シリア軍はダマスカス郊外県サファー丘一帯のダーイシュ拠点への砲撃を再開(2018年11月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県に隣接するサファー丘一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する砲撃を再開した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県南東部でシリア軍とダーイシュも交戦(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県南東部のユーフラテス川西岸でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍兵士3人が死亡した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部を爆撃、YPG主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県南東部のユーフラテス川東岸にあるダーイシュ(イスラーム国)支配地域を爆撃、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もダーイシュと交戦した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハント英外務大臣はホワイト・ヘルメットのサーリフ代表と会談(2018年11月2日)

英国外務省は、ジェレミー・ハント外務大臣が、ホワイト・ヘルメットのラーイド・サーリフ代表とロンドンで会談し、同組織のボランティアの活動状況について協議したと発表した。

会談後、ハント外務大臣は、「サーリフ代表が行ったようなこの手の道徳的行為を選ばねばならないと考える人は極めて少く、彼と会談できたことは光栄だ。ホワイト・ヘルメットのボランティアは、シリア政府とロシア軍の攻撃にもかかわらず、自らの命と身体を危険に曝して、シリアでの紛争を通じて11万5000人以上の生命を救った…。英国は彼らを支援することを誇りにしている」と述べたという。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市のロシア軍司令部で爆発が発生し、ロシア軍兵士5人とシリア軍第5軍団兵士複数が死亡(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、DNN(ダイル・ザウル市および同郊外ニュース・ネットワーク)(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市のパノラマ交差点北のロシア軍司令部(旧刑事裁判所施設)で爆弾が爆発し、ロシア軍兵士7人と、シリア軍第5軍団兵士複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したのは11人で、うち6人がロシア人で、民間軍事会社に雇用された戦闘員と思われるという。

ロシアのタブロイド紙『ノーヴァヤ・ガゼータ』(11月6日付)によると、死亡したのワグナー・グループに雇用された傭兵。

ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が10月31日、ダイル・ザウル県での支配地域回復を決定、地雷や爆発物の敷設、土塁の設置などを行っていたという。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、DNN, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、Euphrates Post, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、November 5, 2018、Novaya Gazeta, November 6, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの庇護を受ける反体制武装集団はロジャヴァ支配下のユーフラテス川東岸地域への侵攻準備を完了(2018年11月2日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(11月2日付)は、ユーフラテスの盾作戦司令室とオリーブの枝作戦司令室に所属する反体制武装集団が、トルコ軍とともに、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯のユーフラテス川東岸地域への侵攻の準備を完了したと伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018、Yeni Safak, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県で若者を拷問の末射殺(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員がサジャル村で若者を拷問、家族の前で射殺した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、Euphrates Post, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍憲兵隊はハマー県北部のムーリク通行所を再開(2018年11月2日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月2日付)によると、8月にロシア軍憲兵隊が閉鎖したムーリク市の通行所が再開され、貨物車輌などがシリア政府支配地域と反体制派支配地域(緊張緩和地帯)の間の往来を始めた。

al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイドリブ県南東部の非武装地帯を砲撃、国民解放戦線、シャーム解放機構、フッラース・ディーン機構がこれに応戦、トルコ軍は国境で住民1人を射殺(2018年11月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・トルコの合意によって設置された非武装地帯内に位置する県南東部ジャルジャナーズ町、タッフ村、スカイク村、タマーニア町をシリア軍が砲撃した。

この砲撃で、ジャルジャナーズ町では住民5人を含む8人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月2日付)によると、死亡したこの8人のうち、1人はイラク人難民、4人はハマー県スーラーン町出身者だという。

シリア軍の砲撃は、県東部のサルマーン村にあるトルコ軍監視所から数メートルしか離れていない避難民キャンプにも及んだという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコの庇護を受ける国民解放戦線は、この砲撃への報復として、シリア軍が展開するアブー・ダーリー村、ヒヤーラ村、イイジャーズ村を砲撃した。

また、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構もハマー県北部のシリア軍拠点に対して砲撃を行った。

さらに、新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーン機構が主導する「信者を煽れ」作戦司令室も、報復として、ラタキア県北東部、ハマー県北部、イドリブ県東部のシリア軍拠点複数カ所を砲撃し、シリア軍兵士複数人が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018
https://syria.liveuamap.com/, November 2, 2018

このほか、トルコ軍憲兵隊も、県西部のダルクーシュ市に近い国境地帯で住民1人を射殺した。

**

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月2日付)によると、シリア軍が県北部の村々に対しても砲撃を加えた。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍と米主導の有志連合の合同パトロールがトルコの砲撃を受けるユーフラテス川東岸の国境地帯での合同パトロールを開始(2018年11月2日)

ANHA(11月2日付)は、10月31日にトルコ軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯とラッカ県タッル・アブヤド市一帯(いずれもユーフラテス川東岸)への砲撃を激化したことを受けて、米国が主導する有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が両地での合同パトロールを開始した、と伝えた。

合同パトロールは、アイン・アラブ市西のシュユーフ村から同市内を経て、タッル・アブヤド市に至る国境地帯で行われ、シリア民主軍と有志連合の兵士、車輌が参加したという。

ANHA, November 2, 2018

 

https://youtu.be/b-0LTREVO2s

しかし、トルコ軍はタッル・アブヤド市の住宅街に向けて発砲を続け、ANHAの記者2人が負傷した。

記者によると、トルコ軍は自分たちを狙った発砲してきたという。

ANHA, November 2, 2018

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPGはトルコ占領したアフリーン郡(アレッポ県)でシャーム軍団を攻撃(2018年11月2日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)によると、トルコの実質占領にあるアフリーン郡のシーラーワー町近郊のガザーウィーヤ村とバイーヤ村間の街道で、YPGがシャーム軍団を攻撃し、戦闘員3人を殺害した。

ANHA(11月2日付)が伝えた。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍はロシアがルクバーン・キャンプへの人道支援を拒否していると非難(2018年11月2日)

米中央軍(CENTCOM)のビル・アーバン海軍大佐は、声明を出し、ヨルダン北東部に位置するルクバーン・キャンプへのシリア領内からの人道支援をロシアが拒否していると批判した。

アーバン海軍大佐によると、米国は同キャンプへの人道支援のための安全を保障しているという。

だが、米国が主導する有志連合は、キャンプの北部に拡がるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯を占領している。

CENTCOM, November 2, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.