サウジアラビアでイスラーム国に対する有志連合会合開催:シャルア移行期政権とシリア民主軍の包括停戦合意を歓迎

米国務省は、公式サイトを通じて、9日にサウジアラビアの首都リヤドで開催されたイスラーム国に対する有志連合(「生来の決意」作戦合同任務部隊(CJTF-OIR))加盟国の政治担当者会合にかかるサウジアラビアとの共同声明を発表した。

声明によると、会合出席者は、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍との包括停戦合意を歓迎、移行期政権が対イスラーム国対策において指導的役割を担う意向を表明している点に留意するとともに、イスラーム国との戦いにおいてシリア民主軍が払ってきた犠牲に対し、感謝の意を示した。

会合では、拘束されたイスラーム国構成員の移送および厳重な管理、第三国への送還、フール・キャンプ、ロジュ・キャンプからの構成員の家族の本国への帰還と尊厳ある再統合、ダマスカスおよびバグダードとの継続的な調整などについて協議、シリア政府を有志連合の第90番目の加盟国として迎え入れることを歓迎した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、有志連合政治担当高官会合に出席するために8日にサウジアラビアの首都リヤドに到着したアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、同地でトーマス・バラック在トルコ米大使兼務シリア担当特使と会談した。、米国の対シリア特使トーマス・バラック氏と会談した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、フサイン・サラーマ総合情報機長官と、有志連合の政治担当高官会合に参加した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、リヤドでファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣と会談、地域情勢の最新動向、二国間関係強化の方策について協議した。

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国防省(フェイスブック)によると、国防省の代表団が、アースィム・ハワーリー空軍司令官(准将)を団長とする国防省代表団がリヤドで開催された「世界国防ショー2026(World Defense Show 2026)」に参加した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、クウェートのジャッラーフ・ジャービル・アフマド・サバーハ外務大臣と電話会談を行い、同大臣の就任に祝意を表した。

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アリー保健大臣とサーリフ緊急事態災害大臣が豪雨と洪水によって被災したイドリブ県内の国内避難民(IDPs)の居住者が避難しているセンターを訪問

SANAによると、ムサアブ・アリー保健大臣とラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣が、イドリブ県のムハンマド・アブドゥッラフマーン知事、ラタキア県のムハンマド・ウスマーン知事、アレッポ県副知事(緊急事態担当)らとともに、7日の豪雨と洪水によって被災したイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村一帯の国内避難民(IDPs)キャンプの居住者らが避難しているラフマ・センターを訪問し、被災状況や緊急対応措置の進捗を確認した。

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ダルアー県の学校で生徒の喫煙が問題視されるなか、法務省は裁判所、司法機関およびそれに付随するすべての施設内での喫煙を全面禁止

法務省は、フェイスブックを通じて2026年通達第4号を発出し、裁判所、司法機関およびそれに付随するすべての施設内において、喫煙を全面的に禁止することを決定した。

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ダルアー24(フェイスブック)などが2月6日に伝えたところによると、SNS上で、ダルアー県ダーイル市にある学校で複数の生徒が教室内で教師がいるにもかかわらず喫煙している様子を撮影したとされる映像が拡散された。

ダルアー24(フェイスブック)によると、これに関してダルアー県教育局は声明を発表し、こうした行為を容認できないと非難、法令、教育規則、ならびに倫理的価値観に反するいかなる行為についても、断固として拒否すると表明した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣とサラーマ総合情報機関長官がイスラーム国に対する有志連合加盟国の会合に参加するためサウジアラビア入り

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣とフサイン・サラーマ総合情報機関長官は、イスラーム国に対する有志連合(「生来の決意」作戦合同任務部隊(CJTF-OIR))加盟国の会合に参加するため、サウジアラビアの首都リヤドを訪れた。

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ハサカ県のマルワーン・アリー内務治安司令官らがカーミシュリー空港の運営管理を引き継ぐためシリア民主軍の代表らと会合

内務省(フェイスブック)によると、ハサカ県のマルワーン・アリー内務治安司令官(准将)とアフマド・アフマド空港国境通行所保安局長(大佐)が、カーミシュリー空港の運営管理を引き継ぐため、シリア民主軍の代表らと会合を行った。

また、内務省(フェイスブック)によると、アリー司令官とアフマド保安局長は、民間航空総局アムジャド・ナッハール副総裁とともに、カーミシュリー空港を現地視察した。

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『ザ・ナショナル』:フランスとシャルア移行期政権が、フランスで没収されたリフアト・アサド元副大臣の資産売却によって得られた資金をシリアへ移転する協議を開始

UAEの日刊紙『ザ・ナショナル』は、フランスとアフマド・シャルア移行期政権が、フランスで没収されたリフアト・アサド元副大臣(1月に死去)の資産売却によって得られた約3,200万ユーロの資金をシリアへ移転する協議を行っていると伝えた。

協議は今週、ムスタファー・カースィム法務副大臣、ハッサーン・ユースフ・トゥルバ検事総長らを代表とする代表団のパリ訪問を受けて開始されたという。

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イスマーイーリー派が多く住むハマー県サラミーヤ市で、電力料金の高騰および生活環境の悪化に抗議する抗議デモ

ハマー県では、ANHAによると、イスマーイーリー派が多く住むサラミーヤ市で、電力料金の高騰および生活環境の悪化に抗議する抗議デモが行われ、参加者らは、頻繁な停電にもかかわらず高額な請求書が発行されているとし、アフマド・シャルア移行期政権のエネルギー省が発表した新料金体系の見直しを求めた。

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ヒムス県では、ANHAによると、ヒムス電力会社が公式な理由説明のないまま61人の従業員との雇用契約を終了した。

解雇された銃教員の大半はアラウィー派。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市でセルヴィース(乗り合いミニバス)の運転手らが燃料価格の引き上げに抗議し、無期限のストライキに入った。

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ハサカ県のマルワーン・アリー内務治安司令官がハサカ県庁舎を訪れ、アフマド県知事らと会談

ANHAによると、ハサカ県のヌールッディーン・イーサー・アフマド知事は、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)のマフムード・ハリール・アリー司令官の同席のもと、クルド系およびアラブ系部族の複数の長老や有力者からなるハサカ市の代表団と会談した。

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ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の内務省がハサカ県内務治安司令官に任命したマルワーン・アリー准将がハサカ県庁舎を訪れ、アフマド知事と会談した。

会談には、アサーイシュのアリー司令官も同席した。

ANHAによると、マルワーン・アリー内務治安司令官は報道陣に対し、会談が前向きなもので、統合プロセスは順調に進んでいると説明した。

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イドリブ県での豪雨でヒルバト・ジャウズ村の国内避難民(IDPs)キャンプで複数のテントが流失・浸水

イドリブ県では、SANAによると、豪雨により鉄砲水が発生し、県西部のヒルバト・ジャウズ村の国内避難民(IDPs)キャンプで複数のテントが流失・浸水する被害が生じた。
非常事態災害省に所属する民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、被災キャンプから住民を一時避難所へ移送するなど、鉄砲水の危険を軽減するための必要な措置を講じる一方、県保健局と連携し、1階部分が浸水したアイン・バイダー病院から、患者や医療スタッフをジスル・シュグール市とイドリブ市へ移送した。
ラーイド・サーリフ非常事態災害大臣は、イドリブ市、サルマダー市、ジスル・シュグール市、サラーキブ市、ハマー県農村部にも大雨の被害が拡大する可能性があり、住民らに警戒を呼び掛けた。

一方、イドリブ県のムハンマド・アブドゥッラフマーン知事によると、被害を受けたIDPsキャンプは10ヵ所以上に上っている。

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スワイダー県ムトゥーナ村で、住民5人が何者かによる至近距離からの銃撃を受け、4人が死亡し、1人が負傷:県は内務治安局の隊員の犯行を認める

スワイダー県では、スワイダー24によると、県北部農村のムトゥーナ村で、オリーブの収穫作業に従事していた住民5人が、何者かによる至近距離からの銃撃を受け、4人が死亡し、1が負傷した。

同村はアフマド・シャルア移行期政権の支配下にある一方、国民防衛部隊との戦闘が頻発している地域。

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内務省(フェイスブック)によると、この事件に関して、県内務治安司令官のフサーム・タッハーン准将は声明を出し、捜査の結果、容疑者の1人が内務治安局に所属する隊員であることが判明し、当該隊員を直ちに拘束、法的手続きを完了するため捜査当局に送致したと発表した。

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国民防衛部隊は、8日未明にフェイスブックを通じて、事件について、移行期政権の責任を追及、国際機関および人道支援組織による事実関係の究明と責任者の処罰を求めた。

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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権の武装勢力との戦闘や同政権側からの虚偽情報の拡散などに対処するため、軍事司法局が発出した通達第7号を厳守するよう求めた。

同通達は、現地の映像や写真、戦況に関する情報、また戦闘員の氏名、死傷者や負傷者に関する情報を放送・掲載・流通させることを禁じている。

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サリービー外務在外居住者省アジア・アフリカ・オセアニア局長が史宏微在シリア中国大使と会談

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アシュハド・サリービー・アジア・アフリカ・オセアニア局長が首都ダマスカスで、史宏微在シリア中国大使と会談し、両国間のさまざまな分野における協力強化の展望について協議した。

史大使は会談で、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍の包括停戦合意を歓迎し、シリアの統一、主権、そして国家としての独立した意思決定を支持する中国の立場を改めて強調した。

さらに、安定の維持と、シリア主導による政治プロセスの強化の重要性を強調した。

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シャルア暫定大統領の後援のもと、サウジアラビアとの航空、通信、インフラ、水資源、不動産開発の各分野にかかる戦略的契約の署名式典が執り行われる

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領の後援のもと、首都ダマスカスの人民宮殿において、通信インフラを高度化するシルク・リンク計画、アレッポ国際空港の開発・運営と地域先進ハブ化、両国共同の格安航空会社の設立、シリア現代ケーブル会社の運営・開発、水の淡水化および輸送プロジェクトなど、二国間の航空、通信、インフラ、水資源、不動産開発の各分野にかかる戦略的契約の署名を発表する式典が開催された。

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SANAによると、式典には、シャルア暫定大統領のほか、タラール・ヒラーリー投資庁長官、アブドゥッサラーム・ハイカル通信情報技術大臣、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣、ウマル・フスリー・シリア民間航空航空輸送公社、そしてサウジアラビア側からはハーリド・ファーリフ投資大臣、アブドゥッラー・サウワーハ通信IT大臣、アブドゥルアズィーズ・ドゥアイリジュ・ドゥアイリジュ民間航空公社総裁が出席、調印を行った。

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イブン・タイミーヤの書籍などが移設されたダマスカス国際ブックフェアの特設会場に若者らが殺到

ダマスカス県では、ムラースィルーンサウト・バラド(フェイスブック)などによると、ティシュリーン公園近くの特設会場で、イスラーム教スンナ派の宗教関係の書籍の展示・販売が行われ、多くの若者が集まった。

配布された書籍のなかには、これまでシリアで発禁となっていたイブン・タイミーヤの書籍などが含まれ、若者らは、イスラーム過激派を象徴する旗を掲げたり、「アッラーは偉大なり」などと連呼したりしながら、列に並んで順番を待っていた。

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ジャーナリストで人権活動家のアフマド・ラマダーンは、フェイスブックを通じて、今回の措置が、ダマスカス県ブックフェアで購入希望者が殺到したことを受けたもので、運営当局は、ティシュリーン公園近くの特設会場にイスラーム関連の書籍を移動させ、展示する対応をとった。

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ハサカ県とラッカ県の各所複数の村で、シリア民主軍による軍事・治安政策を拒否する抗議デモ

イナブ・バラディーによると、ハサカ県とラッカ県の各所で「ハサカを救え金曜日」と銘打った一連のデモや抗議集会が行われ、数百人の住民が、ハサカ市およびカーミシュリー市への実効支配を続けるシリア民主軍による軍事・治安政策に拒否の姿勢を示した。

デモが行われたのは、ハサカ県のシャッダーディー市、タッル・ハミース市、アジャージャ村、ヤアルビーヤ町、タッル・ブラーク町、ラッカ県のラッカ市、アイン・イーサー市などで、シリア民主軍による治安上の違反行為、狙撃、恣意的逮捕の停止、クルディスタン労働者党(PKK)の構成員の地域からの撤退などが要求された。

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ヒムス市でアラウィー派の青年ら2人が殺害される

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で68歳の男性が正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。

また、シリア人権監視団ANHAによると、同市では、アラウィー派出身の若者も何者かの銃撃を受けて死亡した。

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非常事態災害省はトルコ・シリア大地震発生から3年が経ったのに合わせて、ダマスカス県ジャウバル地区でマグニチュード7.0の地震発生シナリオを想定した初の模擬訓練を実施

イフバーリーヤによると、非常事態災害省は、トルコ・シリア大地震(2023年2月6日)発生から3年が経ったのに合わせて、ダマスカス県ジャウバル地区で、マグニチュード7.0の地震発生シナリオを想定した初の模擬訓練を実施した。

訓練には、国防省、内務省、保健省、情報省、ダマスカス県、シリア・アラブ赤新月社、赤十字国際委員会(ICRC)が参加した。

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ラーイド・サーリフ非常事態災害大臣は、Xを通じて、シリア人が互いを守り合い、団結したことで、地震という惨禍を乗り越えることができたとしたうえで、地震そのものを防ぐことはできないが、備え、意識、共同の取り組みによってそのリスクを軽減することは可能だと述べた。

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ワイス法務大臣がレバノンを訪れ、ミトリー副首相とレバノンで有罪判決を受けたシリア人受刑者を移送することにかかる協定に署名


SANAによると、マズハル・ワイス法務大臣はレバノンの首都ベイルートを訪れ、ターリク・ミトリー副首相とレバノンで有罪判決を受けたシリア人受刑者を移送することにかかる協定に署名した。

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スワイダー県でシャルア移行期政権の内務治安局部隊と国民防衛部隊が交戦し、20代後半の青年が死亡、3人が負傷

スワイダー県では、スワイダー24によると、県西部農村地帯で前日に続き、アフマド・シャルア移行期政権の内務省内務治安局部隊と国民防衛部隊との間で、迫撃砲および重火器による砲撃の応酬が行われた。

スワイダー24によると、国民防衛部隊は戦闘激化を受けて、スワイダー市内およびその周辺(マジュダル村戦線)で展開を強化した。

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これに関して、国民防衛部隊フェイスブックを通じて声明を出し、12時50分、リーマト・ハーズィム村、マンスーラ村、ウルガー村に展開する移行期政権の部隊が、スワイダー市北西に位置する住宅街を狙って無差別の迫撃砲射撃による直接的な攻撃を実行、国民防衛部隊が応戦したと発表した。

国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて、朝から午後にかけて、県西部一帯に向けて、移行期政権の部隊による違反行為が記録されたと発表、マジュダル村の住宅街に8発の迫撃砲が着弾、移行期政権の部隊が同地への侵入を試みたが、国民防衛隊部隊がこれを迎撃したと主張した。

ANHAによると、マジュダル村に対する攻撃で、20代後半の青年が死亡、3人が負傷した。

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シャルア移行期政権の国防省代表団が、シリア民主軍とともにハサカ県内の複数の軍事拠点を現地巡察

ハサカ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、同軍総司令部が1月30日の包括停戦合意に基づいて、アフマド・シャルア移行期政権の国防省の代表団を迎え入れた。

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一方、国防省(フェイスブック)によると、シリア軍作戦委員会のハムザ・ハミーディー委員長(准将)を団長とする国防省代表団が、合意の履行状況を確認し、部隊の展開拠点を確定することを目的として、シリア民主軍の代表者らに同行し、ハサカ県内の複数の軍事拠点を視察する現地巡察を行った。

これに関して、国防省は、フェイスブックを通じて声明を発表し、巡察が前向きな雰囲気のもとで行われ、今後数日以内に合意条項の履行に着手するため、具体的な行程について合意が成立したと発表した。

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アレッポ県のアブドゥルガニー内務治安司令官はアイン・アラブ(コバネ)市の住民代表団と会談

アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、ムハンマド・アブドゥルガニー県内務治安司令官(大佐)は、市民との意思疎通を強化し、最新の治安情勢を共有する一環として、アイン・アラブ(コバネ)市の住民代表団と司令部本部で会談した。

これに対して、コバネ行政代表団のメンバーの1人であるアブドゥッラフマーン・アルダマル氏は、ANHAに対して、協議が主として治安状況と住民が直面している生活危機を軸に行われたことを明らかにしたうえで、住民の間では、協議が前向きな雰囲気のもとで進められたにもかかわらず、戦闘が再燃する可能性への懸念や、地域の安定の将来に対する不安が高まっていると説明した。

また、水道、電力、インターネットなどのラインフランの停止といった問題が依然として解消されておらず、包囲の継続が日常生活に必要な基本物資の確保を一層困難にしていると付言した。

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一方、SANAによると、県東部のシュユーフ・タフターニー区および周辺の周辺村落に内務治安局の部隊が展開した。

会談では、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍との間で締結された包括停戦合意の履行状況が取り上げられた。

また、安定を持続させるための治安面での調整メカニズムについても協議が行われ、内務治安指導部が住民の安全と安定に対する期待を実現することに引き続き尽力する姿勢が強調された。

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シリア国民ブロックのハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される(2026年2月5日)

シリア人権監視団などによると、シリア国民ブロックの連絡委員会メンバーを務めるハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される映像がSNSで公開・拡散された。

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スワイダー市西部および北西部で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の内務治安局部隊が交戦(2026年2月5日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー県のマンスーラ村、リーマト・ハーズィム村、ウルガー村に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊が、スワイダー市の西部および北西部の複数ヵ所に向けて砲撃と射撃を行い、同部隊が応戦したと発表した。

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一方、SANAは、上記3ヵ村に設置されている内務治安局の拠点に対し、複数方向から「法の支配を逸脱した武装グループ」が攻撃、これにより隊員3人が負傷したと伝えた。

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シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊でクルド人の若者2人を拘束、拷問を加えた後、連行(2026年2月5日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーリーク村でクルド人の若者2人を拘束し、アイン・イーサー市に連行する前に拷問を加えた。

2人は村からザナール・クルダーン村にパンや食料を購入するために向かっていたが、そこで武装勢力に呼び止められ、携帯電話を押収されたうえ、拷問を受け、その後連行されたという。

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ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局がイラクの麻薬向精神薬対策総局との連携のもと、治安作戦を実施し、麻薬密輸に関与していた容疑者2人(うち1人は外国人)を逮捕、約30万錠のカプタゴン錠剤を押収した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスでフランスのバロ外務大臣、サウジアラビアとカタールの文化大臣と会談(2026年2月5日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスにおいて、フランスのジャン=ノエル・バロ外務大臣と会談し、両国が関心を寄せる諸問題および地域情勢の進展、二国間協力の強化の方策について協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ダマスカス国際ブックフェアの開会式に出席するためにシリアを訪れたサウジアラビアのバドル・ビン・ファルハーン・アール・サウード文化大臣、カタールのアブドゥッラフマーン・ビン・ハマド・アール・サーニーカタールと会談した。

会談には、ムハンマド・サーリフ文化大臣、ハムザ・ムスタファー情報大臣も同席し、文化協力強化の方策について協議が行われた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シリア外交学院と、チェコ外交アカデミーとの間で、協力協定が署名された。

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シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェアの開幕式が行われる(2026年2月5日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェア(特別回)の開幕式がダマスカス郊外にある国際会議場で行われ、複数の閣僚やアラブ諸国の政治家、有識者らが参加した。

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SANAによると、開幕式での演説において、シャルア暫定大統領は以下のように述べた。

人類は常に真理、知識、そしてこの世の秘密と宝を探し求めてきた。人は知識が増すほど意識が高まり、意識が高まるほど、より一層学びを必要とする。知は尽きることのない泉のようなもので、求める者を完全に満たすまで潤すことはなく、人はそれに向き合うたび、なお必要とし続ける。
この世の法則は、善と悪の対立に基づき、その双方を強めるのが知識である…。知に最初に到達するため真摯に努力した者が優位に立つ…。善をなす者たちは、努力を尽くし、学びを追求すれば、その努力に対する報いとして勝利を得るのであり、学問の信託は実践にある…。学んでも実践しなければ、その知は本人にとって利ではなく不利の証拠となる。
無知な民族は弱さと結び付けられ、学び、実践する民族は強さと結び付けられる…。アッラーは人々にその書を残し、学び、熟考し、思索することを促してきた。人々に善をもたらし、公正を実現し、真理を確立し、虚偽を打ち消すには力が必要であり、知なき力は破滅的であり、思慮なき剣はその持ち主を切り裂く。
ダマスカスはかつて学問の灯台であり、知の源泉であり、求道者の目的地であった…。その恵みは東西に及んだが、やがて諸々の出来事のなかで、悪と腐敗の徒が復讐し、その自我を抹消し、灯台を破壊しようとした。
ダマスカスは今回帰し、我々も共にその建造物を修復し、傷を癒やし、輝きを取り戻すために帰還した…。ダマスカスは、すべての犠牲を払うに値するシャームであり、その善が広がり、人々がそこに安らぎを見いだし、歴史の栄光と威厳、尊厳を回復する、統一され、強く、子らと住民、そして愛する人々に富んだシリアである。
今日のブックフェアは、シリア全土の解放後における喜ばしい回帰であり、貴重な新たな出発であるとし、アッラーが皆に学問と知識を授けてくださるよう祈る。

ブックフェアは2月6日から16日まで開催され、35ヵ国以上から500社の出版社が参加し、文学、思想、哲学、科学、児童書の分野で数万点の書籍を展示するほか、数百のシンポジウム、講演、知的・文学的夕べ、書籍署名会、専門ワークショップが行われるほか、子ども向け劇場、体験型活動、読書ワークショップなど、次世代における知の文化を育むための広いスペースが設けられている。
展示会のスローガンは、ウガリットにおける最初のアルファベット、エブラで発見された最古の図書館というシリア文明の深みに着想を得たもので、シリアが書物と知識の地であったし、今もそうであることを強調している。

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シャルア暫定大統領はXを通じて以下の通り綴った。

ダマスカス国際ブックフェアから、ダマスカスは再び学知と知の灯台として回帰する。文字は歳月が打ち壊したものを再び築くために回帰する。知と文化によって、そしてその民のたくましい腕によって、我々は栄光の殿堂を修復し、輝きを取り戻し、強く統一されたシリアの未来を築き上げる。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチはシャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を指摘(2026年2月4日)

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、公式サイトを通じて、「シリア:2025年の出来事」と題した報告書を発表、アフマド・シャルア移行期政権による人権侵害の状況や課題を明らかにした。

報告書によると、シリアの人権侵害状況は以下の通り。

・移行期正義委員会の権限は前政権による人権侵害に限定され、他の主体による違反は対象外とされ、多くの被害者が救済を受けられない状況が続いている。
・シリアに関する国際・中立・独立メカニズム(IIIM)、シリア行方不明者独立機関(IIMP)、シリア調査委員会(COI)はシリアへの訪問を許されたものの、国内で活動拠点を設置するための正式な権限は付与されていない。
・昨年3月に沿岸部、ハマー県でアラウィー派1,400人を殺害した。
・7月中旬のスワイダー県での衝突に際して、約1,000人が死亡し、そのうち少なくとも539人がドルーズ派市民(女性39人、子ども21人を含む)、また少なくとも196件の超法規的処刑と33以上の村の焼失が確認された。
・シリア国民軍の諸派が、シリア北部で市民の拘束、虐待、恐喝を続けていることを確認、また昨年3月16日には、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市南方で、トルコ、あるいは同国が支援する勢力による無人航空機で攻撃を行い、クルド人の子ども7人、18歳の姉、両親が死亡した。
・シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、恣意的拘束を行っているほか、イスラーム国構成員や家族40,000人以上を劣悪な環境下で恣意的に拘束し続けている。
・イスラエルはシリア南部に9ヵ所の軍事拠点を設置、新たに占領下地域で家屋の接収や破壊による強制移住を含む人権侵害を行っている。
・国民の90%以上が貧困線以下で生活、約1,456万人(人口の半数超)が十分な食料にアクセスできず、少なくとも1,650万人が支援を必要としている。
・国際移住機関(IOM)は2025年10月、約58万1,000人のシリア難民が帰還したと発表したが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によれば、450万人以上が依然として国外にとどまっている。また、国内避難民は700万人を超える。
・女性および少女の権利の侵害

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ヒムス県部アイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人負傷(2026年2月4日)

ヒムス県では、SANAによると、県西部のアイン・ハドラー村にある遊戯施設が、正体不明の武装グループの襲撃を受け、民間人9人が負傷した。

ムラースィルーンによると、武装グループは2人組で、銃撃により8人が負傷(うち1人重体)した。

ANHAによると、サイフ・ダンダシーと名乗る人物が、事件前に武装グループを扇動・支援していたという。

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ラタキア県では、ムラースィルーンによると、電力会社職員200人以上の契約が解除された。

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ダマスカス県では、ムラースィルーンによると、タダームン区で、新たな集団墓地が発見された。

同地域で集団墓地が発見されるのは、今回で5例目。

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ハラビー高等教育科学研究大臣は、アガ・カン開発ネットワークの代表団と会談(2026年2月4日)

高等教育科学研究省(フェイスブック)によると、マルワーン・ハラビー高等教育科学研究大臣は、アガ・カン開発ネットワークの代表団(団長:アンジュム・ハライ・アーガー・ハーン大学(パキスタン)学術担当副学長)と会談し、教育・看護分野の人材育成、看護学部設立の可能性などについて協議した。

高等教育・科学研究大臣のマルワーン・アル=ハラビー博士は、アンジュム・ハーライ博士を団長とするアーガー・ハーン開発ネットワークの代表団と会談し、教育および看護分野の人材育成を含む共同協力の展望、ならびにシリアに看護学部を新設する可能性について協議した。

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