Category Archives: レバノンの動き

ヒズブッラーのイマード・ムグニーヤ氏暗殺(2008年)に米国関与か?(2015年1月31日)

『ワシントン・ポスト』(1月31日付)は、米元諜報機関高官の話として、2008年にダマスカス県内で発生したヒズブッラーのイマード・ムグニーヤ氏暗殺事件に関して、イスラエルのモサドと米国のCIAが関与・実行したと伝えた。 … Read More

レバノンの動き:ナスルッラー書記長「イスラエルとの交戦規定を気にせず…いつでも、どこでも報復する」(2015年1月30日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はベイルート郊外(ダーヒヤ)のサイイド・シュハダー集会場で開催された「クナイトラ殉教者追悼集会」でテレビ演説を行い、「イスラエルとの交戦規定を気にせず…いつでも、どこでも」報復する … Read More

イスラエル軍がレバノン・シリア領(シャブアー農場、ゴラン高原)を砲撃(続報、2015年1月29日)

イスラエルのモシェ・ヤアロン国防大臣は、28日のヒズブッラーとイスラエル双方による攻撃に関して「我々は…彼ら(ヒズブッラー)にとってこの事件は終わった、とのメッセージをUNIFILを通じて受け取った」と異例の発言をし、ヒ … Read More

イスラエル軍がレバノン・シリア領(シャブアー農場、ゴラン高原)を砲撃:UNIFIL隊員死亡(2015年1月28日)

ナハールネット(1月28日付)などによると、イスラエルが占領するシャブアー農場(ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)で、イスラエル軍の車輌が対戦車ミサイルで砲撃を受け、兵士2人が死亡、7人が負傷した。 イスラエル軍によると、 … Read More

レバノンへのシリア人避難民の流入激減、イスラーム国がレバノン人3人を誘拐(2015年1月20日)

ナハールネット(1月20日付)は、国連高官の話として、レバノン当局によるシリア人の出入国・滞在に関する規制強化(ビザ発給の義務づけ)により、シリアからレバノンへの避難民の流入が対2014年比で44%減少している、と伝えた … Read More

イスラエル軍機がゴラン高原でヒズブッラーの車列を爆撃、ムグニーヤの息子ら6人が死亡(2015年1月18日)

クナイトラ県では、『ハヤート』(1月19日付)などによると、イスラエル軍機がクナイトラ市郊外の兵力引離地域に近いアマル農場に対する越境空爆を行った。 ヒズブッラーに近い消息筋によると、この越境空爆により、ヒズブッラーのメ … Read More

レバノンの動き:ナスルッラー書記長「シリアに対する敵対行為への報復はシリアだけでなく、レジスタンスの権利」(2015年1月15日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマヤーディーン・チャンネル(1月15日付)の単独インタビューに応じ(http://www.almayadeen.net/ar/news/lebanon-nTCX90g_DkKC0 … Read More

レバノンの動き:ヌスラ戦線がトリポリ市ジャバル・ムフスィン地区での同時自爆テロの犯行声明を発表、米・シリアはテロを非難(2015年1月11日)

シャームの民のヌスラ戦線は、ツイッターを通じて声明を出し、10日にレバノンのトリポリ市ジャバル・ムフスィン地区で発生した同時自爆テロへの関与を認めた。 この声明によると、自爆テロを行ったのはいずれもレバノン人で、シリアの … Read More

シリア政府の動き:レバノンでのビザ発給措置に不快感(2015年1月10日)

ナハールネット(1月10日付)は、レバノンの複数の高官筋の話として、レバノンに入国・滞在するシリア人に対してビザ取得を義務づけたレバノン内務省の措置(12月31日)に関して、シリア政府が「二国間条約への重大違反」だと不快 … Read More

アサド大統領:国際社会がシリアと交渉すれば、レバノン大統領選挙は実施されるだろう(2015年1月9日)

クウェート紙『スィヤーサ』(1月9日付)は、最近シリアを訪問したレバノンの消息筋の話として、アサド大統領が「特定の条件が実行されれば、レバノンで大統領選挙が行われるだろう」と述べた、と伝えた。 アサド大統領はまた、この消 … Read More

シリア(レバノン)での寒波で、シリア人避難民3人が凍死(2015年1月7日)

SANA(1月7日付)によると、シリア全土が厳しい寒波に覆われ、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県、タルトゥース県、スワイダー県、クナイトラ県、ヒムス県、ハマー県などで最大45センチの積雪を記録した。 &nbsp … Read More

レバノンの動き:シリア人へのビザ発給は治安戦略の一環(2015年1月4日)

ラシード・ディルバース社会問題大臣は、シリア人へのビザ発給措置(12月31日発効)に関して『シャルク・アウサト』(1月4日付)に「治安戦略の一環としてシリア人の出入国を管理する」ことが目的としたうえで、シリア人避難民の出 … Read More

シリア国内の暴力:ダマスカス郊外で今度はヌスラ戦線がヒズブッラー戦闘員の拠点を襲撃(2015年1月3日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(1月3日付)などによると、シャームの民のヌスラ戦線がフライタ村郊外無人地帯にあるヒズブッラー戦闘員の拠点複数カ所を襲撃(夜襲)した。 レバノンの複数のメディアによると、これにより、 … Read More

ヒズブッラー戦闘員とシリア軍(第4師団)が交戦か(2014年12月26日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(12月26日付)によると、ヤブルード市で国防隊とヒズブッラー戦闘員が市内の燃料スタンドの管理をめぐって衝突し、双方の戦闘員4人が負傷した。 この衝突後、第4師団のパトロール部 … Read More

レバノンの動き:シリア人がテロ容疑で逮捕・拘束(2014年12月20日)

ナハールネット(12月20日付)によると、レバノン軍は、シリア領からベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外に潜入しようとしたシリア人を逮捕した。 またNNA(12月20日付)によると、レバノン山地県アレイ郡ではシリア人 … Read More

レバノン:反体制活動家を誘拐するバアス党ネットワークを当局が摘発(2014年12月19日)

『ムスタクバル』(12月19日付)は、治安高官筋の話として、内務治安軍総局が、レバノン国内でシリアの反体制勢力を誘拐し、シリア政府に引き渡していたバアス党ネットワークを摘発したと報じた。 同紙によると、このネットワークは … Read More

新刊『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店)

青山弘之(編)『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』岩波書店。 ■体裁=四六判・並製・カバー・240頁 ■定価(本体 2,400円 + 税) ■2014年12月18日 ■ISBN 978-4-00-02 … Read More

レバノンの動き:内務治安軍総局隊員がヌスラ戦線メンバーの家族の逃走を支援(2014年12月15日)

NNA(12月15日付)は、内務治安軍総局が、シャームの民のヌスラ戦線メンバーの妹をレバノンから第三国に逃走させようとした同局軍曹を逮捕した、と報じた。 ** NNA(12月15日付)は、シャブアー農場(ナバティーヤ県ハ … Read More

ダーイシュ指導者バグダーディー氏の元妻、レバノン国内で移動の自由を得る(2014年12月12日)

『サフィール』(12月12日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフを名のるアブー・バクル・バグダーディー氏の元イラク人妻サジャー・ハミード・ドゥライミー氏が、現在の夫であるカマール・ハラフ氏の同行・監督のもと、レバノ … Read More