使わないだろう。我々の歴史のなかで化学兵器を使ったことは決してない」。

「我々は、西欧、とくに米国がテロリストと結託している印象を持っている。彼らがすべてのストーリーをねつ造し、攻撃の口実を作ろうとした」。

「化学兵器による攻撃が行われたという主張はアル=カーイダ、ヌスラ戦線によるものだ。だから、我々はそうした主張を調査する必要はない…。なぜなら彼らのコントロールのもとにあるからだ…。攻撃そのものに関しては、行われたかどうかさえ分からない。なぜなら、どうやってビデオを検証するというのか? 多くのフェイク映像があり、それらがフェイクだということが証明されている。例えば、ホワイト・ヘルメット。彼らはアル=カーイダ、ヌスラ戦線が髭を剃って、白いヘルメットをかぶって、人道的な英雄として振る舞っているだけだ…。同じことが化学兵器攻撃でも言える。ハーン・シャイフーンで子供たちを誰が殺したかは分からない…。そのことを確認する、物的証拠、情報はないし、誰も調査していないのだ」。

「確実に捏造だと思う。100%捏造だ。その証拠はないと言うが…、それを示す証拠はある。例えば、攻撃の10日ほど前、テロリストは首都ダマスカスやハマー市の郊外に進攻してきた。ハーン・シャイフーン市からそう遠くない場所にだ。もし我々がこの兵器(化学兵器)を持っていて、使用する意思があったら…、なぜテロリストが進攻したときに使用しなかったのか…? また、もし、使いたいとするなら、なぜ我々が戦っているテロリストではなく、民間人に対して使うのか? さらに…、戦略的地域でないハーン・シャイフーン市で、我々は軍を展開させておらず、戦闘していない、そして攻撃目標もなかった」。

「もし、彼ら(ドナルド・トランプ米政権)がテロリストと真剣に戦うのであれば、我々はパートナーになるだろう…。しかし、彼らはテロリストとつるんでいる…。ダーイシュ(イスラーム国)は化学兵器を持っていないといって、ダーイシュを擁護する政治家もいた…。つまり、テロリストと戦う我々と…、明らかにテロリストを支援する者たちとの間に協力関係はない」。

「とにかく私は、彼(トランプ氏)が大統領になる前も後も用人していた」。

「米国は産軍複合体、金融企業、銀行によって支配されており…、これらのグループの利益になるように行動している…。シリアだけでなくどこでもいつでもそれ(攻撃)は起こり得る」。

「(米国のミサイル攻撃へのシリア軍、ロシア軍の今後の報復の可能性について)もし報復について話したいのであれば、ミサイルは我々の手の届かない数百マイルの距離から発射されたことについて話す必要があるだろう。しかし、実際のところ、シリアで起きている真の戦争というのはミサイルとは関係がない。それはテロリストを支援することと関係している。これこそがこの戦争のもっとも危険な側面で、我々がとる対抗措置というのは、この戦争の最初の日から我々が始めていることになる。つまりそれは、シリアのあらゆる場所でテロを打ち負かすということだ」。

「我々のような小さな国にとって、もちろん(米国への報復は)困難だ。米国は我々の射程距離外だからだ」。

「我々は当初から、つまり、2013年にテロリストがシリア軍に対して最初の化学兵器での攻撃を行った時から、化学兵器禁止機関(OPCW)に調査を要請してきた…。しかし調査は公正であるべきで、我々は公正な調査のみを許可する」。

「もし彼ら(化学兵器禁止機関)が(化学兵器による)攻撃があったと証明できたら、我々は誰がその攻撃を命令したかを調査しなければならない。しかし、100%、シリア軍でなない…。我々はすべての(科学)兵器を放棄した、化学兵器禁止機関はシリアには化学物質がないと宣言した」。

「彼ら(米国)は(シャイーラート)航空基地を攻撃し、貯蔵施設を破壊した。しかし、サリン・ガスなどなかった…。米国が(サリン・ガスを貯蔵する)貯蔵しせつを攻撃したら、サリンはどうなっただろう…? 我が軍の参謀長は攻撃の数時間後にそこを訪れたが、サリン・ガスがある場所にどうやってたどり着くことができたというのか? そこに数百人の(化学兵器関連)の将兵がいたのに、なぜ6人しか犠牲者が出ないというのか…? ハーン・シャイフーン市での事件で我々が目にする捏造されたビデオで、救助隊はマスクも手袋もしないままに、犠牲者、そして死亡したと思われる人々、被害にあった人々を救助しようとしていた。どうやってそうしたことができるのか? サリンはどこに行ったのか…? これらはすべて作り話だ。米軍の攻撃もこうした作り話も、捏造であって、サリンなどなかったことを示している証拠なのだ」。

「軍のはみ出し者がやったといっても、軍は化学兵器をそもそも保有していない…。また、軍のはみ出し者は戦闘機を自分の思うように派遣することなどできない…。さらにシリア軍は正規軍で…、明確な指揮系統がある」。

「(米国から事前通告を受けた)ロシア軍は我々に通告はしなかった。なぜなら、通告する時間がなかったからだ。米国はミサイルが着弾する数分前にロシア側に通告した。発射後に通告したと言う者もいる…。しかし、何かが起きようとしている兆候はあった」。

「(シリア軍がハーン・シャイフーン市で化学兵器が保管されている反体制武装集団の倉庫を空爆したとの発表に関して)その可能性があるということだ。なぜならテロリストに関連する標的を攻撃する場合、それが実際に何なのかは分からないからだ。それが標的だということは分かる…。テロリストがその場所を利用していることを知っているとしても…そのなかに何があるかは分からない…。だから一つの可能性として、戦闘機が化学兵器庫を攻撃したと言えるだけだ」。

「シリアにアサド家による支配などというものはない。彼(トランプ大統領)は夢を見ている…。幻覚を見ているのだろうから、彼の声明に時間を費やすつもりはない」。

「我々は、どの町であれ、テロリストから解放しようとする者を誰でも支援する。しかしそれは、テロリストから解放した後で米軍の占領を受けるということを意味しない…。ラッカ市を誰が解放するかは明らかでなない…。しかし、我々がラッカ市解放で耳にしているのは作り話だけだ」。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリアのムアッリム外務大臣がロシアのラヴロフ外務大臣と会談し、公正且つ中立的でバランスのとれた調査委員会によるハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑の調査を求める(2017年4月13日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣はロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談、米国によるシリアへのミサイル攻撃などへの対応について協議した。

ムアッリム外務在外居住者大臣には、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ムクダード副大臣らも同行した。

SANA(4月13日付)によると、ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、米国によるミサイル攻撃を「敵対行為」、「国際法違反」、ジュネーブ会議やアスタナ会議といった和平協議を「反故にしようとする行為」と非難した。

また、ミサイル攻撃の根拠となったイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑に関しては、化学兵器禁止機関に、公正且つ中立的でバランスのとれた調査委員会を設置し真相究明を行うよう求めたことを明らかにした。

これに対して、ラブロフ外務大臣も「化学兵器禁止機関と独立した専門家による客観的で独立した調査が必要と強く考えている」とシリア側に伝えたという。

SANA, April 13, 2017

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、バングラデシュ外相との会談後の記者会見で、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で4日に発生した化学兵器攻撃疑惑事件に関して、米国のレックス・ティラーソン米国務長官との12日の会談で、化学兵器禁止機関や、ロシア、欧米諸国などの専門家からなる専門家チームの設置と真相究明調査の実施を提案し、合意に達したことを明らかにした。

SANA(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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OPCW英国代表「ハーン・シャイフーン市で採取したサンプルからサリン・ガスないしはそれに類する物質が検出された」(2017年4月13日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアのイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑事件に関する特別会合をオランダのハーグで開催した。

会合で、英国代表は「ハーン・シャイフーン市で採取したサンプルを英国の専門家が分析した結果、サリン・ガスないしはそれに類する物質の存在を確認した」と主張した。

『ハヤート』(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県ハトラ村で米主導の有志連合がダーイシュの武器庫を破壊、有毒ガスが飛散し住民ら数百人が死亡したと発表、地元活動家は否定(2017年4月13日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、米軍主導の有志連合戦闘機複数機が12日午後5時半から5時50分にかけての20分間、ダイル・ザウル県のハトラ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の巨大武器弾薬庫を空爆し、火災が発生、倉庫内で保管されていた有毒ガスが飛散し、民間人多数を含む数百人が呼吸困難などの症状を訴えて死亡した、と発表した。

SANA(4月13日付)が伝えた。

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しかし、地元の活動家らはクッルナー・シュラカー(4月13日付)に対して、こうした事件は発生していないと述べ、シリア軍の発表を否定した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県の3市でデモが発生、カタール仲介によるファトフ軍とイラン革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意を「強制移住」「住民交換」と非難(2017年4月13日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、ヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市で、カタール仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意において、3市を停戦対象に含めれていることに抗議するデモが発生し、住民数千人が参加した。

デモ参加者は、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町からの反体制武装集団戦闘員およびその家族の退去、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民の退去を「強制移住」「住民交換」と非難、地元から離れることに異議を唱えた。

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がYPG主体のシリア民主軍をタブカ市近郊で誤爆し、隊員18人を殺害(2017年4月13日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)などによると、米主導の有志連合がタブカ市南部で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を誤爆、戦闘員18日を誤って殺害した。

こうしたなか、米国防総省はシリア領内で活動する同盟者からの要請を受け、有志連合がタブカ市南部を空爆したとしたうえで、誤爆によって戦闘員を殺害したことを認めた。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を開始すると発表、ラッカ市解放に向けて同市北部郊外一帯に進攻を開始すると発表した。

また、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受け、ラッカ県タブカ市東部、南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部でダーイシュと交戦(2017年4月13日)

ヒムス県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍が県東部のカルヤタイン・ダム、サワーナ山、マハッサ地区を結ぶ回廊地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市内のシリア席新月社事務所前で爆弾が爆発(2017年4月13日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、イドリブ市内のシリア赤新月社事務所が入っているカールトン・ホテルの校門前で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、事務所のスタッフ数人が負傷し、救急車輌などが被害を受けた。

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

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ダルアー県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がマスハラ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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米主導の有志連合はシリア領内での爆撃実施地点の詳細を初めて公表せず(2017年4月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月12日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、うち7回はラッカ市近郊で実施され、残り8回は「シリア国内」で実施された。

シリア領内の空爆カ所を「シリア国内」として明示しなかったのは、2014年9月のシリア領内での空爆実施以降初めて。

また、21回中のこる6回の空爆については言及すらされなかった。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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