シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領地からシャルア暫定政権の支配地に脱走(2025年3月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団のメンバー3人が2ヵ月にわたって給与支払いを受けることができず、トルコ占領下の「平和の泉」地域からアフマド・シャルア暫定政権の支配地に脱走した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ウンム・バラーミール村近くに設置されているシリア民主軍の検問所の要員が住民らに向けて発砲、若い男性1人が死亡、その母親が負傷した。

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シャーム解放機構を主体とする反体制派の支配を避けて前政権支配地に避難していたキリスト教徒の住民数十人がイドリブ県に帰村(2025年3月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構を主体とする反体制派の支配を避けて、2013年にジスル・シュグール市近郊のヤアクービーヤ村、カニーヤ村、ジャディーダ村から前政権支配地に避難していたキリスト教徒の住民数十人がカトリック教会のハンナー・ジャルーフ大使教(反体制派の支配下にあったアレッポ県で大司教に任命)に伴われて帰村した。

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北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県シャッダーディー市にある米軍(有志連合)の基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年3月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市にある米軍(有志連合)の基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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シリア人権監視団はラタキア県で民間人11人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,639人に(2025年3月26日)

シリア人権監視団は、ラタキア県で民間人11人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ラタキア県11人
シャーミーヤ村11人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,639人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県853人
タルトゥース県503人
ハマー県265人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

3月26日
ラタキア県11人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,171人となっている。

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マンサー国防大臣を代表とするレバノンの安全保障関連使節団がシリア訪問を延期(2025年3月26日)

LBCは、ミシェル・マンサー国防大臣を代表とするレバノンの安全保障関連使節団がシリアへの訪問を延期したと伝えた。

延期は「シリア当局からの要請」によるものだという。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチはシャルア暫定政権が施行した憲法宣言について、権力を行政府に集中させ、司法の独立を損なう可能性があると指摘(2025年3月26日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは声明を出し、アフマド・シャルア暫定政権が施行した憲法宣言について、権力を行政府に集中させ、司法の独立を損なう可能性があると指摘した。

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北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表がシャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談(2025年3月26日)

ラッカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会の代表が、国際連合児童基金(UNICEF)の仲介のもと、アフマド・シャルア暫定政権の養育教育省の代表と会談し、中高等教育の修了生への対処などについて議論した。

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北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ県カーミシュリー市でシャルア暫定政権が施行した憲法宣言を拒否する抗議デモ(2025年3月26日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるカーミシュリー市で、アフマド・シャルア暫定政権が施行した憲法宣言を拒否する抗議デモが行われた。

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アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主評議会の代表(キナーン・スィムアーン氏ら)が、アレッポ市アシュラフィーヤ地区で、シリア民族社会党インティファーダ派の代表(ファーディー・イスマーイール氏ら)と、アフマド・シャルア暫定政権が施行した憲法宣言についてのワークショップを開催し、宣言の不備について議論、移行期が5年に延長されたことについて「合意されてない」、「1950年憲法に定められていた国民主権の規程がない」などと批判を行った。

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ダマスカス郊外県サフナーヤー市で、ダイル・ザウル県出身者とドゥルーズ派住民からなる民兵が交戦、内務省総合治安局が介入(2025年3月26日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団スワイダー24によると、サフナーヤー市で25日、ダイル・ザウル県出身者とドゥルーズ派住民からなる民兵が交戦、内務省総合治安局が介入した。

事態を受け、ドゥルーズ派の使節団がサフナーヤー市を訪れ、同市に居住するアカイダート部族のシャイフやダイル・ザウル県出身者と会談した。

 


会談には、スワイダー県のスライマーン・アブドゥルバーキー師、マスアブ・ハフル部族長らが出席し、和解を行った。

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イラクのカイス・ムハンマダーウィー合同作戦司令室副司令官:シャルア暫定政権との調整のもと、前政権時代のシリア軍の関係者1900人が帰国(2025年3月26日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、イラクのカイス・ムハンマダーウィー合同作戦司令室副司令官が、アフマド・シャルア暫定政権との調整のもと、前政権時代のシリア軍の関係者1900人を帰国させたことを明らかにした。

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シリア人民抵抗は声明、地元勢力との連携のもと、「シャーム解放機構テロ一味」に対して生物兵器での攻撃を実施したと発表(2025年3月26日)

シリア人民抵抗は声明を出し、過去3週間で、地元勢力との連携のもと、「シャーム解放機構テロ一味」に対して前例のない特殊攻撃を実施したと発表した。

この攻撃で、シリア人民抵抗は複数の県で生物兵器を使用し、多数のメンバーを確実の殺害したと主張した。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は首都ダマスカスのザーヒラ・ジャディーダ地区に新設されたシリア法医学検証センターの開設式を訪問(2025年3月26日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は首都ダマスカスのザーヒラ・ジャディーダ地区に新設されたシリア法医学検証センターの開設式に訪れた。

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前共和国ムフティーのアフマド・ハッスーン師がダマスカス国際空港の貴賓室で逮捕:ヒムス県、ラタキア県、ハマー県アレッポ県で住民が殺害される(2025年3月26日)

シリア人権監視団によると、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、前共和国ムフティーのアフマド・ハッスーン師がダマスカス国際空港の貴賓室で逮捕された。

ハッスーン師は、アフマド・シャルア暫定政権当局に対して、緊急外科手術を受けるためヨルダンに渡航したい旨を申し出、妻と子どもたちとともに、車2台で空港を訪れ、貴賓室でフライトへの搭乗を待っていたが、入室してから数分後に治安要員が彼を拘束、連行したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県バイヤーダ地区の警察の拘置所に拘留されていた若い男性が身体的・精神的拷問を受けて死亡した。

また、ヒムス市ワアル地区で、サンカリー村出身の男性1人が何者かに殺害され、遺体で発見された。

さらに、ヒムス市カラム・シムシム地区では、3月7日に誘拐され、消息を立っていた住民1人が何者かに即決処刑され、死亡した。

このほか、武装グループがジャービリーヤ村を強襲し、住民らを罵倒、多数を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、10日前に誘拐され、消息が取れなかった12歳の少年がラタキア市のバグダード通りの建設中のビルで遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、10日前に誘拐され、消息を立っていた住民1人が、サアン町で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区で退職した技師が自宅で何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダマスカス県では、SANAによると、県治安局がタダームン区での虐殺に関与したとされる軍事情報部のマーヒル・ズィヤード・ハディード容疑者を逮捕した。

また、県内の複数地区で「旧体制の残党」が所持していた即席爆弾、武器、弾薬を発見、これを押収した。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は石駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談(2025年3月26日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談し、両国間の関係強化の重要性を確認、またシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はダルアー県に対するイスラエル軍の砲撃を中国が非難したことを歓迎した。

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ルビオ米国務大臣とトルコのフィダン外務大臣が会談:シリアが国際テロ組織の拠点やイランによる地域不安定化の経路になるのを阻止することを(2025年3月25日)

米国務省は声明を出し、マルコ・ルビオ国務大臣とトルコのハカン・フィダン外務大臣が会談、シリアが国際テロ組織の拠点やイランによる地域不安定化の経路になるのを阻止することなどを確認したと発表した。

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国連安保理会合:ペデルセン特使は宗派主義的、復讐的な重大な人権侵害を懸念、米国と中国は安保理が指定しているテロ組織、外国人戦闘員への対処を要求(2025年3月25日)

国連安保理でシリア情勢への対応をめぐる会合では、ロシア、フランス、A3プラス・グループ(国連安保理非常任理事国のアフリカ諸国など)、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がイスラエルによるダルアー県での砲撃などの攻撃、シリア領内の不法占拠を非難した。

一方、ペデルセン特使は、宗派主義的、復讐的な重大な人権侵害について懸念を表明、加害者の特定に向けたさらなる調査を求めた。

中国は、アフマド・シャルア暫定政権に対して、安保理が指定しているすべてのテロ組織への厳正な措置をとるよう求めた。

米国も、アフマド・シャルア暫定政権に対して、外国人戦闘員の即時排除を要求するとともに、クルド人、ドゥルーズ派、アラウィー派、キリスト教徒の参加を含む政治的包摂の必要性を強調した。

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イスラエル軍がヒムス県の航空基地2ヵ所を爆撃する一方、ダルアー県の村を戦車で砲撃し、民間人が多数死傷(2025年3月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機がタドムル航空基地とタイフール航空基地(T4)に対して複数回の爆撃を実施した。

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ダルアー県では、SANAによると、イスラエル軍がクーヤー村に侵攻し、戦車複数輌で砲撃、これによって市民6人が死亡、女性含む複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で若い男性4人が死亡、複数人が負傷した。

これにより、2025年に入ってからのイスラエル軍の攻撃は37回(爆撃33回、砲撃4回)となった。

一連の攻撃で、アフマド・シャルア暫定政権の国防軍部隊の兵士5人、民間人13人、レバノン人2人の合計13人が死亡、武器弾薬貯蔵施設、指揮所、拠点、車輌など44の標的が破壊された。

県別の内訳は以下の通り:

爆撃
アレッポ県1回
ダマスカス郊外県9回(民間人1人、レバノン人2人、兵士2人死亡)
スワイダー県3回
ヒムス県7回
クナイトラ県4回(民間人1人、兵士2人死亡)
ダルアー県6回(民間人4人、兵士1人死亡)
タルトゥース県1回
ダマスカス県2回

砲撃
ダルアー県3回((民間人7人)
ダマスカス郊外県1回

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SANAによると、外務在外居住者省、ダルアー県のアンワル・ターハー・ズウビー知事は、この攻撃を非難する声明を発表した。

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SANAによると、カタール、サウジアラビア、A3プラス・グループ(国連安保理非常任理事国のアフリカ諸国など)、ヨルダン、パレスチナのハマース、 クウェート、湾岸諸国会議(GCC)、トルコ、アラブ議会、アラブ連盟(アフマド・アブー・ガイト事務総長)、 イスラム協力機構(OIC)事務総局 が 25日から27日にかけて、声明などを通じてイスラエルの砲撃を非難した。



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SANAによると、外務在外居住者省は別の声明を発表し、こうした諸外国の非難声明に歓迎の意を示した。






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フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないことを制裁緩和の条件として提示(2025年3月25日)

ロイター通信は、米当局者とシリア関係者ら6人(いずれも匿名)の話として、米国がシリアに対して制裁の一部緩和の条件を示したリストを提示したと伝えた。

同通信によると、ナターシャ・フランチェスキ米国務省レバノン・シリア担当副次官補が、3月18日にブリュッセル9会議2025が開催されていたベルギーのブリュッセルで、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に条件リストを直接手渡したという。

米国が示した条件には、化学兵器の残存保有分の破棄、テロ対策への協力、外国人戦闘員が政府内要職に就かせないこと、2012年にシリアで消息を絶った米国人記者オースティン・タイス氏の捜索を支援するためのシリア側の連絡担当者の指名などが含まれており、これらが満たされた場合、シリア政府機関との取引を対象とした既存の例外措置(制裁緩和免除)の2年間の延長や、新たな免除措置、さらにはシリアの領土保全を支持する声明の発表の用意があるという。

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シリア人権監視団:ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表:虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人は1,628人に(2025年3月25日)

シリア人権監視団は、ラタキア県、ハマー県、タルトゥース県で民間人14人が殺害されていたことを新たに確認したと発表した。

新たに確認された虐殺などでの犠牲者の内訳は以下の通り:

ラタキア県6人
アワミーヤ村1人
スヌーバル村4人
フマイミーム村1人

ハマー県3人
アルザ村3人

タルトゥース県5人
バーニヤース市5人

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人の数は1,628人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県836人
タルトゥース県503人
ハマー県262人
ヒムス県13人

日にち・県別の内訳は以下の通り:

3月6日:1人
ヒムス県1人

3月7日:160人
タルトゥース県62人
ラタキア県98人

3月8日:366人
ラタキア県227人
タルトゥース県55人
ハマー県79人
ヒムス県5人

3月9日:303人
タルトゥース県103人
ラタキア県194人
ハマー県6人

3月10日:263人
ラタキア県79人
タルトゥース県92人
ハマー県86人
ヒムス県6人

3月11日:132人
タルトゥース県72人
ラタキア県60人

3月12日:158人
タルトゥース県49人
ラタキア県25人
ハマー県84人

3月13日:93人
タルトゥース県33人
ラタキア県52人
ハマー県7人
ヒムス県1人

3月14日:24人
タルトゥース県14人
ラタキア県10人

3月15~16日
ラタキア県50人
タルトゥース県7人

3月17~20日
ラタキア県41人
タルトゥース県16人

3月21~25日
ラタキア県6人
ハマー県3人
タルトゥース県5人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の戦闘員259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,160人となっている。

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アサーイシュがハサカ県カーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見(2025年3月25日)

ハサカ県では、ANHAによると、シリア民主軍の軍事作戦師団(TOL)がハサカ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人のアブドゥッラー・フドル・ナースィル・ファルーフ容疑者を逮捕した。

また、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がカーミシュリー市でカプタゴン765,000錠を発見し、これを押収した。

このほか、シリア人権監視団によると、ロジュ・キャンプでモロッコ国籍の女児1人が何者かによって殺害された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ジュナイナ村でシリア民主軍の陣地1ヵ所をRBG弾で攻撃した。

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シリア民主軍アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜(2025年3月25日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でトルコ軍の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

ANHAによると、広報センターはまた、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で2人の兵士が死亡したと新たに発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるスルーク町近郊に設置されている土塁を越えて、トルコ占領下の「平和の泉」地域に入ろうとした若い男性1人がシリア国民軍によって射殺された。

また、ANHAによると、アイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村でシリア国民軍が若い男性1人を狙撃し、殺害した。

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ダマスカス県、ダイル・ザウル県で内務省総合治安局が「シャッビーハ」、国防隊メンバーを逮捕(2025年3月25日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がバーニヤース市内各所、ダイル・バシャル村に至る街道などに展開した。

展開は、指名手配中の前政権関係者を逮捕するのが目的と見られる。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がシャッビーハとして知られているアリー・ハンムード容疑者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区で、「ヴィルジニー」の名で知られていた前政権の国防隊のメンバーを逮捕した。

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ラタキア県では、SANAによると、内務省総合治安局はカルダーハ市の名士や社会平和委員会のメンバーらと会合を開き、FPV型の無人自爆航空機多数の引き渡しを受けた。

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SANAによると、通信科学技術省の広報局は、ダマスカス郊外県マアルーラー区とヒムス県ハスヤー区で光ファイバー・ケーブルに対して破壊工作があり、全土で数時間にわたりインターネット回線が不通となったが、徐々に復旧していると発表した。

ファルハーン独立調査国民委員会報道官:「沿岸地域での真相究明を30日以内に完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある」(2025年3月25日)

SANAによると、独立調査国民委員会のヤースィル・ファルハーン報道官が記者会見を行い、沿岸地域での内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派などの住民に対する虐殺についての調査の進捗を説明した。

記者会見でのファルハーン報道官の発表の骨子は以下の通り。

ラタキア県の9ヵ所を視察し、軍・治安関係者、民間関係者の証言を聴取した。
法的基準に則って95件の証言の記録、また事件に関する30件以上の通報を受け取った。これを受けて、事実確認のため、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、ハマー県、イドリブ県への訪問を計画している。
市民社会および地域社会の代表者と面会し、その意見に触れた。証人および犠牲者の家族の協力に感謝するとともに、そのプライバシーを尊重している。
真相解明のためにはすべての関係者の協力が必要で、調査結果を公表するには、時期尚早である。
国連関係者との会合は非常に前向きなもので、国際機関は委員会の設立とその活動を歓迎している。
すべての事件現場に足を運び、証人の声に耳を傾け、現地の実情を確認しながら活動を継続する意向である。
「旧体制の残党」に属する武装勢力が、委員会の活動地周辺に存在している。
沿岸地域の事件に関与した者を追及するため、特別法廷の設置がなされる可能性が高いと見ている。30日以内に任務を完了することは困難で、期限の延長を要請する可能性がある。
事件があった地域への移動はいまだ危険を伴い、一部の証人や犠牲者の家族は、委員会との接触を恐れている。


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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣はUNFPAの使節団と会談、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長がカタールのミスナド国際協力担当国務大臣と会談(2025年3月25日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、国連人口基金(UNFPA)の使節団と会談し、救急車輛4台の供与を受けた。

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SANAによると、政治問題局のアーイシャ・ディブス女性事務局長が、カタールのマリヤム・ミスナド国際協力担当国務大臣と会談し、女性支援におけ協力やエンパワーメントの方途などについて議論した。

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SANAによると、バースィル・アブドゥルハナーン経済工業大臣が世界銀行の使節団と会談し、経済発展における優先事項について議論した。

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イスラエル軍地上部隊はクナイトラ県ラフィード町、ダルアー県ジャムラ村一帯に侵攻、ダルアー県ムーサビーン村を爆撃(2025年3月24日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がラフィード町を強襲し、住民らに救援物資を配給、その後撤退した。

イスラエル軍が撤退したのち、住民らは配給された物資を焼却したという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊は、ヤルムーク渓谷のジャムラ村方面から侵攻し、同村とスィースーン村を結ぶ街道沿線に展開した。

また、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、イスラエル軍戦闘機がサナマイン市東のムーサビーン村の軍事拠点1ヵ所を爆撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機複数機が、タドムル市上空に飛来した。

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北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年3月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ズィーバーン町でザカートを支払っていないとして油田投資家の自宅を襲撃(2025年3月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがズィーバーン町で、ザカートを支払っていないとして油田投資家の自宅を襲撃した。

スリーパーセルはまた、ズィーバーン町で別の住民も襲撃した。

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ANHA:トルコ軍はシリア沿岸部でのアラウィー派に対する虐殺に関与した「傭兵」をハサカ県ラアス・アイン市に逃がす(2025年3月24日)

ANHAはハサカ県ラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市の複数の地元筋の話として、トルコ軍が、シリア沿岸部でのアラウィー派に対する虐殺に関与した「傭兵」を同市に逃がしたと伝えた。

虐殺では、シリア国民軍に所属するハムザ師団やスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)のメンバーらが関与していることを示す映像や、背後にトルコがいるといった情報がSNS上で拡散されていた。

同筋によると、トルコ軍は、彼らを一端トルコ領内に入国させた後、カシュトゥー村に設置されている非公式の国境通行所を通じてラアス・アイン市に移動させたという。

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