米主導の有志連合の爆撃でダーイシュ・メンバーの家族22人を含む28人が死亡(2018年11月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県南東部を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族22人を含む28人が死亡した。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 14, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はイドリブ県東部でダーイシュ・メンバー12人を拘束(2018年11月13日)

イドリブ県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月13日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が県東部で9日、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー12人を拘束、彼らが仕掛けた爆発物の撤去・押収作業を行った。

Shabaka al-Iba’ al-Ikhbariya, November 13, 2018

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はダーイシュによって拉致されていたスワイダー県住民と面談(2018年11月13日)

アサド大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)によって7月に拉致され、3ヶ月にわたって人質として拘束された末、8日にシリア軍によって解放されたスワイダー県東部出身の住民を首都ダマスカスに迎え、彼らと懇談した。

SANA(11月13日付)によると、アサド大統領は、解放された女性、子供とその家族に祝意を述べ、「拉致されていたみなさん、そしてその御家族の忍耐と力…、そして彼らを解放するために一部犠牲となった軍の英雄たちの決意、これらは愛国心、そして愛国的行為の教訓となる…。愛国心とは言葉だけでなく、行動を通じて表明される。最高の愛国心とは祖国防衛だ。この義務を果たさなかった者は、シリアに対する「テロとの戦い」の被害の責任を負うことになる。この戦いにおける痛ましい一幕が、ダーイシュ(イスラーム国)によるスワイダー県東部農村への攻撃だった」と述べた。

これに対して、拉致されていた住民とその家族は大統領に祝意を述べた。

SANA, November 13, 2018

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はハサカ県北東部で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ・メンバー3人を連行(2018年11月13日)

SANA(11月13日付)は、複数の住民筋およびメディア筋の話として、米主導の有志連合が、11月10日、ヘリコプター複数機を投入してハサカ県北東部のスワイディーヤ町で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる3人を連れ去った、と伝えた。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はアル=カーイダ(シャーム解放機構)やイッザ軍とハマー県、イドリブ県で交戦(2018年11月13日)

ハマー県では、SANA(11月13日付)によると、ブライディージュ村の軍事基地一帯に展開するシリア軍がジャナービラ村一帯から潜入を試みた反体制武装集団に対して砲撃を加え、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、タッル・サフル村一帯で活動を続けるイッザ大隊(イッザ軍)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(11月13日付)は、ブライディージュ村の軍事基地一帯に展開するシリア軍部隊が、シリア政府支配地域と反体制派支配地域の境界地帯で地雷・爆発物を撤去するため進軍を試みたが、進軍直後に地雷に触れ、多数の兵士が死傷、撤退したと伝えた。

SANA, November 13, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月13日付)がシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構からの情報として伝えたところによると、タッル・トゥーカーン村に進軍を試みたシリア軍部隊をシャーム解放機構が迎撃し、兵士10人を殺害した。

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ヒムス県では、SANA(11月13日付)によると、ヒムス市ザフラー地区で、セルヴィス内に持ち込まれた手榴弾が誤って爆発し、乗客6人が負傷した。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから128人、ヨルダンから798人の難民が帰国、避難民287人が帰宅(2018年11月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月13日付)を公開し、11月12日に難民926人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは128人(うち女性42人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは798人(うち女性217人、子供404人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は36,448人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,154人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者12,294人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 265,728人(うち女性79,705人、子供135,406人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民287人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性9人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは253人(うち女性82人、子供128人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は166,357人(うち女性50,566人、子供83,821人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,248,719人(うち女性375,564人、子供636,204人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県3件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 13, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は11月4日~11月10日までの7日間でシリア領内で146回の爆撃を実施(2018年11月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月4日~11月10日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。

11月4日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し30回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は30回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月5日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し17回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は17回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月6日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し15回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は15回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月7日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し26回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は25回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し19回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は17回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し20回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は19回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

11月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し23回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は23回で、ハジーン市近郊に対して実施された。

CENTCOM, November 13, 2018をもとに作成。

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