『ハアレツ』:イスラエル軍が過去2年半で攻撃したイラン船舶の数は数十隻にのぼる(2021年3月20日)

イスラエル日刊紙『ハアレツ』(3月20日付)は、イスラエル軍が過去2年半で攻撃したイラン船舶の数が数十隻にのぼっていると伝えた。

同紙によると、イスラエル軍が攻撃したのはシリアに石油や兵站物資を移送するイラン籍船舶で、12隻を撃沈、そのほかにも数十隻に対して攻撃を加えたという。

これに関連して、クウェート日刊紙『ジャリーダ』は、複数のメディア筋の話として、イランが海路でのシリアへの移送を見直し、イラクを経由した陸路での移送に切り替えたと伝えた。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Haaretz, March 20, 2021、al-Jarida, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシリア政府の支配下にあるハマー県、ヒムス県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して約20回の爆撃を実施(2021年3月20日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機4機が、シリア政府の支配下にあるハマー県、ヒムス県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して約20回の爆撃を実施した。

また、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯では、シリア軍と親政権民兵がダーイシュのセルの摘発活動を継続した。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区でイラク人難民1人が発砲を受け死亡(2021年3月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、イラク人難民1人が何者かの発砲を受け死亡した。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジュダイド・アカイダート村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下の「自衛部隊」の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、隊員1人が死亡した。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県、アレッポ県、ラッカ県、そしてダマスカス県でノウルーズが祝われる(2021年3月20日)

ANHA(3月20日付)は、北・東シリア自治局の支配下にある(あるいは同自治局とシリア政府の共同支配下にある)アレッポ県マンビジュ市、アイン・アラブ(コバネ)市、タッル・リフアト市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、同アシュラフィーヤ地区、ラッカ県アイン・イーサー市、タブカ市、ハサカ県カーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、ダマスカス県ドゥンマル区内のロズ・アヴァ地区で、ノウルーズが行われ、住民らが、日没に火を燃やし、1年の終わりと新年の到来を祝ったと伝え、その写真や画像を公開した。





なお、ラッカ県のタブカ市でノウルーズが公式に祝われるのは、今回が初めてだという。

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北・東シリア自治局は、ノウルーズ(3月21日)に合わせて声明を出し、ノウルーズを「抵抗の象徴の一つ」と位置づけ、トルコによって占領された土地での勝利と解放を実現すると表明した。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍戦闘機がシリア領空を侵犯、ラッカ県アイン・イーサー市近郊のマアラク村一帯に対して爆撃を敢行(2021年3月20日)

ラッカ県では、ANHA(3月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西のマアラク村、サイダー村などを砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦した。

これに関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、20日の戦闘で、シリア民主軍戦闘員8人を殺害、10人を負傷させたと発表した。

その後、トルコ軍戦闘機が、シリア領空を侵犯、マアラク村一帯に対して爆撃を行った。

爆撃は、シリア民主軍が、マアラク村に侵攻したシリア国民軍を迎撃、これを包囲したのを受けたもの。

シリア人権監視団によると、トルコ軍が同地で爆撃を行うのは、2019年10月の「平和の泉」作戦以来17ヶ月ぶり。

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ハサカ県では、SANA(3月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のハンワ村を砲撃し、住居などに物的被害が出た。

ANHA(3月20日付)によると、この砲撃でシリア軍兵士1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(3月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

一方、SANA(3月20日付)によると、トルコ占領下のバーブ市のタウヒード・モスク近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、シリア国民軍の戦闘員と住民多数が死傷した(シリア人権監視団によると、1人死亡、7人負傷)。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がオマーンを公式訪問(2021年3月20日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が、オマーンの首都マスカットを公式訪問し(19日夜に到着)、バドル・ブー・サイーディー外務大臣と会談、二国間関係の強化の方途、中東および国際社会における懸案問題や変化について意見を交わした。

SANA(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で163人(2021年3月20日)

保健省は政府支配地域で新たに163人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者93人が完治し、12人が死亡したと発表した。

これにより、3月20日現在の同地での感染者数は計17,240人、うち死亡したのは1,153人、回復したのは11,503人となった。

SANA(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方に位置するバイニーン村の森林地帯、ジスル・シュグール市近郊のブカフラー村を爆撃(2021年3月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方に位置するバイニーン村の森林地帯、ジスル・シュグール市近郊のブカフラー村を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市で空軍情報部の士官(大尉)1人が、何者かの発砲を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県15件、ラタキア県7件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は21件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, March 20, 2021、ANHA, March 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2021、Reuters, March 20, 2021、SANA, March 20, 2021、SOHR, March 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民162人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は651,077人に(2021年3月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月20日付)を公開し、3月19日に難民162人(うち女性49人、子供82人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民162人(うち女性49人、子供82人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は651,077人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者255,829人(うち女性76,902人、子ども130,197人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,747,928人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は880,357人(うち女性264,178人、子供448,688人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は80,628人(うち女性29,480人、子供30,362人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,349,224人(うち女性412,039人、子供674,128人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2021をもとに作成。

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