UNICEF:日本の政府および国民はシリアの子どもたちへの支援をさらに強化(2025年3月15日)

国連児童基金(UNICEF)のシリア事務所はフェイスブックを通じて、以下の通り発表した。

日本の政府および国民は、シリアの子どもたちへの支援をさらに強化した。今回の新たな拠出金により、UNICEFが実施する水と衛生、教育、そして保護の取り組みが支援され、もっとも困難な状況にあるおよそ25万人の子どもたちが恩恵を受けることになる。

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プレハブ住宅の資材などを積んだ米軍の車輛40輌からなる車列がイラクからシリアに入り、ラッカ県北部とアレッポ県アイン・アラブ市に到着(2025年4月15日)

シリア人権監視団によると、プレハブ住宅の資材などを積んだ米軍の車輛40輌からなる車列が、イラクとの国境に設置されているハサカ県のワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入、ラッカ県北部とアレッポ県アイン・アラブ市に到着した。

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シリア人権監視団:アサド政権が崩壊した2024年12月8日から2025年4月14日にかけで宗派の理由として殺害された犠牲者は2,161人(2025年4月15日)

シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日から2025年4月14日にかけで、所属する宗派の理由として殺害された犠牲者についてのインフォグラフィックを公開した。

このインフォグラフィックによると、この間に所属する宗派を理由として殺害されたのは2,161人。

県別の内訳は、ラタキア県926人、タルトゥース県588人、ハマー県422人、ヒムス県225人。

月別の内訳は、2024年12月が108人、2025年1月が167人、2月が78人、3月が93人、4月が40人。

また、3月6日に始まったアラウィー派らに対する虐殺での犠牲者は1,676人。

県別の内訳は、ラタキア県866人、タルトゥース県526人、ハマー県272人、ヒムス県が13人。

このうち、486人が集団虐殺ではなく、宗派、政治的帰属を理由に殺害された。

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フール・キャンプに収容されていたイラク人難民、アリーシャ・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)が帰還(2025年4月15日)

ハサカ県では、ANHAによると、フール・キャンプに収容されていたイラク人難民241世帯(866人)がイラクに帰還した。

また、シリア人権監視団によると、アリーシャ・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県出身の国内避難民(IDPs)10世帯がキャンプを去り、住んでいた村に帰還した。

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シリア民主軍は2014年にイラクでダーイシュによって誘拐されていたヤズィーディー教徒の男性1人を釈放することに成功(2025年4月15日)

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは2014年8月3日にイラクのニナーワー県シンジャール郡でダーイシュ(イスラーム国)によって誘拐されていたヤズィーディー教徒の男性1人を釈放することに成功したと発表した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがハワーイジュ村のフール市場で住民2人を銃で撃ち殺害した。

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ダイル・ザウルでは、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が県東部で武器・麻薬密売グループのメンバー4人を逮捕した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アサーイシュがアイン・イーサー市で麻薬密売グループのメンバー3人を逮捕した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がハサカ県マアバダ(カルキールキー)町で隊員1人が事故死したと発表した。

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ダマスカス県マッザ区のハワー広場に国防省部隊と内務省総合治安局の外国員部隊が検問所を設置し、住民らの宗派についての尋問を始める(2025年4月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で内務省総合治安局の隊員2人が正体不明の武装グループの襲撃を受け、銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍とアフマド・シャルア移行期内閣の合意を受けて、アレッポ市のカースティールー街道が再開された。

一方、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で警察官が暴行を受ける映像を公開した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、バキーヤ村の農地で集団墓地が発見され、前政権によって殺害されたと見られる数十人の遺体が収容された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ区のハワー広場にアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局の外国員部隊が検問所を設置し、住民らの宗派についての尋問を始めた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがスルンファ町近郊のハワー村の民家を襲撃し、住民1人を誘拐した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、シャイフ・アフマド・シャアバーニー廟で宗派対立を煽るような発言をした者たちを逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のアズィーズィーヤ村で即決処刑された若い男性の遺体が発見された。

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ダマスカス県旧市街のウマイヤ大モスクが男性用スペースと女性用スペースに分けられる(2025年4月15日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)は、ダマスカス県旧市街のウマイヤ大モスクが男性用スペースと女性用スペースに分けられたことを示す映像を公開(転載)した。

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シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者大臣がカタールの首都ドーハを訪れ、タミーム首長と会談(2025年4月15日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領とアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣がカタールの首都ドーハを訪れ、タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長と会談した。

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SANAによると、サウジアラビアのサルマーン国王人道支援活動センターの医師団が医療分野の支援のため、ダマスカス国際空港に到着した。

その後、シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者大臣は、在カタール・シリア人と懇談した。

大統領府はその後、タミーム首長に向けて今回の訪問への謝意を示す声明を発表した。

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ナアサーン参謀総長はレバノン軍連絡担当官のブトルス准将と、カバワート社会問題労働大臣がレバノンのサイイド社会問題大臣と会談(2025年4月15日)

国防省によると、アリー・ナアサーン参謀総長(少将)はレバノン軍連絡担当官のミシェル・ブトルス准将と会談し、両国軍の連携の強化、共同行動の仕組みの発展の方途について議論した。

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SANAによると、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣が、レバノンのハニーン・サイイド社会問題大臣と会談し、レバノン在住のシリア難民の問題について議論した。

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SANAによると、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣がイスラーム開発銀行の使節団と会談し、石油・エネルギー分野の事業発展・開発の方途について議論した。

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アブー・カスラ国防大臣はハサン・スーファーン社会平和維持高等委員会委員、アースィム・ハワーリー空軍司令官、チャールズ・スミス英軍事駐在官団と相次いで会談(2025年5月15日)

ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣は、社会平和維持高等委員会のハサン・スーファーン委員(シャーム自由人イスラーム運動元司令官、シリア解放戦線元司令官)を代表とする同委員会使節団と会談し、社会平和の強化、社会の構成要素間のつながりの強化の方途などについて協議した。

アブー・カスラ国防大臣はまた、シリア空軍のアースィム・ハワーリー司令官を代表とする空軍部隊の使節団と会談し、航空任務の進捗状況や、各部隊で進行中の整備・再建作業について協議した。

アブー・カスラ国防大臣はさらに、チャールズ・スミス英軍事駐在官団を代表とする使節団と会談し、シリア軍の再建にかかる協議を行った。

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SANAによると、ムハンマド・アジュラーニー地方行政環境大臣は、国連人道問題調整事務所(OCHA)のイディム・ワソルノ・オペレーション・アドヴォカシー部門長を代表とする使節団と会談し、人道分野における協力関係について協議した。

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マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣は、トルコ高等教育評議会のエロル・オズヴァル議長と、共同大学の設立に向けた将来ビジョンの構築、人工知能の導入、専門知識や学術プログラムの交流などを骨子とする共同協力協定に署名した。

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SANAによると、マズハル・ワイス法務大臣は、世界銀行のジャン=クリストフ・カレ中東地域担当ディレクターを代表とする使節団と会談し、電力関連プロジェクトへの資金提供の可能性などについて協議した。

SANAによると、ムハンマド・ヤサル・バルニーヤ財務大臣も同使節団と会談し、シリアへの支援や技術協力について協議した。

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シリア・アラブ共和国大統領府のテレグラムのアカウント名が乗っ取られ、「ハイダラ・アール・ジャアファル」に変更される(2025年4月15日)

シリア・アラブ共和国大統領府のテレグラムのアカウント名が「ハイダラ・アール・ジャアファル」に変更された。

また、過去のすべての書き込みは削除され、15日午後7時57分(日本時間16日午前1時57分)に以下のような声明が発表された。

注意喚起 現在、アフマド・シャラア司令官の名前を使った公式アカウントは、SNS上には存在しません。
注意喚起 アフマド・シャルア司令官の名前での公式アカウントは、現在、SNS上には存在しない。
@algsam2
アフマド・シャルア司令官の名前での公式アカウントは、現在、SNS上には存在しない。 総司令部から発信される声明や通達は、Telegramの以下のリンクでフォローが可能である。

https://t.me/G_CSyriaa

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オリエント・ネット(2023年6月25日付)によると、「ハイダラ・アール・ジャアファル」は、2023年の高等学校卒業資格試験の理科(生物)の試験問題と解答の写真や動画を、試験実施の1時間半前に拡散した組織。

数千人が所属しているこのグループは、3人の管理者によって運営され、そのうち1人はグループ名と同じ名を名乗っている。

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