アル=カーイダ系のシャーム解放機構は、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンの幹部を殺害(2018年5月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、アル=カーイダの幹部アブー・ハマーム・シャーミー氏が主導するフッラース・ディーン(イスラーム・ヌスラ同盟)の幹部でシャリーア学者のフサイン・アリー・ジャーウィーシュ氏が、アレッポ市南部郊外にあるシャーム解放機構の検問所で殺害された。

シャーム解放機構のアブー・アブドゥルマリク・シャーミー氏がイバー通信(5月7日付)に明らかにしたところによると、ジャーウィーシュ氏が乗った車がICARDAの検問所を停車せずに通行しようとしたため、シャーム解放機構の戦闘員が車に向けた発砲し、ジャーウィーシュ氏と、運転していたアブー・ウクバ・クルディー氏(フッラース・ディーンのメンバー)を射殺したという。

al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, May 7, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県東部でのダーイシュ掃討戦を続け、支配地域を拡大(2018年5月7日)

ダイル・ザウル県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の「ジャズィーラの嵐」作戦司令室が、米主導の有志連合と最近になってダイル・ザウル県に展開したフランス軍の支援を受けて、県東部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域での掃討戦を続け、この5日間でブーカマール市東部一帯の18平方キロメートルを制圧したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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イランのビーギー国家安全保障委員会副議長「イスラエルは無能で、アサド大統領を暗殺などできない」(2018年5月7日)

イランのアブー・ファズル・ハサン・ビーギー国家安全保障委員会副議長は、イスラエルのユバール・シュタイニッツ国家インフラ・エネルギー大臣が「イランがシリア領土からイスラエルを攻撃したら、アサド大統領を殺害する」と発言したことに対し、スプートニク・ニュース(5月7日付)に「イスラエルは何もできない…。なぜなら、我々が顧問としてシリア国内にいることは合法的で、シリア政府の要請に基づいているからだ」と述べた。

ビーギー国家安全保障委員会副議長はそのうえで「イスラエルは無能で…、アサド大統領を暗殺などできない」と強調した。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、Sputnik News, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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イスラエルのシュタイニッツ国家インフラ・エネルギー大臣「イランがシリア領土からイスラエルを攻撃したら、アサド大統領を殺害する」(2018年5月7日)

イスラエルのユバール・シュタイニッツ国家インフラ・エネルギー大臣は「イランがシリアの領土を利用してイスラエルに攻撃を行ったら、バッシャール・アサドを殺害し、彼の政府を崩壊させることができる」と述べた。

シュタイニッツ国家インフラ・エネルギー大臣は「イスラエルはシリアでの戦争に今のところ介入はしていないが…、アサドが、イランにシリア領内での活動を許し続ければ、イスラエルは彼を粛清し、その体制を崩壊させる」と述べた。

『イェディオト・アハロノト』(5月7日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018、Ynet News, May 7, 2018などをもとに作成。

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ベルマン駐ロシア・フランス大使「フランスはアサド大統領の辞任をもう求めない」(2018年5月7日)

スィルヴィエ・ベルマン駐ロシア・フランス大使は、ロシア日刊紙『コメルサント』(5月7日付)のインタビューに応じ、そのなかで「フランスはアサド大統領の辞任をもう求めない」と述べた。

ベルマン大使はまた、「フランスは、シリア人への人道支援、すべての当事者が満足するような政治的解決、化学兵器使用の阻止、テロとの戦いを優先事項としている」と付言した。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Kommersant, May 7, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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シリア国民連合はトルコの実質占領下にあるジャラーブルス市出身のアブドゥッラフマーン・ムスタファー氏を新議長に選出(2018年5月7日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制国民連立はツイッターのアカウントを通じて、総合委員会がアブドゥッラフマーン・ムスタファー氏を新代表に選出したと発表した。

ムスタファー氏は、トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市出身。

ムスタファー氏の前任のリヤード・サイフ氏は3月に健康上に理由で議長職を辞任していた。

同委員会はまた、ナズィール・ハキーム氏を事務局長に、ディーマー・ムーサー氏、アブドゥルバースィト・ハンムー氏、バドル・ジャームース氏を副代表に選出した。

al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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バーブ市に続いて、トルコの実質占領下のジンディールス市近郊、アアザーズ市近郊で山地の鷹旅団とスルターン・ムラード師団が交戦(2018年5月7日)

アレッポ県では、ANHA(5月7日付)によると、トルコの実質占領下にあるジャラーブルス市近郊のガンドゥーラ町およびサアン避難民キャンプ近くで山地の鷹旅団とスルターン・ムラード師団が交戦し、双方の戦闘員と住民複数人が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月7日付)によると、戦闘はまた、アアザーズ市近郊(東部)のハワール・キリス村、ドゥーディヤーン村、ハルジャラ村、クーバリー村でも発生した。

これを受け、シャーム軍(シャーム自由人イスラーム運動などからなる連合体)が兵力引き離しのために同地に戦闘員と車輌を急遽派遣したが、7日現在戦闘は終息していない。

交戦に至った理由は不明だという。

al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018

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一方、『ハヤート』(5月8日付)によると、7日にバーブ市で激化した東部自由人連合とワーキー家の武力衝突を終息させるため、第3軍団の仲介により、同市の自由警察本部で両者の代表が会し、停戦に合意した。

複数の活動家によると、トルコが東部自由人連合とワーキー家に停戦に合意するよう圧力をかけたという。

停戦合意は、①東部自由人連合のバーブ市からの撤退、②第3軍団が代表を務める兵力引き離し部隊への交戦地点の移譲、③戦闘に関与した者の身柄引き渡し、などを骨子とする。

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ヤルダー市、バッビーラー町、バイト・サフム市に続いて、ヒムス県北部、ハマー県南部でも反体制武装集団戦闘員の退去が始まる(2018年5月7日)

SANA(5月7日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い、シリア軍に重火器、中火器の引き渡しを完了した武装集団の戦闘員とその家族が、シリア政府によって準備された大型バス62台に分乗し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面とイドリブ県に退去した。

戦闘員らは、退去に先だって、ラスタン市近郊のラスタン橋に集められ、大型バスに乗り換え、移動した。

シリア人権監視団によると、退去した戦闘員と家族の数は1,757人。

SANA, May 7, 2018

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ダマスカス郊外県では、SANA(5月7日付)によると、3、4、5、6日に引き続き、ヤルダー市、バービッラー市、バイト・サフム市で活動を続けてきた反体制武装集団の戦闘員とその家族が、シリア政府によって準備された大型バス47台に分乗し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市方面とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県に退去した。

シリア人権監視団によると、戦闘員と家族のうち、6,760人がアレッポ県ジャラーブルス市方面へ、1750人がイドリブ県に退去したという。

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ロシア軍ヘリコプターがシリア東部で技術的トラブルにより墜落、パイロット2人死亡(2018年5月7日)

ロシア国防省は声明を出し、シリア東部を飛行中のロシア空軍のKa-52ヘリコプター1機が技術的トラブルによって墜落し、乗っていたパイロット2人が死亡した。

死亡した2人の遺体は回収され、同機が離陸した基地に移送された。

RT(5月7日付)が伝えた。

SANA, May 7, 2018

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、RT, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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ハジャル・アスワド市一帯でシリア軍とダーイシュの攻防続く(2018年5月7日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(5月7日付)によると、シリア軍がハジャル・アスワド市一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する爆撃・砲撃を継続、同地でダーイシュと交戦した。

これにより、シリア軍はハジャル・アスワド市北部の建物群複数カ所を制圧した。

SANA, May 7, 2018

一方、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、シリア軍によって支配地域を二分されたダーイシュは、シリア軍部隊への要撃を繰り返し、軍兵士や民兵31人が死亡したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が県南部各所を爆撃した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(5月8日付)によると、同地で活動を続ける反体制武装集団9組織が新たな武装連合体「ハーッラ自由人師団」を結成した。

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スワイダー県では、SANA(5月7日付)によると、アリーカ町とハッラーン村を結ぶ街道で爆弾2発が相次いで爆発し、街道を走行中の車が大破、乗っていた住民1人が負傷した。

AFP, May 7, 2018、ANHA, May 7, 2018、AP, May 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2018、al-Hayat, May 8, 2018、Reuters, May 7, 2018、SANA, May 7, 2018、UPI, May 7, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年5月7日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県6件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダルアー県1件、ハマー県1件、イドリブ県1件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 7, 2018をもとに作成。

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