『ワタン』:マアッラト・ヌウマーン市と周辺の村々は戦闘によらずしてシリア政府の支配下に復帰する可能性もある(2019年12月23日)

国民和解委員会メンバーで親政権ブロガーとしても知られるウマル・ラフムーン氏は、イドリブ県南東部でのシリア・ロシア軍の進攻に関して、『ワタン』(12月23日付)に対して、M5高速道路上の主要都市の一つマアッラト・ヌウマーン市と周辺の村々(ガドファ村、マアッルシューリーン村など)の処遇について、同地の複数の当事者と折衝が行われていることを明らかにしたうえで、同地が戦闘によらずして、シリア政府の支配下に復帰することもあると述べた。

AFP, December 23, 2019、ANHA, December 23, 2019、AP, December 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2019、Reuters, December 23, 2019、SANA, December 23, 2019、SOHR, December 23, 2019、UPI, December 23, 2019、al-Watan, December 23, 2019などをもとに作成。

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シリア軍防空部隊はイドリブ県方面から飛来した無人航空機をラタキア県ジャブラ市上空で撃破(2019年12月23日)

ラタキア県では、SANA(12月23日付)によると、シリア軍防空部隊がイドリブ県方面から飛来した無人航空機(ドローン)複数機を、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に近いジャブラ市上空で撃破した。

ドローンはイドリブ県で活動する「テロリスト」によるもので、この「テロリスト」はまた、ジャブラ市近郊にロケット弾2発を発射したという。

AFP, December 23, 2019、ANHA, December 23, 2019、AP, December 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2019、Reuters, December 23, 2019、SANA, December 23, 2019、SOHR, December 23, 2019、UPI, December 23, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県ジャルジャナーズ町を含む複数カ所を新たに制圧、M5高速道路から4キロの距離にまで迫る(2019年12月23日)

イドリブ県では、SANA(12月23日付)によると、シリア軍地上部隊がハマー市(ハマー県)とマアッラト・ヌウマーン市を結ぶM5高速道路東部での反体制武装集団(シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室)との激しい戦闘の末、県南東部の戦略的要衝の一つジャルジャナーズ町を制圧した。

シリア軍はまた、ヒルバト・サルワーニー村、ヒルバト・マアッラーター村、ハディーサ村、ファアルール村、アブー・ダフナ村も合わせて制圧した。

これにより、シリア軍はハマー市とアレッポ市を結ぶM5高速道路から4キロの地点に到達した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、バルカ村を制圧し、ムアスラーン村に向けて北進を続けた。

シリア軍はさらに、ジャルジャナーズ町制圧後、タッル・マンス村内に突入し、反体制武装集団と激しく交戦したほか、マアッルシューリーン村、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシャムシャ村、ガドファ村、ムアスラーン村を激しく砲撃した。

一方、反体制武装集団もシリア軍によって制圧されていたカフル・バースィーン村、バーブーリーン村を奪還したという。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月23日付)によると、シャーム解放機構や国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる反体制武装集団がカッバーナ村一帯、ハッダーダ村一帯でシリア軍およびヒズブッラーと交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市でイドリブ県の住民との連帯、同地での戦闘停止を求める抗議デモが発生した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を57件(イドリブ県17件、ラタキア県15件、アレッポ県15件、ハマー県10件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を55件(イドリブ県36件、ラタキア県17件、アレッポ県15件、ハマー県10件)確認した。

AFP, December 23, 2019、ANHA, December 23, 2019、AP, December 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 23, 2019、Reuters, December 23, 2019、SANA, December 23, 2019、SOHR, December 23, 2019、UPI, December 23, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県東部で空挺作戦を実施し、13人を武器密売容疑で拘束(2019年12月22日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月23日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と連携して県東部のズィーバーン町で空挺作戦を実施し、ハッターブ家、ラシード家、ハッジャージュ家の子息13人を武器密売の容疑で拘束した。

AFP, December 23, 2019、ANHA, December 23, 2019、AP, December 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2019、Reuters, December 23, 2019、SANA, December 23, 2019、SOHR, December 23, 2019、UPI, December 23, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県ナワー市西で何者かが検問所を襲撃し、2人を殺害、HFLは2人がロシア軍兵士だったと伝える(2019年12月22日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市西のアブー・ハッシャ検問所近くでシリア軍兵士2人がオートバイに乗った2人の発砲を受けて、死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月22日付)によると、サフム・ジャウラーン村西のシリア軍検問所が何者かの攻撃を受け、兵士5人が死亡、2人が負傷、ブスル・ハリール市でも、シリア軍の准将が何者かによって殺害された。

一方、HFL(12月23日付)は、この事件で死亡した2人がロシア軍兵士だと伝えた。

AFP, December 22, 2019、ANHA, December 22, 2019、AP, December 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2019、HFL, December 23, 2019、Reuters, December 22, 2019、SANA, December 22, 2019、SOHR, December 22, 2019、UPI, December 22, 2019などをもとに作成。

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イスラエル占領下のゴラン高原からミサイル複数発が飛来、シリア軍防空部隊がダマスカス郊外県上空でこれを迎撃(2019年12月22日)

SANA(12月22日付)は、シリア軍防空部隊が午後11時頃、イスラエルが占領するゴラン高原方面から飛来したミサイル複数発を迎撃し、うち1発がダマスカス郊外県アクラバー町近郊に着弾したと伝えた。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍と「イランの民兵」の拠点複数カ所がイスラエル軍が発射したと思われるミサイルの攻撃を受け、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、少なくとも3回の爆発が発生したと発表した。

AFP, December 22, 2019、ANHA, December 22, 2019、AP, December 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2019、Reuters, December 22, 2019、SANA, December 22, 2019、SOHR, December 22, 2019、UPI, December 22, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県マナージール村で住民が国民軍の退去を求める抗議デモ(2019年12月22日)

ハサカ県では、SANA(12月22日付)によると、ラアス・アイン市近郊のマナージール村で住民が抗議デモを行い、トルコの支援を受ける国民軍の退去を求めた。

国民軍はデモを強制排除、その際に住民複数人が負傷した。

一方、ANHA(12月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・ハルマル村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で国民軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が負傷した。

AFP, December 22, 2019、ANHA, December 22, 2019、AP, December 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2019、Reuters, December 22, 2019、SANA, December 22, 2019、SOHR, December 22, 2019、UPI, December 22, 2019などをもとに作成。

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シリア軍は県南東部のタッフ村を含む7カ村・農場を新たに制圧する一方、マアッラト・ヌウマーン市などを爆撃し15人殺害(2019年12月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市、タッル・マンス村、ムアスラーン村を爆撃し、マアッラト・ヌウマーン市では国内避難民(IDPs)7人が、タッル・マンス村では男性2人が、ムアスラーン村では住民6人が死亡した。

また、シリア軍地上部隊は、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団とともに、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室と交戦し、マアッラータ村、ファルワーン村、バーブーリーン村、タッフ村、サルマーン村、アブー・マッキー村を新たに制圧した。

制圧は、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がサルマーン村、アブー・マッキー村などから撤退を受けたもので、これにより、シリア軍はサルマーン村に設置されているトルコ軍の監視所が三方を包囲した。

なお、SANA(12月22日付)によると、シリア軍地上部隊が新たに制圧したのは、タッフ村、ハラーキー村、カラーティー村、タフターヤー村、ブルジュ村、タッル・ヒムスィー農場、ファルワーン村。


反体制組織のシリア対応調整者によると、シリア・ロシア軍の攻撃で11月以降に発生したによる国内避難民(IDPs)の数は20万3,709人に達しているという。

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ハマー県では、SANA(12月22日付)によると、シリア軍防空部隊がハマー航空基地上空に飛来した無人航空機(ドローン)2機を撃墜、1機はサラミーヤ市に、もう1機はラタキア県ジャブラ市に墜落した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯で反体制武装集団と交戦し、シリア軍兵士7人、反体制武装集団2人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市西のアブー・ハッシャ検問所近くでシリア軍兵士2人がオートバイに乗った2人の発砲を受けて、死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月22日付)によると、サフム・ジャウラーン村西のシリア軍検問所が何者かの攻撃を受け、兵士5人が死亡、2人が負傷、ブスル・ハリール市でも、シリア軍の准将が何者かによって殺害された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を61件(イドリブ県25件、ラタキア県16件、アレッポ県11件、ハマー県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を53件(イドリブ県38件、ラタキア県12件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認した。

AFP, December 22, 2019、ANHA, December 22, 2019、AP, December 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2019、Reuters, December 22, 2019、SANA, December 22, 2019、SOHR, December 22, 2019、UPI, December 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから298人、ヨルダンから622人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年12月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月22日付)を公開し、12月21日に難民920人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは298人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは622人(うち女性187人、子供317人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は501,306人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者159,451人(うち女性48,226人、子ども81,615人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者341,855人(うち女性102,599人、子ども174,335人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,676,088人(うち女性2,002,826人、子供3,404,805人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 730,586人(うち女性219,483人、子供372,872人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 22, 2019をもとに作成。

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ヒムス製油所とライヤーン・ガス工場が無人航空機(ドローン)によると思われる「テロ攻撃」を受け、火災が発生(2019年12月21日)

ヒムス県では、SANA(12月21日付)によると、ヒムス製油所とライヤーン・ガス工場が「テロ攻撃」を受け、火災が発生した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月22日付)によると、火災は何者かの攻撃によるもので、無人航空機(ドローン)が使用された可能性が高いという。

https://www.facebook.com/yaser.ali.737448/videos/1392584800922755/

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1170338069831504&id=100005659660620

なお、ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)による油田への攻撃がにかわに激化していた。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

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ポンペオ米国務長官は国連安保理決議第2165号(2014年7月14日)の延長とクロスボーダーでの支援継続にかかる決議案の採決でのロシアと中国による拒否権発動を厳しく非難(2019年12月21日)

マイク・ポンペオ米国務長官は声明で、国連安保理決議第2165号(2014年7月14日)の延長とクロスボーダーでの支援継続にかかる決議案の採決でのロシアと中国による拒否権発動を厳しく非難した。

ポンペオ国務長官は「シリア人数百万人に対する人道支援を認める決議にロシアと中国が拒否権を発動したことは恥ずべきことだ…。この決議を拒否するという政治姿勢を示したロシアと中国の手は血塗られている」と述べ、米国が引き続き支援を続けるとの意志を強調した。

AFP, December 22, 2019、ANHA, December 22, 2019、AP, December 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2019、Reuters, December 22, 2019、SANA, December 22, 2019、SOHR, December 22, 2019、UPI, December 22, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県のアーラーク油田に続いてハイル油田を攻撃(2019年12月21日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハイル油田を攻撃し、シリア軍兵士複数人が死亡した。

なお、ヒムス県では19日にも、ダーイシュがアーラーク油田(ハフナ村)に侵攻、シリア軍との戦闘の末、同地を制圧したと報じられている。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

 

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スプートニク・ニュース:シリアのアル=カーイダはホワイト・ヘルメットと連携しイドリブ県南東部に塩素ガスを装填したシリンダーを配備(2019年12月21日)

スプートニク・ニュース(12月21日付)は、イドリブ県南東部に対するシリア軍の攻撃が強まったのを受けて、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がホワイト・ヘルメットと連携して、サラーキブ市およびマアッラト・ヌウマーン市一帯地域に塩素ガスを装填したシリンダーを配備したと伝えた。

配備されたシリンダーは全部で3本、の配備を担当したのは、チェチェン人とベルギー人の専門家に引き渡されたという。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、Sputnik News, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍の無人航空機がラッカ県アイン・イーサー市近郊のサイダー村を爆撃(2019年12月21日)

ラッカ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコ軍の無人航空機がアイン・イーサー市近郊のサイダー村を爆撃し、住民3人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタッル・アブヤド市に近いウンム・シャアファ村近郊で国民軍の兵士1人を狙撃し、射殺した。

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ハサカ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・ハルマル村とムハルマラ村を砲撃した。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県南東部のカトラ村を新たに制圧しトルコ軍監視所に迫る一方、サラーキブ市を爆撃し7人殺害(2019年12月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県南東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、カトラ村を新たに制圧、トルコ軍の監視所が設置されているサルマーン村から4キロの地点に到達した。

なお、この戦闘でシリア軍兵士15人、反体制武装集団戦闘員12人が死亡した。

一方、シリア軍戦闘機はサラーキブ市を爆撃し、女性2人を含む7人が死亡した。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10158403142873115

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、地中海沖に展開するロシア海軍の戦艦が、トルコ国境に近いトゥールラーハー村近郊に巡航ミサイル1発を発射した。

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アレッポ県では、ANHA(12月21日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市ハムダーニーヤ地区、第3000団地計画地区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市近郊の街道で第4師団の兵士が何者かの発砲を受けて、2人が死亡した。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

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トランプ米大統領はシーザー・シリア市民保護法案を含む2020年度国防権限法案を施行(2019年12月20日)

ドナルド・トランプ米大統領は、首都ワシントンDC郊外のアンドゥルーズ空軍基地で、2020年度国防権限法案に署名した。

2020年度国防権限法案は2019年10月~20年9月までの国防予算の大枠を定めたもので、予算総額は7,380億米ドル。

トランプ大統領は法案施行を受けて、陸海空軍、海兵隊、沿岸警備隊と並ぶ6番目の新たな独立軍「宇宙軍」を発足させた。

なお、2020年度国防権限法案には、シーザー・シリア市民保護法案(H.R.31 – Caesar Syria Civilian Protection Act of 2019)を含まれている。

シーザー・シリア市民保護法案は、2016年に超党派の議員によって提出された法案で、シリア国民に対する犯罪を続けるシリア政府・軍の高官、シリアを後援する個人・法人、そしてシリア政府を支援するロシア、イランなど諸外国の個人・法人に対して制裁を科すことを定めている。

これに関して、米国務省は声明を出し、「バッシャール・アサドとその体制がシリアで犯してきた残虐行為への制裁を強化するための重要な措置だ」としたうえで、「アサド体制の説明責任追及を強化することで、シリアで続く恐るべき紛争を終わらせる手段を提示する。また、化学兵器などの野蛮兵器を使用し、シリアで民間人を大規模に死に至らしめ、多くの残虐行為を行った者どもに責任をとらせる」と表明した。

AFP, December 21, 2019、ANHA, December 21, 2019、AP, December 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2019、Reuters, December 21, 2019、SANA, December 21, 2019、SOHR, December 21, 2019、UPI, December 21, 2019などをもとに作成。

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アナトリア通信:サウジアラビア軍兵士数十人がサウジアラムコ社の専門家チームを護衛するため、米占領下のウマル油田(ダイル・ザウル県)に到着(2019年12月20日)

アナトリア通信(12月20日付)は、サウジアラビア軍の兵士数十人が米軍の占領下にあるダイル・ザウル県南東部のウマル油田にヘリコプターで派遣されたと伝えた。

派遣された兵士は、先週同油田に派遣されたサウジアラビア人、エジプト人15人からなるサウジアラムコ社の専門家チームの警護を任務とするという。

また、これと合わせて、同油田には、掘削機器などを積んだ車輌30輌が到着したという。

AFP, December 20, 2019、Anadolu Ajansı, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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反体制組織のシリア対応調整者:11月以降にシリア・ロシア軍の攻撃で新たに発生したIDPsは17万5,477人(2019年12月20日)

反体制組織のシリア対応調整者は声明を出し、11月初め以降、シリア・ロシア軍の攻撃によって避難を余儀なくされた国内避難民(IDPs)の数が17万5,477人に達していると発表、国連に攻撃を停止させるために介入するよう呼びかけた。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がラッカ県タッル・アブヤド市近郊のカズアリー村の穀物サイロを砲撃(2019年12月20日)

ラッカ県では、ANHA(12月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村の穀物サイロを砲撃した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県のアーラーク油田を制圧か?!(2019年12月20日)

ヒムス県では、ユーフラテス・ポスト(12月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアーラーク油田(ハフナ村)に侵攻、シリア軍との戦闘の末、同地を制圧した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Euphrates Post, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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国連安保理でクロスボーダーでの支援をめざすドイツ・ベルギー・クウェートの決議案がロシアと中国の拒否権発動で廃案に、ロシアの決議案も否決(2019年12月20日)

国連安保理で、シリア情勢への対応を協議する会合が開かれ、2020年1月10日に失効する国連安保理決議第2165号(2014年7月14日)の延長とクロスボーダーでの支援継続にかかる決議案の審議・採決が行われた。

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国連安保理決議第2165号は、国連事務総長の権限のもと、周辺諸国からの人道支援物資搬入を監視するための仕組みを構築、反体制派の支配下にあるバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)、ラムサー国境通行所(ダルアー県)、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を経由して、反体制派支配地域に人道支援を行うことができる旨、定められている。

物資搬入に際しては、周辺諸国の同意とシリア政府への通告を義務づけ、人道支援以外の目的での物資搬入を抑止することが目指されている。

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会合に提出され、審議・採決の対象となった決議案は二つ。

第1の決議案は、ドイツ、ベルギー、クウェートが「シリアの人道問題にかかる共同ペンフォルダー」の名のもとに提出したもので、国連安保理決議第2165号が定めたシリア領内へのクロスボーダーでの試練の期限を延長するとともに、支援物資を搬入するために、バーブ・サラーマ国境通行所、バーブ・ハワー国境通行所、ヤアルビーヤ国境通行所の3カ所を維持することを求めていた。

採決では、常任理事国の米英仏と非常任理事国10カ国が賛成票を投じたが、ロシアと中国が拒否権を発動し、廃案に追い込んだ。

ロシアが、シリア関連の安保理決議案に拒否権を発動するのは2011年以降ではこれが14回目。

拒否権発動に関して、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、シリア政府が同意しない人道支援搬入は認められないと述べた。

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第2の決議案は、ロシアが提出したもので、シリア政府の支配地域拡大を考慮し、通行所を4カ所のうち、ヤアルビーヤ国境通行所とラムサー国境通行所を閉鎖し、トルコ国境に面するバーブ・サラーマ国境通行所とバーブ・ハワー国境通行所のみを残すことを骨子としていた。

だが、採決の結果、賛成5カ国、反体制4カ国、棄権4カ国で廃案となった。

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なお、会合に出席したルワイフ・フルール国連シリア臨時代理大使が、トルコがイドリブ県のテロ組織への支援を続けていると非難する一方、米国によるシリア領内の油田の違法な占領を指弾、すべての当事者、とりわけトルコにアスタナ会議での合意を遵守するよう求めた。

また、制憲委員会(憲法委員会)については、反体制派代表と議題について一致に達することができなかったことに遺憾の意を表明、ペデルセン特別代表に引き続き全面協力する意思を示した。

一方、ドイツ、ベルギー、クウェートが提出した決議案がロシアと中国の拒否権発動によって廃案となったことに関して、フルール代理大使は、決議をシリア情勢に乗じて、その主権を侵害しようとするものだと批判、拒否権を発動したロシアと中国に謝意を示した。

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また、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、スイスのジュネーブにある国連本部での制憲委員会(憲法委員会)の進捗について報告、第2会会合(小委員会会合)がシリア政府代表と反体制派代表の議題をめぐる意見の相違ゆえに開催できなかったと説明した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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トルコ国境に面するイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所近くで「国境を壊せ」と銘打った抗議デモが行われるも、反体制派を主導するシャーム解放機構が強制排除(2019年12月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、トルコ国境に面するバーブ・ハワー国境通行所近くで金曜日の集団礼拝後に抗議デモが発生、アサド政権打倒、革命継続、シリア・ロシア軍による攻撃の停止、国内避難民(IDPs)の機関を訴えた。

デモは19日に活動家が「国境を壊せ」と銘打って呼びかけていたもの。

デモ参加者は、通行所に向かって更新したが、同地の軍事・治安権限を掌握するシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が介入、参加者に催涙弾などを発射し、強制排除した。

また、イドリブ市、カフルタハーリーム町でも同様のデモが行われ、体制打倒、逮捕者釈放が訴えられた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村で逮捕者釈放、ヒズブッラーの退去、そしてイドリブ県に対するシリア・ロシア軍の攻撃停止を求める抗議デモが発生した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、ナーフタ町でシリア・ロシア軍によるイドリブ県攻撃の停止、逮捕者釈放を訴える落書きが発見された。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県ジスル・シュグール市上空に所属不明の無人偵察機が飛来した直後に同地近くの街道で車が爆発、外国人と思われる4人が死亡(2019年12月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア両軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配地域への攻撃を続けるなか、所属不明の無人偵察機がジルス・シュグール市上空に飛来、その直後に同市西部の街道を走行していた車が爆発、外国人と思われる4人が死亡した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構などとの戦闘の末、ウンム・ジャラール村に続いてイドリブ県南東部の9カ村・農場を新たに制圧(2019年12月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が、シリア・ロシア軍戦闘機・ヘリコプターの航空支援を受けて、県南東部でシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室と激しく交戦し、ウンム・ジャラール村に続いて、ラッファ村、ウンム・トゥワイナ村、ハリーバ村、ルバイア村、シャッアーラ村、バルナーン村、サハール村、ファルジャ村、アブー・フッバ村を制圧した。

SANA(12月20日付)によると、シリア軍地上部隊が新たに制圧したのは、ウンム・ジャラール村(19日に制圧)、ルバイア村、ハリーバ村、シャアラ(シャアラ・アジャーイズ)村、ウンム・トゥワイナ村、タッル・マフウ農場、ファリーハ農場、ブライサ村、アブー・フッバ村、タッル・シャイフ村。

シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊はまた、クラスター弾などでマアッラト・ヌウマーン市、ジャルジャナーズ町およびその周辺を砲撃した。

一方、シリア軍ヘリコプターは、ガドファ村およびその一帯、マアッラト・ヌウマーン市郊外、ラッファ村、アブー・フッバ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、ブルジュ村、ティーナ村、放棄された大隊基地、サハール村、タッフ村を「樽爆弾」で爆撃、戦闘機もマアッラト・ヌウマーン市東部郊外一帯を爆撃した。

ロシア軍戦闘機も、マアッルシャムシャ村およびその一帯、アブー・ズフール町東部郊外一帯、カトラ村、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯、ダイル・シャルキー村、ラッファ村、ムアスラーン村、ガドファ村、マアッルシューリーン村、ジャルジャナーズ町などを爆撃した。

他方、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(12月20日付)は、シャーム解放機構はカッバーナ村での戦闘でシリア軍の偵察用小型無人航空機(ドローン)を撃墜したと伝え、その写真を公開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がクースィンヤー村を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、反体制武装集団がシリア軍地上部隊に反撃し、兵士5人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を58件(イドリブ県29件、ラタキア県13件、アレッポ県12件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を57件(イドリブ県17件、ラタキア県13件、アレッポ県6件、ハマー県19件)確認した。

AFP, December 20, 2019、ANHA, December 20, 2019、AP, December 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2019、Reuters, December 20, 2019、SANA, December 20, 2019、SOHR, December 20, 2019、UPI, December 20, 2019、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 20, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから415人、ヨルダンから752人の難民が帰国、避難民7人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年12月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月20日付)を公開し、12月19日に難民1,167人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは415人(うち女性125人、子供212人)、ヨルダンから帰国したのは752人(うち女性226人、子供384人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は499,323人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者158,760人(うち女性48,018人、子ども81,263人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者340,563人(うち女性102,211人、子ども173,676人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,676,088人(うち女性2,002,826人、子供3,404,805人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 728,603人(うち女性218,887人、子供371,861人)となった。

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一方、国内避難民7人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは7人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した7人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は37,647人(うち女性11,516人、子供17,095人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,306,243人(うち女性394,075人、子供660,861人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2019をもとに作成。

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北・東シリア自治局は日本の人道支援に謝意を示す一方、IDPsへの支援が「意図せず」トルコの占領を合法化することにつながると懸念を表明(2019年12月19日)

北・東シリア自治局の人道問題局は声明を出し、シリア北東部に対する日本の人道支援の取り組みに謝意を示すとともに、自治局支配地域への支援物資搬入が制限されているとし、懸念を表明した。

声明によると、国連安保理決議第2169号に基づき、国連関連機関が、支援物資を積んだ車輌3万台分が定められた国境通行所からシリアに入国したが、2019年に北・東シリア自治局の支配地域に届けられたのはたった40台分だけだったという。

また、シリアに対する支援物資1700万ドル分のうち、北・東シリア自治局に届けられたのは、100万ドル分だけだという。

同声明によると、国連は現在、トルコがハサカ県ラアス・アイン市やラッカ県タッル・アブヤド市一帯を占領したことで発生した国内避難民(IPDs)を支援するために取り組みを行っているが、この過程で、日本が行う支援が「意図せず、(にトルコによる)占領の合法化に貢献し、人口構成の変更を支えてしまっている」という。

一方、シリア政府は、これらのIDPsに対する充分は支援が行えておらず、10月30日にOCHAに対してその旨を通達、これを受けて、日本政府は在ダマスカス日本大使館を通じて、シリア北東部への支援を申し出たという。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュがシリア軍・国防軍を攻撃し4人殺害(2019年12月19日)

ダイル・ザウル県では、バーディヤ24(12月19日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県西部のアドマーン村で国防軍の車を襲撃し、2人を殺害した。

ダーイシュはまた、ビシュリー山麓の砂漠地帯でもシリア軍の拠点を攻撃し、兵士2人を殺害した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Badiya 24, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県のM4高速道路の南側を砲撃(2019年12月19日)

ハサカ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がスルーク町とアイン・イーサー市(ラッカ県)間に位置するカンタリー近郊のM4高速道路の南側の地域を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月19日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県タッル・ハラフ村での爆発で住民5人死亡(2019年12月19日)

ハサカ県では、SANA(12月19日付)によると、トルコの占領下にあるタッル・ハラフ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民5人が死亡、11人が負傷した。

AFP, December 19, 2019、ANHA, December 19, 2019、AP, December 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2019、Reuters, December 19, 2019、SANA, December 19, 2019、SOHR, December 19, 2019、UPI, December 19, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県南東部の戦略的要衝ウンム・ジャラール村を制圧、シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる「必勝」作戦司令室は徹底抗戦の意志を表明(2019年12月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・ジャラール村、ハリービー村、サキーヤート村一帯でシャーム解放機構や国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる反体制武装集団と交戦、県南東部の戦略的要衝ウンム・ジャラール村を制圧した。

この戦闘で、反体制武装集団戦闘員29人、シリア軍兵士17人が死亡した。

シリア軍はまた、地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市を地対地ミサイルなどで砲撃し、女性1人と女児1人を含む5人が死亡、戦闘機がダイル・サンバル村、マガーラ村、バーラ村、カフルナブル市、ブナイン村、マアッラト・ヌウマーン市一帯を爆撃し、ダイル・サンバル村で女性1人が死亡した。

さらにヘリコプターがジャルジャナーズ町、タッル・マルディーフ村、ガドファ村、マアッルシューリーン村、マアッルシャムシャ村、タッル・マンス村、タッフ村、カルサア村を「樽爆弾」で爆撃した。

一方、ロシア軍はタッル・マルディーフ村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッル・シャマーリーン村、マアッルシューリーン村、サラーキブ市およびその一帯、ハーン・スブル村を爆撃し、タッル・マルディーフ村、マアッラト・ヌウマーン市で女性2人と子ども2人を含む5人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構や国民解放戦線は、タッル・カラーティーン村、マガーラ村を砲撃した。

また、シャーム解放戦線、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は声明を出し、イドリブ県住民に向けて支配地域を死守し、同地をシリア軍とどの同盟者(ロシア)の墓場にするとの意志を表明、また反体制武装集団に対して共闘を呼びかけた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団、SANA(12月19日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ライラムーン地区、ハムダーニーヤ地区、第3000団地計画地区を砲撃し、住民3人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を54件(イドリブ県18件、ラタキア県16件、アレッポ県12件、ハマー県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を51件(イドリブ県42件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

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