シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動はイドリブ県南部の検問所の処遇をめぐる対立を解消(2018年11月26日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、トルコの庇護を受ける国民解放戦線に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は、イドリブ県南部のバーブーリーン村にある検問所の処遇をめぐる対立を解消する合意を交わした。

合意は、シャーム自由人イスラーム運動が同検問所を管理すること、60日以内にシャーム解放機構が検問所を撤去すること、ヒーシュ村一帯にいかなる武装勢力も検問所を設置しないこと、などが定められている。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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アルジェリア当局は離反兵やホワイト・ヘルメットのメンバー43人を拘束、近くシリアに身柄引き渡し(2018年11月26日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)は、アルジェリアの治安当局がタマンラセット県でシリア人43人を拘束、シリア政府に引き渡すことを決定したと伝えた。

同サイトによると、拘束されたシリア人は2ヶ月前にレバノンからアルジェリアに入国、アルジェリアでの滞在、ないしは欧州への難民としての入国を希望していたという。

そのなかには、シリアの司法当局が指名手配している離反兵やホワイト・ヘルメットのメンバーも含まれており、28日にダマスカス県のマッザ航空基地に移送される予定だという。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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アドラー市近郊の避難民収容センターの若者70人以上が徴兵される(2018年11月26日)

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(11月26日付)によると、アドラー市近郊のカフラバー(電力)収容センターで避難生活を送る国内避難民の若者70人以上が拘束され、ハラスター市の徴兵事務所に移送された。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、Sawt al-‘Asima, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制派は「アサドのコピー」:自由シリア軍が市民を拷問する映像が公開(2018年11月26日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)に近いANHA(11月26日付)や反体制派系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(11月26日付)は、ハンムード・ムーサーを名のる活動家がツイッターのアカウント(https://twitter.com/hamoud_almousa/)を通じて、トルコの支援を受ける反体制武装集団による市民の拷問の様子を撮影した映像を公開していると伝えた。

Youtube, November 26, 2018

ハンムード・ムーサー氏は、ツイッターの書き込みのなかで「残念ながら武装集団はどれもアサドのコピーだ」と批判したうえで、「トルコの支援を受ける自由シリア軍が…市民が強盗や道路封鎖などの嫌疑で市民を拷問している」と綴り、映像を公開した。

映像には、軍服を着た男性を含む複数の男性が、市民と思われる男性に暴行を加える様子が移っており、拷問を行う戦闘員1人の胸にはトルコ国旗が縫い込まれている。

 

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン郡でトルコ軍とスライマーン・シャー師団が交戦(2018年11月26日)

アレッポ県では、ANHA(11月26日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団の一つスライマーン・シャー師団がアフリーン郡シーヤ村でトルコ軍と交戦した。

また、地元消息筋によると、別の武装集団がこの戦闘に乗じて住民9人を拉致したという。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県でイッザ軍、トルキスタン・イスラーム党と交戦(2018年11月26日)

ハマー県では、SANA(11月26日付)によると、ブライディージュ軍事基地、マギール村に展開するシリア軍部隊が県北部のサフル村、ジャナービラ村で活動する反体制武装集団を砲撃した。

シリア軍はまた、サルマーニーヤ村一帯で活動するトルキスタン・イスラーム党の動きを監視し、ロケット弾の発射を試みようとしたために、これを砲撃し、阻止した。

シリア軍はさらに、ラターミナ町一帯からズラーキーヤート村に潜入しようとした反体制武装集団、ジャビーン村に潜入しようとしたイッザ大隊(イッザ軍)を撃退した。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ記者連合事務局メンバーからなる使節団と会談(2018年11月26日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のアラブ記者連合の事務局メンバーからなる使節団と首都ダマスカスで会談した。

使節団はまた、ハムーダ・サッバーグ人民議会議長とも個別に会談した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

SANA, November 26, 2018

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領は国内での和解プロセスを推進する組織「国民和解委員会」を新設、ハイダル国民和解担当国務大臣を委員長に任命(2018年11月26日)

アサド大統領は2018年政令第109号を施行、首相が所轄する庁に相当する組織の国民和解委員会を新設した。

国民和解委員会は、内閣の決定に基づき国内での和解プロセスを推進する組織。

またこれと合わせて、アサド大統領は2018年政令第361号を施行し、アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣を解任し、同362号を施行し、ハイダル氏を国民和解委員会の委員長に任命した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

なお、この人事改編に伴うイマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース(改造)内閣の顔ぶれについては、CMEPS-J.net(https://cmeps-j.net/ja/syria_cabinet_2018_1126)を参照。

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アサド大統領はハミース内閣の9閣僚を交代(2018年11月26日)

アサド大統領は2018年政令第360号を施行し、フサイン・アルヌース公共事業住宅大臣を水資源大臣に、アーティフ・ナッダーフ高等教育大臣(人民議会議員)を国内通商消費者保護大臣に、ムハンマド・ハーリド・ラフムーン政治治安部長(少将)を内務大臣に、ムハンマド・ラーミー・ラドワーン・マルティーニー元観光大臣を観光大臣に、イマード・ムワッファク・アザブ人民議会議員を教育大臣に、バッサーム・バシール・イブラーヒーム・バアス大学学長を高等教育大臣に、スハイル・ムハンマド・アブドゥッラティーフ住宅機構総裁を公共事業住宅大臣に、シリア通信社社長などを歴任したイヤード・ムハンマド・ハティーブ氏を通信技術大臣に、工業省幹部などを歴任したムハンマド・マアン・ザイン・アービディーン・ジャズバ氏を工業大臣に任命した。

SANA(11月26日付)が伝えた。

なお、この人事改編に伴うイマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース(改造)内閣の顔ぶれについては、CMEPS-J.net(https://cmeps-j.net/ja/syria_cabinet_2018_1126)を参照。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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OPCWはアレッポ市に対する反体制派の塩素ガス攻撃の調査を検討(2018年11月26日)

化学兵器禁止機関(OPCW)のフェルナンド・アリアス事務総長は、反体制武装集団によるアレッポ市への塩素ガス砲撃(24日)に関して「OPCWの事務局は事態を注視している…。OPCWは国連の安全保安局に連絡をとり、現地での治安状況を評価し、シリアに事実調査団を派遣できる可能性を探っている」と述べ、調査を検討していることを明らかにした。

AFP(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 26, 2018、ANHA, November 26, 2018、AP, November 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 26, 2018、al-Hayat, November 27, 2018、Reuters, November 26, 2018、SANA, November 26, 2018、UPI, November 26, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから117人、ヨルダンから425人の難民が帰国、避難民211人が帰宅(2018年11月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月26日付)を公開し、11月25日に難民542人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは117人(うち女性35人、子供59人)、ヨルダンから帰国したのは425人(うち女性128人、子供217人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は48,715人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者26,514人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者22,201人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 277,995人(うち女性83,397人、子供141,688人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民211人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは25人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは286人(うち女性55人、子供81人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は169,461人(うち女性51,598人、子供85,269人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,251,823人(うち女性376,596人、子供637,652人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも7件の停戦違反(アレッポ県6件、ハマー県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 26, 2018をもとに作成。

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