米主導の有志連合の車輌約40輌がイラクからシリア東部に新たに進入(2020年12月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内に設置されている基地に向かった。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で59人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で207人(2020年12月3日)

保健省は政府支配地域で新たに88人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者59人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、12月3日現在の同地での感染者数は計8,147人、うち死亡したのは432人、回復したのは3,748人となった。

SANA(12月3日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月3日に新たに207人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、77人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡33人、ハーリム郡47人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡24人、ジャラーブルス郡24人、バーブ郡9人、アフリーン郡49人、アアザーズ郡18人。

これにより、同地での感染者数は計16,773人、うち回復したのは7,762人、死亡したのは166人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1458619337676286/

AFP, December 3, 2020、ACU, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2020年12月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、ダイル・サンバル村一帯、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部のバスラトゥーン村一帯を地対地ミサイルで攻撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県16件、ラタキア県18件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民257人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は629,944人に(2020年12月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月3日付)を公開し、12月2日に難民257人(うち女性77人、子供132人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民257人(うち女性77人、子供132人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は629,944人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者234,696人(うち女性70,556人、子ども119,426人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,669人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は859,224人(うち女性257,832人、子供437,917人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2020をもとに作成。

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トルキスタン・イスラーム党は声明を出し、米国による外国テロ組織(FTO)指定解除について「中国の弾圧激化で米国がテロ組織でないことをわかったため」と表明(2020年12月2日)

シリアのイドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」で活動するトルキスタン・イスラーム党は声明を出し、11月6日にマイク・ポンペオ米国務長官が東トルキスタン・イスラーム運動を外国テロ組織(FTO)から除外したことに関して、「トルキスタン住民はみな米国の決定に喜んでいる。また、この決定がなされるために支援をしてくれたすべての国と組織に感謝する」と表明した。

そのうえで、FTOに指定されていたことについては、「米国と一部諸国は、みなの敵となった「中国の欺瞞」によってトルキスタン・イスラーム党をテロのリストに記載していた」としたうえで、「占領国である中国による東トルキスタンへの抑圧の激化を受けて、米政権は、この党がテロ組織ではなく、中国の不正に立ち向かう党で、東トルキスタンの自由とその人民の権利保護を得ようとしていることがわかった」と主張した。

AFP, December 3, 2020、ANHA, December 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2020、Reuters, December 3, 2020、SANA, December 3, 2020、SOHR, December 3, 2020などをもとに作成。

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トルコがナゴルノ・カラバフ地方に派遣していたシリア人傭兵900人以上が新たにシリア北部のトルコ占領地域に帰還(2020年12月2日)

シリア人権監視団は、トルコがナゴルノ・カラバフ地方に派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)のうち900人以上が、先週木曜日(11月26日)までにシリア北部のトルコ占領地域に帰還したと発表した。

同監視団によると、トルコは、ロシアに仲介によるアゼルバイジャンとアルメニアの停戦合意以降も、ナゴルノ・カラバフ地方に残留させようとしていたが、アゼルバイジャン政府が彼らの帰化を拒否したために、帰還した。

なお、ナゴルノ・カラバフ地方に派遣されたシリア人傭兵の数は2,580人に達していたが、帰還したのは今回の900人を含めて、1,242人(342人が任務を放棄して帰還していた)に達している。

また、戦闘が始まった9月27日以降に死亡したシリア人傭兵は293人、うちシリアに移送された遺体は225体。

AFP, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市一帯への砲撃を続けるなか、ロシア軍、シリア軍、シリア民主軍の士官が同市で会合(2020年12月2日)

ラッカ県では、SANA(12月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)、サイダー村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のヤーシリー村、サイヤード村、アリーマ町、ジャームースィーヤ村を砲撃した。

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一方、シリア人権監視団が複数の情報筋の話として伝えたところによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地で、ロシア軍士官とシリア軍士官が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官らと会談を行った。

会談の内容などは不明。

AFP, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領がイブラーヒーム・ダマスカス郊外県知事を突如解任(2020年12月2日)

アサド大統領は2020年政令第325号を施行し、アラー・ムニール・イブラーヒーム・ダマスカス郊外県知事の職を解いた。

SANA(12月2日付)が伝えた。

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イブラーヒーム氏は、1965年生まれ、ラタキア県ジャブラ市近郊の村の出身で、妻のリーム・ナジーブ氏はアサド大統領の母方のおばであるファーティマ・マフルーフ氏と、政治治安局の元ダルアー支部長だったアーティフ・ナジーブ准将の娘。

2016年にダマスカス郊外県知事に任命されていた。

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なお、解任の理由は不明。

AFP, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で59人、北・東シリア自治局支配地域で33人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で277人(2020年12月2日)

保健省は政府支配地域で新たに86人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者65人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、12月2日現在の同地での感染者数は計8,059人、うち死亡したのは426人、回復したのは3,689人となった。

SANA(12月2日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに33人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、12月1日現在の同地での感染者数は計7,064人、うち死亡したのは197人、回復したのは1,037人となった。

ANHA(12月1日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月2日に新たに277人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、66人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡14人、イドリブ郡41人、ハーリム郡88人、アリーハー郡11人、アレッポ県スィムアーン山郡34人、ジャラーブルス郡15人、バーブ郡20人、アフリーン郡43人、アアザーズ郡11人。

これにより、同地での感染者数は計16,566人、うち回復したのは7,685人、死亡したのは166人となった。

AFP, December 2, 2020、ACU, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方バーラ村に新たな拠点を設置(2020年12月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)などによると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は76カ所(うち撤去済み、ないしは撤去中の監視所・拠点は6カ所)となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、サルマーン村(第7監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所、撤退)、アナダーン山(第3監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所、撤退準備中)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所、撤退完了)、シール・マガール村(第10監視所、撤退)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村(撤退)、サラーキブ市(3カ所、うち1カ所から撤退)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌約10輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、バイニーン村、ラーミー村、マシューン村、バルシューン村、バーラ村、イブリーン村、ファッティーラ村、カンスフラ村、バルユーン村を砲撃した。

発射された砲弾の数は130発以上に及んだ。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県20件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 2, 2020、ANHA, December 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2020、Reuters, December 2, 2020、SANA, December 2, 2020、SOHR, December 2, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民221人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は629,687人に(2020年12月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月2日付)を公開し、12月1日に難民221人(うち女性66人、子供113人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民221人(うち女性66人、子供113人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は629,687人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者234,439人(うち女性70,479人、子ども119,294人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,669人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は858,967人(うち女性257,755人、子供437,785人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2020をもとに作成。

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大統領のいとこで反体制活動家のリーバール・アサド氏はクルド民族主義系のTV局の番組に出演し、体制転換と連邦制樹立を訴える:「アサド大統領には改革の意思はあるが、マフルーフ氏が阻止していた」(2020年12月1日)

リフアト・アサド元副大統領の息子(アサド大統領のいとこ)で、英国で活動するビジネスマン・反体制活動家のリーバール・アサド氏は、北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いルダウ・チャンネルに出演し、シリアの危機を解決するため、体制転換を実現し、連邦制の樹立をめざす必要があると訴え、米国、ロシア、ドイツなど世界でもっとも重要な国々がこれを支えるべきだと主張した。

また、アサド大統領については、「革命」当初から改革を行う意思はあったが、マフルーフ家がこれを阻止していたと述べた。

https://www.rudaw.net/?utm_source=KwikPlayer&utm_medium=KwikShare&utm_campaign=KwikMotion

AFP, December 5, 2020、ANHA, December 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2020、Reuters, December 5, 2020、Rudaw, December 1, 2020、SANA, December 5, 2020、SOHR, December 5, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に協力するイラク人難民1人が、ダーイシュと思われる集団によって殺害(2020年12月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に協力するイラク人難民1人が、ダーイシュ(イスラーム国)のセルと思われる集団によって殺害された。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県クーリーヤ市でシリア軍第4師団のバスを襲撃(2020年12月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、クーリーヤ市でシリア軍第4師団の兵士を乗せたバスを襲撃し、多数が負傷した。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室はラタキア県とイドリブ県でシリア軍兵士3人殺害(2020年12月1日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから271日目を迎えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍兵士2人がトルクマン山地方で「決戦」作戦司令室の砲撃で死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍兵士1人がカフルナブル市近郊の森林地帯で「決戦」作戦司令室によって殺害された。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、ハルーバ村、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は米主導の有志連合から無人偵察機(ドローン)の供与を受けたとの情報を否定(2020年12月1日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は声明を出し、米主導の有志連合から無人偵察機(ドローン)の供与を受けたとするSNS上の情報を否定した。

有志連合とともに「テロとの戦い」を行い、地域の治安と安定を揺るがそうとするダーイシュ(イスラーム国)を追跡している、と強調した。

SNS上では、11月30日、ダイル・ザウル軍事評議会の戦闘員がドローンを手にしている写真が、同評議会が有志連合からドローンを受け取ったとの書き込みとともに拡散されていた。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県、ハサカ県、アレッポ県北部を砲撃(2020年12月1日)

ラッカ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、マンビジュ市東のヤーシリー村、バスラジャ村、ハムラーン村一帯で国民軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が激しく交戦した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、11月27日にトルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡シーラーワー町近郊のバースータ村で国民軍所属組織の拠点を攻撃し、戦闘員5人を殺害、車輌4輌を破壊したことを認めた。

ANHA(12月1日付)が伝えた。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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制憲委員会(憲法制定委員会)第4ラウンド2日目:シリア政府代表団は人道問題、制裁解除について意見を述べる(2020年12月1日)

スイスのジュネーブにある国連本部で、11月30日に開幕した制憲委員会(憲法制定委員会)第4ラウンドの小委員会が2日目の会合を開いた。

SANA(12月1日付)によると、アフマド・クズバリー人民議会議員が代表を務めるシリア政府代表団は、人道問題と、シリア国民に対する違法な制裁の解除の2点について重点的に意見を表明した。

AFP, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で64人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で287人(2020年12月1日)

保健省は政府支配地域で新たに86人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者64人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、12月1日現在の同地での感染者数は計7,973人、うち死亡したのは422人、回復したのは3,624人となった。

SANA(12月1日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月1日に新たに287人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、153人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡68人、ハーリム郡81人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡27人、ジャラーブルス郡12人、バーブ郡10人、アフリーン郡50人、アアザーズ郡32人。

これにより、同地での感染者数は計16,289人、うち回復したのは7,619人、死亡したのは166人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1456729611198592/

AFP, December 1, 2020、ACU, December 1, 2020、ANHA, December 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2020、Reuters, December 1, 2020、SANA, December 1, 2020、SOHR, December 1, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.