米主導の有志連合は4月13日、ラッカ市、タブカ市近郊で10回の爆撃を実施(2017年4月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月13日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(4回)、タブカ市近郊(2回)で実施された。

AFP, April 14, 2017、AP, April 14, 2017、ARA News, April 14, 2017、Champress, April 14, 2017、al-Hayat, April 15, 2017、Iraqi News, April 14, 2017、Kull-na Shuraka’, April 14, 2017、al-Mada Press, April 14, 2017、Naharnet, April 14, 2017、NNA, April 14, 2017、Reuters, April 14, 2017、SANA, April 14, 2017、UPI, April 14, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領がAFPのインタビューに応じる「ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑はねつ造、ミサイル攻撃を行う米国は紛争の政治的解決に対して真剣ではない」(2017年4月13日)

アサド大統領はAFP(4月13日付)の取材に応じ、イドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑に関して「ねつ造」だと指摘、また米国によるシリアへのミサイル攻撃についてはシリア紛争の政治的解決に対して真剣ではない、と非難した。

インタビューは英語で行われ、SANAが映像をYoutube(https://youtu.be/SIqQ4mHyJU0)で配信、また英語全文(http://sana.sy/en/?p=104255)とアラビア語全訳(http://www.sana.sy/?p=538180)をインターネットで公開した。

アサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, April 13, 2017

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「ご存知かと思うが、ハーン・シャイフーン市はアル=カーイダの分派であるヌスラ戦線(シャーム解放機構)の支配下にある。つまり現時点で世界が手にしている唯一の情報は、アル=カーイダの分派が発信したものだけだ。誰もそれ以外の情報を持っていない。我々が目にするすべての写真やビデオが真実なのかねつ造されたものなのかは分からない。だから、我々はハーン・シャイフーンで何が起きたのかを調査することを求めている。これがまず一つ目。二つ目は、アル=カーイダによると、攻撃は朝6時半に起こったという。しかし、シリア軍の同地に対する攻撃は11時半から12時に行われた。彼らはまったく別の事件について話している…。我々は化学兵器を保有していない。数年前に放棄した。たとえ持っていたとしても、使わないだろう。我々の歴史のなかで化学兵器を使ったことは決してない」。

「我々は、西欧、とくに米国がテロリストと結託している印象を持っている。彼らがすべてのストーリーをねつ造し、攻撃の口実を作ろうとした」。

「化学兵器による攻撃が行われたという主張はアル=カーイダ、ヌスラ戦線によるものだ。だから、我々はそうした主張を調査する必要はない…。なぜなら彼らのコントロールのもとにあるからだ…。攻撃そのものに関しては、行われたかどうかさえ分からない。なぜなら、どうやってビデオを検証するというのか? 多くのフェイク映像があり、それらがフェイクだということが証明されている。例えば、ホワイト・ヘルメット。彼らはアル=カーイダ、ヌスラ戦線が髭を剃って、白いヘルメットをかぶって、人道的な英雄として振る舞っているだけだ…。同じことが化学兵器攻撃でも言える。ハーン・シャイフーンで子供たちを誰が殺したかは分からない…。そのことを確認する、物的証拠、情報はないし、誰も調査していないのだ」。

「確実に捏造だと思う。100%捏造だ。その証拠はないと言うが…、それを示す証拠はある。例えば、攻撃の10日ほど前、テロリストは首都ダマスカスやハマー市の郊外に進攻してきた。ハーン・シャイフーン市からそう遠くない場所にだ。もし我々がこの兵器(化学兵器)を持っていて、使用する意思があったら…、なぜテロリストが進攻したときに使用しなかったのか…? また、もし、使いたいとするなら、なぜ我々が戦っているテロリストではなく、民間人に対して使うのか? さらに…、戦略的地域でないハーン・シャイフーン市で、我々は軍を展開させておらず、戦闘していない、そして攻撃目標もなかった」。

「もし、彼ら(ドナルド・トランプ米政権)がテロリストと真剣に戦うのであれば、我々はパートナーになるだろう…。しかし、彼らはテロリストとつるんでいる…。ダーイシュ(イスラーム国)は化学兵器を持っていないといって、ダーイシュを擁護する政治家もいた…。つまり、テロリストと戦う我々と…、明らかにテロリストを支援する者たちとの間に協力関係はない」。

「とにかく私は、彼(トランプ氏)が大統領になる前も後も用人していた」。

「米国は産軍複合体、金融企業、銀行によって支配されており…、これらのグループの利益になるように行動している…。シリアだけでなくどこでもいつでもそれ(攻撃)は起こり得る」。

「(米国のミサイル攻撃へのシリア軍、ロシア軍の今後の報復の可能性について)もし報復について話したいのであれば、ミサイルは我々の手の届かない数百マイルの距離から発射されたことについて話す必要があるだろう。しかし、実際のところ、シリアで起きている真の戦争というのはミサイルとは関係がない。それはテロリストを支援することと関係している。これこそがこの戦争のもっとも危険な側面で、我々がとる対抗措置というのは、この戦争の最初の日から我々が始めていることになる。つまりそれは、シリアのあらゆる場所でテロを打ち負かすということだ」。

「我々のような小さな国にとって、もちろん(米国への報復は)困難だ。米国は我々の射程距離外だからだ」。

「我々は当初から、つまり、2013年にテロリストがシリア軍に対して最初の化学兵器での攻撃を行った時から、化学兵器禁止機関(OPCW)に調査を要請してきた…。しかし調査は公正であるべきで、我々は公正な調査のみを許可する」。

「もし彼ら(化学兵器禁止機関)が(化学兵器による)攻撃があったと証明できたら、我々は誰がその攻撃を命令したかを調査しなければならない。しかし、100%、シリア軍でなない…。我々はすべての(科学)兵器を放棄した、化学兵器禁止機関はシリアには化学物質がないと宣言した」。

「彼ら(米国)は(シャイーラート)航空基地を攻撃し、貯蔵施設を破壊した。しかし、サリン・ガスなどなかった…。米国が(サリン・ガスを貯蔵する)貯蔵しせつを攻撃したら、サリンはどうなっただろう…? 我が軍の参謀長は攻撃の数時間後にそこを訪れたが、サリン・ガスがある場所にどうやってたどり着くことができたというのか? そこに数百人の(化学兵器関連)の将兵がいたのに、なぜ6人しか犠牲者が出ないというのか…? ハーン・シャイフーン市での事件で我々が目にする捏造されたビデオで、救助隊はマスクも手袋もしないままに、犠牲者、そして死亡したと思われる人々、被害にあった人々を救助しようとしていた。どうやってそうしたことができるのか? サリンはどこに行ったのか…? これらはすべて作り話だ。米軍の攻撃もこうした作り話も、捏造であって、サリンなどなかったことを示している証拠なのだ」。

「軍のはみ出し者がやったといっても、軍は化学兵器をそもそも保有していない…。また、軍のはみ出し者は戦闘機を自分の思うように派遣することなどできない…。さらにシリア軍は正規軍で…、明確な指揮系統がある」。

「(米国から事前通告を受けた)ロシア軍は我々に通告はしなかった。なぜなら、通告する時間がなかったからだ。米国はミサイルが着弾する数分前にロシア側に通告した。発射後に通告したと言う者もいる…。しかし、何かが起きようとしている兆候はあった」。

「(シリア軍がハーン・シャイフーン市で化学兵器が保管されている反体制武装集団の倉庫を空爆したとの発表に関して)その可能性があるということだ。なぜならテロリストに関連する標的を攻撃する場合、それが実際に何なのかは分からないからだ。それが標的だということは分かる…。テロリストがその場所を利用していることを知っているとしても…そのなかに何があるかは分からない…。だから一つの可能性として、戦闘機が化学兵器庫を攻撃したと言えるだけだ」。

「シリアにアサド家による支配などというものはない。彼(トランプ大統領)は夢を見ている…。幻覚を見ているのだろうから、彼の声明に時間を費やすつもりはない」。

「我々は、どの町であれ、テロリストから解放しようとする者を誰でも支援する。しかしそれは、テロリストから解放した後で米軍の占領を受けるということを意味しない…。ラッカ市を誰が解放するかは明らかでなない…。しかし、我々がラッカ市解放で耳にしているのは作り話だけだ」。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリアのムアッリム外務大臣がロシアのラヴロフ外務大臣と会談し、公正且つ中立的でバランスのとれた調査委員会によるハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑の調査を求める(2017年4月13日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣はロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談、米国によるシリアへのミサイル攻撃などへの対応について協議した。

ムアッリム外務在外居住者大臣には、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ムクダード副大臣らも同行した。

SANA(4月13日付)によると、ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、米国によるミサイル攻撃を「敵対行為」、「国際法違反」、ジュネーブ会議やアスタナ会議といった和平協議を「反故にしようとする行為」と非難した。

また、ミサイル攻撃の根拠となったイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑に関しては、化学兵器禁止機関に、公正且つ中立的でバランスのとれた調査委員会を設置し真相究明を行うよう求めたことを明らかにした。

これに対して、ラブロフ外務大臣も「化学兵器禁止機関と独立した専門家による客観的で独立した調査が必要と強く考えている」とシリア側に伝えたという。

SANA, April 13, 2017

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、バングラデシュ外相との会談後の記者会見で、イドリブ県ハーン・シャイフーン市で4日に発生した化学兵器攻撃疑惑事件に関して、米国のレックス・ティラーソン米国務長官との12日の会談で、化学兵器禁止機関や、ロシア、欧米諸国などの専門家からなる専門家チームの設置と真相究明調査の実施を提案し、合意に達したことを明らかにした。

SANA(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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OPCW英国代表「ハーン・シャイフーン市で採取したサンプルからサリン・ガスないしはそれに類する物質が検出された」(2017年4月13日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアのイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑事件に関する特別会合をオランダのハーグで開催した。

会合で、英国代表は「ハーン・シャイフーン市で採取したサンプルを英国の専門家が分析した結果、サリン・ガスないしはそれに類する物質の存在を確認した」と主張した。

『ハヤート』(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県ハトラ村で米主導の有志連合がダーイシュの武器庫を破壊、有毒ガスが飛散し住民ら数百人が死亡したと発表、地元活動家は否定(2017年4月13日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、米軍主導の有志連合戦闘機複数機が12日午後5時半から5時50分にかけての20分間、ダイル・ザウル県のハトラ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の巨大武器弾薬庫を空爆し、火災が発生、倉庫内で保管されていた有毒ガスが飛散し、民間人多数を含む数百人が呼吸困難などの症状を訴えて死亡した、と発表した。

SANA(4月13日付)が伝えた。

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しかし、地元の活動家らはクッルナー・シュラカー(4月13日付)に対して、こうした事件は発生していないと述べ、シリア軍の発表を否定した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県の3市でデモが発生、カタール仲介によるファトフ軍とイラン革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意を「強制移住」「住民交換」と非難(2017年4月13日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、ヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市で、カタール仲介によるファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意において、3市を停戦対象に含めれていることに抗議するデモが発生し、住民数千人が参加した。

デモ参加者は、ダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町からの反体制武装集団戦闘員およびその家族の退去、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民の退去を「強制移住」「住民交換」と非難、地元から離れることに異議を唱えた。

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017
Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がYPG主体のシリア民主軍をタブカ市近郊で誤爆し、隊員18人を殺害(2017年4月13日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)などによると、米主導の有志連合がタブカ市南部で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を誤爆、戦闘員18日を誤って殺害した。

こうしたなか、米国防総省はシリア領内で活動する同盟者からの要請を受け、有志連合がタブカ市南部を空爆したとしたうえで、誤爆によって戦闘員を殺害したことを認めた。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を開始すると発表、ラッカ市解放に向けて同市北部郊外一帯に進攻を開始すると発表した。

また、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受け、ラッカ県タブカ市東部、南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部でダーイシュと交戦(2017年4月13日)

ヒムス県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍が県東部のカルヤタイン・ダム、サワーナ山、マハッサ地区を結ぶ回廊地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市内のシリア席新月社事務所前で爆弾が爆発(2017年4月13日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、イドリブ市内のシリア赤新月社事務所が入っているカールトン・ホテルの校門前で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、事務所のスタッフ数人が負傷し、救急車輌などが被害を受けた。

Kull-na Shuraka’, April 13, 2017

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ダルアー県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍がマスハラ村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内での爆撃実施地点の詳細を初めて公表せず(2017年4月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月12日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、うち7回はラッカ市近郊で実施され、残り8回は「シリア国内」で実施された。

シリア領内の空爆カ所を「シリア国内」として明示しなかったのは、2014年9月のシリア領内での空爆実施以降初めて。

また、21回中のこる6回の空爆については言及すらされなかった。

AFP, April 13, 2017、AP, April 13, 2017、ARA News, April 13, 2017、Champress, April 13, 2017、al-Hayat, April 14, 2017、Iraqi News, April 13, 2017、Kull-na Shuraka’, April 13, 2017、al-Mada Press, April 13, 2017、Naharnet, April 13, 2017、NNA, April 13, 2017、Reuters, April 13, 2017、SANA, April 13, 2017、UPI, April 13, 2017などをもとに作成。

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トランプ米大統領はアサド大統領を「邪悪な人間」「動物」と非難(2017年4月12日)

ドナルド・トランプ米大統領はフォックス・ビジネス(4月11日付)のインタビューで、シリア情勢について言及、そのなかでアサド大統領を「邪悪な人間」「動物」と非難した。

トランプ大統領は「ロシアがこの動物(アサド大統領)を支援しなければ、問題にならないだろう…。(しかしヴラジミール・プーチン大統領がアサド大統領を支援すれば)それはロシアにとって良くないこととなり、人類にとっても良くないことになる」と述べた。

Fox Business, April 12, 2017

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、Fox Business, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はロジャヴァ支配下のアレッポ県アフリーン市郊外の国境地帯で防護壁建設のためにオリーブ畑を伐採(2017年4月12日)

アレッポ県では、ARA News(4月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市郊外の国境地帯にトルコ軍が重機を搬入し、防御壁建設のためにオリーブの木約150本を伐採した。

伐採作業が行われたオリーブ畑は11ヘクタールにおよぶという。

ARA News, April 12, 2017

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ交差点一帯をダーイシュから奪取(2017年4月12日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、首都ダマスカスとラッカ市を結ぶ高速道路上のタブカ交差点一帯を制圧した。

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アレッポ県では、ARA News(4月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアフリーン市近郊のバーシャムラ村を所属不明(ロシア軍と思われるの航空機が空爆した。

西クルディスタン移行期民政局にロシア軍と思われる航空機が空爆を行った理由は不明だという。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ市の反体制武装集団に投降を呼びかけるビラを散布(2017年4月12日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、シリア軍がイドリブ市上空からビラを散布し、住民に対して、シャーム解放機構をはじめとする反体制武装集団に対して抵抗の停止と投降を呼びかけた。

散布されたビラには、シャーム解放機構の幹部の一人でサウジアラビア人説教師アブドゥッラー・ムハイスィニー氏の顔が印刷され、「サウジ国籍の戦争犯罪人…はいつもあなたたちを破滅へと誘いっている。数千の若者を死に至らしめた。アレッポ大血戦からハマーでの戦闘にいたるまで、彼はあなた方にウソの約束をし続けている。結果はシリア国民のさらなる流血と殺戮、さらなる破壊だ…・。イドリブにいる我が民よ、目覚めよ…。この殺戮を止めよ。シリア・アラブ軍はあなた方の軍で、あなた方の身の安全を保証し、あなた方をテロそしてその邪道から解放する」と書かれている。

Kull-na Shuraka’, April 12, 2017

 

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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カタール仲介によるファトフ軍とイラン革命防衛隊・ヒズブッラーの停戦合意に基づき、親政権住民の避難、反体制武装集団戦闘員の退去、捕虜交換始まる(2017年4月12日)

SANA(4月12日付)によると、カタール政府の仲介によりシャーム解放機構主導のファトフ軍とイラン・イスラーム革命防衛隊・ヒズブッラーが交わした停戦合意に基づき、ファトフ軍包囲下のイドリブ県フーア市およびカファルヤー町の住民の避難が開始された。

住民は、シリア政府が用意した車輌で、シリア軍によって2016年12月に奪還されたアレッポ市方面に向うという。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月12日付)によると、第1陣では、フーア市、カファルヤー町から8,000人が退去を予定しているという。

また、これと並行して、ファトフ軍は、拘束していた女性8人、子供4人の合わせて12人と遺体8体をシリア政府側に引き渡した。

SANA, April 12, 2017

クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、ファトフ軍はまた、シリア赤新月社の仲介のもと、戦闘員の遺体7体をシリア政府側から引き取り、親政権民兵の捕虜19人を釈放したという(ドゥラル・シャーミーヤ(4月12日付)によると、ファトフ軍が釈放・引き渡しに応じたのはヒズブッラーおよび国防隊隊員13人、イラン人士官1人を含む遺体8体)。

これに関して、ヒズブッラーの戦争広報局は、ファトフ軍側から前線司令官のジャミール・ファキーフ氏の遺体を引き取ったと発表した。

Kull-na Shuraka’, April 12, 2017

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一方、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、ダマスカス郊外県マダーヤー町とザバダーニー市で籠城を続ける反体制武装集団戦闘員とその家族の退去に向け、シリア政府が用意した旅客バスが、シリア赤新月社の車輌とともに同地に入った。

退去希望者は約3,000人おり、第1陣となる今回の退去では、約350人がイドリブ県方面に移送される予定だという。

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合意は3月28日に交わされ、①4月4日までにイドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民避難を完了する、②4月6日にダマスカス郊外県マダーヤー町、ザバダーニー市、ブルーダーン村で籠城を続ける戦闘員が希望する場所に退去する、③シリア治安当局が拘束中の逮捕者1,500人(その多くが女性)を釈放する、④以上が完了したのちに、イドリブ県のイドリブ市、マアッラト・ミスリーン市、タフタナーズ市、ラーム・ハムダーン村、イドリブ県北部一帯、ダマスカス郊外県のバービッラー市、バイト・サフム市、ヤルダー市で9カ月間の停戦を発効する、ことを骨子とする。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア・アラブ航空はドバイ空港向けの定期便を再開、エアバス340がダマスカス国際空港を離陸(2017年4月12日)

シリア・アラブ航空は首都ダマスカスとUAEのドバイ空港を結ぶ定期便を再開、エアバス340が第1便として、乗客250人を乗せてダマスカス国際空港を離陸した。

定期便再開の祝典にはアリー・ハムード運輸大臣らが出席した。

SANA(4月12日付)が伝えた。

SANA, April 12, 2017

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県東部、ダルアー市などでシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦(2017年4月12日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、カーブーン区、ティシュリーン地区でシリア軍が反体制武装集団に対して大規模攻撃を加え、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、トゥッラービーヤ広場、ブスラー広場南部、難民キャンプ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がブルジュ・カーイー村、ラスタン市一帯、タルビーサ市南西部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は米英が支援する「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室に先んじてダマスカス郊外県東部のダーイシュ拠点を攻撃(2017年4月12日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍が県東部のドゥマイル市郊外にあるイッズッディーン採石所にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して特殊作戦を行い、戦闘員7人を殲滅した。

同地は、米英が支援する反体制武装集団の連合組織「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室が進軍をめざしていた地域。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハウィーカ地区、フワイジャト・サクル、ダイル・ザウル航空基地一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外一帯、ムシャイリファ村、バーリダ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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ロシアはシリア政府による化学兵器使用を非難する米英仏の国連安保理決議案に拒否権発動(2017年4月12日)

国連安保理で、イドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器使用に関する会合が開かれ、米英仏はシリア政府による使用を非難する決議案を提出した。

決議案は、前回会合でロシア側が提出した対案に沿ったかたちで文言が修正されていたが、採決では、米国、英国、フランス、スウェーデン、イタリア、日本、セネガル、エジプトが賛成票を投じたのに対して、ロシアとボリビアが反対、中国、カザフスタン、エチオピアが棄権、ロシアの拒否権発動で廃案となった。

決議案に拒否権を発動した理由に関して、ロシアのヴラジーミル・サフロンコフ国連次席大使は、モスクワでのレックス・ティラーソン米国務長官との会談で、セルゲイ・ラブロフ外務大臣が化学兵器禁止機関にハーン・シャイフーン市での化学兵器使用を調査するための国連との合同調査団の設置を求める共同声明を出すことを準備し、この案に対する米国からの回答を待っているためだとしたうえで、米英仏による決議案を「こうした状況を踏まえると、今日採決を行っても無駄になる」と述べた。

一方、採決に先立って、シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、シリア人が武装テロ集団の第1の被害者であると強調、「西側諸国のずるがしこい政策に基づくいかなる決議案に対して我々は異議を唱える」と述べた。

SANA(4月12日付)が伝えた。

SANA, April 12, 2017

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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ティラーソン米国務長官はモスクワでラヴロフ外務大臣、プーチン大統領と会談(2017年4月12日)

ロシアを訪問したレックス・ティラーソン米国務長官は、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と個別に会談した。

会談冒頭でラブロフ外務大臣は、米軍によるミサイル攻撃に関して「法に反するきわめて懸念すべき行動」と非難、「今後このような行動を繰り返さないことが肝要」と述べ、米国を牽制した。

これに対して、ティラーソン国務長官は「両国の間になぜ鮮明な違いがあるかを理解し、違いを埋める機会にしたい」と応えた。

会談は4時間以上続き、ティラーソン国務長官は、そのなかでアサド政権への支援・支持を停止するようにラブロフ外務大臣に求めたものと見られる。

ラブロフ外務大臣とティラーソン国務長官は会談後合同記者会見を開いた。

このなかでティラーソン国務長官は、米ロ関係について「最悪の状態」にあると明言、「両国間の信頼は最低レベルだ」と述べた。

また、イドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑については、「事実を見れば疑う余地はない」と強調し、アサド政権の関与を改めて断定した。

一方、ラブロフ外務大臣は「この問題に関して両国の間に意見相違があることは明らか」だと述べ、シリア軍の空爆によって反体制武装集団の武器弾薬庫に保管されていた化学物質が飛散したとの見方を改めて示すとともに、「ロシアは客観的な調査を求めている」と付け加えた。

米国のミサイル攻撃については、「非常にやっかいな行動だ」だと非難、「こうした行動の再発を防ぐことが非常に重要だと考えている」と述べた。

その一方、「両国は譲歩せずに国際テロと戦う決意を確認した」と述べた。

SANA(4月12日付)などが伝えた。

SANA, April 12, 2017

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ラブロフ外務大臣との会談後、ティラーソン国務長官は、ヴラジミール・プーチン大統領と2時間にわたって会談した。

プーチン大統領との会談は実現が危ぶまれていたが、ロシア側が会談に応じることで米国との対立激化を回避する姿勢を示したかたちとなった。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月11日、タブカ市のみで4回の爆撃を実施(2017年4月12日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月11日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、タブカ市で実施された。

AFP, April 12, 2017、AP, April 12, 2017、ARA News, April 12, 2017、Champress, April 12, 2017、al-Hayat, April 13, 2017、Iraqi News, April 12, 2017、Kull-na Shuraka’, April 12, 2017、al-Mada Press, April 12, 2017、Naharnet, April 12, 2017、NNA, April 12, 2017、Reuters, April 12, 2017、SANA, April 12, 2017、UPI, April 12, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ市南部農村でダーイシュと交戦(2017年4月11日)

ラッカ県では、ARA News(4月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市南部の大アーイド村に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦、これを撃退した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ市北西部のロジャヴァ支配地域を越境砲撃(2017年4月11日)

アレッポ県では、ARA News(4月11日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期の支配下にあるウンム・クラー村、ウンム・フーシュ村(いずれもアアザーズ市近郊)を越境砲撃し、民間人多数が死傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ出身の男性がトルコへの越境を試み、トルコ国境警備隊に射殺された。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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ハサカ市カーミシュリー市を結ぶ街道でロジャヴァの治安部隊アサーイシュがシリア軍士官2人を含む駱駝騎兵20人あまりを逮捕(2017年4月11日)

ハサカ県では、ARA News(4月11日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割する2都市のハサカ市とカーミシュリー市を結ぶ国際幹線道路で、アサーイシュがシリア軍の士官2人と駱駝騎兵20人を逮捕した。

シリア政府に近い消息筋によると、逮捕の理由は不明だが、ハサカ市中心街の治安厳戒地区に駐留するシリア軍部隊は臨戦態勢に入ったという。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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ハマー航空基地に駐留していたロシア軍部隊がラタキア県のフマイミーム航空基地に撤収(2017年4月11日)

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、ハマー市東部のハマー航空基地に駐留していたロシア軍部隊が装備を解体し、ラタキア県のフマイミーム航空基地に撤収した。

この移転は、ロシアに近いとされるハーフィズ・スライマーン大佐の異動に合わせたもの。

スライマーン大佐は、ハマー市で住民数百人と拉致・逮捕した容疑をかけられており、また「虎」の異名で知られるスハイル・ハサン准将と鋭く対立していたという。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団がダルアー市西部でダーイシュ系のハーリド・ブン・ワリード軍への攻撃激化(2017年4月11日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、反体制武装集団が県西部のヤルムーク川流域一帯で攻撃を激化させ、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍と交戦の末、ジュムーア丘、アシュタラー丘、ジッリーン村一帯の複数拠点を制圧した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍歩兵部隊兵士2人が迫撃砲による攻撃で死亡、3人が重傷(2017年4月11日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部の報道官は声明で、シリア軍による「テロとの戦い」を支援するかたちで戦闘地域に展開していたロシア軍歩兵部隊の兵士2人が迫撃砲を被弾し死亡、3人が重傷を負ったと発表した。

声明は、ロシア軍歩兵部隊の展開場所について言及していないが、クッルナー・シュラカー(4月11日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構、シャーム解放機構、シャーム軍団などのアル=カーイダ系・非アル=カーイダ系の反体制武装集団との戦闘が続くアレッポ市西部郊外だと思われるという。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月12日付)によると、インヒル市・スラヤー村間の街道に仕掛けられた爆弾が爆発し、ハムザ師団の戦闘員3人が死亡した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、April 12, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県タドムル市南部のアブタル山一帯をダーイシュから奪還(2017年4月11日)

ヒムス県では、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外に位置するアブタル山および周辺の丘陵地帯からイスラーム国(ダーイシュ)を掃討し、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区一帯、労働者住宅地区、ジュバイラ地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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シリア人権監視団はスペンサー米ホワイト・ハウス報道官の発言を受けるかのようにシリア軍による「樽爆弾」使用を強調(2017年4月11日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン地区一帯でシリア軍、親政権武装勢力がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍は同地を空爆・砲撃した。

シリア軍はまた、ティシュリーン地区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市マンシヤ地区でシリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍が同市を「樽爆弾」で空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、ロシア軍戦闘機がダルアー市でシリア軍が拠点としていた建物(社会保険ビル)を誤爆した。

一方、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がダルアー市カラク地区、ミスリー交差点、バジャービジャ地区、マンシヤ地区西部、旧税関地区西部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(4月11日付)によると、県北部のタイバト・イマーム市・マアルダス村・スーラーン市を結ぶ回廊地帯、スカイク丘一帯で、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに関して、シリア人権監視団は、ショーン・スパイサー米ホワイトハウス報道官の発言を受けるかたちで、シリア軍が「樽爆弾」を投下したと発表した。

ただし、「樽爆弾」の使用頻度は「相対的に低下している」のだという。

また、同監視団によると、マアーン村、カッバーリーヤ村、カウカブ村一帯、マアルダス村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とシリア軍が交戦したほか、戦闘機が、ムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(4月11日付)によると、シリア軍がジスル・シュグール市に対して白リン弾で空爆を実施した。

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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首都ダマスカスの国連事務所前で米国のミサイル攻撃を非難するデモ(2017年4月11日)

ダマスカス県では、SANA(4月11日付)によると、シリア学生国民連合ダマスカス大学支部が、米軍によるシリアへのミサイル攻撃に対する抗議デモを国連ダマスカス事務所前で行い、多数の学生らが参加した。

SANA, April 11, 2017

AFP, April 11, 2017、AP, April 11, 2017、ARA News, April 11, 2017、Champress, April 11, 2017、al-Hayat, April 12, 2017、Iraqi News, April 11, 2017、Kull-na Shuraka’, April 11, 2017、al-Mada Press, April 11, 2017、Naharnet, April 11, 2017、NNA, April 11, 2017、Reuters, April 11, 2017、SANA, April 11, 2017、UPI, April 11, 2017などをもとに作成。

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