ハマー県では、シリア人権監視団によると、「攻撃抑止」軍事作戦局を主導するシャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるムハルダ市を砲撃した。
シャーム解放機構はまた、ハマー市のシャイフ・アンバル地区、兵舎地区、バルナーウィー地区、タアーウニーヤ地区、アンダルス地区を砲撃、タアーウニーヤ地区の学校近くに砲弾が着弾し、民間人2人が死亡、子ども1人を含む民間人6人が負傷した。
また、前日のハマー市バアス地区に対する砲撃で重傷を負っていた子供1人も死亡した。
これに対して、シリア軍戦闘機は、「攻撃抑止」軍事作戦局が制圧したと主張するハルファーヤー村に対して6回の爆撃を実施、ヘリコプターが「たる爆弾」で4回の爆撃を行った。
シリア軍戦闘機はまた、ロシア軍戦闘機とともに、スーラーン町、ムーリク市一帯を爆撃した。
タス通信(12月3日付)によると、シリア軍はカルナーズ町、タッル・ミルフ村、ジャルマ村、ジャビーン村、ヒヤーリーン町、シャイフ・ハディード村を奪還した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「攻撃抑止」軍事作戦局によって制圧されたハーン・シャイフーン市を爆撃、民間人2人が死亡した。
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シリア人権監視団によると、11月27日以降の戦闘での死者は602人に達した。
内訳は以下の通り:
戦闘員498人
シャーム解放機構245人
国民軍(国民解放戦線)諸派54人
シリア軍側199人(うちシリア軍兵士178人(士官18人)、「イランの民兵」のシリア人メンバー6人、イラン・イスラーム革命防衛隊顧問1人、外国人15人)
民間人104人
砲撃による死者1人
シリア・ロシア軍の爆撃による死者85人
「攻撃抑止」軍事作戦局の砲撃による死者21人
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「攻撃抑止の戦い」軍事作戦局がテレグラムの専用アカウント(https://t.me/aleamaliaat_aleaskaria/)を通じて、以下の通り戦果を発表した。
午後12時51分、ハマー県北部からシリア軍兵士50人以上を殺害し、スーラーン町、タイバト・イマーム市、ハルファーヤー市、マアルダス村を制圧したと発表。
午後3時26分、シリア軍士官が集結するミスヤーフ市の建物を無人航空機で攻撃したとされる映像を公開。
午後4時22分、アーミル・シャイフ司令官のビデオ声明を配信。
声明のなかで、シャイフ司令官は、避難民の帰還が作戦、腐敗と専制の支配の終焉、すべての国民のための新たなシリアの建設が目標の一つだ述べた。
午後4時49分、ラフジャーン村、マアッル・シュフール村など14ヵ町村を制圧したと発表。
午後6時8分、トルコを拠点とする反体制派系のシリア・テレビによる「攻撃抑止」の戦いの継続的な報道に謝意を表明。
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シャーム解放機構が支配地の自治(行政)を委託しているシリア救国内閣の経済資源省は、アレッポ県内の16の国営パン工場を再開したとしたうえで、143の民営のパン工場とともに、アレッポ市にパンを供給すると発表した。
AFP, December 3, 2024、ANHA, December 3, 2024、‘Inab Baladi, December 3, 2024、Reuters, December 3, 2024、SANA, December 3, 2024、Sham FM, December 3, 2024、SOHR, December 3, 2024、TASS, December 3, 2024などをもとに作成。
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