トルコの庇護を受ける国民解放戦線がアレッポ市西部のシリア軍拠点を攻撃し破壊(2018年11月15日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が、アレッポ市西部のラーシディーン地区一帯にあるシリア軍拠点を襲撃し、これを破壊、兵士多数を殺害した。

al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018

AFP, November 16, 2018、ANHA, November 16, 2018、AP, November 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018、al-Hayat, November 17, 2018、Reuters, November 16, 2018、SANA, November 16, 2018、UPI, November 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍特殊部隊がアフリーン市の武装集団の治安活動を教練するため「シリア特殊任務師団」として進駐(2018年11月15日)

アナトリア通信(11月15日付)は、トルコ軍特殊部隊が主導する「シリア特殊任務師団」がアレッポ県アフリーン市に進駐したと伝えた。

「シリア特殊任務師団」は、アンカラ県、ガジアンテップ県、ハタイ県のトルコ軍特殊部隊に所属する12の部隊からなり、アフリーン市の治安を担う反体制武装集団の連合体である国民軍や「憲兵隊」の治安活動の教練を任務とするという。

Anadolu Ajansı, November 16, 2018

AFP, November 15, 2018、Anadolu Ajansı, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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ダルアー市解放以来初となる親政権デモが行われ、数百人が参加(2018年11月15日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)が親政権系のメディアの情報として伝えたところによると、ダルアー市で政府を支持するデモ行進が行われ、数百人が参加した。

政府を支持するデモは、2018年7月にシリア軍がダルアー市を解放して以降初めて。

デモには、ムハンマド・ハーリド・ハンヌース県知事、バアス党ダルアー支部指導部メンバーたちも参加、パノラマ広場からダルアー市中心に位置するティシュリーン広場に向かって行進を行った。

デモ行進は、矯正運動(ハーフィズ・アサド前大統領による政権掌握)記念日(11月16日)に合わせたもので、参加者はシリア国旗、アサド大統領の写真を掲げ、政府支持を訴えた。

 

al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ日刊紙:PYDは学校でのアラビア語の使用、ヒジャーブ着用を禁止(2018年11月15日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(11月15日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)や人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会を主導する民主統一党(PYD)が、支配地域内の学校でのアラビア語使用を禁じるとともに、生徒に征服の着用を義務づけ、女子生徒にはヒジャーブの着用を禁止する告示を発したと伝えた。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018、Yeni Safak, November 15, 2018などをもとに作成。

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アリアスOPCW新事務総長「シリアでの毒ガス攻撃の責任者を特定するため、近く専門家10人からなるチームを任命する」(2018年11月15日)

化学兵器禁止機関(OPCW)のフェルナンド・アリアス新事務総長はオランダの外国人記者協会で講演し、そのなかで「シリアでの毒ガス攻撃の責任者を特定するため、近く専門家10人からなるチームを任命する予定だ…目的は化学兵器攻撃という犯罪を行った犯人を特定することにある」と述べた。

アリアス事務総長はしかし「だが、OPCWは法廷ではないし、警察でもない」とし、責任者の処罰については国連に付託することになると付言した。

ANHA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はアラブ農業技術者連合執行局メンバーと会談(2018年11月15日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のアラブ農業技術者連合執行局メンバーと会談した。

SANA(11月15日付)が伝えた。

SANA, November 15, 2018

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部を爆撃し住民多数が死亡(2018年11月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月15日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のブーバドラーン村、スーサ町の住宅街を爆撃し、住民23人が死亡した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月15日付)も、有志連合が上バーグーズ村を爆撃し、住民18人(うち子供13人、女性4人)が死亡したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)によると、スワイダー県東部に隣接するサファー丘一帯の岩石砂漠地帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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シリア軍とイッザ軍がハマー県で交戦(2018年11月15日)

ハマー県では、SANA(11月15日付)によると、ラターミナ町方面からザッリーン村一帯に潜入しようとしたイッザ大隊(イッザ軍)をシリア軍げ撃退した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、「人民抵抗」を名のる反体制武装集団が、ジャースィム市のシリア軍拠点に手榴弾を投げ込み、兵士1人が死亡した。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、November 16, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから129人、ヨルダンから856人の難民が帰国、避難民245人が帰宅(2018年11月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月15日付)を公開し、11月14日に難民985人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは129人(うち女性39人、子供66人)、ヨルダンから帰国したのは856人(うち女性257人、子供437人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は38,454人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,399人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者14,055人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 267,734人(うち女性80,308人、子供136,430人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民245人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは26人(うち女性8人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは219人(うち女性72人、子供118人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は165,838人(うち女性50,726人、子供84,055人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,200人(うち女性375,724人、子供636,438人)となった。

SANA, November 15, 2018

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018をもとに作成。

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