トルコ占領下の「平和の泉」地域で活動を続けるシリア国民軍の家族数十世帯がハサカ県を去り、北・東シリア地域民主自治局の支配下にある村に帰還(2025年4月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域で活動を続けるシリア国民軍の家族数十世帯が同地を去り、北・東シリア地域民主自治局の支配下にある村に帰還した。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル県ハワーイジュ村でシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷(2025年4月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがハワーイジュ村でシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタブカ市で50歳代の女性が強盗に首を閉められ死亡、遺体で発見された。

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ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地で避難生活を送る住民らからなる沿岸調整委員会が声明で、帰村の条件を提示(2025年4月13日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地で避難生活を送る住民らからなる沿岸調整委員会が声明を出した。

声明では、国連の後援のもとで、各地域や社会構成を代表する民間人、宗教指導者、有力者で構成される国家和解委員会の設置し、以下を帰還の条件として提示した。

国際的な調査委員会と連携し、民間人、とりわけ女性と子どもに対して行われた虐殺の実態解明と責任者の特定、ならびに拉致被害者の消息確認と家族のもとへの帰還を推進すること。
恣意的な逮捕の停止、無実の人々の釈放、被害者に対する物的・精神的補償の実施。
沿岸部における被災地域の復興支援と、住民の尊厳ある安全な帰還を可能にする環境整備。
加害者の免責せず、移行期正義のための国家的枠組みを構築し、人権と市民的平等を基盤とする新しいシリア社会の礎を築くこと。
すべての階級の軍人の権利を保障し、補償金・月給・契約上の手当を完全に履行すること。
外国人武装勢力を撤退させ、段階的に沿岸部の住民自身による治安維持体制の構築を進めること。

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『ナハール』:ダーイシュとの「テロとの戦い」を行う有志連合はシャルア移行期政権の加盟を拒否:理由は政権内での外国人の登用(2025年4月13日)

レバノン日刊紙の『ナハール』は、米仏、シリアの複数の情報筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を行う米主導の有志連合へのアフマド・シャルア移行期政権の加入が難航していると伝えた。

同紙によると、難航しているのは、シャルア移行期内閣が、シリアがテロの温床となることを阻止するという欧米側の要請に十分に応えていないことが要因。

フランスの外交筋によれば、フランスは、ドイツ、サウジアラビアと連携し、シャルア移行期内閣に対し加盟を申請するよう促し、数日前に2度目の加盟申請を行った(1度目の申請はシリア革命勝利宣言大会直後に行われた)。

だが、有志連合は、申請を受理する根拠が不足しているとして加盟を認めなかった。

その最大の障害として、国際安全保障を脅かす要因とみなし得る外国人が移行期政権(暫定政権)の軍において幹部士官として登用されていることが揚げられ、米国はこれらの外国人を登用を信頼構築に逆行した挑発とみなしているという。

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スワイダー市のカラーマ広場で活動家のグループがシャルア移行期政権に対する抗議デモ(2025年4月13日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のカラーマ広場で、活動家のグループがアフマド・シャルア移行期政権に抗議するデモを行った。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市に内務省総合治安局が展開:シリア軍第5軍団第8旅団が解散を宣言(2025年4月13日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市で2人の指名手配者の身柄を確保した。

身柄確保は、同地の名士らとの合意に基づくもの。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、国防省の車輌約300輌がブスラー・シャーム市に入ったことを受けて、改革機構の仲介のもと、第5軍団第8旅団と国防省部隊の衝突に伴う流血を回避するための合意が締結された。

また、シリア人権監視団スワイダー24によると、同市では、前政権のシリア軍第5軍団の解体を求める住民のデモが行われ、ブスラー・シャーム市の住民らが、最近の戦闘での犠牲者の葬儀に参列するために訪れたスワイダー県の住民からなる使節団を出迎え、「スワイダーとダルアーは一つ」といったシュプレヒコールを連呼した。


ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、第5軍団第8旅団はこれを受けるかたちで声明を出し、組織を解体し、保有している軍事力と人的資源を国防省に引き渡すと発表した。

シリア人権監視団ムラースィルーン(Syrian Reporters)、第8師団の解体を受けて、内務省総合治安局が同市に展開し、同師団の拠点の接収を開始した。

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ダマスカス県治安局がマサーキン・バルザ地区で多数を逮捕、家族らが釈放を求めて抗議デモ(2025年4月13日)

ダマスカス県では、SANAによると、県の治安局が、法律違反者らが立て籠もっていたマザーキン・バルザ地区内の拠点を強襲し、多数の指名手配者を逮捕した。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、これに対して逮捕された若者たちの母親が道路を封鎖し、息子らの釈放を要求した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、1ヵ月ほど前に失踪したセメントやセラミックの取引を行うビジネスマンの男性1人がアレッポ市で遺体で発見された。

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内務省総合治安局がアレッポ市シャイフ・マクスード地区の治安を強化することを目的としてアサーイシュとともに同地区への展開を開始(2025年4月13日)

アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局がアレッポ市シャイフ・マクスード地区の治安を強化することを目的として、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とともに同地区への展開を開始した。

ANHAによると、シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区とアレッポ市の他の地区を隔てていた土塁が撤去され、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とアフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の共同検問所が設置された。


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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会と、アフマド・シャルア移行期政権の養育教育省による会合が開始され、カリキュラムの連携、標準化などについての調整が行われた。。

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シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者大臣はUAEを訪問し、ムハンマド・ビン・ザーイド大統領と会談(2025年4月13日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領とアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が、空路でUAEのドバイにあるバティーン空港に到着、アブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン外務大臣の出迎えを受けた。

シャルア暫定大統領とシャイーバーニー外務在外居住者大臣は、ドバイでムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン大統領と会談した。

また、UAE在住のシリア人事業主らと会談した。

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