シリア民主軍がダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で抗議デモに参加した住民5人を逮捕(2020年12月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が強制捜査を行い、15日の抗議デモに参加したとして住民5人を逮捕した。

一方、SANA(12月16日付)によると、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市で、アラブ系部族の部族長や名士らが会合を開き、米国、トルコ、そしてその「傭兵」であるシリア民主軍や国民軍の占領を拒否すると宣言した。

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で151人、北・東シリア自治局支配地域で48人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で137人(2020年12月16日)

保健省は政府支配地域で新たに151人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者43人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、12月16日現在の同地での感染者数は計9,603人、うち死亡したのは554人、回復したのは4,548人となった。

SANA(12月16日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに48人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月16日現在の同地での感染者数は計7,581人、うち死亡したのは241人、回復したのは1,087人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性24人、女性24人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市3人、マーリキーヤ(ダイリーク)市7人、ルマイラーン町1人、マアバダ(カルキールキー)町1人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人、ラッカ県のラッカ市6人、タブカ市6人、アレッポ県のマンビジュ市4人、アイン・アラブ(コバネ)市2人、ダイル・ザウル県2人。

ANHA(12月16日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月16日に新たに137人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、79人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡12人、イドリブ郡23人、ハーリム郡43人、アリーハー郡5人、アレッポ県スィムアーン山郡9人、ジャラーブルス郡7人、バーブ郡12人、アフリーン郡19人、アアザーズ郡5人。

これにより、同地での感染者数は計19,086人、うち回復したのは9,512人、死亡したのは276人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1469630859908467/

AFP, December 16, 2020、ACU, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府支配地域内で孤立していたすべての監視所・拠点からの撤退を完了(2020年12月16日)

シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配地のなかで孤立していたイドリブ県タッル・トゥーカーン村の第8監視所、アレッポ県アイス村(アイス丘)の第6監視所から装備や施設の撤収、同地から撤退した。

これにより、トルコ軍はシリア政府支配地域内で孤立していたすべての監視所・拠点からの撤退を完了した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、撤退したトルコ軍部隊は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県のマアーッラト・ナアサーン村一帯に再展開した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点81カ所のうち、うち撤去済みとなった監視所・拠点は12カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、アナダーン山(第3監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)

なお、ロイター通信(12月18日付)はトルコの匿名筋の話として、トルコ軍がシリア政府支配地域内で孤立していた監視所7カ所からの撤退を完了したと伝えた。

ただし、シリア人権監視団が12月18日に発表したによると、これらの監視所からの撤退は完了していないという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町で交戦した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジャッバー村でシリア軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県19件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、December 18, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020、December 18, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民433人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は634,275人に(2020年12月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月16日付)を公開し、12月15日に難民433人(うち女性130人、子供221人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民433人(うち女性130人、子供221人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は634,275人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者239,027人(うち女性71,856人、子ども121,635人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は863,555人(うち女性259,132人、子供440,126人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 16, 2020をもとに作成。

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アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市でシリア・クルド国民評議会に参加するクルディスタン民主統一党の事務所に火焔瓶が投げ込まれ、火災が発生(2020年12月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、シリア・クルド国民評議会に参加するクルディスタン民主統一党の事務所に火焔瓶が投げ込まれ、火災が発生、地元の住民が消火にあたった。

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シリア・クルド国民評議会は以下の組織から構成されている。

シリア・クルディスタン・イェキーティー党(スライマーン・ウースー)
シリア・クルディスタン民主党(サウード・ムッラー)
シリア・クルド改革運動(ファイサル・ユースフ)
シリア・クルド民主平等党(ニウマト・ダーウード)
シリア・クルド国民民主党(ターヒル・サフーク)
シリア・クルド民主党(パールティー)(アブドゥルハキーム・バッシャール)
シリア民主統一党(民主イェキーティー(ハッジャール・アリー)
クルディスタン民主統一党(カーミーラーン・ハーッジ・アブドゥー)
シリア・クルド民主左派党(シャッラール・カッドゥー)
シリア・クルディスタン左派党(マフムード・ムッラー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流(スィヤーマンド・ハッジュー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流総合関係局派(ナーリーン・マティーニー)
シリア・ヤズィーディー評議会党(マズキーン・ユースフ)
シリア・クルディスタン前衛パールティー(イスマーイール・ハッサーフ)

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で150人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で175人(2020年12月15日)

保健省は政府支配地域で新たに150人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、13人が死亡したと発表した。

これにより、12月15日現在の同地での感染者数は計9,542人、うち死亡したのは543人、回復したのは4,494人となった。

SANA(12月15日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月15日に新たに175人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、106人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡23人、イドリブ郡28人、ハーリム郡51人、アリーハー郡4人、アレッポ県スィムアーン山郡16人、ジャラーブルス郡12人、バーブ郡7人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡12人。

これにより、同地での感染者数は計18,949人、うち回復したのは9,435人、死亡したのは260人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468491233355763/

AFP, December 16, 2020、ACU, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市でPKKと思われるグループがシリア・クルディスタン民主統一党本部を、革命青年運動と思われるグループがシリア国民評議会事務所を襲撃(2020年12月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市内にあるシリア・クルディスタン民主統一党の本部が、民主統一党(PYD)の姉妹組織であるトルコのクルディスタン労働者党(PKK)メンバーからなると思われるグループの襲撃を受け、火災が発生、施設内の設備などが被害を受けた。

シリア・クルディスタン民主統一党は、シリア・クルド国民評議会に加盟する組織。

また、アームーダー市では、シリア・クルド国民評議会の事務所が何者かによって放火された。

放火は民主統一党(PYD)に近い革命青年運動の犯行と見られるという。

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なお、シリア・クルド国民評議会は以下の組織から構成されている。

シリア・クルディスタン・イェキーティー党(スライマーン・ウースー)
シリア・クルディスタン民主党(サウード・ムッラー)
シリア・クルド改革運動(ファイサル・ユースフ)
シリア・クルド民主平等党(ニウマト・ダーウード)
シリア・クルド国民民主党(ターヒル・サフーク)
シリア・クルド民主党(パールティー)(アブドゥルハキーム・バッシャール)
シリア民主統一党(民主イェキーティー(ハッジャール・アリー)
クルディスタン民主統一党(カーミーラーン・ハーッジ・アブドゥー)
シリア・クルド民主左派党(シャッラール・カッドゥー)
シリア・クルディスタン左派党(マフムード・ムッラー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流(スィヤーマンド・ハッジュー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流総合関係局派(ナーリーン・マティーニー)
シリア・ヤズィーディー評議会党(マズキーン・ユースフ)
シリア・クルディスタン前衛パールティー(イスマーイール・ハッサーフ)

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県東部でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、親政権民兵11人死亡(2020年12月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県東部のムライジブ・ジュムラーン村一帯で、シリア軍、親政権民兵(国防隊)、ロシアの支援を受ける民兵がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を実施した。

これに対して、ダーイシュは、ラスム・アブー・マイヤール村、ジュッブ・アブヤド村、シャッハーティーヤ村、ティワール・カイスーム村、ラスム・シーバ村に激しい反撃を加え、国防隊兵士11人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市のラッカ中央刑務所に収監中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが脱獄を試みたが、刑務所守衛がこれを阻止した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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トルコがアゼルバイジャンに派遣していたシリア人傭兵825人が新たに帰還(2020年12月15日)

シリア人権監視団は、トルコがナゴルノ・カラバフ地方に派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)のうち約825人が、11月26日以降新たにシリア北部のトルコ占領地域に帰還したと発表した。

ナゴルノ・カラバフ地方に派遣されたシリア人傭兵の数は2,580人に達していたが、これによって帰還した傭兵は約2,070人(342人が任務を放棄して帰還していた)となった。

また、戦闘が始まった9月27日以降に死亡したシリア人傭兵は514人、行方不明は240人に達しているという。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で、シリア政府支配地域にいたる通行所の開放を求めるデモ(2020年12月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市でカハーウィー交差点で住民(アラブ系のシュアイタート部族)がデモを行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって拘束された逮捕者の釈放、自治局やシリア民主軍の汚職撲滅、食糧や燃料の供給確保、シリア政府支配地域にいたる通行所の開放を求めた。

https://www.syriahr.com/wp-content/uploads/2020/12/%D8%A7%D9%84%D8%AF%D9%8A%D8%B1.mp4?_=1

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ハーグリーヴス英シリア問題担当特使は「難民のシリアへの帰還はまだ安全ではない」「アサド体制に残虐行為の責任をとらせる」とツイート、シリア外務省は声明で強く反論(2020年12月15日)

12月14日に英外務省シリア問題担当特使に就任したジョナサン・ハーグリーヴス氏は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/uksyriarep)で、シリアでの紛争解決、和平と安定の実現についての自身のヴィジョンを披露した。

9回にわたる書き込みの骨子は以下の通り:

私は英国が人道的な対応の最前線に居続け、支援を必要とする人々がどこにいようと、彼らに目を向けていることを誇りに思っている。我々は、トルコ、ヨルダン、レバノンのシリア難民、そして受け入れ国の支援に専念し続けたい。難民のシリアへの帰還はまだ安全ではない。

これは人間が作り出した災害だ。軍事的手段でなく、政治的手段を通じてのみ終わらせることができる。私は、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、そしてシリアとシリア国民のための持続的和平、安定、安全に向けた国連主導の政治プロセスを支持し続ける。

シリアでの国際人道法や人権法に対する恐るべき違反は止めねばならない。英国は、シリア国民に対して行われている残虐行為の責任をアサド体制とその支援者に負わせるためあらゆることをする。

ダーイシュ(イスラーム国)に対する有志連合の一員として、英国は協力国とともにシリアとイラクでの混乱に対処し、被害を受けた社会の復興を支援し、過激派が台頭する条件を排除する。

こうした取り組みを行ううえで、多くの勇敢な友人がいる。国際社会のパートナー、シリアの反体制派と協力して、紛争解決と、すべてのシリア人のためのより明るい未来に向けた道のりを進むことを待ちきれずにいる。

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これに対して、外務在外居住者省公式筋は声明を出し、「英国のいわゆるシリア特別代表のジョナサン・ハーグリーヴスがシリアの人道状況に関して主張する偽善、嘘の主張、事実の歪曲に対して驚きの念を表明する」としたうえで、「現下のシリア国民の苦難はテロ攻撃によるものであり…、英国はさまざまなテロ組織を際限なく支援してきた主要な当事者の1人である」非難した。

SANA(12月15日付)が伝えた。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃(2020年12月15日)

ラッカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線、ハーリディーヤ村、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県フール・キャンプで、シリア民主軍の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡(2020年12月15日)

ハサカ県では、SANA(12月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプ(第3区)で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

また、米軍が違法に基地を設置しているサバーフ・ハイル村近くでシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方各所を砲撃(2020年12月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村、ルワイハ村、カドゥーラ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、スーマリーヤ地区の長距離タクシー発着場(カラジャート)近くで爆弾が発見され、治安部隊が現場を封鎖し、撤去作業を行った。

撤去作業中に爆弾を爆発させる音が聞こえたが、死傷者はなかった。

死傷者は亡かった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県16件、ラタキア県15件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民481人と国内避難民(IDPs)2人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は633,842人、2019年以降帰還したIDPsは66,665人に(2020年12月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月15日付)を公開し、12月14日に難民481人(うち女性145人、子供245人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民481人(うち女性145人、子供245人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は633,842人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者238,594人(うち女性71,726人、子ども121,414人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は863,122人(うち女性259,002人、子供439,905人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人(うち子供1人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,665人(うち女性23,220人、子供27,456人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,261人(うち女性405,779人、子供671,222人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルバースィーヤ市でPKKとペシュメルガ・ロジャヴァが交戦、同市内にあるクルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受ける(2020年12月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市で、民主統一党(PYD)の姉妹組織であるトルコのクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーと、シリア・クルド国民評議会の民兵組織であるペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員が交戦、PKKメンバー1人、ペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員1人が死亡した。

ペシュメルガ・ロジャヴァは、イラク・クルディスタン自治政府憲兵隊(ゼルヴァーニ)の傘下に置かれている。

その数時間後、同市内にあるシリア・クルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受けた。

クルド国民評議会はイラク・クルディスタン自治政府と良好な関係にある。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領のいとこでビジネスマンのマフルーフ氏:大統領に戦争成金の排除を求める(2020年12月14日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は、自身のフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/)に「僕たちに奉仕する者からこの国の大統領へ」と題した新たなメッセージを投稿し、アサド大統領に「戦争成金」の排除を懇願した。

https://www.facebook.com/RamiMakhloufSY/posts/3091137517655148

書き込みの内容は以下の通り:

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「僕たちに奉仕する者からこの国の大統領へ:

シリアが経済的繁栄を遂げてきた30年にわたって、国は多数の投資家、商人、製造業者に奉仕してきた。我々全員がこの復興において中核的、そして顕著な役割を担ってきた。我々はそのなかで、もっとも重要なプロジェクトを立ち上げ、数十万という労働者、社員を雇用し、この国に特筆すべき経済バランスをもたらし、市民に尊厳ある暮らしをもたらした…。戦争が起こり、この国が引き裂かれると、我々の多くが祖国の側に立ち、これを守り、その市民に奉仕し続けるため、もっとも高価な財産を捧げた。それによって、すべての必需品、基本サービスが確保された。我々は幾多の商社、工業施設、そこで働く労働者を守った。もっとも深刻な戦況、包囲下にあってさえも、我々は、この国の基本物資が途絶えることを許さなかった…。しかし突如として、戦争商人たちが現れ、権威主義的、威圧的、そして破壊的なやり方をし始めた。シリア経済を完全に牛耳り、これらすべての商人と製造業者を一部の人間、我々が言うところの戦争成金にとって代えるためだ。彼らは恐るべき治安当局に匿われ、その支援を受けている。破壊の手がこれらの人々に及んだ。連中のメッセージは誰にとっても明白だった。ことは戦争初期の反体制派の放逐に限られず、親体制派の番が来た。ほんの一握りのビジネスマン以外は残らなかった。我々はそのなかに含まれたが、我々が残ったことの結末は承知していた。我々は挑戦を受けた。なぜなら、我々はアッラーの信徒で、自分たちに理があると確信しているからだ。我々の任務は住民に奉仕し、母親に抱きつくかのように自分たちの国にしがみつくことだからだ。真理の道は、それを進むわずかな者たちのために困難なものとなっていることを皆が知っている。

2019年1月、我々は戦争成金がこの国に対して行っている振る舞いがいかに危険なもので、それを直ちに食い止めねばならず、さもなければ、この国に悲惨な影響が及ぶとあなた方に伝えた。我々は、彼らの計画に公然と異を唱え、我らの前に立ちはだかり、この国が崩壊する恐れがあり、悲惨な経済状況に至り、市民が大きな苦しみに苛まれると訴えた。犯罪者が処罰を受ける代わりに、戦争は徐々に我々にも及ぶようになった。我々に対する彼らのメッセージは明白だった。彼らを支援し、我々の財産、慈善寄付金を彼らのために譲渡するか、国家の枝葉末節に至るまで我々を弾圧してくるか、というものだ…。もちろん、我々は従うことを拒否した。なぜなら、我々の宗教的、そして愛国的な価値観に反していたからだ。しかし、彼らは今度は、我々が契約違反者だと呼ぶようになった。彼らは、自らの影響力のすべてを駆使して、我々の事業を停止させ、社員を逮捕し、我々の眼前で我々の財産を没収し、我々の会社の財産を盗み、司法の決定を利用して、自らの行為を隠蔽し、近隣諸国の判例を利用して、シリアの法律には不備があると主張した。

こうした破壊行為が行われている間、我々はあなた方に何度もメッセージを発信し、こうした措置がもたらす結末について警鐘を鳴らした。そうしたことが続けられれば、社会を脅かし、この国の信頼が失われ、経済が破綻すると、述べてきた。しかし、我々は何の答えも得ず、我々に対する圧力はさらに増すだけだった。経済への影響が出始め、数千の企業が操業を停止し、「すべて」が破綻していった。もちろん、これを受けて、社員や労働者数万人が一時解雇され、この国には商人も製造業者もいなくなった。これによって、シリアとの取引を避けるという悪影響が生じた。シリアの市民は、食糧品、そしてガス、灯油、ガソリンの大幅な不足に苦しむようになった。これらはいずれも経済の中枢を担うものだ。さらに、市民にとって主要な栄養源であるパンも不足した。こうした状況のなかで、長時間にわたる停電も発生し、深刻なダメージが生じた。

だから、我々は自分たちの国に対して、真理の言葉を言う必要があると考えた。現状を改革し、今起きている崩壊を止めるには、戦争商人に従属するすべての装置を停止し、共同作業を復活させ、戦争成金と彼らを支援するすべての連中を処罰し、市民の日々の生活への治安機関の介入を阻止し、その役割を(戦争商人の)手先、破壊分子の摘発、テロと密輸業者の撲滅に限定し、戦争初期および戦争のさなかにシリアを去ったすべての人に祖国に帰国するよう呼びかけ、真の参加に向けた扉を開き、彼らが必要としている保護やケアを充実させ、違法に没収されたすべての財産を彼らに返還し、過去を清算し、「すべてのシリア人のためのシリア」という旗のもとに新たな1ページを開く以外にない、と。

これが、すべてを正常に戻し、とくに市民が尊厳のある暮らしを送ることを保障する唯一の措置だ。

我々はこれまでにも、我々の組織を標的とすることで、経済に大きな影響が及ぶと明言してきた。しかし、誰もこの言葉を気に留めなかった。これまでに起きたことを度外視して、戦争成金たちは、我々に残された財産、とくに慈善寄付金を奪おうと、我々に取引を求めてきている。彼らの最新のメッセージは以下のようなものだ。彼らの要求に応じるか、残された財産を没収するための司法の決定を我々に対して発するか。彼らは我々が身を寄せる家一軒さえも残そうとはしないだろう…。彼らに言いたい。私は、自分の家や周辺地域が戦闘員で溢れていたもっとも困難な戦時下においても、恐れなかったし、立ち去ることはなかった。なぜなら、我々は、自分たちに理があると確信していたからだ。私は今日、同じ言葉を言いたい。私は今も、真理の道の途上にあり、引き返すことはない、私は自分の家に止まり、そこに立って立ち去ることはない、と。

この国の主よ。戦争成金たちが、治安当局に匿われるかたちで、我々に行わっている法律、そして憲法からの違反は明白で、恥ずべきものだ。それはもはや受け入れられないものとなっている。我々は、彼らの違反のすべてを、必要な文書によって裏づけをもとに詳細に伝えた。我々はこれ以外にも文書を送るつもりだ。

戦争成金たちの振る舞いに終止符を打ち、抑圧的で不正に満ちたその行動とやり口を食い止め、権利を実現し、この権利をその担い手に回復させる時が来た。

民を公平に扱い、彼らに対する不正を食い止めることが為政者の任務だ。我々を公平に扱い、破壊されたものを改めたいと考える者は、主の報酬に値する。その僕からの感謝に値する。あなたがそうしないのであれば、崇高にして偉大なるアッラーの他に全能なる力はない。我が主は、その僕たちに対する不正は受け入れない。崇高なる者はこうおっしゃっている。「アッラーはその僕たちに対し、決して不正をなされない」。これこそ、彼らを守るものだ。崇高なる者はこうおっしゃっている。「本当にアッラーは、信仰する者を守護なされる」。さらに自らが行うべきことも定められた。崇高なる者はこうおっしゃっている。「だが信仰する者を助けるのは、われの務めである」。我々は、万有の主の命に対して、嘘偽りなく、堪え忍び、誠実で、勤勉な信徒だった。我々は、勝利をもたらされる者たちの裁定に従い、今後数日中に、我々の言葉は崇高なる者の力によってその是非が確定するだろう。

我々にはヴィジョンがあり、次のように宣言することになるだろう。

時は短く、事態は深刻で、不正は厳しい。人々の財産強奪は心をかき乱し、貧者への怠慢は大罪だ。君主は率先して、視界を失ったこの国を改革し、傷つけられた手に対処し、この国の問題を解決して欲しい。彼が容易にそうしないのなら、彼は幸運を逃し、全能の主がことを行うことになる。」

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県北東部でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、ロシア軍の爆撃続く(2020年12月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県、ラッカ県との県境に位置するバシャリー山一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

また、ロシア軍戦闘機がバシャリー山一帯から、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に至る砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して激しい爆撃を継続した。

爆撃回数は13日と合わせて40回以上に達しているという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるムサッラブ村で国防隊を要撃し、兵士2人を殺害した。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍、国民軍がシリア民主軍と激しく交戦(2020年12月14日)

ラッカ県では、ANHA(12月14日付)とシリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線に侵入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、激しい戦闘となった。

これを受けて、トルコ軍と国民軍がマアラク村、M4高速道路沿線、サイダー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前では、北・東シリア自治局の支持者や住民がデモを行い、同市一帯へのトルコ軍の攻撃に対するロシア軍の沈黙に抗議し、介入を求めた。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159631038203115

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、国民軍に所属するシャーム戦線とハムザ師団が13日に双方のメンバーを拘束し、緊張が高まったことを受けて、国民軍の憲兵隊が介入し、兵力の引き離しを行った。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が北・東シリア自治局の支配地域下のハサカ県からイラク領内に移動(2020年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)がヤアルビーヤ町一帯の住民の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配地域から、原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が、違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村一帯で、シリア民主軍の車列が、武装集団の襲撃を受け、兵士3人が死亡した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるルワイシド村は、住民が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪行為と米軍による石油盗掘に抗議するデモを行い、ダイル・ザウル県とハサカ市を結ぶハラーフィー街道でタイヤを燃やすなどして封鎖し、抗議の意思を示した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市内で、武装集団が、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員の自宅を襲撃し、隊員を殺害、妻に暴行を受けて、重傷を負わせた。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で136人、北・東シリア自治局支配地域で支配地域で85人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で139人、政府は公共の場所でのマスク着用を義務化、北・東シリア自治局支配地域で85人(2020年12月14日)

フサイン・アルヌース内閣の新型コロナウィルス感染症対策チームの会合が開催され、国営機関、公共交通機関、屋内の市場、ショッピング・センター、店舗、パン販売所でのマスク着用を義務づけることを決定、各県の県知事に対して本決定を実施するために必要な措置を関係機関と協力して講じるよう指示した。

また、保健省は政府支配地域で新たに136人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者56人が完治し、12人が死亡したと発表した。

なお、前日(12月13日)の新型コロナウイルス感染者数は152人、感知者数は57人、死亡数は14人だった。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計9,302人、うち死亡したのは530人、回復したのは4,432人となった。

SANA(12月14日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計7,533人、うち死亡したのは234人、回復したのは1,078人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性46人、女性39人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、ダルバースィーヤ市5人、ルマイラーン町2人、アームーダー市1人、ラッカ県のラッカ市11人、タブカ市22人、アレッポ県のマンビジュ市4人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)17人。

ANHA(12月14日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月14日に新たに139人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、267人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡25人、ハーリム郡43人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡18人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡9人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡15人。

これにより、同地での感染者数は計18,774人、うち回復したのは9,330人、死亡したのは257人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468118183393068/

AFP, December 14, 2020、ACU, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年12月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、後者の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯で交戦、シリア軍がスフーフン村、バーラ村、ファッティーラ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市にある空軍情報部の施設と徴兵センターの近くに仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県23件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は35件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民417人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は633,361人に(2020年12月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月14日付)を公開し、12月13日に難民417人(うち女性125人、子供213人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は633,361人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者238,113人(うち女性71,581人、子ども121,169人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,731,515人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は862,641人(うち女性258,8857人、子供439,660人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2020をもとに作成。

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サウジアラビア・シリア間の旅客便が再開(2020年12月13日)

シリアの格安民間航空会社のシャーム・ウィング社は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/ChamWingsAirlines/)を通じて、サウジアラビアの首都リヤド発の旅客便が、クウェートを経由して、ダマスカス国際空港に無事到着したと発表した。

シリアとサウジアラビアの間で旅客便が再開するのは2012年にサウジアラビア側が、また2016年にシリア側が就航を停止して以来4年ぶり。

https://www.facebook.com/ChamWingsAirlines/posts/143832714164665

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回以上の爆撃を実施(2020年12月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して70回以上の爆撃を実施した。

また、同地ではシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍兵士7人とダーイシュ・メンバー15人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、国防隊が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を開始したが、ダーイシュが仕掛けた地雷の爆発で民兵3人が負傷した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町で国民軍に所属するヌールッディーン・ザンキー運動とダマスカス郊外県東グータ地方からの強制移住者が交戦(2020年12月13日)

ANHA(12月13日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町で国民軍と、ダマスカス郊外県東グータ地方からの強制移住者(国内避難民(IDs))が交戦し、双方に死傷者が出た。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ヌールッディーン・ザンキー運動と東グータ地方出身の戦闘員。

ヌールッディーン・ザンキー運動がダマスカス郊外県ザマルカー町から避難してきた国内避難民(IDPs)を拘束したのがきっかけで、2人が死亡、8人が負傷した。

事態を収拾するため、国民軍の憲兵隊が介入した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020、December 14, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2020年12月13日)

ラッカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、スーガーニカ村、シャワーリガ村、タートマラーシュ村を砲撃した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はウスマーン・モスクでのアサド大統領の演説を「現実を捉えていない」と批判(2020年12月13日)

北・東シリア自治局は声明を出し、12月7日にアサド大統領がダマスカス県のウスマーン・モスクでの宗教関係省の拡大会合での演説に関して、シリアの現状を充分に捉えていないと非難した。

北・東シリア自治局は声明のなかで、アサド大統領の演説を以下のように批判した。

「シリア大統領が幾つかの問題に関して行ったコメントは…、シリの現実を充分に捉えておらず、シリアに存在する主要な多様性に反している。それは、シリアとその国民の利益を追求したいと主張するすべての当事者に対して必要な開放性を何ら表現していない。

シリアにおける多元性や多様性についての彼の言説は、シリアを一色に限定し、純粋にアラブ的な性格を与えようとするものである。それは、シリアにおいて必要とされる変化、そして新たなシリアを建設しようとする努力と合致していない。純粋なアラブ性をめざすこうした狭量な捉え方は、シリアにもともと存在するそれ以外の集団への明確な否定であり、こうした集団、文化、そしてクルド人、シリア正教徒、アルメニア教徒、コーカサス人などからなるこの小さなるつぼにおけるシリアの実際の多様性を打ち消そうとするものだ。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハサカ県でシリア民主軍が狙われ3人死亡(2020年12月13日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

また、ブサイラ市近郊では、シリア民主軍が路上に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士複数人が負傷した。

さらに、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町郊外のウマル油田に向かう街道で、シリア民主軍の車輌の通過に合わせて路側に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(12月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市のハラーフィー街道の脇に仕掛けられていた爆弾の爆発でシリア民主軍の兵士複数人が負傷した。

一方、ANHA(12月13日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、イラク人難民が2人組の武装集団によって殺害された。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で188人(2020年12月13日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月13日に新たに188人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、187人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡11人、イドリブ郡32人、ハーリム郡68人、アリーハー郡9人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡4人、バーブ郡13人、アフリーン郡26人、アアザーズ郡19人。

これにより、同地での感染者数は計18,635人、うち回復したのは9,063人、死亡したのは257人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1467443823460504/

AFP, December 13, 2020、ACU, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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