レバノンのバースィール外務大臣は法律第10号に関して「一部の難民の帰還しかもたらさない」との懸念をムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣と国連のグテーレス事務総長に書簡で伝える(2018年5月26日)

レバノンのジュブラーン・バースィール外務大臣(自由国民潮流)は、3年半ばに施行された法律第10号に関して、シリアのワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣および国連のアントニオ・グテーレス事務総長に、「レバノンは、(この法律)の実施条件が、一部の難民の帰還しかもたらさないのではと懸念している」と書簡で伝えた。

法律第10号(都市再開発法)は、開発地域内の私有地を接収し、同地域での新規プロジェクトにかかる収益の一部を配当金として所有者に支払い、補償を行うことなどを定めている。

同法では、シリア政府による開発地域設定後、1ヶ月以内に当局が域内の土地所有者に配当金補償についての告知を行い、これを受諾した所有者は配当金を受け取る一方、この申し出を拒否する所有者は30日以内に土地の所有権を証明する必要がある。

バースィール外務大臣の書簡では、「30日以内」という規定が、国外で非難生活を送る難民には不充分だと指摘している。

NNA(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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米・トルコは米軍などが駐留するロジャヴァ支配下のマンビジュ市の治安と安定を確保するための行程の概要を確定(2018年5月26日)

トルコ外務省と在アンカラ米国大使館は共同声明を出し、米・トルコ両国が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャバ)の支配下にあるアレッポ県東部(ユーフラテス川西岸)にある「マンビジュ市の治安と安定を確保するための協力にかかる行程の概要を確定した」と発表した。

合意は、25日にトルコ入りした米使節団とトルコ政府側の折衝を受けたもの。

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊がダマスカス郊外県バッビーラー町内の空き家で窃盗・略奪を行うシリア軍兵士を取り抑えた写真がSNSで拡散(2018年5月26日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)は、ロシア軍憲兵隊が、ダマスカス郊外県バービッラー市の空き家で窃盗・略奪を行っていたシリア軍兵士複数人を取り抑えた瞬間を捉えたとされる写真を、複数の活動家がSNSを通じて拡散していると伝え、その写真を掲載した。

 

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018
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AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ダルアー市でシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室とシリア軍が交戦するなか、ダルアー県とクナイトラ県の武装集団が新組織「救済軍」を結成(2018年5月26日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属するスンナ聖戦軍団が、ダルアー市内の国立病院近くでシリア軍の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が、反体制武装集団の支配下にあるダルアー市内各所(ダム街道地区)を砲撃した。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)によると、ダルアー県とクナイトラ県で活動する反体制武装集団が、「救済軍」の名で新たな武装集団を結成した。

『ハヤート』(5月28日付)によると、救済軍には、ナワー自由人師団、殉教者ジャミール・アブー・ザイン師団、特殊任務師団、ゴラン住民連合などが参加、ムハンマド・ハーリド少佐が司令官を務める。

ロシア・シリア軍によるシリア南部への攻勢を受けた動きだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のカフルズィーター市、ラターミナ町、ハスラーヤー村、ザカート村、アルバイーン村、サフル村を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ市中止部のサラースィーン地区の集合住宅近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、5人が死亡、30人が負傷した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、ハーディル村に近いタッル・ハディーヤ村にあるホワイト・ヘルメットの事務所が何者かの襲撃を受け、ボランティア・スタッフ5人が死亡、複数が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるバーブ市(アレッポ県)で住民とスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が衝突(2018年5月26日)

アレッポ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市で、トルコ軍の支援を受けるスルターン・ムラード師団に所属するヒムス県出身の戦闘員が住民(タムルー家)と衝突した。

この衝突で双方に負傷者が出たという。

ANHA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァが実効支配するハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所でトルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場に多数の住民が集まる(2018年5月26日)

ANHA(5月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のハサカ県、アレッポ県、ラッカ県各所で、トルコの侵攻、占領、住民の強制移住に反対する抗議デモが行われ、各会場には住民数百人から数千人が集まった。

抗議デモが行われたのは、ハサカ県カーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市、アームーダー市、ハサカ市、ダイリーク市、カルマアバダ(カルキールキー)町、タッル・タムル町、ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市、ダルバースィーヤ市、

アレッポ県アレッポ市、バズハダーン避難民キャンプ(タッル・リフアト市近郊)、ファーフィーン村、アイン・アラブ(コバネ)市、マンビジュ市、
ラッカ県タブカ市、ラッカ市など。

ロジャヴァを主導する民主統一党(PYD)の前共同党首で、民主連合運動(TEV-DEM)の渉外メンバーを務めるサーリフ・ムスリム氏は24日、トルコのクルディスタン占領に抗議するための世界規模のデモを行うと述べ、参加を呼びかけていた。

ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018
ANHA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

 

 

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ロジャヴァによる強制徴用に対する抗議デモがハサカ市で発生(2018年5月26日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)、ハーブール(5月26日付)、SANA(5月26日付)などによると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が分割統治(共同支配)するハサカ県のグワイラーン地区と西ヌシューワ地区で、ロジャヴァの治安部隊であるアサーイシュに対する抗議デモが行われ、住民多数が抗議した。

デモは、アサーイシュが25日深夜、西ヌシューワ地区の住宅街で強制捜査を行い、若者3人を拘束・連行したことを受けて発生、ロジャヴァの支配下にあるヌシューワ地区、グワイラーン地区、タラーイア地区、アズィーズィーヤ地区で住民数百人が抗議行動を行い、ロジャヴァによる強制徴用に反対の意思を表明した。

これを受け、アサーイシュは西ヌシューワ地区などで厳戒態勢を敷き、検問所で、老人3人を含む複数人を逮捕した。

一方、SANAによると、タッル・ブラーク町近郊のスマイハーン村や県内の主要幹線道路の検問所でも、アサーイシュが若者を拘束しているという。

また、反体制系のユーフラテス・ポスト(5月26日付)も、ロジャヴァを主導する民主統一党(PYD)の「民兵」がハサカ県のサッド避難民キャンプで強制捜査を行い、多数を拘束したほか、飲料水などの提供を中止するなどして避難民に制裁を加えたと伝えた。

なお、カーミシュリー市でも、タッル・ハミース市の住民がアサーイシュによる子息16人の逮捕に抗議してデモを行った。

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、Euphrates Post, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、al-Khabur, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部とハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員数十人が投降し、放免となる(2018年5月26日)

ヒムス県では、SANA(5月26日付)によると、同県北部とハマー県南部で活動していた反体制武装集団戦闘員のうち、同地からの退去を拒否した戦闘員の免罪手続きが行われ、戦闘員数十人が武器を引き渡し、放免となった。

SANA, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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シリア政府はロシアと中国に制憲委員会メンバー候補名簿を回付(2018年5月26日)

外務在外居住者省の公式筋は、SANA(5月26日付)に対して、1月のロシアのソチでのシリア国民対話大会で設置合意された制憲委員会のメンバー候補名簿を、外務在外居住者省が駐シリア・ロシア大使館と中国大使館に回付した述べた。

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは1件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年5月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(アレッポ県1件、ハマー県3件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2018をもとに作成。

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