バーレーン国王の孫がツイッターで東グータ地方でのシリア軍の勝利に祝意(2018年3月31日)

バーレーンのハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ国王の孫にあたるアブドゥッラー・ビン・ムハンマド・アール・ハリーファ王子は、ツイッターの自身のアカウント(https://twitter.com/a_m_alkalifa/)で、シリア軍によるダマスカス郊外県東グータ地方の制圧に対して「シリア軍が勝利を収め、テロと共謀者たちから領土を回復したことに対して、シリアとその国民におめでとうと言いたい」などと祝意を示した。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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アナトリア通信「フランスはロジャヴァ支配地域内の5カ所に部隊を進駐させている」(2018年3月31日)

アナトリア通信(3月31日付)は、複数の匿名消息筋の話として、フランスが、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を遂行する有志連合の名のもと、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下の5地域にさまざまな部隊を進駐させていると伝えた。

同消息筋によると、フランス軍特殊部隊70人以上が2016年6月から、アレッポ県のミーシュターヌール丘、スィッリーン町、ハッラーブ・ウシュク村にあるラファージュホルシム(LafargeHolcim)社のセメント工場、ラッカ県のアイン・イーサー市に進駐しているほか、ラッカ市にも約30人が進駐しているという。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュが油田地帯のシリア軍、シリア民主軍の拠点を攻撃するなか、シリア軍とシリア民主軍が交戦(2018年3月31日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(4月1日付)は複数の活動家の話として、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市西のアカシュ村の油田地帯一帯(ムターラダ村、スッカリーヤ村、ワーディー・バキーア)にあるシリア軍拠点を攻撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(3月31日付)によると、ダーイシュが30日深夜、ハリージー村の油田地帯に近い西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤによると、ブガイリーヤ村に展開するシリア軍とヒサーン村に展開するシリア民主軍が交戦した。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン郡でYPGとYPJが反体制武装集団の拠点を攻撃(2018年3月31日)

アレッポ県では、ANHA(3月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と女性防衛隊(YPJ)がシャッラー村近郊のダイル・サワーン村でスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃し、戦闘員30人を殲滅した。

YPGとYPJはまた、シャッラー村とアフリーン市を結ぶ街道で反体制武装集団を要撃し、戦闘員7人を殺害した。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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武装したイスラエル軍無人航空機がレバノン領内に墜落する一方、SANAはダルアー県に対するイスラエル軍の爆撃に関する報道を否定(2018年3月31日)

『ハヤート』(4月1日付)などによると、31日深夜から1日未明にかけて、レバノンの南部県ビント・ジュバイル郡のバイト・ヤーフーン村に飛来したイスラエル軍の無人航空機2機のうち1機が操縦不能となり墜落、もう1機は空中で爆発した。

空中で爆発した無人航空機はミサイル4発を装備していたという。

al-Hayat, March 31, 2018

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SANA(3月31日付)は、イスラエル軍戦闘機がダルアー県北部のシリア軍拠点複数カ所に対して爆撃を行ったとの報道に関して、爆撃は実施されていないことを確認したと伝えた。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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ラフマーン軍団支配下の東グータ地方アルバイン市一帯から戦闘員ら2,935人が退去(2018年3月31日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月31日付)によると、東グータ地方のアルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、ダマスカス県ジャウバル区で活動を続けていた反体制武装集団(ラフマーン軍団)の戦闘員927人を含む2,935人が、シリア政府によって用意された大型バス65台に分乗し、イドリブ県に向けて退去した。

同地から退去した戦闘員と家族の総数は4万1,000人以上にのぼった。

また、イスラーム軍の支配下にあるドゥーマ市から住民多数がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を経由して、シリア政府支配地域に脱出した。

シリア軍はさらに、東グータ地方で活動を続けていた反体制武装集団に拘束されていた人質(捕虜)8人を解放した。

人質解放は、東グータ地方アルバイン市などからの反体制武装集団(ラフマーン軍団)の戦闘員と家族のイドリブ県への退去に伴うもの。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月31日付)によると、シリア軍ヘリコプター複数機が県北部で「国民和解」を呼びかけるビラを散布した。

al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月31日付)によると、ロシア軍戦闘機がブサンクール村、アリーハー市、ダーナー市、ムハムバル村、アービディーン村、ジスル・シュグール市、スフーフン村、マルジュ・ズフール村を爆撃し、12人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と反体制武装集団がダルアー市のマンシヤ地区などで激しく交戦した。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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シリア軍武装部隊総司令部は東グータ地方での勝利宣言を通じて、ドゥーマー市籠城を続けるイスラーム軍に事実上の最期通告(2018年3月31日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動していた「テロリスト」数百人を殲滅し、同地のすべての市町村を再制圧し、勝利を収めたと宣言、同地方北部のドゥーマー市で戦闘を継続するとの決意を表明した。

シリア軍が再制圧したのは、ハズラマー市、ナシャービーヤ町、(フーシュ・)サーリヒーヤ町、ジスリーン町、タッル・ファルザート町、フーシュ・ハラーブー村、バイト・ナーイム村、ムハンマディーヤ町、フーシュ・クバイヤート農場、イフタリース村、フーシュ・バーリダ村、フーシュ・アシュアリー農場、アルド・バーシャー農場、フーシュ・ザワーヒラ農場、シャイフーニーヤ村、アルド・アッブ農場、リーハーン農場、フーシュ・ムバーラカ農場、アルド・アブラシーヤ農場、アルド・ザーウィヤ農場、アルド・サフサーファ農場、バイト・サワー村、マディーラー市、ハムーリーヤ市、ミスラーバー市、ハッザ町、サクバー市、アイン・タルマー村、ザマルカー町、アルバイン市、ハラスター市、カフルバトナー町、そしてダマスカス県ジャウバル区。


SANA(3月31日付)が伝えた。

AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2018年3月31日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月31日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県5件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、アレッポ県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも1件(アレッポ県)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 31, 2018をもとに作成。

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